はじめに
こんにちは!
「鬼管理専門塾」という徹底管理型の大学受験塾を運営しております、代表の菅澤です。
スタッフの稲葉です!
今回は「2023年度に新しくできる学部学科の中で合格しやすい穴場学部を5選を全て解説します。」
という形で記事を書いていこうと思います。
この記事を見ている皆さんは、新設される学部・学科の受験を考えていますか?
「新設されるあの学部・学科が魅力的だ!」
と思っても、実際には過去問がなく対策がしづらいです…。
今回の記事を読むと・・・
■2023年度に新設される学部・学科で合格しやすい穴場がわかります。
ぜひ最後までご覧ください!
どうぞ!
最初に
近年は大学全入時代とも言われ、大学数が継続して増加しています。
実際に、2000年では649校だった大学数が、2020年では795校にまで増加しています。
そして2023年度の新設学部・学科にはデータサイエンス系の学部が多い傾向にあります。
データサイエンス系は、学生からの需要が高まっているのに加え、難易度が高いことが考えられます。
したがって今回は以下の特徴をもつ新設学部・学科を穴場として5つ紹介していきます。
・データサイエンス系ではない
・関東の大学
・定員が多い(少ないところは大体~80人程度)
・大学偏差値がそれほど高くはない
ちなみに、今回紹介するのは、
・桜美林大学
・立教大学
・東洋大学
です!順番に見ていきましょう。
2023年度 穴場新設学部・学科①
1つ目は桜美林大学 教育探求科学部 教育探求科学です。
「新しい価値を生み出せる人材へ。教育学×探求的な学びで『自己変革力』を養う」と掲げ、主体的な学びを重視する新たな教育の在り方を研究する学部です。
学ぶ領域は教育社会学と教育心理学を中心に、教育学とその周辺領域を学んでいきます。
好奇心と探求科学に基づく自己変革力と、周りの良い変化を促す発信力を高めて「教えて学ぶ」という教育的学びを実践するカリキュラムが設けられています。
定員は150人で、神奈川県の相模原市中央区淵野辺にあるプラネット淵野辺キャンパスに設置される予定です。JR淵野辺駅から徒歩1分の場所に位置しています。
ちなみに桜美林大学の偏差値は40~47.5程度です。
このように
・低めの偏差値
・郊外に位置するキャンパス
・真新しくない「教育学」
が穴場である理由です。
2023年度 穴場新設学部・学科②
2つ目は立教大学 スポーツウェルネス学部 スポーツウェルネス学科です。
以下3つの内容に沿った専門科目を履修しながら、人々のウェルネス向上とウェルネス社会の構築に寄与できる力を養っていく学部です。
「アスリートパフォーマンス領域」:スポーツ科学の知見を総合的に理解しアスリートのパフォーマンス向上のために取り組む。
アスレティックトレーナー概論やスポーツ医学、運動・スポーツ栄養学などについて学ぶことができます。
「ウェルネススポーツ領域」:心身のウエルネスに関する専門性やしょうがい者スポーツに関する知見を学び、すべての人がスポーツの価値を享受できる社会を目指す。
スポーツ社会学やコミュニティスポーツ論、スポーツコーチング論などについて学ぶことができます。
「環境・スポーツ教育領域」:環境問題やサスティナビリティ社会に関する知見をもとにスポーツを通した人間教育を行う力を培う。
スポーツ教育論や環境・サステナビリティ論、発育・発達・加齢論になどについて学ぶことができます。
定員は230人で、埼玉県新座市北野にある新座キャンパスに設置される予定です。東武東上線志木駅から徒歩15分、またはJR新座駅から徒歩25分の場所に位置しています。
立教大学の偏差値は57~67.5程度です。
今回新設されるスポーツウェルネス学部が母体としている既設のコミュニティ福祉学部の偏差値は58.4です。
スポーツウェルネス学部の偏差値もそれと同じ程度だと考えてよいでしょう。
このように
・立教大学にしては低めの偏差値
・郊外に位置するキャンパス
・「スポーツウェルネス」という主要ではない分野
が穴場である理由です。
2023年度 穴場新設学部・学科③
3つ目は東洋大学 福祉社会デザイン学部 社会福祉学科です。
誰もがその人らしくありながら、ともに暮らす「共生社会」の実現に向け、社会福祉の学びに基づいて支援の現場で求められる知識と実践的技能を身に付けることを目指す学科です。
社会福祉学科以外に、子ども支援学科と人間環境デザイン学科が設けられます。
高齢者福祉、児童・家庭福祉、障碍者福祉をはじめとして、精神保健福祉、刑事司法と福祉、地域における福祉、ジェンダーにおける福祉、さらには学校における福祉など、多種多様なテーマから福祉の在り方について学びます。
定員は216人で、東京都北区赤羽台にある赤羽台キャンパスに設置されています。JR赤羽駅から徒歩8分の場所に位置しています。
東洋大学の偏差値は45~58程度です。
福祉社会デザイン学部は社会学部とライフデザイン学部を母体としています。社会学部の偏差値は54、ライフデザイン51.4です。
福祉社会デザイン学部の偏差値も51~54程度に収まると考えられます。
このような
・216人という新設では多い定員
・「社会福祉」という主要ではない分野
・51~54という狙いやすい偏差値
が穴場である理由です。
キャンパス自体は赤羽にあるので、都心でキャンパスライフを送りたいという受験生にはお勧めですね。
2023年度 穴場新設学部・学科④
4つ目は東洋大学 福祉社会デザイン学部 人間環境デザイン学科です。先ほどと同じ学部ですね。
こちらは、多様な人々が暮らす社会、まち、住まい、そして生活の場における「ユニバーサルデザイン」について、ものづくりを通して学ぶ学科です。
当該学科は、4つの学びの取り組みを打ち出しています。
「空間デザイン」:都市やまち、建築、インテリアに関わるデザインを学ぶ。図面を描くだけでなく、模型やCG、VRなどを用いて検討スキルを習得する。
「生活環境デザイン」:住居学や福祉住環境計画、人間工学、障碍者・高齢者のための用具のデザインなど、利用者の参加による使い手の顔が見える人間中心設計や生活者の視点に立ったデザインを学ぶ。
「プロダクトデザイン・情報デザイン」:製品やサービス、社会史捨てう、情報など、人間環境デザインについての学びを生かしながら、問題解決の方法論や課題解決のへの発想力を磨く。
「卒業研究」:4年間の学びの集大成として、一人一人が人間環境デザインに関わる研究テーマを設定し、「卒業論文」または「卒業研究」としてまとめ、成果を発表する。
定員は160人で、赤羽台キャンパスです。
穴場である理由は先ほどの社会福祉学科と大体同じです。
・160人という新設では多い定員
・人間環境に関わる「デザイン」という主要ではない分野
・51~54という狙いやすい偏差値
2023年度 穴場新設学部・学科⑤
5つ目は東洋大学 健康スポーツ科学部 健康スポーツ科学部です。
健康問題をはじめとした、少子高齢化・人口減少社会におけるさまざまな課題について、スポーツを通じた解決策を探る学科です。
同学部内に「栄養科学科」も設置される予定です。
まず、健康スポーツ科学を学ぶ上で必要不可欠な、解剖学や生化学学、生化学、バイオメカニクスなどの自然科学領域の知識を学びます。
そしてデジタル情報の収集や分析、加工、編集の基礎的スキルを身に付けることができます。近年の競技スポーツでは、「情報」を活用することが必須のスキルとなっているためです。
さらに、卒業生を中心に、スポーツや栄養、健康に関わる領域で活躍する人材を招き、ワークショップを実施します。健康スポーツに関する専門知識と自身の興味や関心、特性を結ぶようなキャリアデザインを行います。
定員は230人で、キャンパスは前述の福祉社会学部と同じ赤羽台キャンパスです。
健康スポーツ科学部健康スポーツ科学科は、偏差値が52.5のライフデザイン学部健康スポーツ学科を母体としています。
したがって、当該学部・学科の偏差値も52.5前後だと考えられます。
このような、
・230人という新設にしては多い定員
・「健康スポーツ科学」という主要ではない分野
・52.5という狙いやすい偏差値
が穴場である理由です。
新設学部・学科に合格するためにやらないといけないこと3選
1.全学部入試の対策をする
やらないといけないこと1つ目は「全学部入試の対策をする」ことです。
新設学部・学科には過去問がありません。過去問がないというのは、合格するための勉強する上で非常にリスクが高いです。
しがって、学部別入試ではなく、全学部入試で受験するのも一つの手です。
しかしながら、全学部入試は、個別入試に比べて定員数が極端に少ないので倍率が高いです。また、対策がしやすいことから求められる得点率も高くなる傾向にあります。
したがって、全学部入試で受験すると決めたのならしっかりとした対策が必要なのです。
2.入試問題を予測する
やらないといけないこと2つ目は「入試問題を予測する」ことです。
これは学部別入試を受験する場合です。過去問がないので入試問題を予測しなければならないわけです。
その方法は3つあります。
1つ目は似た学問を取り扱う他大学の学部別入試問題を見てみることです。これによって、扱われるテーマなどがなんとなくわかってきます。
2つ目は、同大学の他学部の入試問題を解いてみることです。
文系や理系で、それぞれ英語や国語、数学など出題形式などが大きく変わることはありません。既存の枠組みで作る方が楽だということを考えれば当然ですね。
そして3つ目は、新設学部の母体学部の入試問題を見てみることです。
例えば、今回の立教大学のスポーツウェルネス学部や東洋大学の福祉社会学部、健康スポーツ学部のように母体となる学部が存在する場合があります。
そうなると、入試問題自体が母体のそれから大きく変わることは考えられません。
新設学部・学科の受験を決めたときは、まず母体となる学部があるかどうか確認してみましょう。
3.サンプル問題をチェックする
やらないといけないこと3つ目は「サンプル問題をチェックする」ことです。こちらも学部別入試の場合です。
大学が学部・学科を新設する場合、過去問の代わりとなるサンプル問題を公開することがあります。
過去問がないというのは受験生にとって大きな不安要素です。その点を解消して志望者を集めるために、大学側もできる限り情報を提供している、ということですね。
新設学部・学科の受験を考える人は、このサンプル問題を最大限活用していきましょう。
ここまで『2023年度に新しくできる学部学科の中で合格しやすい穴場学部を5選を全て解説します』という内容を書いてきました。
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全てを記載しています。
少しでも合格可能性を上げたい方は最後まで見てみてくださいね。