【必見】法政大学専門塾/予備校が解説する法政大学社会学部日本史の入試傾向と対策

菅澤孝平

法政大学専門塾/予備校HO-PASSの代表菅澤です。

このページでは、法政大学社会学部の日本史入試問題の傾向や特徴を解説しております。

法政大学に合格するには学部別の対策と同時に、科目別の対策も必要になってきます。

法政大学社会学部に合格したい方は「日本史」の特徴や傾向を理解したうえで勉強に励みましょう。

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法政大学社会学部とは

菅澤孝平

法政大学社会学部についての情報は別途コチラに記載しております。

法政大学社会学部を知りたい方はコチラより閲覧してください。

法政大学社会学部「日本史」の前提情報

試験時間60分
大問数3題
解答形式マークシート式
頻出単元史料・図表問題
菅澤孝平

法政大学社会学部の日本史では、大問が3題出題されます。

そして大問ごとに史料や図表が用意されており、その史料や図表に関連する問題が出題されるという形式が非常に多くとられています。

だから法政大学社会学部の日本史で高得点をとるためには、史料・図表と合わせた勉強が必要になってきます。

法政大学社会学部「日本史」の傾向

菅澤孝平

それでは、法政大学社会学部「日本史」の特徴・傾向を見ていきましょう。

菅澤孝平

法政大学社会学部の問題は、大きく分けて4つの問題が存在します。

■正誤問題
■組み合わせ問題

■並び替え問題

■史料穴埋め問題

以上の主に4つの問題が存在します。それぞれの問題について詳しく解説していきたいと思います。

■正誤問題

例:

正誤問題は、問われている範囲について説明した文章が、適切(正)か不適切(誤)であるかを選び、組み合わせで正しいものを選択する問題のことです。

菅澤孝平

法政大学社会学部の日本史で頻出となっている問題です。2021年度の法政大学社会学部の日本史では、この正誤問題が全体の問題の30%以上を占めました。

だから、法政大学社会学部に合格したい人は絶対にとってほしい問題です。

法政大学社会学部の日本史における正誤問題では、正誤の判定をする文章は、史料・図表中の人物や物に関連する説明であることが多いです。日ごろから史料・図表と絡めて日本史の出来事を覚える勉強をしておきましょう。

■組み合わせ問題

例:

組み合わせ問題は、問題の内容について組み合わせとして正しいものを選択肢から選ぶ問題のことです。

菅澤孝平

正誤問題と同じく、組み合わせ問題も法政大学社会学部の日本史では頻出問題です。

しかしながら、組み合わせさえ覚えていれば簡単に解ける問題なので、正誤問題よりは難易度は低めです。

法政大学社会学部の日本史の組み合わせ問題では、皆さんが日ごろの勉強でどのくらいの知識を身に着けてきたのかということが問われています。

その意味では、日ごろの学習の成果が出る問題と言っても過言ではないでしょう。組み合わせ問題を制するためにも日本史の勉強を怠らないようにしましょう。

■並び替え問題

例:

並び替え問題は、問題とされている出来事に関連する事柄を年代順に並べてものとして正しいものを選択肢から選ぶ問題のことです。

菅澤孝平

並び替え問題も同様に法政大学社会学部の日本史では頻出問題です。

しかしながら、選択肢が6通りあるため、完璧に答えることができない受験生も多く、他の受験生と差をつけることのできる問題です。ぜひ満点を目指しましょう。

並び替え問題において重要なことは歴史の流れを掴むということです。日本史の全ての出来事は、独立して存在しているのではなく、出来事と出来事が関わり合って存在しています。その歴史の流れを理解しているかということが、並び替え問題を解けるか解けないかの差になります。

勉強の際には、日本史の出来後を個々に覚えるのではなく、歴史の流れも合わせて覚えましょう。

■史料穴埋め問題

例:

史料穴埋め問題は、出題されている史料の空欄に当てはまる適切な年号・言葉などを選択肢から選ぶ問題のことです。

菅澤孝平

先程も述べましたが、法政大学社会学部の日本史では、史料・図表問題が頻出です。だからしっかり対策をしないと、日本史で点をとることはできません。

法政大学社会学部の日本史では、史料や図表を使ってそこに登場する人物や物について詳しく問うという形式をとっていますが、史料や図表そのものの穴埋めも求められます。

穴埋め問題は、史料・図表を覚えていて解く方法と史料・図表中の他の要素から推測して解く方法の2種類がありますが、他の要素から推測して解く方法を重視することをおすすめします


なぜなら、日本史の全ての史料・図表を覚えることは不可能だからです。もちろん、多くの史料・図表を覚えておくことも重要です。日本史の勉強の際には、文字だけでなく史料や図表の画像も合わせて確認しておきましょう。


しかしながら、試験というのは見たことのない史料や図表が出題されるものです。その時に覚えていない史料・図表だからといってあきらめないでください

史料・図表中のどこかに穴埋めをするためのヒントが隠されているはずです。例えば、元号の穴埋めであれば、史料中に登場する人物がどの時代の人物だったのかをわかっていれば、元号を推測することができます。

このようにして、日ごろの勉強でも推測して解くという方法を実践してみてください。

法政大学社会学部「日本史」の攻略法

菅澤孝平

続いて、法政大学社会学部の日本史の攻略法を説明します。

法政大学社会学部の日本史は、非常に史料問題が多いことが特色となっています。


しかしながら、以下の攻略法を参考にして勉強すれば、法政大学社会学部の日本史の問題に対応できます。


法政大学社会学部の日本史の攻略法は以下の通りです。

❶知識を増やす―インプットとアウトプット

❷歴史の流れを知るー原因・概要・結論を示す

❸史料・図表問題に慣れる

それぞれの攻略法についてみていきます。

❶知識を増やす―インプットとアウトプット

菅澤孝平

法政大学社会学部日本史攻略法1つ目、「インプット・アウトプットをして知識を増やす」ということです。

菅澤孝平

この攻略法は最も基本的です。日本史の問題を解く際に、知識がないとどのような問題も解くことはできません。逆に言えば、知識があればあるほど解ける問題も増えます。まずは、正確な知識を増やしましょう。

知識を増やす際のポイントですが、①インプットと②アウトプットが重要となってきます。

①インプット:知識を蓄えること。

②アウトプット:知識を説明できるようになること

正確に知識を増やすには、上のインプットとアウトプットの両方が必要となってきます

インプットに関しては、日頃の学習で問題集などをやることによって新しい知識をどんどんと取り入れているかもしれません。

しかしながら、その知識をずっと頭に残しておくためには、アウトプットすることが必要です。

なぜなら得た知識を自分の言葉で説明することによって、自分なりにその知識について理解することができ、より定着するからです。だからアウトプットはぜひ行っていきましょう。

また、インプットする際には、個々の出来事を独立して覚えるのではなく、関連する他の出来事も絡めながら覚えるようにするとより効果的です

さらに、法政大学社会学部の日本史では史料・図表問題が頻出なので、出来事に関連する史料や図表には必ず目を通しておきましょう。そうすることで、史料と出来事をセットで覚えることができます。

❷歴史の流れを知る―原因・概要・結論を示す―

菅澤孝平

法政大学社会学部日本史攻略法2つ目、「原因・概要・結論を示すことによって歴史の流れを知る」ということです。

菅澤孝平

この攻略法は、特に並び替え問題に対応した攻略法ですが、歴史の流れを知ることで日本史全体が覚えやすくなります

なぜなら、全ての歴史上の出来事は単独で存在しているのではなく、出来事同士が関わり合って存在しているからです。

だから日本史は一問一答的に語句を覚えるのではなく、歴史の流れを掴んで覚えていく方が日本史を理解できます。

例えば、「コロナウイルス」「東京オリンピック2021年開催」「菅義偉政権退陣」は全て関係しあって存在している出来事ですよね。日本史もこれと同じで、全ての歴史上の出来事は関係しあって存在しています

語句を単独で覚えるのではなく、歴史の流れに沿って覚えた方が覚えやすいし、一問一答でない問題に対応できます。


歴史の流れを知るには?

→原因・概要・結論を示す


歴史の流れを知るには、出来事の原因・概要・結論を示すことができるようにします。

なぜなら出来事と出来事は糊付けされたように原因と結論で繋がっており、それぞれの出来事の概要は出来事がどのような内容なのかざっくりと覚えることができるからです。

つまり、ある出来事の結論はある出来事にとっては原因となるということです。そして、それぞれの出来事の概要を押さえることによってその出来事についても説明することができます。

だから出来事の原因・概要・結論をおさえて説明できるようになりましょう。

❸史料・図表問題に慣れる

菅澤孝平

法政大学社会学部日本史攻略法3つ目、「史料・図表問題に慣れる」ということです。

菅澤孝平

何度も述べていますが、法政大学社会学部の日本史の問題は、史料・図表を使った問題が多いという特色があります。

だから、史料・図表の問題に慣れておかないと法政大学社会学部の日本史の問題に対応することはできません。


史料・図表の問題は史料・図表を全て覚えていなくても解くことができます。むしろ、歴史上の史料・図表を全て覚えるということは限りなく不可能に近く時間の無駄です。それよりも、全く知らない史料・図表の問題が出た時に対処できるような力を身に着けておきましょう。


史料・図表問題への対処

→史料・図表の中からヒントになりそうなものを探す
 例:人物、建造物など



知らない史料・図表問題へ対処するには、それらの中から人物・建造物などのヒントになりそうなものを探すということです

知っている人物や建造物が出てきたらそれがいつの時代の史料で、どこについての史料なのかなどということがわかります。

このようにして、史料・図表問題に対処しましょう。知らない史料・図表問題だからといって決してあきらめないでください。史料・図表の中に必ずヒントが隠れています。




この記事を書いた人

Goda Shinnosuke