はじめに
こんにちは!
「鬼管理専門塾」という徹底管理型の大学受験塾を運営しております、代表の菅澤です。
スタッフの稲葉です!
今回は「【理系学部徹底比較】早慶上理・GMARCH・日東駒専の【理学部、工学部、理工学部】の難易度と良い点/悪い点を比較してみた。」
という形で記事を書いていこうと思います。
この記事を見ている皆さんは、早慶上理・GMARCH・日東駒専の理学部、工学部、理工学部を目指す受験生ですか?
「早慶上理・GMARCH・日東駒専の理学部、工学部、理工学部に行きたい!」
と思い勉強を始めようとしても、実際の難易度や学部の特色が分からない人も多いと思います。
今回の記事を読むと・・・
■早慶上理・GMARCH・日東駒専の理学部、工学部、理工学部の難易度がわかります
■早慶上理・GMARCH・日東駒専の理学部、工学部、理工学部の良い点・悪い点がわかります。
ぜひ最後までご覧ください!
どうぞ!
まずは早慶上理からみていきます。
早稲田大学
早稲田大学には3つの理工学部があります。
・基幹理工学部
・創造理工学部
・先進理工学部
以上の3学部があり、偏差値はこうなっています!
ご覧の通りかなりハイレベルであることが分かります。
この3学部は倍率もかなり高く、2022年入学志願者速報によると、基幹理工学部が14.2倍、創造理工学部9.9倍、先進理工学部13.6倍となっています。
偏差値も倍率も高いため、最難関といってもよいでしょう。
ちなみに、3つの学部は全て西早稲田キャンパスにあります。
どの学部も先進的環境で新時代の理工学を学ぶことが出来ます。
基幹理工学部は機械工学やコンピュータに関する先端技術を学ぶ学部で、中でも音楽プログラミングや写真表現、映像制作実習など、アートに関することが学べます。
創造理工学部は建築、社会環境、社会資源などインフラに関わること学ぶ学部で、経営性システムや社会文化などのように文系寄りの内容を学ぶことができます。
※ちなみに、建築学科では、美大や芸大の受験のようなデッサンの試験があるので、対策が必要です。
先進理工学部は理学や工学、医学分野における先端科学技術に関することを学ぶ学部です。
先進理工学部はどの学科も、扱う内容が高度で難解なことから、授業スケジュールもハードです。3学部の中で最も卒業が難しく、留年率も高いです。
慶応義塾大学
次は慶応義塾大学です。
・理工学部
義塾義塾大学にある理工系の学部はこの1つだけです。
偏差値は65でかなり高いですね。
倍率は2022年入学志願者速報によると12.1倍になっています。
偏差値も倍率も早稲田大学同等に高く、かなりの競争率ですね。
理工学部には11学科があり、かなり細かく専門的な勉強をすることが出来ます。
早稲田と慶応は不動の人気を誇っていますね。
上智大学
次は上智大学です。
・理工学部
上智大学は1つの理工学部があります。
偏差値は60.8となっており、早慶よりは低いですが、ハイレベルです。
倍率は2022年入学志願者速報によると19.5倍です。
難関といえるでしょう。
上智大学はキャンパスが駅前で、四ツ谷駅を出ると目の前に大学があります。アクセスの良さがいいですね!
なお、上智大学はキリスト教ヒューマニズムを基礎としており、理系学部でもキリスト教の勉強が必要になります。
東京理科大学
次は東京理科大学です。
・理学部第一部
・工学部
・理工学部
・先進工学部
この4学部があります。
偏差値はどの学部も58~60あり、高いです。倍率は2022年入学志願者速報によると、A方式で理学部22倍、工学部31.7倍、理工学部24.6倍、先進工学部17.4倍となっており、かなりの高倍率です。
東京理科大学は理系総合大学として、私学随一の規模を誇る学部学科を持っています。なので受験者数も多いですね。
大学1~4年まで授業、実験、実習で忙しく、課題も厳しいそうです。
しかし、専門的な勉強に没頭したい人には向いている大学です!
次にGMARCHをみていきましょう。
GMARCH6大学の理学部・工学部・理工学部は次のようになっています。
学習院大学 ・理学部
明治大学 ・理工学部
・総合数理学部
青山学院大学 ・理工学部
立教大学 ・理学部
中央大学 ・理工学部
法政大学 ・理工学部
GMARCHはやはり文系学部がメインなので理系学部が少ないですね。
GMARCHの理系学部の偏差値はこうなっています。
この中では明治大学が58~60と一番高く、他の5大学は55~56くらいですね。
各大学について上から順にみていきます。
学習院大学
学習院大学・理学部の倍率は2022年入学志願者速報によると9.8倍です。
知名度は高いですが、GMARCHの他の大学と比べると倍率はそこまで高くないので、比較的狙いやすい大学といえるでしょう。
物理学科、化学科、数学科、生命科学科の4学科を持ち、規模は小さいですが、密度の高い授業を受けられるのが魅力です。
明治大学
明治大学・理工学部の倍率は2022年入学志願者速報によると17.4倍で、
総合数理学部は18.4倍となっています。偏差値、倍率ともに高く、GMARCHというより、早慶に近い印象です。
青山学院大学
青山学院大学・理工学部の倍率は2022年入学志願者速報によると14.8倍になっています。明治大学ほどではないですが、人気のある大学なので倍率は高いです。
ただし、キャンパスが相模原なので、青山キャンパスではないことに注意です。
立教大学
立教大学・理学部の倍率は2022年入学志願者速報によると20.9倍になっています。かなり高い倍率ですね。
数学科、化学科、物理学科、生命理学科の4学科で密度の濃い少人数教育を行っています。
中央大学
中央大学・理工学部の倍率は2022年入学志願者速報によると17.2倍です。高いですね。
GMARCHの中では学科数が多く、10学科の体制で理工学の全分野をカバーしています。
法政大学
法政大学・理工学部の倍率は2022年入学志願者速報によると24.6倍です。
これはGMARCHの中で一番高い倍率です。
法政大学・理工学部は偏差値が低めのためか、倍率が高くなっていますね。
注意すべきはキャンパスが最寄り駅(東小金井駅)から15分ほど歩くそうで、これを良い立地ととるか、悪い立地ととるかは人それぞれみたいです。
最後に日東駒専をみていきます。
まず、駒澤大学と専修大学には理系学部が存在しないので、日本大学と東洋大学を取り上げます!
日本大学
日本大学には3つの工学部があります。
・理工学部
・生産工学部
・工学部
以上の3学部があり、偏差値はこうなっています!
3学部ありますが、中でも理工学部が高いですね。
倍率は2022年入学志願者速報によると、理工学部16.3倍、生産工学部7.4倍、工学部4.1倍となっています。
やはり倍率も理工学部が高いですね。
これにはキャンパスの立地が関係しています。理工学部は駿河台キャンパスで便利なところにありますが、生産工学部は津田沼キャンパス、工学部はキャンパスが郡山にあります。千葉と福島という立地のため、理工学部に比べると倍率が低くなっています。
東洋大学
最後に東洋大学をみていきましょう。
東洋大学には1つの理工学部があります。
・理工学部
偏差値は48.3となっており、そこそこ高いですね。
倍率は2022年入学志願者速報によると前期試験で11.1倍、中期試験で24.3倍、後期試験で20倍となっています。
やはり東洋大学は最近人気があるので、倍率も上昇傾向にあります。
キャンパスは川越キャンパスで埼玉県にあります。
偏差値ランキング
早慶上理・GMARCH・日東駒専の理学部、工学部、理工学部の偏差値ランキングはこうです!
1位 早稲田大学先進理工学部 65.4
2位 早稲田大学基幹理工学部 65
2位 慶應義塾大学理工学部 65
4位 早稲田大学創造理工学部 63.8
5位 上智大学理工学部 60.8 5位 明治大学総合数理学部 60.8 7位 東京理科大学工学部 60.5 8位 東京理科大学理学部第一部 59.2 9位 明治大学理工学部 58.6 10位 東京理科大学先進工学部 58.3 11位 東京理科大学理工学部 58 12位 立教大学理学部 56.9 13位 青山学院大学理工学部 56.4 14位 中央大学理工学部 55.5 15位 学習院大学理学部 55 16位 法政大学理工学部 54.5 17位 日本大学理工学部 49.1 18位 東洋大学理工学部 48.3 19位 日本大学生産工学部 43.4 20位 日本大学工学部 42
1~3位は早慶が占めています。早慶はやはり高い! 僕の予想では上智大学の次には東京理科大学がくるかと思いましたが、意外にも明治大学が入りました。
良い点/悪い点の比較
これまで早慶上理・GMARCH・日東駒専の理学部、工学部、理工学部の紹介をしてきました。
これらの大学を比べて言えることは、早慶上理の良い点は立地や設備が良いこと、悪い点はとにかく難易度が高いことでしょう。
難易度が高くても、「レベルの高い研究をしたい」「都心のキャンパスに通いたい」という人にはお勧めですね。
この中で注目したいのは上智大学の理工学部です!上智大学といえば外国語学部が関東で最難関とも言える大学です。他の大学のほとんどが文系と理系でキャンパスが異なるなか、上智大学は文系と理系が同じキャンパスで講義を受けるため、文系の人との関わりがあります。また、サークルや部活もキャンパスが同じの方が活動しやすいのもメリットです!
GMARCHの良い点はGMARCHの文系学部に比べて難易度が低いこと、悪い点は学部が少ないため、募集人員も少ないことです。
「早慶上理はちょっと難しいけど、日東駒専はちょっと…」と言う人は目指すべきですね!
個人的には法政大学理工学部をお薦めしたいです。GMARCHの理系の中で一番偏差値が高いのは明治大学総合数理学部で60.8、法政大学理工学部は54.5、その差は6.3。倍率は高いのですが、GMARCHというくくりの中でもこれだけ違うので、GMARCHに行きたい人にはぜひ狙って欲しいですね。
法政大学理工学部には6つの学科がありますが、機械工学科航空操縦学専修というパイロットや航空整備士を目指す人のための珍しい学科もあります。これはGMARCHでも法政大学にしかない学科で、飛行機が好き、空で働きたい!という人にはうってつけの学科でしょう。
日東駒専(日本大学・東洋大学)の良い点は難易度が低いこと、悪い点は学部によって立地が悪いことです。
「とにかく理系行きたい!立地は気にしない。」と言う人にはお勧めです。
日大は学部によってキャンパスが異なり、都心にある学部もあれば、工学部は福島県郡山市にあり、自然豊かな環境です。入る学部によって過ごし方も変わってきますが、日大はネームバリューがあるので、立地が気にならなければお薦めです!
早慶上理・GMARCH・日東駒専の【理学部、工学部、理工学部】に合格するためにやらないといけないこと3選
1.昨日より成長できたか確かめる
まず1つめに昨日の自分よりも成長できたかどうかを確認してください。
昨日よりも成長していることがなければそれはただの作業だったということです。
今の勉強は「現状と理想の差を埋めるための行動」であるべきです。
現状と理想の差を埋めるための勉強になってないということは作業をしているだけと言うことになります。
現在の勉強で本当に成長をしていますか?
今自分のやっている勉強は
現状と理想を埋めるための勉強になっているかどうか
昨日よりも成長している勉強になっているかどうかを核にしてください。
2.志望校に合った対策をする
あなたは志望校までの最短距離の勉強が出来ていますか?
MARCHに行きたいのに、
共通テストの勉強をしたり、
リスニング対策をしたり、
MARCHとは関係のない勉強をしていませんか?
MARCHに行きたいなら、MARCHのための勉強をしないといけません。
もしそれが難しいようなら、僕たちが月ごと週ごと日ごとに「志望大学まで何をすればいいのか」明確にしたカリキュラムを作成するのでご安心ください。
3.絶対に諦めないこと
最後は絶対に諦めないことです。
受験勉強は自分との戦いなので、辛くなることがたくさんあります。ですが、君が今、辛いなと思ったら「周りも辛いと思っています」。
辛いからといって志望校を下げてもそもそも意味がありません。
多分、逃げ癖が付いたらそのまま志望校を下げても逃げてしまいます。
だからこそ、現状維持でもいいからその場で頑張りましょう。そうすると、周りの受験生が脱落していきます。
「どのように合格できるのか」を考えて、前を向いて走ってください。
この3つの勉強法や考え方を駆使し、第一志望合格を掴みとってください!
ここまで「【理系学部徹底比較】早慶上理・GMARCH・日東駒専の【理学部、工学部、理工学部】の難易度と良い点/悪い点を比較してみた。」
という内容を書いてきました。
志望校に合格するための方法を載せている記事はまだまだたくさんあります。
よろしければこちらもご覧ください。
・難関私大を比較した記事
【比較】2023年度理系難関私大偏差値ランキング【早慶上理・GMARCH・関関同立・日東駒専・大東亜帝国】
・GMARCH・関関同立のトップ学部を知られる記事
このような大学受験に役立つ情報を発信しています。
少しでも合格可能性を上げたい方は最後まで見てくださいね!