
神戸大学を調べていると「二次重視」「共通テスト重視」という言葉ばかり出てきます。結局、共通テストと二次はどんな比率なんですか。共通テストで何割取れば戦えますか。














先に結論を言います。2026年度の前期日程で、共通テストが総合点に占める比率はシステム情報学部の30.0%から医学部保健学科の57.3%まで開きがあり、学部によって2倍近く違います。合格者の共通テスト得点率は68.4%〜87.7%、合格最低点は総合点の55.8%〜76.3%です。この記事では公式PDFの数字だけを使い、学部ごとの配点比率と「何割で戦えるか」を順番に整理します。
神戸大学の対策で最初に決めるべきなのは、参考書でも勉強法でもなく「自分の志望学部では共通テストと二次のどちらに重みがあるか」です。同じ神戸大学でも、システム情報学部は共通テスト300点に対して個別学力検査が700点、医学部保健学科は共通テスト470点に対して個別学力検査が350点と、点の作り方がまったく違います。ここを取り違えると、同じ勉強時間を使っても総合点の伸びが変わります。本稿の数値はすべて神戸大学が公表した令和8年度 入学試験(合格者)成績結果に掲載されたもので、推測値は使いません。
目次
結論|神戸大学の共通テスト比率は前期で30.0%〜57.3%
| 知りたいこと | 2026年度公式データの答え | 確認する章 |
|---|---|---|
| 共通テストと二次の比率 | 前期はシステム情報学部30.0%〜医学部保健学科57.3% | 学部別の配点一覧 |
| 共通テストで何割必要か | 合格者の共通テスト平均得点率は68.4%〜87.7% | 共通テスト得点率の章 |
| 合格最低点はどれくらいか | 総合点に対して55.8%〜76.3% | 合格最低点の章 |
| 後期はどう変わるか | 共通テスト比率が50.0%〜75.0%へ上がる | 後期日程の章 |
神戸大学は学部・学科ごとに配点を個別に設定しているため、「神戸大学は二次型」「神戸大学は共通テスト重視」と一括りにする説明は成り立ちません。2026年度前期日程で見ると、共通テストの比率が最も低いのはシステム情報学部の30.0%(共通テスト300点・個別700点)、最も高いのは医学部保健学科の57.3%(共通テスト470点・個別350点)です。同じ理系でも、工学部の機械工学科は35.0%、理学部の生物学科は51.4%と大きく違います。














比率が2倍近く違うということは、志望学部を決める前と後で勉強の配分も変わるということですか。














そうです。システム情報学部志望なら共通テスト1点は総合点0.3点分ですが、医学部保健学科志望なら0.57点分の重みを持ちます。同じ「共通テストで10点伸ばした」でも総合点への効き方が倍近く違う。だから配点表を見ないまま参考書の順番を決めるのは、地図を見ずに走り出すのと同じです。
① 学部別の配点一覧で自分の志望学部の比率を確定する → ② 合格者の共通テスト得点率で目標ラインを置く → ③ 合格最低点の得点率で総合点の必要量を知る → ④ 後期まで含めて出願設計をする、の順に読むと、配点から逆算した学習計画を作れます。
学部・学科別の配点一覧【2026年度前期日程】
神戸大学の公式資料には、学部・学科ごとに「大学入学共通テストの配点」と「総合点の配点合計」が掲載されています。個別学力検査等の配点は、配点合計から共通テストの配点を引けば求まります。例えば法学部は共通テスト475点・総合850点なので、個別学力検査は375点。共通テストの比率は55.9%です。以下は前期日程の全学部・学科をこの方法で整理したものです。
| 学部 | 学科・方式 | 共通テスト | 個別学力検査 | 総合点 | 共テ比率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 文学部 | ― | 450点 | 350点 | 800点 | 56.2% |
| 国際人間科学部 | グローバル文化 | 400点 | 400点 | 800点 | 50.0% |
| 国際人間科学部 | 発達コミュニティ | 425点 | 425点 | 850点 | 50.0% |
| 国際人間科学部 | 環境共生(文科系) | 500点 | 500点 | 1000点 | 50.0% |
| 国際人間科学部 | 環境共生(理科系) | 500点 | 600点 | 1100点 | 45.5% |
| 国際人間科学部 | 子ども教育 | 425点 | 425点 | 850点 | 50.0% |
| 法学部 | ― | 475点 | 375点 | 850点 | 55.9% |
| 経済学部 | 数学選抜 | 450点 | 450点 | 900点 | 50.0% |
| 経済学部 | 英数選抜 | 450点 | 450点 | 900点 | 50.0% |
| 経済学部 | 総合選抜 | 450点 | 450点 | 900点 | 50.0% |
| 理学部 | 数学科 | 360点 | 455点 | 815点 | 44.2% |
| 理学部 | 物理学科 | 430点 | 425点 | 855点 | 50.3% |
| 理学部 | 化学科 | 425点 | 425点 | 850点 | 50.0% |
| 理学部 | 生物学科 | 450点 | 425点 | 875点 | 51.4% |
| 理学部 | 惑星学科 | 450点 | 425点 | 875点 | 51.4% |
| 医学部 | 医学科 | 380点 | 480点 | 860点 | 44.2% |
| 医学部 | 医療創成工学科 | 380点 | 480点 | 860点 | 44.2% |
| 医学部 | 保健(看護学) | 470点 | 350点 | 820点 | 57.3% |
| 医学部 | 保健(検査技術) | 470点 | 350点 | 820点 | 57.3% |
| 医学部 | 保健(理学療法) | 470点 | 350点 | 820点 | 57.3% |
| 医学部 | 保健(作業療法) | 470点 | 350点 | 820点 | 57.3% |
| 工学部 | 建築学科 | 450点 | 550点 | 1000点 | 45.0% |
| 工学部 | 市民工学科 | 350点 | 650点 | 1000点 | 35.0% |
| 工学部 | 電気電子工学科 | 350点 | 650点 | 1000点 | 35.0% |
| 工学部 | 機械工学科 | 350点 | 650点 | 1000点 | 35.0% |
| 工学部 | 応用化学科 | 350点 | 650点 | 1000点 | 35.0% |
| システム情報学部 | ― | 300点 | 700点 | 1000点 | 30.0% |
| 農学部 | 生産環境工学 | 450点 | 450点 | 900点 | 50.0% |
| 農学部 | 応用動物学 | 450点 | 450点 | 900点 | 50.0% |
| 農学部 | 応用植物学 | 450点 | 450点 | 900点 | 50.0% |
| 農学部 | 応用生命化学 | 450点 | 450点 | 900点 | 50.0% |
| 農学部 | 応用機能生物学 | 450点 | 450点 | 900点 | 50.0% |
| 海洋政策科学部 | 理系科目重視型 | 550点 | 500点 | 1050点 | 52.4% |
| 海洋政策科学部 | 文系科目重視型 | 550点 | 500点 | 1050点 | 52.4% |
📚 用語解説
配点合計(総合点):大学入学共通テストの配点と、大学が独自に実施する個別学力検査等の配点を合計した点数。神戸大学では学部・学科ごとに設定が異なり、前期日程では750点から1,100点まで幅がある。合否はこの総合点で判定されるため、共通テストの素点そのものではなく「総合点に何点持ち込めるか」で考える必要がある。
📚 用語解説
個別学力検査等:大学が独自に実施する試験。神戸大学では前期日程と後期日程で科目や配点が異なる。本稿では公式資料の「総合点の配点合計」から「大学入学共通テストの配点」を引いて算出した。科目の内訳は年度ごとの学生募集要項で確認する。














経営学部だけ表の見え方が違う気がします。共通テスト400点・個別375点で合計775点ですか。














経営学部は3段階選抜なので別枠で扱います。まず共通テストの成績のみの「共通テスト優先」で募集人員の約30%、次に個別学力検査の成績のみの「個別優先」で約30%を選び、残りを「共通テスト・個別総合」で決めます。配点合計は順に950点・375点・775点で、共通テスト400点+個別375点=775点という関係になっています。
| 経営学部 前期の選抜段階 | 配点合計 | 合格最低点 | 最低点の得点率 |
|---|---|---|---|
| 共通テスト優先(募集人員の約30%) | 950点 | 799.200点 | 84.1% |
| 個別優先(募集人員の約30%) | 375点 | 216.333点 | 57.7% |
| 共通テスト・個別総合(残り) | 775点 | 515.091点 | 66.5% |
この章のアクションは単純です。志望学部の行を1つ選び、共通テスト配点・個別配点・総合点の3つの数字をノートに書き写してください。以降の目標設定は、すべてこの3つの数字から逆算します。学部を絞り切れていない場合は、比率が離れた2つ(例えばシステム情報学部30.0%と法学部55.9%)を並べて比べると違いが見えます。学部の選び方そのものに迷っているなら、倍率から候補を絞る神戸大学の穴場学部の記事を先に読むほうが早いです。
共通テストで何割取れば戦えるか|合格者の平均は68.4%〜87.7%
神戸大学は合格ボーダーを公表していませんが、「合格者の大学入学共通テスト平均点」は公表しています。これを各学部の共通テスト配点で割れば、実際に合格した人がどの程度の得点率で共通テストを通過したかが分かります。2026年度前期日程では、最も高いのが医学部医学科の87.7%(380点満点で333.143点)、最も低いのが医学部保健学科の看護学専攻で68.4%(470点満点で321.480点)でした。
| 学部 | 学科・方式 | 共テ配点 | 合格者の共テ平均 | 共テ得点率 | 合格最低点 | 最低点の得点率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 文学部 | ― | 450点 | 373.114点 | 82.9% | 549.200点 | 68.7% |
| 国際人間科学部 | グローバル文化 | 400点 | 318.241点 | 79.6% | 524.080点 | 65.5% |
| 国際人間科学部 | 発達コミュニティ | 425点 | 337.863点 | 79.5% | 564.048点 | 66.4% |
| 国際人間科学部 | 環境共生(文科系) | 500点 | 404.617点 | 80.9% | 652.100点 | 65.2% |
| 国際人間科学部 | 環境共生(理科系) | 500点 | 382.544点 | 76.5% | 658.420点 | 59.9% |
| 国際人間科学部 | 子ども教育 | 425点 | 341.037点 | 80.2% | 554.443点 | 65.2% |
| 法学部 | ― | 475点 | 387.811点 | 81.6% | 584.050点 | 68.7% |
| 経済学部 | 数学選抜 | 450点 | 361.949点 | 80.4% | 679.500点 | 75.5% |
| 経済学部 | 英数選抜 | 450点 | 359.567点 | 79.9% | 636.850点 | 70.8% |
| 経済学部 | 総合選抜 | 450点 | 354.400点 | 78.8% | 575.850点 | 64.0% |
| 理学部 | 数学科 | 360点 | 272.603点 | 75.7% | 509.325点 | 62.5% |
| 理学部 | 物理学科 | 430点 | 340.092点 | 79.1% | 556.450点 | 65.1% |
| 理学部 | 化学科 | 425点 | 331.002点 | 77.9% | 556.550点 | 65.5% |
| 理学部 | 生物学科 | 450点 | 360.768点 | 80.2% | 594.875点 | 68.0% |
| 理学部 | 惑星学科 | 450点 | 348.875点 | 77.5% | 547.575点 | 62.6% |
| 医学部 | 医学科 | 380点 | 333.143点 | 87.7% | 656.173点 | 76.3% |
| 医学部 | 医療創成工学科 | 380点 | 292.102点 | 76.9% | 518.866点 | 60.3% |
| 医学部 | 保健(看護学) | 470点 | 321.480点 | 68.4% | 457.200点 | 55.8% |
| 医学部 | 保健(検査技術) | 470点 | 354.106点 | 75.3% | 505.733点 | 61.7% |
| 医学部 | 保健(理学療法) | 470点 | 350.437点 | 74.6% | 529.500点 | 64.6% |
| 医学部 | 保健(作業療法) | 470点 | 329.715点 | 70.2% | 491.466点 | 59.9% |
| 工学部 | 建築学科 | 450点 | 354.470点 | 78.8% | 628.683点 | 62.9% |
| 工学部 | 市民工学科 | 350点 | 262.547点 | 75.0% | 567.583点 | 56.8% |
| 工学部 | 電気電子工学科 | 350点 | 266.018点 | 76.0% | 579.633点 | 58.0% |
| 工学部 | 機械工学科 | 350点 | 267.140点 | 76.3% | 595.766点 | 59.6% |
| 工学部 | 応用化学科 | 350点 | 266.820点 | 76.2% | 593.283点 | 59.3% |
| システム情報学部 | ― | 300点 | 233.480点 | 77.8% | 599.533点 | 60.0% |
| 農学部 | 生産環境工学 | 450点 | 350.523点 | 77.9% | 576.450点 | 64.1% |
| 農学部 | 応用動物学 | 450点 | 352.342点 | 78.3% | 587.700点 | 65.3% |
| 農学部 | 応用植物学 | 450点 | 357.831点 | 79.5% | 575.700点 | 64.0% |
| 農学部 | 応用生命化学 | 450点 | 360.540点 | 80.1% | 608.350点 | 67.6% |
| 農学部 | 応用機能生物学 | 450点 | 346.922点 | 77.1% | 575.050点 | 63.9% |
| 海洋政策科学部 | 理系科目重視型 | 550点 | 397.899点 | 72.3% | 603.650点 | 57.5% |
| 海洋政策科学部 | 文系科目重視型 | 550点 | 423.393点 | 77.0% | 655.500点 | 62.4% |
📚 用語解説
合格者の共通テスト平均点:合格した受験生の共通テスト得点を平均した値。合格に必要な最低ラインではなく、合格者集団の中心を示す。神戸大学は学部・学科ごとの配点に換算した点数で公表しているため、900点満点や1,000点満点の素点とは分母が異なる点に注意する。














文系学部だと何割が目安になりますか。8割くらいあれば足りるのでしょうか。














2026年度の前期日程では、文学部82.9%、法学部81.6%、経済学部の総合選抜78.8%、国際人間科学部のグローバル文化学科79.6%でした。つまり文系学部の合格者平均はおおむね8割前後です。ただしこれは平均であって最低ラインではありません。8割に届かない人が合格していないという意味でもなく、二次で挽回した人も含まれます。
重要なのは、この得点率を「共通テストの素点で何割」と直結させないことです。神戸大学は学部ごとに共通テストを独自の配点へ換算しています。表の得点率は換算後の配点に対する割合なので、自分の共通テスト自己採点を同じ配点へ換算してから比べる必要があります。換算のしかたは学生募集要項に記載されているので、自己採点の日に必ず手元へ置いてください。
① 志望学部の共通テスト配点(例:法学部475点)を確認する ② 募集要項の換算方法に沿って自分の得点を換算する ③ 換算後の点数を配点で割り、得点率を出す ④ 本文の合格者平均得点率と比べる。この4ステップを共通テスト本番の翌日に必ずやると、出願判断の材料が揃います。
合格最低点は総合点の55.8%〜76.3%|学部で20ポイント差
合格最低点は総合点(共通テスト+個別学力検査)に対する点数で公表されています。2026年度前期日程で最も高いのは医学部医学科の656.173点(860点満点=76.3%)、次いで経済学部の数学選抜が679.500点(900点満点=75.5%)でした。最も低いのは医学部保健学科の看護学専攻で457.200点(820点満点=55.8%)です。同じ大学の同じ前期日程でも、必要な得点率に約20ポイントの差があります。
| 学部・学科 | 総合点 | 合格最低点 | 最低点の得点率 | 読み取れること |
|---|---|---|---|---|
| 医学部 医学科 | 860点 | 656.173点 | 76.3% | 共通テストで8割台後半が前提になる |
| 経済学部 数学選抜 | 900点 | 679.500点 | 75.5% | 数学で高得点を取る受験生が集まる |
| 文学部 | 800点 | 549.200点 | 68.7% | 共テ比率56.3%で共通テストの比重が大きい |
| 法学部 | 850点 | 584.050点 | 68.7% | 文系の標準的な水準 |
| システム情報学部 | 1,000点 | 599.533点 | 60.0% | 個別700点で二次の差が大きく出る |
| 工学部 市民工学科 | 1,000点 | 567.583点 | 56.8% | 前期で最も個別比率が高い層 |
| 医学部 保健(看護学) | 820点 | 457.200点 | 55.8% | 前期で最も最低点の得点率が低い |
📚 用語解説
合格最低点:合格者の中で最も低い総合点。ボーダーラインの目安として使われるが、年度ごとの問題難易度や受験者層で上下する。神戸大学の公式資料では、合格者数が10人以下の区分は公表されない。前期日程と後期日程で別々に集計されている。














得点率が低い学部のほうが受かりやすい、と考えていいのでしょうか。














いいえ、それは別の話です。得点率が低い学部は、個別学力検査の問題が難しくて受験者全体の得点が伸びにくい場合が多い。工学部市民工学科は個別が650点あり、難度の高い問題で差がつくので総合の得点率が下がります。「必要な得点率が低い=簡単」ではなく「点の取り方が違う」と理解してください。倍率で入りやすさを見たい場合は学部別の倍率比較記事のほうが目的に合います。
合格最低点はその年の最下位合格者の点数です。翌年に同じ点で合格できる保証はありません。目標は最低点ではなく、合格者平均の水準に置くのが安全です。本稿の表では共通テストの合格者平均得点率を併記しているので、両方を見て目標を決めてください。
共通テスト勝負型と二次勝負型に分けて考える
配点比率と合格最低点の得点率を2軸で並べると、神戸大学の学部は大きく2つのタイプに分かれます。共通テスト比率が高く、必要な総合得点率も高いタイプ(文学部・法学部など)と、共通テスト比率が低く、必要な総合得点率も下がるタイプ(工学部・システム情報学部など)です。この分類は「どちらが難しいか」ではなく「どこで差がつくか」を示しています。
| タイプ | 該当例 | 共テ比率 | 差がつく場所 | 優先すべき準備 |
|---|---|---|---|---|
| 共通テスト比重型 | 文学部・法学部・医学部保健学科 | 55.9%〜57.3% | 共通テストの取りこぼし | 広い科目を安定して8割台に乗せる |
| 半々型 | 経済学部・農学部・国際人間科学部 | 45.5%〜51.6% | 共通テストと二次の両方 | どちらも大きく崩さない設計にする |
| 個別重視型 | 工学部・システム情報学部 | 30.0%〜45.0% | 個別学力検査の難問への対応力 | 過去問での記述・計算の精度を上げる |
- 医学科: 共テ44%
- 医 保健看護: 共テ57%














医学部医学科は共通テスト比率44.2%なのに、共テ得点率が87.7%と一番高いのはなぜですか。














比率と水準は別物だからです。医学科は個別が480点と大きい一方で、集まる受験生の学力層が高く、共通テストでも高得点を当たり前に取ってきます。つまり「配点上の重みは中くらいだが、実際の合格者は共テも高い」という状態。配点比率は戦略の設計図、合格者平均は相手のレベル、という二段構えで読んでください。
後期日程は共通テスト比率が50.0%〜75.0%に上がる
後期日程は前期と配点設計がまったく違います。2026年度の後期日程では、共通テスト比率が最も低い学部でも50.0%(文学部・国際人間科学部グローバル文化学科)、最も高いのは工学部建築学科の75.0%(共通テスト750点・個別250点)でした。前期に共通テスト300点(30.0%)だったシステム情報学部も、後期は600点(60.0%)まで上がります。後期は「共通テストの結果でほぼ勝負が決まる日程」と考えて設計するのが現実的です。
| 学部 | 学科・方式 | 共通テスト | 個別学力検査 | 総合点 | 共テ比率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 文学部 | ― | 400点 | 400点 | 800点 | 50.0% |
| 国際人間科学部 | グローバル文化 | 400点 | 400点 | 800点 | 50.0% |
| 国際人間科学部 | 子ども教育 | 425点 | 225点 | 650点 | 65.4% |
| 法学部 | ― | 500点 | 250点 | 750点 | 66.7% |
| 理学部 | 物理学科 | 555点 | 550点 | 1105点 | 50.2% |
| 医学部 | 保健(検査技術) | 420点 | 200点 | 620点 | 67.7% |
| 工学部 | 建築学科 | 750点 | 250点 | 1000点 | 75.0% |
| 工学部 | 市民工学科 | 700点 | 300点 | 1000点 | 70.0% |
| 工学部 | 電気電子工学科 | 700点 | 300点 | 1000点 | 70.0% |
| 工学部 | 機械工学科 | 700点 | 300点 | 1000点 | 70.0% |
| 工学部 | 応用化学科 | 700点 | 300点 | 1000点 | 70.0% |
| システム情報学部 | ― | 600点 | 400点 | 1000点 | 60.0% |
| 海洋政策科学部 | 理系科目重視型 | 650点 | 400点 | 1050点 | 61.9% |
📚 用語解説
前期日程・後期日程:国公立大学の一般選抜における日程区分。神戸大学では実施する学部・学科が後期で限られ、配点も前期とは別に設定されている。同じ学部でも前期と後期で共通テスト比率が大きく変わるため、両方を受ける場合は別々の設計が必要になる。
| 後期の学部・学科 | 合格者の共テ平均 | 共テ得点率 | 合格最低点 | 最低点の得点率 |
|---|---|---|---|---|
| 文学部 ― | 350.660点 | 87.7% | 588.400点 | 73.5% |
| 国際人間科学部 グローバル文化 | 331.657点 | 82.9% | 552.080点 | 69.0% |
| 国際人間科学部 子ども教育 | 343.177点 | 80.7% | 466.900点 | 71.8% |
| 法学部 ― | 424.892点 | 85.0% | 597.300点 | 79.6% |
| 理学部 物理学科 | 482.303点 | 86.9% | 870.650点 | 78.8% |
| 医学部 保健(検査技術) | 333.108点 | 79.3% | 445.100点 | 71.8% |
| 工学部 建築学科 | 632.758点 | 84.4% | 735.766点 | 73.6% |
| 工学部 市民工学科 | 582.033点 | 83.1% | 739.750点 | 74.0% |
| 工学部 電気電子工学科 | 590.726点 | 84.4% | 762.000点 | 76.2% |
| 工学部 機械工学科 | 589.258点 | 84.2% | 737.400点 | 73.7% |
| 工学部 応用化学科 | 580.477点 | 82.9% | 725.550点 | 72.6% |
| システム情報学部 ― | 510.992点 | 85.2% | 757.783点 | 75.8% |
| 海洋政策科学部 理系科目重視型 | 511.860点 | 78.7% | 697.716点 | 66.4% |














後期の合格者は共通テストで何割くらい取っているのでしょうか。














2026年度は文学部87.7%、理学部物理学科86.9%、システム情報学部85.2%、法学部85.0%でした。前期の同じ学部より明確に高い。後期は募集人員が少なく、前期で他大学に合格した層が抜ける一方で、共通テスト高得点者が集中します。後期を保険と考えるなら、共通テストで8割台後半という前提条件を先に置いてください。
後期日程の設計で失敗しやすいのは、「個別が小論文や1科目だから軽い」と考えることです。工学部建築学科の後期は個別が250点しかありませんが、共通テストが750点あるため、共通テストで沈むと個別だけでは追い付けません。逆に共通テストが想定どおりなら、個別の1科目に集中して仕上げる価値があります。どちらにせよ、判断の起点は共通テストの結果です。
配点から逆算して目標点を決める4ステップ
ここまでの数字を、実際の目標点へ落とし込みます。手順は4つです。① 志望学部の共通テスト配点・個別配点・総合点を書き出す。② 合格者の共通テスト平均得点率を目標に置き、共通テストで確保する点数を決める。③ 総合点の目標(合格最低点ではなく合格者平均に近い水準)から、②を引いて個別で必要な点数を出す。④ その個別得点が過去問で再現可能かを確認する。この順番で計算すると、「二次で何点取ればいいか」が具体的な数字になります。
| ステップ | 法学部で計算した例 | 出てくる数字 |
|---|---|---|
| ① 配点を書き出す | 共通テスト475点/個別375点/総合850点 | 3つの分母が確定する |
| ② 共テ目標を置く | 合格者平均の81.6%を目標にする | 475点×81.6%=約388点 |
| ③ 個別の必要点を出す | 総合目標から共テ確保分を引く | 目標総合点−約388点 |
| ④ 過去問で検証する | 個別375点中で必要点を取れるか確認 | 再現できるかの合否判断 |














③で使う「総合目標」は、合格最低点にすればいいのでしょうか。














最低点は下限であって目標ではありません。法学部なら最低点が584.050点(68.7%)ですが、目標はもう少し上に置きます。最低点ちょうどを狙うと、当日1問の失点で落ちる設計になるからです。最低点を「絶対に下回ってはいけない線」、合格者平均を「狙う線」として二重に持つのが安全です。
併願で学部をまたぐ場合、共通テスト比率が違えば同じ計算は使えません。システム情報学部(30.0%)と法学部(55.9%)では、共通テスト10点の価値が総合点で倍以上違います。学部ごとに別の紙で計算してください。
同じ共通テスト得点でも、学部が違えば総合点は変わる
配点比率の話が実感しにくいのは、共通テストの点数がそのまま総合点にならないからです。共通テストで得点率80%を取ったとき、法学部(共通テスト475点)なら総合850点のうち380点を確保できます。同じ80%でも、システム情報学部(共通テスト300点)では総合1,000点のうち240点にしかなりません。前者は総合点の44.7%を、後者は24.0%を共通テストで押さえたことになります。
| 共通テストの得点率 | 法学部(共テ475点/総合850点) | システム情報(共テ300点/総合1,000点) |
|---|---|---|
| 90% | 427.5点(総合の50.3%) | 270点(総合の27.0%) |
| 85% | 403.8点(総合の47.5%) | 255点(総合の25.5%) |
| 80% | 380.0点(総合の44.7%) | 240点(総合の24.0%) |
| 75% | 356.3点(総合の41.9%) | 225点(総合の22.5%) |
| 70% | 332.5点(総合の39.1%) | 210点(総合の21.0%) |
📚 用語解説
共通テストの得点率:共通テストの得点を、その大学・学部が定める配点で割った割合。神戸大学は学部ごとに異なる配点へ換算するため、共通テスト本体の900点満点や1,000点満点での得点率とは数字が変わることがある。比較するときは必ず分母を揃える。














共通テストで失敗したとき、二次で挽回できるかどうかも配点で決まりますか。














決まります。システム情報学部は個別が700点あるので、共通テストの70点差は個別の7割強の得点差に相当します。逆に医学部保健学科は個別350点しかないため、共通テストの差を二次で埋めにくい。「共テで失敗したら二次で取り返す」が成立するかどうかは、志望学部の個別配点を見れば事前に分かります。
この構造を理解すると、共通テスト後の出願判断が感覚から計算に変わります。自己採点を配点へ換算し、合格者平均との差を出し、その差を個別配点で割れば、「個別で何%上乗せすれば届くか」が数字で出ます。その数字が過去問の実績で届く範囲かどうかを見て、出願先を決めてください。
配点比率別に組む神戸大学対策の年間スケジュール
配点比率が分かると、年間の時間配分にも根拠が生まれます。共通テスト比率が55%を超える学部(文学部・法学部・医学部保健学科)は、夏までに共通テスト科目の穴を消し、秋以降も共通テスト演習の比率を落としすぎないほうが総合点は安定します。逆に個別重視型(工学部・システム情報学部)は、夏までに個別科目の記述・計算精度を作り込み、共通テスト対策は直前期に集中させても総合点への影響は相対的に小さくなります。
| 時期 | 共通テスト比重型(55%以上) | 個別重視型(45%未満) |
|---|---|---|
| 春 | 共通テストの全科目を棚卸しする | 個別科目の基礎を固め切る |
| 夏 | 苦手科目を8割台まで引き上げる | 記述・計算の型を過去問で作る |
| 秋 | 共通テスト演習と二次演習を並行 | 二次演習を主軸に共テは維持 |
| 直前期 | 共通テストの取りこぼしを潰す | 共テ後すぐ二次へ切り替える |














個別重視型なら、共通テスト対策は後回しでもいいということですか。














後回しにしていいわけではありません。システム情報学部でも共通テストは300点あり、合格者平均は77.8%です。ここを大きく割ると、個別700点でその差を埋める必要が出てきます。「配分を変える」のであって「捨てる」のではない。この違いを取り違えると、共通テスト後に出願先を落とすことになります。
本稿の配点はすべて令和8年度(2026年度)入試の実績値です。配点や実施方式は年度ごとに見直される可能性があります。出願前に神戸大学の入学者選抜要項と学生募集要項で、自分が受ける年度の配点を必ず照合してください。
神戸大学は「普通の対策」では受からない
結論から言います。神戸大学を目指すなら、配点表を眺めて満足するだけの「普通の対策」では厳しいです。共通テストの比率は前期でシステム情報学部の30.0%から医学部保健学科の57.3%まで開き、合格最低点の得点率も55.8%から76.3%まで20ポイント差があります。必要なのは情報を集めることではなく、その配点から逆算した1日単位の行動へ落とし込み、実行を続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、配点に合わせた時間配分が崩れる
独学でも公式PDFは誰でも入手できます。しかし、共通テスト比率55.9%の法学部と30.0%のシステム情報学部で今日どちらの科目に何分使うかを決め、遅れを自分だけで修正し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に表れます。
映像授業・アプリだけでは、逆算した目標点が持てない
映像授業は理解の助けになりますが、共通テスト目標点を配点へ換算し、個別で必要な点数を引き算で出し、その点数が過去問で再現できるかまで毎週確認する仕組みではありません。万人向けの講義を受けるだけでは、神戸大学の学部別配点と自分の失点原因を結ぶ個別の行動計画が弱くなります。
集団授業の大手予備校では、学部別の配点差に対応しきれない
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、共通テスト比率57.3%の医学部保健学科志望と30.0%のシステム情報学部志望へ同じ密度で対応することは困難です。合格最低点の得点率に20ポイント差がある大学で、自分の志望学部だけに必要な配分を作るには、平均的な進度とは別の個別計画が必要になります。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行まで追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、共通テストの広い科目と個別学力検査の演習を毎日どう回したかまで追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、配点の重い科目の失点が同じ場所に残り続けます。














教材の種類より、配点から逆算した配分を毎日続けられる仕組みが要るということですね。














その通りです。神戸大学の配点は公式PDFで誰でも分かります。差がつくのは、その数字を今日の問題数、復習量、記述の修正へ変え、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾は、そこを一日単位で設計し、毎週の確認へつなげます。
だからこそ、神戸大学を本気で狙うなら、配点の情報を毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、志望学部の配点と現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口まで、固定の六つの特徴を神戸大学対策へどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、神戸大学向けには具体的に何が変わるのでしょうか。














共通テスト比率が55%以上の学部なら共通テスト科目の穴消しを前倒しし、45%未満の学部なら個別の記述精度に時間を寄せます。そのうえで「今日は何をどこまで直すか」を数値化し、確認テストと答案で定着を確かめる。大学名だけの一般論ではなく、志望学部の配点に合わせて行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
神戸大学は学部で共通テスト比率が30.0%から57.3%まで違います。志望学部の配点から必要点を逆算し、共通テスト科目と個別科目の学習を一日ごとの実行量へ落とします。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ神戸大学志望でも、共通テストの取りこぼしが課題の人と個別の記述が課題の人では行動が違います。配点と現在の答案を結び、生徒ごとに優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
配点の重い科目を後回しにせず、毎日の進捗と毎週の確認で遅れを早期に修正します。合格者の共通テスト平均得点率という具体的な基準に対して、今どこまで届いているかを確認します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
神戸大学の個別学力検査で問われる記述や計算を答案から確認するには、指導者側にも難関大学受験への理解が必要です。専属科目に強い講師が、改善点を具体的な行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、神戸大学の前期と後期それぞれの配点、共通テスト科目までを一つの計画へまとめられます。総合型選抜や英語資格とは混同せず、一般選抜の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、志望学部の配点をどう読むか、共通テストで何割を目標に置くかから相談できます。入会前に管理方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、志望学部の配点から共通テストと個別の目標点をどう置くかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
神戸大学の配点から逆算した学習計画を無料説明会で相談できます
まとめ|神戸大学は配点比率から目標点を逆算する
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 共通テスト比率(前期) | システム情報学部30.0%〜医学部保健学科57.3% |
| 共通テスト比率(後期) | 文学部50.0%〜工学部建築学科75.0% |
| 合格者の共通テスト得点率 | 前期は68.4%〜87.7%。文系学部はおおむね8割前後 |
| 合格最低点の得点率 | 前期は55.8%〜76.3%。学部で約20ポイント差 |
| 最初の行動 | 志望学部の共通テスト配点・個別配点・総合点を書き出す |














「神戸大学は二次重視」と一言で覚えるのではなく、学部ごとに配点を見ればよかったのですね。














それがこの記事の結論です。同じ神戸大学でも共通テストの重みは30.0%から57.3%まで違い、必要な総合得点率も55.8%から76.3%まで開きます。まず自分の志望学部の3つの数字を確定し、合格者平均を目標に置いて個別の必要点を逆算する。公式情報を計算へ変えれば、曖昧な不安は具体的な学習計画になります。
神戸大学を目指すときは、第三者サイトのまとめ記事だけで配点を判断しないでください。配点と合格者成績は神戸大学の公式PDFで年度ごとに公表されており、本稿の数値もそこから引いています。学部の選び方そのもので迷っているなら倍率から比較した神戸大学の穴場学部の記事を、法学部の科目や「きつい」の実態を知りたいなら法学部の記事を合わせて読むと、配点と学部選びの両面から判断できます。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 共通テストと二次の比率 | 学部・学科別の配点一覧 |
| 共通テストで何割必要か | 合格者の共通テスト得点率 |
| 合格最低点 | 合格最低点の得点率 |
| 後期日程 | 後期は共通テスト比率が上がる |
Q. 神戸大学の共通テストと二次の配点比率はどれくらいですか?
A. 2026年度前期日程では、総合点に占める共通テストの比率がシステム情報学部の30.0%(共通テスト300点・個別700点)から医学部保健学科の57.3%(共通テスト470点・個別350点)まで開きがあります。文学部56.3%、法学部55.9%、経済学部50.0%、工学部の機械工学科は35.0%です。学部・学科ごとに設定が違うため、必ず自分の志望学部で確認してください。
Q. 神戸大学は共通テストで何割取れば戦えますか?
A. 2026年度前期日程の合格者の共通テスト平均得点率は、最も高い医学部医学科で87.7%、最も低い医学部保健学科の看護学専攻で68.4%でした。文学部82.9%、法学部81.6%、経済学部の総合選抜78.8%、システム情報学部77.8%です。文系学部はおおむね8割前後が合格者の中心と考えられます。ただしこれは平均であって最低ラインではありません。
Q. 神戸大学の合格最低点は公表されていますか?
A. 公表されています。総合点に対する最低点として、学部・学科・日程別に公式資料へ掲載されています。2026年度前期日程では医学部医学科656.173点(860点満点=76.3%)、法学部584.050点(850点満点=68.7%)、システム情報学部599.533点(1,000点満点=60.0%)などです。合格者数が10人以下の区分は公表されません。
Q. 後期日程の配点は前期とどう違いますか?
A. 後期は共通テストの比率が大きく上がります。2026年度は文学部と国際人間科学部グローバル文化学科が50.0%、システム情報学部が60.0%、法学部が66.7%、工学部の機械工学科が70.0%、工学部建築学科が75.0%でした。前期に共通テスト30.0%だったシステム情報学部が後期は60.0%になるなど、同じ学部でも設計が変わります。
Q. 共通テストで失敗したら二次で挽回できますか?
A. 志望学部の個別配点によります。システム情報学部は個別が700点あるため二次での挽回余地が大きく、医学部保健学科は個別が350点しかないため共通テストの差を埋めにくい構造です。自己採点を学部の配点へ換算し、合格者平均との差を個別配点で割れば、「個別で何%上乗せすれば届くか」が数字で出せます。
Q. 2027年度も同じ配点ですか?
A. 本稿の配点はすべて令和8年度(2026年度)入試の実績値です。配点や実施方式は年度ごとに見直される可能性があるため、出願前に神戸大学公式の入学者選抜要項と学生募集要項で、自分が受ける年度の配点を必ず確認してください。
Q. 学部選びで迷っています。倍率も見たほうがいいですか?
A. 配点は「どこで点を取るか」を決める情報、倍率は「どれだけ選抜されるか」を示す情報で、役割が違います。両方を見たほうが判断は正確になります。学部別の倍率比較は神戸大学の穴場学部の記事、法学部の科目や難度の実態は法学部の記事で扱っています。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





