はじめに
こんにちは!
早慶・GMARCH・関関同立各大学に特化した大学受験塾を運営しております、代表の菅澤です。
スタッフの稲葉です!
今回は「法政はGMARCHから外れる日も近い?法政大学VS日東駒専徹底比較してみた」
という形で記事を書いていこうと思います。
この記事を見ている皆さんは、法政大学を目指す受験生ですか?
「法政大学って実際どのくらい難しいの?」
と疑問に思っている受験生は非常に多いです。
今回の記事を読むと・・・
■法政大学の難易度が全て分かります。
■法政大学と日東駒専との違いが分かります。
■法政大学の魅力を全て解説します。
ぜひ最後までご覧ください!
どうぞ!
偏差値
GMARCHの中では下に見られがちな法政大学と日東駒専とでは、偏差値にどれくらいの差があるんでしょうか?
受験生にとってはここが最も気になるポイントですよね。
結論から言ってしまうと、偏差値は平均して大きな差はありません!
それどころか日東駒専の方が偏差値が高い学部もあります!
そうなんですか!どういうことなんでしょうか?
まず、法政大学の偏差値は55.7です。
それに対して日東駒専の偏差値は51.6となります。
法政大学との差は4.4しかありません。
こうして見てみると、特に東洋大学と専修大学は法政に近い偏差値なんですね。
次に法政大学の下位学部と日東駒専の上位学部を混ぜた偏差値ランキングを見てみましょう。
意外と法政よりも偏差値の高い日東駒専の学部は多いんですね!
まあ日大の医学部は別格として、法政の下位学部よりも日東駒専の上位学部の方が偏差値は高くなるんです。
■平均的な偏差値ではやはり法政が上回っているものの、その差は大きくはない
■むしろ法政の下位学部と日東駒専の上位学部では、後者に軍配が上がる
年収
偏差値では僅差だった法政大学と日東駒専ですが、年収の差はどれほどなのでしょうか?
これも長期的に見ればとても大切な分野ですね。
こちらも結論から言ってしまいます。
年収でも法政の方が上ですが、大きな差はないです。
え、年収でもそんなに差がないんですか?
そうなんです。
ただし、長期的に見れば法政大学の圧勝になります。
どういうことですか?
まず、こちらは法政大学と日東駒専の平均年収を比較したものです。
理由:法政の年収が400万円代後半で、日東駒専も平均すると400万円代中盤だから。
(理由の証拠):
法政が400万円台後半で日東駒専が400万円台中盤くらいですね。
正直、パッと見ではそこまで大きな差があるようには見えないです……。
そうかもしれないですね。
法政大学と日東駒専の平均年収の差は32万円に留まります。
しかしこの32万円という差は、年収1年分だけで比較したものです。
この差がこの後40年ほど続くと考えてみて下さい。
32万×40=1280万!!
生涯年収が1000万円以上違うということですか?!
そうです。
長期的に見れば法政の圧勝と言ったのは、そういうことです。
■法政と日東駒専の平均年収では、法政が上回るものの大きな差はない
■しかし長期的に見れば法政の方が1000万円以上稼げる可能性が高い
ちなみに日大が日東駒専の中で高いのは、社長数が日本一であることや、医学部があることが理由として考えらます。
「全国社長の出身大学」、日本大学が11年連続の1位 早稲田と慶応の結果は?(1/2 ページ) – ITmedia ビジネスオンライン
↑こちらからデータを引用しています。
有名企業400社就職率
就職はどうなんでしょうか?
就職に関しては…法政の圧勝になります!
やはりGMARCHの一角であることが功を奏しているのだと思います。
こちらは有名企業400社の就職率になります。
「有名企業への就職に強い大学」ランキング200 | 本当に強い大学 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)
↑こちらのデータを引用しています。
法政の有名企業400社への就職率が21.1%なのに対して日東駒専は平均して約8%でその差は3倍近くになっていますね!
■就職では法政大学が日東駒専よりも圧勝している
まとめ
偏差値では法政と日東駒専の間に大きな差はありませんでしたね。
年収では短期ではそこまで差がないけど長期的には法政が圧勝でした。
そして就職では完全に法政が勝っています。
これらのことから考えるに、
法政大学は日東駒専と比べて偏差値や難易度は大きく変わらないものの、
日東駒専と一線を画す、
コストパフォーマンスの良い大学だと分かります。
コストパフォーマンスが良い大学なのはわかったけど、じゃあどうすれば法政大学に合格できるの?
法政大学に合格するためにやらないといけないこと3選
1.早慶レベルの勉強をすること
法政大学に確実に合格するためには、早慶レベルの勉強が出来ていることが望ましいです。
え…法政を目指しているのに何でですか?
何故なら、法政大学を受験する人は、早慶を第一志望としている場合が多いからです。
確実に合格するのでしたら、法政の問題を合格最低点ギリギリで解けるのではなく、余裕を持ったレベルであるのがベストと言えるでしょう。
なるほど。それで早慶の問題もある程度解けるようにするのが良いのですね。
例えば、11時からデートの約束をした時に11:00ギリギリに着くように計画を立ていたら、電車が遅延したり、忘れ物したりしたら11:00に着かなくなる可能性がありますよね?
これは受験でも同じことが言えます。
だから法政に確実に合格するために余裕を持って早慶レベルの勉強をしようということですね!
2.夏休みに1日10時間勉強し続けられる習慣を付けるために宣言勉強法をしよう
夏休みに毎日10時間以上勉強できる習慣をつけてください。
かなり多い勉強時間に思えますが、どういうことですか?
法政大学を含むGMARCHの確実な合格に必要な最低勉強時間は2000時間で、
土日(100日)と夏休み(40日)と最後の1カ月(30日)→1日で8時間やらなければいけない計算になります。
でも土日は夏までは部活があったりでなかなか勉強できなくないですか?
そうですね、なので夏休みはもっと勉強しなければいけませんね。
夏休みで勉強を8時間以上、もっというなら10時間以上くらい勉強をやれる体力がなければ合格は難しくなります。
そしてそのために夏までに勉強の習慣をつけておく必要があります。
でもどうすれば勉強を習慣化できるようになりますか?
宣言勉強法をやりましょう!
■宣言勉強法をやろう
■宣言勉強法とは1週間なんの勉強をやるかを決めて友達や親に宣言し、達成できたかを確認してもらう方法
何故これをやるべきかと言いますと、心理学の効果で『宣言効果』というものがあるからです。
宣言効果とは、声に出して目標を言うことにより、その目標が達成しやすくなるというものです。
また、人間には一貫性の原理というものもあり、宣言したことがウソにならないよう保とうとする人間心理も利用しています
しかも誰かにチェックしてもらっているので、一人でやっているときもさぼりづらくなりますね。
実際に当塾では、なんの勉強をやるかをこちらで明確化し、
しっかりと1週間勉強がすすめられたかを確認しているので、多くの受験生が強制的に勉強を習慣化できています。
自分自身でやる場合は信頼できる他の人にやることを宣言し、確認してもらいましょう
3.問題を解説できるようにする
あともう一点、問題を解説できるようになれば、法政大学の攻略は確実と言えるでしょう。
問題を解説?どういうことでしょう?
問題を解説できるということは、それに関することは全て理解しているということになります。
例えば、突然ですが今ここで、「カバディ」というスポーツを説明できますか?
僕はできないです。
僕も知りません。説明できません。何故なら理解してないからです。
理解していることは説明ができて、説明ができることは理解している。当然と言えば当然のことですね。
法政大学にはあまりに難易度が高すぎる問題は出題されません。
基礎的・標準的な問題を全て自分で解説できるようになっていれば、解けない問題はほとんどないでしょう。
論述問題も恐れることはありませんね!
それなのに、法政大学に合格できない受験生の多くが、この理解を伴わない勉強をして満足してしまっているのです。
■授業を見て何となく理解
■参考書を見てなんとなく理解
これは勉強している気になっているだけです。理解してない勉強は勉強ではありません。
皆さんのすべきことは「勉強を理解し、試験で使えるようにして成績を向上させること」ですよね。
見て納得しているだけの勉強をしているうちは、予備校や塾に搾取されながらただただ成績が上がらない状況を見ているだけになります。
今すぐ「解説」重視の勉強に切り替えてみてください。
■聞いているだけ、見ているだけの勉強は勉強ではない
■解説出来るぐらいまで理解して初めて成績が伸びる