
東京都市大学って理工学部だけじゃなくて8学部もあるって聞いたんですけど、学部ごとに偏差値も倍率も全然違うみたいで、どこを目指せばいいのか分かりません……

その悩みはよく分かるよ。まず8学部と2キャンパスの全体像を掴み、次に河合塾の学部別偏差値と2026年度の実質倍率を突き合わせて「狙い目」を数値で確認するのが近道だよ。
この記事は、東京都市大学入学案内の公式入試情報と河合塾Kei-Netの偏差値・入試結果データを正本に、2027年4月入学を目指す受験生の学部選びと合格戦略を整理します。理工学部、建築都市デザイン学部、情報工学部、都市生活学部、人間科学部、環境学部、メディア情報学部、デザイン・データ科学部の8学部は、学ぶ内容も通うキャンパスも入試の難易度もそれぞれ大きく異なります。
東京都市大学には世田谷キャンパス(理工/建築都市デザイン/情報工/都市生活/人間科学の5学部)と横浜キャンパス(環境/メディア情報/デザイン・データ科学の3学部)の2拠点があります。2022年4月に都市生活学部・人間科学部が等々力キャンパスから世田谷キャンパスへ移転し、現在の2キャンパス体制になりました。大学名だけで通学先を決めず、志望学部のキャンパスを先に確認します。
入試方式は、総合型選抜(2段階選抜制中心)、学校推薦型選抜(指定校制)、一般選抜(前期・中期・後期)、大学入学共通テスト利用選抜の4区分があります。一般選抜の前期には3教科型・2教科型など複数の受験方式があり、方式ごとに配点・科目・満点が異なります。
偏差値と倍率にも学部間で大きな開きがあります。河合塾Kei-Netの学部学科ランクでは45.0〜55.0、2026年度一般選抜「前期方式」の実質倍率では学部により3.2倍〜7.9倍まで幅があり、偏差値の高さと倍率の高さが必ずしも一致しません。「偏差値が近いから難易度も同じ」という判断は危険です。
この記事では、学部・キャンパス一覧、入試方式全体像、学部別偏差値、学部別倍率、偏差値×倍率の狙い目分析、学部選びの考え方、年間戦略ロードマップ、学部選びの落とし穴までを順に解説します。旧MPGページや出典不明の数値は鵜呑みにせず、河合塾Kei-Netと大学公式情報で検算した数値だけを使います。
同じ東京都市大学でも、方式・日程・科目・キャンパス・倍率が学部・学科で異なります。2027年度の学生募集要項は年度ごとに公開されるため、出願時は必ず最新要項とWeb出願画面で照合してください。
目次
東京都市大学の8学部・学科と2キャンパス一覧|まず志望学部と通学先を決める

人間科学部と都市生活学部だけ、もともと違うキャンパスだったんですか?

そのとおりで、2022年4月まではこの2学部だけ等々力キャンパスにあったんだ。キャンパス再編で世田谷キャンパスに移転して、現在は世田谷5学部・横浜3学部というシンプルな2キャンパス体制になっている。志望学部が決まったら、まずどちらのキャンパスに4年間通うことになるかを具体的にイメージしておくといいよ。
東京都市大学の8学部は、理工学部(機械工学科・機械システム工学科・電気電子通信工学科・医用工学科・応用化学科・原子力安全工学科・自然科学科の7学科)、建築都市デザイン学部(建築学科・都市工学科)、情報工学部(情報科学科・知能情報工学科)、都市生活学部(都市生活学科)、人間科学部(人間科学科)、環境学部(環境創生学科・環境経営システム学科)、メディア情報学部(社会メディア学科・情報システム学科)、デザイン・データ科学部(デザイン・データ科学科、2023年4月設置)です。
キャンパスは世田谷(理工・建築都市デザイン・情報工・都市生活・人間科学の5学部)と横浜(環境・メディア情報・デザイン・データ科学の3学部)の2拠点に固定されています。世田谷キャンパスは理工系3学部に都市生活・人間科学の2学部が加わる構成、横浜キャンパスは環境・メディア・データサイエンス系という比較的新しい3学部で構成されています。
学部選びでは、名称の印象だけで判断しません。理工学部は7学科と選択肢が多く、機械・電気電子・化学・原子力・自然科学とそれぞれ扱う対象が異なります。情報工学部は情報科学科(理論・アルゴリズム寄り)と知能情報工学科(AI・知能システム寄り)で学びの重心が違います。
建築都市デザイン学部は建築学科と都市工学科の2学科で、建築単体の設計を学ぶか、都市計画・土木まで含めて学ぶかが分かれます。環境学部は環境創生学科(自然科学的アプローチ)と環境経営システム学科(社会科学的アプローチ)で対象は同じ「環境」でも方法論が異なります。
都市生活学部・人間科学部・メディア情報学部・デザイン・データ科学部は、理系色の強い他学部と異なり、文理融合または文系寄りの学びが中心です。同じ大学でも学部によって求められる科目・配点が大きく変わるため、公式カリキュラムと入試科目を必ず突き合わせます。
志望学部・学科は、興味、授業、資格、進路、キャンパスの五項目で比較します。第一志望の理由を60秒で説明でき、併願先にも固有の学びを一つ説明できなければ、志望順位を見直します。
| 学部 | 学科 | キャンパス |
|---|---|---|
| 理工学部 | 機械工/機械システム工/電気電子通信工/医用工/応用化学/原子力安全工/自然科学 | 世田谷 |
| 建築都市デザイン学部 | 建築/都市工 | 世田谷 |
| 情報工学部 | 情報科学/知能情報工 | 世田谷 |
| 都市生活学部 | 都市生活 | 世田谷 |
| 人間科学部 | 人間科学 | 世田谷 |
| 環境学部 | 環境創生/環境経営システム | 横浜 |
| メディア情報学部 | 社会メディア/情報システム | 横浜 |
| デザイン・データ科学部 | デザイン・データ科学 | 横浜 |
📚 用語解説
学環(がっかん):特定の学部に属さず、複数分野を横断して学ぶ教育組織の呼び方です。東京都市大学では2027年4月設置予定の「創発デザイン工学環」がこれにあたりますが、2026年8月時点ではまだ学生募集の実績がなく、本記事の学部一覧には含めていません。出願を検討する場合は最新の学生募集要項で設置状況を確認してください。
志望学部の絞り込みから相談したい方はこちら
入試方式の全体像|総合型・学校推薦型・一般・共通テスト利用の年間の流れ

方式が4区分もあって、どれから準備を始めればいいのか分かりません。

総合型・学校推薦型を受けるかどうかに関わらず、一般選抜・共通テスト利用に必要な科目の勉強は夏から止めない。総合型・推薦はあくまで秋のうちに結果が出る選択肢の一つと考えて、並行して基礎固めを進めるのが安全だよ。
東京都市大学の入試方式は、総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜、大学入学共通テスト利用選抜の4区分に大別されます。入学案内サイトによると、総合型選抜は書類審査(1次選考)の合格者に対して面接等(2次選考)を行う2段階選抜制が中心で、全学部・学環が対象です。
学校推薦型選抜は指定校制で、大学が指定する高等学校からの推薦に基づき、一定水準の学力を確認したうえで受け入れる方式です。総合型・学校推薦型ともに秋のうちに結果が出るため、これだけに絞って準備すると、不合格だった場合に一般選抜・共通テスト利用の対策が手薄になるリスクがあります。
一般選抜は前期・中期・後期の3区分があり、前期には3教科型・2教科型など複数の受験方式が用意されています。1回の試験で複数の学科への併願ができる型もあるため、検定料と併願計画を要項で確認します。
大学入学共通テスト利用選抜は、指定する共通テストの得点が基準点以上であれば合格となる「基準点方式」を含む方式です。本学での個別試験を伴わない場合が多く、出願締切や指定科目は学部・学科で異なります。
2027年度の学生募集要項は年度ごとに順次公開されるため、この記事の月単位の流れを土台にしつつ、出願期間・試験日・合格発表日などの確定情報は必ず最新の要項とWeb出願画面で最終確認してください。
家族のカレンダーには、東京都市大学だけでなく併願校の出願・試験・発表・入学手続きも重ねます。総合型・推薦の結果を待っている間に他大学の手続期限が来ることもあるため、費用と意思決定日を事前に話し合います。
📚 用語解説
基準点方式(共通テスト利用選抜):大学が学部・学科ごとに指定する大学入学共通テストの科目・配点で、あらかじめ定めた基準点以上を取れば合格となる方式です。本学での個別試験を伴わない場合が多く、指定科目・配点・基準点は学部・学科によって異なります。
学部別偏差値【河合塾Kei-Net 2027年度予想】|45.0〜55.0の開きを把握

同じ理工学部の中でも、学科によって偏差値は違うんですか?

違うよ。理工学部は応用化学科が55.0で最も高く、機械工学科・機械システム工学科・電気電子通信工学科・医用工学科・原子力安全工学科は50.0、自然科学科は52.5とまちまちだから、学部名だけで難易度を判断してはいけないんだ。情報工学部も情報科学科55.0、知能情報工学科52.5と2.5ポイントの開きがある。
河合塾Kei-Net「東京都市大学 偏差値(ボーダーライン)」(2027年度入試予想・全統模試ベース)によると、学科別の偏差値は45.0〜55.0の範囲です。理工学部応用化学科と建築都市デザイン学部建築学科、情報工学部情報科学科の55.0が最も高く、デザイン・データ科学部の45.0が最も手が届きやすい水準です。
理工学部は7学科あり、応用化学科55.0が最高で、自然科学科52.5、機械工学科・機械システム工学科・電気電子通信工学科・医用工学科・原子力安全工学科は50.0とそろっています。建築都市デザイン学部は建築学科55.0・都市工学科50.0、情報工学部は情報科学科55.0・知能情報工学科52.5と、同じ学部内でも学科間に開きがあります。
都市生活学部は50.0、メディア情報学部は情報システム学科50.0・社会メディア学科45.0、環境学部は環境創生学科・環境経営システム学科ともに47.5、人間科学部は47.5、デザイン・データ科学部は45.0です。
偏差値だけで「入りやすい学部」を選ぶのは危険です。偏差値はあくまで模試データに基づく難易度の目安であり、次の章で見る実質倍率(受験者数に対する合格者数の割合)とは別の指標です。両方を確認して初めて、その年度の入りやすさが見えてきます。
学部選びでは、偏差値の低さだけで志望を決めず、まず学びたい内容・資格・進路を先に固めます。そのうえで、自分の得意科目・現在の偏差値と志望学部のランクを照らし合わせ、対策の優先順位をつけます。
模試の偏差値は受験者集団や科目構成によって変動します。1回の模試結果だけで一喜一憂せず、複数回の推移と、志望学部・学科が実際に課す入試科目・配点を合わせて確認します。
| 偏差値帯 | 該当学部・学科の例 | 対策の考え方 |
|---|---|---|
| 55.0 | 理工(応用化学)・建築都市デザイン(建築)・情報工(情報科学) | 最上位帯として早期から基礎を固める |
| 50.0〜52.5 | 理工の大半・情報工(知能情報工)・都市生活・メディア情報(情報システム) | 得意科目で上積みを狙う中心帯 |
| 47.5 | 環境・人間科学 | 基礎の徹底で合格ラインに乗せる |
| 45.0 | メディア情報(社会メディア)・デザイン・データ科学 | 基礎を固めつつ倍率も必ず確認する |
📚 用語解説
ボーダーライン(偏差値):河合塾が公表する「合格可能性がおよそ50%に分かれる」ラインの目安となる偏差値のことです。ボーダーライン上の受験生は合否が半々に分かれるとされ、確実な合格を狙うならボーダーラインより上の学力を目指す必要があります。
偏差値の低い学部・学科が必ずしも「入りやすい」わけではありません。自分の得意科目の配点が高い学部・学科を選ぶことで、偏差値の数字以上に合格可能性を高められます。
学部別倍率【2026年度一般選抜・前期方式】|3.2倍〜7.9倍の実質倍率

偏差値が低い学部なら、倍率も低くて入りやすいってことですよね?

そうとは限らない。人間科学部は偏差値47.5と中位だけど、2026年度前期方式の実質倍率は7.3倍で情報工学部の7.9倍に次ぐ高さだった。逆に理工学部は偏差値50.0〜55.0と高めなのに倍率は5.4倍で、募集規模が大きい分だけ倍率は抑えめになっている。偏差値だけでなく倍率も必ず確認する必要があるんだ。
河合塾Kei-Net「東京都市大学 入試結果」によると、2026年度一般選抜「前期方式」の学部別実質倍率(学科の志願者数・受験者数・合格者数を学部単位で合算し、受験者数÷合格者数で算出)は、情報工学部7.9倍(志願1,591名・受験1,521名・合格192名)が最も高く、次いで人間科学部7.3倍(志願204名・受験198名・合格27名)、建築都市デザイン学部5.8倍、理工学部5.4倍、都市生活学部5.0倍、メディア情報学部4.7倍、デザイン・データ科学部3.2倍、環境学部3.2倍と続きます。
情報工学部は情報科学科(倍率8.8倍)・知能情報工学科(倍率6.9倍)ともに高倍率で、志望者数の多さがそのまま学部全体の倍率を押し上げています。建築都市デザイン学部は建築学科8.1倍・都市工学科3.9倍と学科間の開きが大きく、学部単位の5.8倍という数字だけでは学科ごとの実態が見えません。
8学部合計(前期方式のみ)では志願者11,105名・受験者10,716名・合格者2,037名、実質倍率5.3倍でした。なお河合塾Kei-Netには前期・中期・後期を合算した「一般方式計」志願者17,250名・合格者2,703名・倍率6.0倍という全体値も掲載されており、本記事の前期方式ベースの数値より高いのは中期・後期の募集人員が少なく倍率が上がりやすいためです。
倍率だけを見て「合格者数が多い学部は狙い目」と単純に判断するのも危険です。理工学部のように倍率が5.4倍でも、受験者4,708名・合格者879名という規模の大きい入試のため、上位層の絶対数も多くなります。倍率は「その年度・その方式での競争の激しさ」を示す指標として使います。
実質倍率は受験者数に対する合格者数の割合で、志願だけして受験しなかった人数は反映されません。同じ入試結果でも、志願倍率(志願者÷合格者)と実質倍率では数値が変わるため、比較するときは同じ指標同士で見ます。
倍率は年度・出題傾向・併願動向によって毎年変動します。上の数値は前期方式のみを合算した2026年度の確定実績であり、2027年度も同じになる保証はありません。出願直前には必ず東京都市大学公式サイトまたは河合塾Kei-Netの最新データを確認してください。
| 学部 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 情報工学部 | 1,591 | 1,521 | 192 | 7.9倍 |
| 人間科学部 | 204 | 198 | 27 | 7.3倍 |
| 建築都市デザイン学部 | 1,774 | 1,715 | 296 | 5.8倍 |
| 理工学部 | 4,889 | 4,708 | 879 | 5.4倍 |
| 都市生活学部 | 649 | 630 | 127 | 5.0倍 |
| メディア情報学部 | 968 | 945 | 201 | 4.7倍 |
| デザイン・データ科学部 | 324 | 312 | 98 | 3.2倍 |
| 環境学部 | 706 | 687 | 217 | 3.2倍 |
| 8学部合計(前期方式) | 11,105 | 10,716 | 2,037 | 5.3倍 |
📚 用語解説
実質倍率:受験者数を合格者数で割った値です。志願者数を使う志願倍率とは異なり、実際に試験を受けた人数に基づくため、その方式の実際の競争率をより正確に示します。この記事の倍率はすべて実質倍率で統一しています。
本記事の学部別倍率は2026年度一般選抜「前期方式」の学科データを学部単位で合算したものです。中期・後期を含めた全方式合計では8学部合計の倍率が6.0倍とやや高くなるため、志望する方式によって参照する倍率を使い分けてください。
偏差値×倍率で見る「狙い目」学部|隠れ激戦を見逃さない
- 情報工学部: 偏差値52.5〜55.0・倍率7.9倍
- 人間科学部: 偏差値47.5・倍率7.3倍
- デザイン・データ科学部: 偏差値45.0・倍率3.2倍

この図を見ると、結局どの学部が一番の「狙い目」なんでしょうか?

一律には言えないけど、デザイン・データ科学部は偏差値45.0・倍率3.2倍で「比較的挑戦しやすい」左下に位置していて、興味があるなら検討価値が高い。逆に人間科学部のような「隠れ激戦」は、偏差値だけで判断すると痛い目を見るから要注意だ。
東京都市大学は「なんとなく理系の中堅私大」ではなく、学部ごとの偏差値・倍率というデータで攻略ルートを設計できる大学です。左上の「隠れ激戦」ゾーンにある学部は、偏差値だけを見て「入りやすそう」と判断すると、実際の競争の激しさを見誤ります。
人間科学部は偏差値47.5と中位でありながら、2026年度の実質倍率は7.3倍と情報工学部に次ぐ高さでした。情報工学部は偏差値52.5〜55.0・倍率7.9倍と、偏差値・倍率とも高い右上の「人気・激戦」ゾーンに位置します。
一方、デザイン・データ科学部や環境学部は倍率3.2倍と低く、メディア情報学部も倍率4.7倍にとどまります。偏差値だけで比較すると見えない「実際の入りやすさ」が、この倍率データから読み取れます。
大事なのは、偏差値・倍率のどちらか一方ではなく両方を、得意科目・志向と照らし合わせて自分の軸で判断することです。倍率が低いという理由だけで学びたくない学部を志望すると、入学後のミスマッチにつながります。
この図はあくまで2026年度・一般選抜前期方式という一方式の実績です。総合型選抜、学校推薦型選抜、共通テスト利用選抜では選考方法も競争率も異なるため、志望する方式ごとに最新の入試結果を確認します。
年度が変われば志願者数・倍率も変動します。前年の実質倍率を「今年の合格難易度」と決めつけず、複数年度の推移と自分の学力の伸びを合わせて志望学部を最終決定します。
📚 用語解説
狙い目学部・学科:偏差値のわりに実質倍率が低い学部・学科を指す言葉として使われますが、学びたい内容と合わない学部を「倍率が低いから」という理由だけで選ぶのは推奨されません。まず志望内容を固めたうえでの判断材料とします。
志望学部の選び方【得意科目×系統×キャンパス】

8学部もあると、独学で全部の入試科目・配点を調べて戦略を立てるのは大変そうですね……

そのとおりで、実は「情報収集と戦略設計」こそが東京都市大学受験の最初の関門なんだ。学部ごとの入試科目・配点・過去問の優先順位づけを全部一人でやると、それだけで相当な時間がかかる。だからこそ、この段階で信頼できる情報源や指導者を確保できるかどうかが、スタートダッシュの差になるんだよ。
上の判断分岐が、ここまでの偏差値・倍率データを「自分の出願戦略」に変換する手順です。いきなり「知名度のある学部」から入ると、得意科目と配点が噛み合わず遠回りになるケースが多発します。まず自分の武器(得意科目)を確定させ、その武器が最も活きる学部を選ぶ。この順番で考えてください。
理工学部(機械工/機械システム工/電気電子通信工/医用工/応用化学/原子力安全工/自然科学の7学科)は偏差値50.0〜55.0・倍率5.4倍と、8学部の中では最も間口が広い学部です。数学・理科中心の配点で、7学科それぞれに異なる専門分野があるため、得意分野に応じた選択肢が豊富です。
情報工学部(情報科学/知能情報工の2学科)は偏差値52.5〜55.0・倍率7.9倍と、8学部で最も倍率が高い学部です。理論・アルゴリズム寄りの情報科学科と、AI・知能システム寄りの知能情報工学科で学びの重心が異なります。
建築都市デザイン学部(建築/都市工の2学科)は偏差値50.0〜55.0・倍率5.8倍で、建築単体を学ぶ建築学科と、都市計画・土木まで含めて学ぶ都市工学科に分かれます。数学・理科に加えてデザイン系の適性も重要になります。
環境学部(環境創生/環境経営システムの2学科)、メディア情報学部(社会メディア/情報システムの2学科)、デザイン・データ科学部は横浜キャンパスの新しい3学部で、偏差値45.0〜50.0・倍率3.2〜4.7倍と理工系3学部より比較的落ち着いた水準です。都市生活学部・人間科学部は世田谷キャンパスにある文理融合・文系寄りの学部で、都市生活学部は倍率5.0倍、人間科学部は倍率7.3倍と、偏差値の割に倍率が高い点に注意が必要です。
理工系3学部(理工/情報工/建築都市デザイン)は数学・理科の配点が高く、環境・メディア情報・デザイン科学の3学部は文理融合の科目構成が中心、都市生活・人間科学の2学部は国語・社会系の配点が相対的に重くなります。志望学部の入試科目一覧を必ず公式サイトで確認してください。
合格までの年間戦略ロードマップ【時期別にやること】

総合型選抜や学校推薦型選抜を受けるかどうかで、年間の計画は変わりますか?

変わるよ。総合型・推薦を受ける場合は秋に書類・面接対策の時間が必要になるから、夏のうちに基礎を固め終えておく必要がある。受けない場合でも、一般選抜前期の3教科型・2教科型どちらを使うかによって、対策する科目数が変わってくるから、夏の終わりまでには決めておきたいね。
上の軸が東京都市大学レベルの理工系・文理融合系対策の年間の型です。ポイントは、各時期に「何をやるか」だけでなく「何をやらないか」を決めることです。春に過去問演習に手を出して基礎に穴を残す、秋になっても基礎教材を回し続けて演習量が足りない——毎年多くの受験生がこの2パターンで失速します。
春から初夏にかけては、志望学部の過去問を1年分解いて現状とのギャップを把握し、数学・理科(または国語・社会)の基礎固めに時間を使います。夏は模試の結果から弱点分野を集中的に潰す応用演習の時期です。
秋は、総合型選抜・学校推薦型選抜を受ける場合は書類・面接対策と一般選抜対策を並走させる必要があります。総合型・推薦の結果を待つだけで一般選抜の対策を止めると、不合格だった場合に大きく出遅れます。
直前期は、本番と同じ時間設定での通し練習を繰り返します。理工系3学部と環境・メディア情報・都市生活・人間科学など文理混在の学部を併願する場合は、科目の配分バランスにも注意が必要です。
模試は「判定に一喜一憂するもの」ではなく「弱点分野を特定する検査」として使います。結果が返ってきたら偏差値より先に分野別の正答率を見て、次の1か月の学習計画に反映させましょう。
過去問は志望学部については10年分を目安に、繰り返し解くことをおすすめします。学部・学科ごとに出題形式の個性が強いため、「その学部の形式で時間内に得点を最大化する練習」として取り組むことが重要です。
理工系3学部同士の併願なら数学・理科の演習量を積み増し、文理混在(都市生活・人間科学など)との併願なら国語・社会の対策時間も確保します。併願先が決まったら、必要科目の一覧表を作って抜け漏れを確認してください。
学部選びの落とし穴|情報が分断したまま決めるとミスマッチが起きる

入試方式との相性が良ければ、入学後のカリキュラムは合格してから考えてもいいですか?

方式はあくまで入口だよ。学部・学科の授業、資格、実習、進路を確認して、4年間学び続けたい学科を選ぶことが先で、入試のしやすさだけで決めるとミスマッチが起きやすい。
学部選びで最も多い落とし穴は、学部名の印象だけで志望学科を決めてしまうことです。理工学部の7学科、建築都市デザイン学部の2学科のように、同じ学部でも学科によって学ぶ内容・偏差値・倍率が大きく異なります。学科別のカリキュラムと研究室・ゼミの情報を必ず読みます。
次に多いのが、偏差値の低さだけで「狙い目」と判断してしまうケースです。この記事のH2-5で見たとおり、偏差値が中位でも実質倍率が突出して高い学部があります。偏差値と倍率は別の指標として、両方を確認したうえで判断します。
3つ目は、出典不明・旧年度の倍率数値を鵜呑みにすることです。旧MPGページに掲載されていた数値をそのまま信じると、2026年度の実際の倍率(3.2倍〜7.9倍)と大きく異なる場合があります。数値を引用するときは、必ず年度と出典(河合塾Kei-Net、大学公式データ等)を確認します。
4つ目は、キャンパスを確認せずに出願してしまうことです。世田谷キャンパス5学部・横浜キャンパス3学部と、学部でキャンパスが固定されています。自宅からの通学経路を、平日の時間帯で実際に確認します。
これらの落とし穴は、いずれも「情報を一つの軸だけで判断する」ことが原因です。学部の学び、偏差値、倍率、キャンパス、進路という複数の軸を並べて比較して初めて、自分に合った志望校選びができます。
オープンキャンパスでは、教室、図書館、自習スペース、学生支援を確認し、入試会場と入学後の修学キャンパスが同じかどうかも合わせて確認します。パンフレットの情報だけで判断せず、現地で確かめることが有効です。
📚 用語解説
情報の分断:入試の数値、学部の学び、キャンパス、進路といった判断材料をバラバラに見て、一つだけで決めてしまう状態です。すべてを並べて比較することで、志望校選びの精度が上がります。
鬼管理専門塾の特徴

鬼管理専門塾では、東京都市大学の学部数・方式数の多さをどう整理しているんですか?

学部、学科、キャンパス、対象方式、偏差値、倍率、科目、日程を一表にまとめて、教材・ページ・問題数・期限へ変換している。8学部という選択肢の多さに惑わされず、志望学科を軸に対策を絞り込むのが最初のステップだよ。
東京都市大学対策では、方式数や学部数の多さに振り回されることを避けます。第一志望学部・学科の学びと必要科目を軸に、総合型、学校推薦型、一般、共通テスト利用のうちどれを組み合わせるかを早期に決め、追加学習量と出願手続きを一元管理します。
管理の目的は受験生を監視することではありません。毎日の課題と完了条件を明確にし、週次テストで理解度を確認し、知識不足、偏差値と倍率の混同、時間配分の課題を翌週へ反映することです。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
東京都市大学8学部の入試科目・配点を踏まえ、理工系の数学・理科から文理混合学部の国語・社会まで、今日進める教材名と問題数まで具体化します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
偏差値45.0〜55.0や倍率3.2〜7.9倍という学部間の差、世田谷/横浜のキャンパス、総合型・推薦・一般・共テの方式を確認し、生徒ごとの個別行動プランを設計します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
毎日の実施確認と毎週の科目別確認テストを組み合わせ、知識不足、倍率と偏差値の混同、時間切れ、志望理由の曖昧さを翌週へ再配置します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
採用率0.6%の専属講師陣が理工系・文理融合系それぞれの出題傾向を読み分け、講師満足度アンケート1,524件の回答も踏まえた対話で、方式選択や課題修正の理由を伝えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAP等の英語資格、高校受験の専門コースを、東京都市大学の学部選びと接続します。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
学部・学科、キャンパス、総合型・推薦・一般・共テ利用の疑問をLINEで質問でき、Zoomの無料説明会と資料請求で指導内容・費用・管理方法を確認できます。
塾を比較するときは、学部別の偏差値45.0〜55.0、2026年度前期方式の実質倍率3.2〜7.9倍、総合型・学校推薦型・一般・共通テスト利用の対象方式や出願時期を学部別に説明できるか確認します。2026年度の倍率を2027年度の合格保証に使う指導は避けます。
指導全体は鬼管理専門塾の紹介、過去の支援事例は合格実績で確認できます。掲載実績は東京都市大学への将来の合格、資格取得、就職を保証しません。本人の答案と生活時間から計画を作れるかを無料説明会で確かめます。
受講前には、対応科目、総合型書類・面接、質問時間、担当講師、振替、追加料金、退会条件、保護者報告を確認します。出願条件・科目・日程は、塾の説明ではなく大学公式の学生募集要項とWeb出願画面を正本にします。
東京都市大学の志望学部・方式に合わせた行動プランを無料説明会で相談できます。
よくある質問
| 確認事項 | 正本 |
|---|---|
| 対象方式・出願期間 | 東京都市大学入学案内サイト |
| 偏差値・実質倍率 | 河合塾Kei-Net |
| 学部別入試結果 | 河合塾Kei-Net・大学公式データ |
| キャンパス | 公式サイトのキャンパス案内 |
Q. 東京都市大学の偏差値はどのくらいですか?
A. 河合塾Kei-Netの学部学科ランク(2027年度入試予想・全統模試ベース)では、学科により45.0〜55.0です。理工学部応用化学科・建築都市デザイン学部建築学科・情報工学部情報科学科の55.0が最も高く、デザイン・データ科学部の45.0が最も手が届きやすい水準です(出典:河合塾Kei-Net、2026年8月2日閲覧)。
Q. 東京都市大学の入試倍率はどのくらいですか?
A. 2026年度一般選抜「前期方式」の実質倍率は学部によって3.2倍〜7.9倍です。8学部合計(前期方式のみ)では志願者11,105名・受験者10,716名・合格者2,037名で倍率5.3倍でした。前期・中期・後期を合算した全体では倍率6.0倍とやや高くなります(出典:河合塾Kei-Net、2026年8月2日閲覧)。
Q. 東京都市大学は何学部ありますか?
A. 理工学部・建築都市デザイン学部・情報工学部・都市生活学部・人間科学部・環境学部・メディア情報学部・デザイン・データ科学部の8学部です。世田谷キャンパス(理工/建築都市デザイン/情報工/都市生活/人間科学)と横浜キャンパス(環境/メディア情報/デザイン・データ科学)の2拠点に分かれます。
Q. 偏差値が低い学部は入りやすいですか?
A. 必ずしもそうとは言えません。人間科学部は偏差値47.5と中位ですが、2026年度前期方式の実質倍率は7.3倍と情報工学部の7.9倍に次ぐ高さでした。偏差値と倍率は別の指標として両方確認してください。
Q. 総合型選抜・学校推薦型選抜はいつ実施されますか?
A. 総合型選抜は秋(10月頃〜)に2段階選抜制を中心に、学校推薦型選抜(指定校制)は秋(11月頃〜)に実施される案内があります。いずれも全学部・学環が対象です。2027年度の確定日は学生募集要項で確認してください。
Q. 創発デザイン工学環とは何ですか?
A. 2027年4月に設置予定と案内されている、特定の学部に属さず複数分野を横断して学ぶ教育組織です。2026年8月時点ではまだ学生募集の実績がないため、志望する場合は最新の学生募集要項で設置状況を必ず確認してください。
Q. 独学でも東京都市大学に合格できますか?
A. 不可能ではありませんが、8学部・複数の入試方式の中から志望学部・方式を絞り込み、日々の学習計画に落とし込んで管理し続ける必要があります。管理が難しいと感じる場合は、大学・学部特化の指導を活用する選択肢もあります。
Q. 世田谷キャンパスと横浜キャンパスはどう違いますか?
A. 世田谷キャンパスは理工学部・建築都市デザイン学部・情報工学部・都市生活学部・人間科学部の5学部、横浜キャンパスは環境学部・メディア情報学部・デザイン・データ科学部の3学部が1年次から卒業まで学ぶ拠点です。2022年4月に都市生活学部・人間科学部が等々力キャンパスから世田谷キャンパスへ移転し、現在の体制になりました。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映




