【熊本大学の難易度は…?】熊本大学のプロが難易度を徹底解説【25年度入試】

始めに:【熊本大学】概要まとめ|大学の特徴とは?偏差値や入試難易度を徹底解説!

【熊本大学】概要まとめ|大学の特徴とは?偏差値や入試難易度を徹底解説!
オニ坊

熊本大学専門塾【鬼管理熊本大学塾】アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?

菅澤

本日は
【熊本大学の難易度は…?】熊本大学のプロが難易度を徹底解説【25年度入試】
というテーマで記事を書いていきます。

熊本大学を志望するならかなり気になるテーマですよね。
熊本大学第一志望は必ずチェック!最後までご覧ください!

熊本大学の基本情報

熊本大学の基本情報と特徴

熊本大学の基本情報

名称熊本大学
区分国立
学部/偏差値文学部/50.0〜55.0
法学部/52.5
教育学部/45.0〜55.0
理学部/50.0~57.5
工学部/45.0〜50.0
医学部/47.5〜65.0
薬学部/50.0〜57.5
学生数7,629名(2021年5月時点)
所在地【黒髪北キャンパス(文学部・教育学部・法学部)】
熊本県熊本市中央区黒髪2-40-1
【黒髪南キャンパス(理学部・工学部)】
熊本県熊本市中央区黒髪2-39-1
【本荘北キャンパス(医学部医学科)】
熊本県熊本市中央区本荘1-1-1
【本荘南キャンパス(医学部保健学科)】
熊本県熊本市中央区九品寺4-24-1
【大江キャンパス(薬学部)】
熊本県熊本市中央区大江本町5-1
アクセス【黒髪北キャンパス(文学部・教育学部・法学部)】
JR鹿児島本線熊本駅からバスで熊本大学前下車
【黒髪南キャンパス(理学部・工学部)】
JR鹿児島本線熊本駅からバスで熊本大学前下車
【本荘北キャンパス(医学部医学科)】
JR鹿児島本線熊本駅からバスで大学病院前下車
【本荘南キャンパス(医学部保健学科)】
JR鹿児島本線熊本駅からバスで大学病院前下車
【大江キャンパス(薬学部)】
JR鹿児島本線熊本駅から市電健軍町行きで味噌天神前下車、徒歩約5分
入試問い合わせ先096-342-2146
公式HPhttps://www.kumamoto-u.ac.jp/

出典:パスナビ

熊本大学の特徴

熊本大学の特徴
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熊本大学は熊本市に位置する国立大学で、5つの主要キャンパスを持ちます。これらには黒髪北、黒髪南、本荘北、本荘南、大江キャンパスが含まれ、各キャンパスは熊本駅から市電やバスでアクセス可能な便利な場所にあります。

オニ坊

熊本大学の立地や施設について詳しく見ていくと、各キャンパスは教育や研究のための様々な施設を備えており、学生や研究者にとって非常に便利な環境です。例えば、黒髪南キャンパスには主要な学部のほか、図書館や研究施設が集中しており、学術活動の中心となっています。

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また、本荘北キャンパスや本荘南キャンパスは主に医学部が位置しており、医学研究や臨床教育に特化した設備が整っています。大江キャンパスでは主に農学部が置かれ、実験農場などの特殊な施設が設けられており、学びの場としての機能を果たしています。

特徴①グローバルに活躍できる人材を目指せる
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熊本大学は、文部科学省による「スーパーグローバル大学創成支援事業」に選ばれた結果、地域及び世界的な課題解決に対応できる能力を持った人材の育成に注力しています。

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具体的な取り組みの一環として、「熊本大学グローバル教育カレッジ」が設立されています。ここでは文学部、法学部、理学部、工学部の学生を対象に、国際的な視野を養うための「グローバルリーダーコース」を提供しています。このコースは、英語を使ったアクティブラーニング方式の授業や、異文化間交流を促進する様々なプログラムが用意されています。

特徴②グローバルニッチの研究力の高さ
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熊本大学は、「研究大学強化促進事業」の一環として、独自の研究分野である「国際先端研究拠点」を設け、世界的な課題に対応可能な研究を推進しています。この研究の特色は、ニッチながら市場価値の高い研究分野に特化している点です。

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具体的には、先進マグネシウム国際研究センターが開発に成功した、超極細・超高強度マグネシウム合金ワイヤーの研究が挙げられます。この技術は、生体吸収性が求められる医療用ステントや血管結合具など、高度な医療分野に応用可能であり、大きな市場ニーズが期待されています。

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このような取り組みを通じて、熊本大学は、特定分野におけるグローバルリーダーとしての地位を確立しようとしています。大学が推進する研究は、地域や社会のニーズに応じたものでありながら、世界市場においても重要な役割を果たすものとなっています。このアプローチにより、大学は研究と教育の両面で社会に貢献し、持続可能な発展を支える知の拠点として機能しています。

特徴③総力をあげた健康寿命への取り組み
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熊本大学は、高齢化が進む日本社会に対応するため、健康長寿をテーマに研究を強化しています。日本の人口構成は2050年までに65歳以上が40%に達すると予測されているため、高齢者の健康を支える研究が非常に重要になっています。

オニ坊

熊本県では、高齢者の健康寿命を延ばすことが急務であるため、熊本大学はこの課題に対して独自の研究アプローチを進めています。特に、大学院生命科学研究部では、健康長寿を支える重要な研究テーマとして「代謝・循環」「がん」「神経」の三つの分野に焦点を当てています。

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これらの研究分野は、高齢者の健康問題に直結する重要な領域であり、熊本大学はこれらの研究を通じて、地域社会だけでなく全国的にも影響を及ぼす成果を目指しています。具体的な取り組みとして、最新の研究設備を活用し、基礎研究から臨床応用に至るまでの一連の研究を展開しています。

熊本大学の学部の特徴

熊本大学の学部の特徴
文学部
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熊本大学の文学部は、1949年の創設以来、複数の学科再編を経て、現在は「歴史学科」「文学科」「総合人間学科」「コミュニケーション情報学科」という4つの学科で構成されています。

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歴史学科では、日本史学、考古学、アジア史学、西洋史学などの専攻があり、学生は2年生から自分の興味に合わせて専門分野を選べます。これにより、古文書解読から現代の世界システム分析まで、幅広い歴史的洞察が可能になります。

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文学科には、東アジア言語文学、欧米言語文学、超域言語文学というコースが設けられており、多様な言語と文学に関する深い知識を学ぶことができます。これにより、学生は国際的な文学の流れを理解し、異文化間の橋渡しを行う能力を身に付けることができます。

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総合人間学科では、人間の心理学や社会学、文化人類学などを学べるコースが豊富に用意されており、多角的な人間理解を目指す学生にとって理想的な環境が提供されています。ここでの学びは、多様な社会現象への洞察を深めるための基盤となります。

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最後に、コミュニケーション情報学科では、コミュニケーションの理論から情報技術の応用、現代文化の分析まで、幅広い知識が学べるコースが整っています。特に、現代文化資源学コースでは、メディアや文化の中での情報流通の理解を深めることができます。

法学部
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熊本大学法学部法学科は、1949年に設立された後、1979年に現在の形に改組され、現在は「アドバンスト・リーダー・コース」と「法学・公共政策学コース」という2つの専門コースで構成されています。

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アドバンスト・リーダー・コースは、国内外のさまざまな問題解決に挑むことに関心を持つ学生のためのプログラムです。このコースは、特に国際法や国際関係に焦点を当て、学生に対し、具体的なケーススタディやシミュレーションを通じて、実践的な問題解決スキルを養成します。このプログラムにより、学生は個別の指導の下で国際的な視野を持って行動する法律家や政策立案者になるための準備が整います。

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一方、法学・公共政策学コースでは、公共の問題に対する法的アプローチを学びます。自治体や国家レベルでの政策立案や法的枠組みの構築に必要な基本的な法知識とともに、具体的な公共政策の案件を扱い、問題解決の手法を修得します。このコースは、公務員や企業の法務部門で活躍するための基礎を築きます。

教育学部
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熊本大学の教育学部は1949年の設立以来、幾度かの改組を経て、現在は「小学校教員養成課程」「中学校教員養成課程」「特別支援教育教員養成課程」「養護教諭養成課程」の4つの主要な教員養成プログラムを提供しています。

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小学校教員養成課程では、生徒たちに基本的な教科知識と教育技術を教えるための専門的な研究が行われています。具体的には、小学生の発達段階に適した教育方法やクラスマネジメント技術を学び、教育心理学や教育理論も深く掘り下げます。

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中学校教員養成課程では、専門科目の教育に特化しています。ここでは、数学や科学、社会科など、中学校のカリキュラムを支える科目の専門知識を深めると同時に、教育実習を通じて実際の教室での指導法を経験します。

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特別支援教育教員養成課程では、特別な教育ニーズを持つ生徒への指導法を学びます。発達障害や学習障害を持つ生徒に適した教育手法やコミュニケーション技術を修得し、個々の生徒に合わせた教育計画の立案と実施を行います。

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養護教諭養成課程では、学校における保健活動の重要性に焦点を当て、看護や医学的知識に基づいた学校保健の実践について学びます。この課程では、教育現場で生徒の健康を支えるための基本的な医療技術や心理支援の方法を習得します。

理学部
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熊本大学の理学部は、学生が自身の興味に合った学問を深く掘り下げることができるように設計されており、「数学コース」「物理学コース」「化学コース」「地球環境科学コース」「生物学コース」という多岐にわたる専攻を提供しています。

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初年次からは理学の幅広い基礎知識を修得し、これによって学生は科学の基本的な概念や理論に習熟します。この段階を経て、学生は自分の関心に基づき3年次から特定の分野に専攻を絞ることが可能です。

例えば、数学コースでは、基本的な数学教育に加えて、代数学、幾何学、解析学、確率論などの高度な数理科学を学ぶことができます。これにより、数学の理論だけでなく、その応用についても深い理解を得ることができます。

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物理学コースでは、基本的な力学や電磁気学から始まり、学生は量子力学や統計力学など、より複雑な物理学の概念に挑戦します。これによって、現代科学の基盤となる物理現象の理解が深まります。

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化学コースでは、物理化学、無機化学、有機化学など、化学の主要分野を網羅的に学びます。さらに、実験科目を通じて、理論的な知識だけでなく、実際の化学反応や実験技術も身につけることができます。

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地球環境科学コースでは、地球の複雑な環境問題を多角的に捉え、地理学や生物学、化学、物理学を融合させたアプローチで学習します。この学びは、持続可能な地球環境の理解と解決策の開発に直結します。

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生物学コースでは、生命現象の基礎から応用までを一貫して学び、生物分子の構造から生命の進化や生態系までの広範囲にわたる知識を修得します。これにより、生物学の複雑な問題を解決するための基盤が築かれます。

工学部
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熊本大学工学部は、「土木建築学科」「機械数理工学科」「情報電気工学科」「材料・応用化学科」の4学科で構成されています。それぞれの学科は、特定の専門分野において学生に深い知識と技術を提供し、産業界や学術界での要求に応じた人材を育成することを目指しています。

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土木建築学科では、インフラ設計や建築設計の重要性を理解し、これを実践する能力を育てるために、土木工学、地域デザイン、建築学の3つのプログラムを提供しています。学生はこれらのプログラムを通じて、実社会で即戦力となる技術やデザイン思考を習得します。

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機械数理工学科では、機械工学の基本から応用まで広範囲にわたる教育を行っています。機械システムや数理工学のコースを設けることで、学生が複雑な工学問題を解析し、解決策を設計する能力を身に付けることができます。

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情報電気工学科は、電気工学、電子工学、情報工学という現代の技術革新を支える3つの分野をカバーしています。これにより、学生は最先端の情報通信技術やエレクトロニクスについて学び、将来的にはこの分野での革新者やリーダーとして活躍することが期待されています。

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材料・応用化学科では、応用生命化学、応用物質化学、物質材料工学という3つのプログラムを通じて、物質の新たな機能や応用に関する深い知識と実践的な技術を習得します。これにより、学生は新しい材料の開発や既存材料の改善に貢献できるようになります。

医学部
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熊本大学の医学部には医学科と保健学科が設けられており、どちらも高度な専門教育を通じて医療専門職の養成に注力しています。特に医学科では、生命科学の最前線を学べる環境が整っており、1年次から深い専門知識と技術を身につけることができます。

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医学科では、生命科学に関連した革新的な講義や実習が特色で、学生は発生医学研究所やエイズ学研究センターなどの施設と連携しながら学んでいます。このような環境において、学生は最新の医学知識や技術を駆使して、将来の医療現場で活躍するための準備を行います。

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保健学科では、看護学専攻、放射線技術科学専攻、検査技師科学専攻の3つの専攻があり、それぞれの分野で高い専門性を持つ医療職を育成しています。これらのプログラムは、臨床現場で即戦力となるべく、実技と理論の両面で徹底した教育を提供しています。

薬学部
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熊本大学の薬学部は、6年制の薬学科と4年制の創薬・生命薬科学科で構成されています。これらの学科は、学際的なアプローチと質の高い教育が特徴で、将来の薬学専門職や研究者を育てることを目指しています。

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薬学科では、薬学と医学の領域が統合された形で教育が行われており、その運営には医学薬学研究部が中心となっています。この組織は基礎医学から臨床医学に至るまでの広範な知識を提供し、学生に対してより専門的で応用的な学びを提供しています。

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創薬・生命薬科学科では、創薬に特化した教育と研究が行われています。この学科は特に研究教育に力を入れており、先進的な研究を行う教員と連携して、生命科学と創薬技術の両方にわたる深い理解と実践的なスキルを学生に提供しています。

熊本大学の偏差値・入試難易度

熊本大学の偏差値・入試難易度
菅澤

熊本大学の偏差値は全体で見ると45.0〜65.0となっており、最も偏差値の高い学部は文学部と医学部です。

学部学科偏差値
文学部/50.0〜55.0歴史学科50.0〜55.0
文学科55.0
総合人間学科55.0
コミュニケーション情報学科50.0〜52.5
法学部/52.5法学科52.5
教育学部/45.0〜55.0小学校教員養成課程50.0〜55.0
特別支援教育教員養成課程55.0
養護教諭養成課程55.0
中学校教員養成課程45.0〜55.0
理学部/50.0〜57.5理学科50.0〜57.5
工学部/45.0〜50.0土木建築学科47.5
機械数理工学科45.0
情報電気工学科50.0
材料・応用化学科47.5
医学部/47.5〜65.0医学科65.0
保健学科47.5〜52.5
薬学部/50.0〜57.5薬学科57.5
創薬・生命薬科学科50.0

参照元:スタディサプリ

オニ坊

熊本大学の共通テスト得点率としては、全体で見ると54〜83%となっており、学部学科によって差があることが分かります。

学部学科共通テスト得点率
文学部/70〜76%歴史学科71〜76%
文学科70〜75%
総合人間学科71〜74%
コミュニケーション情報学科70%
法学部/70〜79%法学科70〜79%
教育学部/54〜70%小学校教員養成課程66%
特別支援教育教員養成課程63%
養護教諭養成課程66%
中学校教員養成課程54〜70%
理学部/67〜76%理学科67〜76%
工学部/64〜75%土木建築学科67〜74%
機械数理工学科64〜75%
情報電気工学科66〜75%
材料・応用化学科65〜72%
医学部/65〜83%医学科83%
保健学科65〜71%
薬学部/72〜78%薬学科78%
創薬・生命薬科学科72%

参照元:スタディサプリ

最後に:熊本大学に合格をするには?

熊本大学に合格をするには?
菅澤

ここまで【熊本大学の難易度は…?】熊本大学のプロが難易度を徹底解説【25年度入試】を見てきましたが…。

オニ坊

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菅澤

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本記事監修者 菅澤 孝平

シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。

出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映

この記事を書いた人

Goda Shinnosuke