
菅澤さん、いわき総合高校って好間高校と統合したって聞いたんですけど、今の入試はどうなっているんですか?系列も6つあって選び方が分かりません。

2025年3月に好間高校が統合され、今のいわき総合高校は本校舎と好間校舎の2つの学びやです。入試は前期選抜(特色選抜)・一般選抜・後期選抜の3つがあり、総合学科なので学力検査だけでなく調査書や実技・面接・小論文の配点も選抜区分ごとに大きく違います。まず制度を正確に押さえてから、6系列の選び方を考えましょう。
いわき総合高校専門塾を探している中学生と保護者に向け、学校公式サイトと福島県教育委員会が公開した一次資料を基に、いわき総合高校の総合学科の仕組み、6系列(人文・国際、自然科学、生活福祉、スポーツ健康、芸術・表現、情報)、好間高校との統合の経緯、入試選抜方法(前期・一般・後期)、対策の考え方を整理します。
福島県立いわき総合高等学校公式サイトによると、所在地は福島県いわき市内郷内町駒谷3-1、電話は0246-26-3505です。同校は全日制・総合学科で、学校番号は54です。
いわき総合高校は2004年に設置学科を総合学科へ転換して現在の校名になりました。2025年3月には福島県立好間高等学校が閉校して統合され、旧好間高校の校舎は現在「いわき総合高校 好間校舎」として続いています。地域報道によると、統合後のいわき総合高校は本校舎385人・好間校舎75人の2つの学びやで新年度を迎えたと伝えられています。似た名称の「好間高校」は既に廃校であり、現在は「いわき総合高校(好間校舎)」という位置づけである点を、志望理由書や併願検討の際に正確に理解しておく必要があります。
この記事では、旧MPGページの検索意図「いわき総合高校専門塾」を保ちつつ、統合後の学校の仕組みと、学校公式・福島県教育委員会が確定情報として公開している令和8年度の入試選抜方法を軸に、対策の考え方を具体化します。
入試制度、募集定員、配点、実施内容は年度により変更される場合があります。福島県教育委員会「令和9年度入学者選抜に関すること」ページの実施要綱、いわき総合高校の募集案内で出願年度の最新情報を必ず確認してください。
前期選抜(特色選抜)は総合学科の20%程度が対象で、学力検査250点・調査書250点・特色面接・実技(芸術/スポーツ領域)500点の計1000点満点。一般選抜は学力検査250点・調査書250点で比重は同等。後期選抜は調査書190点・面接・小論文100点です。
目次
いわき総合高校とは?好間高校との統合・沿革・アクセスを確認
学校概要ページは、いわき総合高校の所在地を福島県いわき市内郷内町駒谷3-1、電話を0246-26-3505、FAXを0246-26-8273と掲載しています。志望理由書や願書には正式名称・所在地・学校コードを正確に記載します。
学校は2004年に設置学科を総合学科へ転換し、現校名「いわき総合高等学校」になりました。地域報道によると、統合直前の好間高校は1963年創立で、2025年3月に最後の卒業式(44人へ証書授与)を終え、77年の歴史に幕を閉じています。
続く2025年4月の地域報道は、好間高校とのいわき総合高校の統合により「新生・いわき総合高」が開校式を行い、本校舎385人・好間校舎75人の2つの学びやで新年度を迎えたと伝えています。好間高校は現在、募集単位としては独立せず、いわき総合高校の「好間校舎」という位置づけです。
似た地域の高校と混同しないよう、正式名称「福島県立いわき総合高等学校」、本校舎の所在地(いわき市内郷内町駒谷)、そして好間校舎(好間校舎公式サイト)が別ドメインで運営されている点を確認します。出願先の校舎(本校舎か好間校舎か)を取り違えないことが最初の注意点です。
いわき総合高校は福島県教育委員会の資料で「いわき地区のキャリア指導推進校」と位置づけられています。総合学科として普通教育・専門教育にわたる幅広い選択科目を設置し、生徒自身が科目を選んで自分の時間割を作る学びを特色としています。
学校見学・説明会では、本校舎と好間校舎それぞれの施設、6系列の実習環境、部活動、通学経路、校内の雰囲気を確認します。説明会で聞きたいことと、資料で分かることを事前に分け、質問を用意しておくと効率的です。
通学経路は地図上の距離だけで判断しません。平日の登校時間帯に、家を出る時刻、駅やバス停までの移動、乗換、校門から教室までを実際に確認し、部活動後の帰宅便も調べます。
学校の教育方針と入試の得点は別物ではありません。総合学科で6系列のどれを選ぶにしても、9教科の授業に継続的に取り組み、5教科の学力を伸ばし、主体的に学ぶ姿勢を示すことが、入学後の系列選択と学びの土台になります。
正式名称・所在地・統合の経緯を理解した上で、志望理由書には「なぜいわき総合高校の総合学科でなければならないか」を、6系列のどれに関心があるかを含めて具体的に書きます。
| 確認項目 | 公式情報 | 受験生の行動 |
|---|---|---|
| 学校種 | 全日制・総合学科(学校番号54) | 6系列と入試選抜方法を確認 |
| 沿革 | 2004年総合学科化・2025年3月好間高校統合 | 志望理由に沿革を生かす |
| 所在地 | いわき市内郷内町駒谷3-1(好間校舎は別所在地) | 出願先校舎と通学を確認 |

いわき総合高校を志望するなら、偏差値だけを見れば十分ですか?

不十分です。総合学科の仕組み、6系列、好間校舎との違い、通学を公式資料と見学で確認し、選抜区分(前期・一般・後期)ごとの配点と自分の得意分野を照らし合わせます。
📚 用語解説
いわき地区のキャリア指導推進校:福島県教育委員会の資料でいわき総合高校に位置づけられている役割です。総合学科として、生徒一人ひとりの進路希望に応じた科目選択と指導を重視する学校であることを示します。
総合学科とは何か?「普通科」でも「専門学科」でもない学びの仕組み
高校の学科は大きく分けて「普通科」(国語・数学・理科・地理歴史・公民・保健体育・芸術・外国語・家庭・情報などの普通教科を中心に学ぶ学科)と「専門学科」(農業・工業・商業・水産・看護・福祉・英語など専門教科を中心に、普通教科とあわせて学ぶ学科)に分かれます。総合学科は、この普通科と専門学科の内容をあわせ持つ学科として位置づけられています。
いわき総合高校は学校公式サイトの「総合学科」ページで、総合学科の仕組みや本校の特色、系列・コース、モデルコース、資格・検定、産業社会と人間、総合的な探究の時間などを案内しています。総合学科では、卒業に必要な科目のすべてが決められているわけではなく、必履修科目以外は生徒自身が幅広い選択科目の中から選び、自分の時間割を組み立てていく学び方が特色です。
「自由に選べるから楽そう」という理解だけで入学すると、実際の履修計画で迷います。今興味があること・今やりたいことだけでなく、いわき総合高校で学ぶことが自分の将来にどうつながるかを考える姿勢が必要です。
中学生の段階では、系列名の響きだけで「人文・国際は勉強系」「芸術・表現は実技系」のように単純化しがちです。実際には各系列に基礎的な科目と応用的な科目があり、系列をまたいで選べる科目もあります。系列ごとの詳細な開設科目は、学校説明会や学校案内で必ず確認します。
志望理由を書くときは、総合学科の仕組みを正しく理解した上で、なぜ決められたカリキュラムの高校ではなく、自分で選ぶ総合学科を選ぶのかを具体的に書きます。「自由だから」だけでは弱く、興味のある系列・学びたい分野を挙げます。
入試で問われる9教科・5教科の学力と、入学後の科目選択は別の話です。総合学科だから学力検査が易しくなるわけではなく、いわき総合高校の一般選抜も5教科の学力検査を実施します。
オープンスクールや学校説明会では、実際にどの系列が人気か、系列を後から変更できるか、必履修科目以外の科目数の目安、進路希望調査のタイミングを質問します。パンフレットの言葉だけで判断しません。
いわき総合高校は「いわき地区のキャリア指導推進校」という位置づけを持ちます。総合学科の学びと進路指導を結びつける姿勢が強い学校だと理解した上で、系列選びと進路希望を早い段階から言語化しておくと、入学後のガイダンス的な学びにも取り組みやすくなります。
| 学科の種類 | 教科の決まり方 | いわき総合高校 |
|---|---|---|
| 普通科 | 普通教科が中心 | 該当なし |
| 専門学科 | 決められた専門教科が中心 | 該当なし |
| 総合学科 | 必履修科目以外は幅広い選択科目から自分で選ぶ | 全日制・総合学科として設置(学校番号54) |

総合学科は専門学科の一種で、決められた科目を学ぶのですか?

いいえ。総合学科は普通科と専門学科の内容をあわせ持ち、必履修科目以外は幅広い選択科目から生徒自身が選び、自分の時間割を作る学科です。
📚 用語解説
総合学科:普通科と専門学科の内容をあわせ持つ学科です。必履修科目以外は幅広い選択科目の中から生徒が自分で選択し、時間割を組み立てます。いわき総合高校は2004年からこの学科です。
6系列(人文・国際/自然科学/生活福祉/スポーツ健康/芸術・表現/情報)をどう選ぶ?
- 人文・国際: 人文・社会・語学の学び
- 自然科学: 理数分野の学び
- 情報: 情報・実務分野の学び
- 芸術・表現: 音楽・美術・演劇など
- スポーツ健康: 体育・健康分野の実技
- 生活福祉: 家庭・福祉の実践学習
いわき総合高校は、人文・国際、自然科学、生活福祉、スポーツ健康、芸術・表現、情報の6系列を設置しています。総合学科の中でも系列数が多く、幅広い進路希望に対応できる構成です。
系列名から学びの方向性はある程度想像できます。人文・国際は人文・社会・語学分野、自然科学は理数分野、生活福祉は家庭・福祉分野の実践的な学び、スポーツ健康は体育・健康分野、芸術・表現は音楽・美術・演劇などの表現分野、情報は情報・実務分野に関わる学びが中心になると考えられます。ただし、各系列で実際にどの科目が開設され、どこまで選択できるかの詳細は、学校説明会・学校案内・オープンスクールで必ず確認してください。この記事では、系列名から誤解しやすい点の整理にとどめます。
系列名の印象だけで選ぶと、実際の科目内容とずれることがあります。例えば「情報」は情報系の学びだけでなく実務的な科目を含むことがあり、「人文・国際」には理数科目の基礎が含まれることもあります。系列ごとの基礎科目・発展科目の一覧を学校説明会で確認し、自分が3年間続けて学びたい科目がどれだけあるかを数える作業が重要です。
進路希望との接続も重要です。大学進学を考えるなら、志望学部の受験科目に必要な国語・数学・理科・地理歴史・公民・外国語をどの系列でどこまで履修できるかを確認します。専門学校や就職を考えるなら、生活福祉・情報・芸術表現などの実践科目、資格取得につながる科目を確認します。
前期選抜(特色選抜)は、芸術領域・スポーツ領域で優れた実績や資質を持ち、入学後もその分野のコース選択や部活動に継続して取り組む生徒を対象にした枠が設けられています。芸術・表現系列やスポーツ健康系列を強く志望する生徒は、この前期選抜の仕組みも合わせて確認します。
系列は入学後に必ず固定されるわけではなく、学校ごとの運用(選択変更の可否や時期)があります。パンフレットや説明会で、系列決定の時期、変更の可否、系列をまたぐ選択科目の有無を必ず質問します。
中学生の今からできることは、興味のある分野を1つに絞らず、6系列それぞれの名称から連想される学びを見て、「学んでみたい」「避けたい」を仕分けることです。曖昧な「なんとなく好き」を、できるだけ具体的な言葉で言語化します。
系列選びに迷ったら、学校説明会・オープンスクールで在校生や教員に直接質問し、パンフレットだけでは分からない実際の授業の様子を確認することが有効です。
| 系列 | 学びの方向性(名称からの整理) | 志望理由で確認したいこと |
|---|---|---|
| 人文・国際 | 人文・社会・語学分野 | 進学先の受験科目との接続 |
| 自然科学 | 理数分野 | 理系進学・資格との接続 |
| 生活福祉 | 家庭・福祉分野の実践的な学び | 資格取得・福祉系進路との接続 |
| スポーツ健康 | 体育・健康分野 | 部活動・前期選抜特色検査との接続 |
| 芸術・表現 | 音楽・美術・演劇など表現分野 | 前期選抜特色検査(実技)との接続 |
| 情報 | 情報・実務分野 | 情報系進学・就職との接続 |

6系列は、興味がある1科目だけで選んでよいですか?

おすすめしません。系列名から連想される学びの方向性を確認した上で、進路希望との接続、前期選抜の特色検査との関係まで合わせて考えます。
📚 用語解説
系列:総合学科で、共通して学ぶ科目に加えて生徒が選択する専門的な科目群です。いわき総合高校は人文・国際、自然科学、生活福祉、スポーツ健康、芸術・表現、情報の6系列を設置しています。
アドミッション・ポリシーから見る「求める生徒像」とは?
福島県教育委員会が公開している令和8年度福島県立高等学校入学者選抜における選抜方法【調査票】(学校番号54 いわき総合)には、いわき総合高校のアドミッション・ポリシーとして次の3項目が明記されています。
①本校の特色や校風について理解した上で、本校で学びたいという意欲を持つ生徒。②他者と力を合わせながら、自己実現のために必要な力の向上を目指す生徒。③新しいことにチャレンジしながら、仲間と切磋琢磨し合い、高校生活の充実を目指す生徒。この3項目は、志望理由書や面接で最も直接的に問われる内容です。
「①学校理解と意欲」を示すには、いわき総合高校の総合学科・6系列・好間校舎との統合の経緯など、学校の特色を具体的に理解していることが伝わる書き方が必要です。パンフレットの文言をそのまま書き写すのではなく、自分の言葉で「なぜこの学校か」を説明します。
「②協働と自己実現」は、中学校での部活動・委員会・グループ活動などで他者と力を合わせた経験を、自己実現(学びたいこと・伸ばしたい力)と結びつけて語る材料になります。
「③挑戦と切磋琢磨」は、新しい分野への挑戦経験や、仲間と競い合いながら成長した経験を指します。総合学科は自分で選ぶ学びが多いため、この「挑戦する姿勢」は入学後の科目選択・系列での学びにも直結します。
前期選抜(特色選抜)の「志願してほしい生徒像」は、これら3項目に加え、総合学科の系列科目の学習に積極的に取り組み、充実した高校生活を通して進路目標の達成を目指す生徒を求めるとしています。芸術領域・スポーツ領域では、優れた実績や資質を持ち、入学後もその分野のコース選択や部活動に継続して取り組む生徒という、より具体的な条件が加わります。
志望理由書は、3項目のうち1つだけを厚く書くのではなく、①②③それぞれに対応するエピソードを1つずつ用意し、総合学科・6系列のどれに関心があるかまで具体的につなげると説得力が増します。
面接(前期選抜の特色面接、後期選抜の個人面接)でも、この3項目に沿った質問がされやすいと想定し、事前に自分の言葉で説明できるよう練習しておきます。
| アドミッション・ポリシー | 志望理由書での材料例 |
|---|---|
| ①学校理解と意欲 | 総合学科・6系列・統合の経緯への理解と学びたい理由 |
| ②協働と自己実現 | 部活動・委員会等での協働経験と伸ばしたい力 |
| ③挑戦と切磋琢磨 | 新しい分野への挑戦経験・仲間と競い合った経験 |

アドミッション・ポリシーは前期選抜だけに関係するのですか?

いいえ。前期選抜の「志願してほしい生徒像」の土台になっているだけでなく、一般選抜・後期選抜の面接や小論文でも、学校が求める姿勢として一貫して問われます。
📚 用語解説
アドミッション・ポリシー:学校が入学者に求める姿勢や資質を示す方針です。いわき総合高校は「学校理解と意欲」「協働と自己実現」「挑戦と切磋琢磨」の3項目を公表しています。
前期選抜(特色選抜)とは?芸術・スポーツ領域の実技検査を含む1000点満点
福島県教育委員会が公開した令和8年度選抜方法【調査票】によると、いわき総合高校の前期選抜は「特色選抜」で、募集定員枠は総合学科の20%程度です。
対象となる生徒像は、総合学科の系列科目の学習に積極的に取り組み、充実した高校生活を通して進路目標の達成を目指す者です。特に芸術領域・スポーツ領域では、優れた実績や資質を持ち、受験した専門分野について入学後もそのコースを選択して積極的に学ぶ者、または入学後も受験した専門分野の部活動に3年間継続して取り組む者を求めるとされています。
選抜資料は5つです。まず学力検査は5教科で、満点を合計250点とします。次に特色選抜志願理由書があり、本校への志望動機や将来への抱負、高校生活で特に学びたいことなどを本人が記入します。
調査書は傾斜配点が特徴です。「各教科の学習の記録」は、音楽・美術・保健体育・技術家庭の評定を2倍にする傾斜配点を実施し195点満点、これに「特別活動等の記録」及び「長所・特技等の記録」55点満点を合わせて250点満点とします。部活動や地域クラブ活動等の実績や取組も総合的に評価し点数化されます。
特色面接は集団面接で、面接は段階評価です。特色検査は実技を実施し、各種技能や能力をみるもので、満点は500点です。学力検査250点、調査書250点、実技500点を合わせ、全体の満点は1000点になります。
この配点から分かるのは、前期選抜(特色選抜)では実技検査の比重が最も大きいという点です。芸術・表現系列やスポーツ健康系列を強く志望し、専門分野で継続的に実績を積んできた受験生に向く選抜区分といえます。
一方で、実技に自信がない、あるいは芸術・スポーツ領域の対象外分野を志望する受験生にとっては、後述する一般選抜(学力検査と調査書が同等の比重)の方が向いている場合があります。前期選抜と一般選抜のどちらを軸にするか、早い段階で検討しておくことが重要です。
調査書の傾斜配点(実技4教科を2倍)は前期選抜特有の仕組みです。実技4教科を「学力検査に出ないから」と軽視すると、前期選抜を志願する場合に不利になります。9教科すべての評定を意識した学習が必要です。

前期選抜(特色選抜)は誰でも出願できますか?

総合学科の系列科目に積極的に取り組む生徒が対象です。特に芸術・スポーツ領域は、専門分野での実績や、入学後も継続して取り組む意思が求められます。
📚 用語解説
傾斜配点:特定の教科の評定を通常より重く計算する仕組みです。いわき総合高校の前期選抜では、音楽・美術・保健体育・技術家庭の評定を2倍にして調査書を算出します。
一般選抜とは?学力検査250点・調査書250点は「同等」の比重
一般選抜の総合学科の募集定員は240です。選抜資料は学力検査、調査書、一般面接の3つで、学力検査は5教科、満点を250点とします。
調査書は「各教科の学習の記録」195点満点、「特別活動等の記録」「長所・特技等の記録」55点満点を合わせて250点満点です。前期選抜のような実技4教科への傾斜配点はなく、9教科の評定がそのまま反映されます。部活動や地域クラブ活動等の実績や取組も総合的に評価し点数化されます。
一般面接は実施しません。そして、学力検査と調査書の成績の比重は「同等」と明記されています。
この「同等」という配点は重要です。学力検査250点、調査書250点でちょうど1対1のため、当日の学力検査だけで大きく挽回する設計にも、逆に内申点だけで安心できる設計にもなっていません。中学2年・3年の9教科の評定を丁寧に積み上げることと、5教科の入試当日の得点力を伸ばすことの両方が、同じ重みで合否に効きます。
一般選抜には面接がないため、学力検査と調査書の数値だけで合否が決まります。裏を返せば、面接での挽回ができない分、日々の評定と当日の得点の両方に抜け漏れを作らないことが対策の中心になります。
前期選抜(実技500点を含む1000点満点)と一般選抜(学力検査と調査書が同等の500点満点)では、選抜資料の構成が大きく異なります。実技に強みがない受験生や、9教科の評定と5教科の学力検査をバランスよく伸ばしたい受験生は、一般選抜を軸に計画を立てるのが基本です。
内申点が高ければ当日点が低くてもよい、あるいはその逆というわけではありません。比重が同等である以上、どちらか一方を後回しにする戦略はリスクが大きく、9教科の評定と5教科の学力検査を並行して整える計画が必要です。
出願前には、当該年度(出願する年の)の福島県教育委員会公式資料・いわき総合高校の募集案内で、募集定員・配点・実施内容が変更されていないかを必ず再確認してください。

一般選抜は面接がないなら、内申点はあまり気にしなくてよいですか?

いいえ。調査書250点は学力検査250点と同等の比重です。面接がない分、9教科の評定と5教科の当日点の両方をそのまま合否点として扱う意識が必要です。
📚 用語解説
学力検査と調査書の成績の比重:選抜資料をどの割合で合否判定に使うかを示す指標です。いわき総合高校の一般選抜は学力検査250点・調査書250点で「同等」と定められています。
後期選抜とは?調査書190点・面接・小論文100点をどう準備する
後期選抜の選抜資料は調査書、面接、小論文(又は作文)の3つです。調査書は「各教科の学習の記録」135点満点、「特別活動等の記録」及び「長所・特技等の記録」55点満点を合わせて190点満点とします。一般選抜の調査書(250点)より満点構成が異なる点に注意します。部活動や地域クラブ活動等の実績や取組も総合的に評価し点数化されます。
面接は個人面接で、段階評価です。前期選抜の集団面接とは異なり、1対複数(または1対1)で行われる形式のため、自分の考えを自分の言葉で、より深く問われる場面を想定して準備します。
小論文は、資料を読み、設問に答えるとともに、自分の考えを400字程度で述べる形式です。中学校における学習活動の成果や論理的に判断する力などを総合的に問うとされ、点数化されて満点は100点です。
後期選抜には学力検査がありません。中学3年間の学習・生活の積み重ね(調査書)、その場での応答力(面接)、資料を読み取り考えを論理的にまとめる力(小論文)で合否が判断される選抜区分です。
小論文対策では、単に文章を書く練習をするだけでなく、資料(文章・グラフ・データなど)を正確に読み取り、設問の条件に沿って自分の考えを400字程度でまとめる訓練を重ねます。制限字数内で「意見」と「理由」を明確に書く練習が有効です。
面接対策では、志望理由、総合学科・6系列への関心、中学校での取り組み、高校生活で挑戦したいことなどを、アドミッション・ポリシーの3項目(学校理解と意欲、協働と自己実現、挑戦と切磋琢磨)と結びつけて説明できるように準備します。
後期選抜を検討する受験生は、前期選抜・一般選抜との違い(学力検査の有無、配点構成)を理解した上で、自分の強み(調査書・面接・小論文のどれが得意か)に応じて、どの選抜区分を軸にするかを早めに決めておくことが有効です。
出願区分(前期・一般・後期のどれで出願するか、あるいは前期不合格後に一般・後期へ進むか)の詳細な流れは、いわき総合高校の募集案内・福島県教育委員会の実施要綱で必ず確認してください。

後期選抜は学力検査がないので、対策は面接と小論文だけでよいですか?

その2つに加え、調査書190点の土台になる中学3年間の9教科の評定・特別活動等の記録も合否に関わります。日々の授業と提出物への取り組みが引き続き重要です。
📚 用語解説
小論文(後期選抜):資料を読み、設問に答えつつ自分の考えを400字程度で述べる検査です。いわき総合高校の後期選抜では100点満点で点数化されます。
6系列の学びと進路をどうつなげるか?キャリア指導推進校としての位置づけ
いわき総合高校は福島県教育委員会の資料で「いわき地区のキャリア指導推進校」として位置づけられています。総合学科は、幅広い選択科目の中から生徒自身が科目を選ぶ分、進路希望を早い段階で言語化し、系列選択・科目選択と結びつけていくことが、他の学科以上に重要になります。
本記事の執筆時点では、いわき総合高校の卒業生の進学・就職先の詳細な内訳を示す一次資料を確認できていません。数値を確認できない以上、進路実績の具体的な人数や合格先を本記事では扱いません。出願を検討する際は、学校説明会・学校案内・公式サイトで最新の進路実績を直接確認してください。
その上で、総合学科の学びと入試対策を結びつける考え方を整理します。まず、6系列(人文・国際、自然科学、生活福祉、スポーツ健康、芸術・表現、情報)のどれに関心があるかを、興味だけでなく「その先の進路希望」と合わせて考えます。大学進学を考えるなら、志望する学部・学科の受験科目に必要な教科をどの系列でどこまで学べるかを確認します。専門学校・就職を考えるなら、生活福祉・情報・芸術表現などの実践科目や資格取得につながる科目を確認します。
次に、入試の選抜区分(前期選抜・一般選抜・後期選抜)ごとに求められる力が異なることを踏まえます。前期選抜(特色選抜)は実技500点を含む配点、一般選抜は学力検査と調査書が同等の配点、後期選抜は調査書・面接・小論文が中心です。自分がどの選抜区分で受験する可能性が高いかによって、9教科の評定・5教科の学力・実技・面接・小論文のどこに重点を置くかが変わります。
5教科の学習は、どの選抜区分を選んでも土台になります。前期選抜でも学力検査250点は選抜資料に含まれ、一般選抜では学力検査と調査書が同等、後期選抜でも中学3年間の学習の積み重ねが調査書として反映されます。
一週間の学習計画には、9教科の評定に関わる授業・提出物・実技教科の取り組みと、5教科の受験対策を同時に組み込みます。得意教科をさらに伸ばす時間と、苦手教科の底上げに使う時間を、週単位で配分を決めておきます。
系列選びと進路希望は、一度決めたら変えられないものではありません。学校説明会・オープンスクールで在校生や教員から話を聞き、入学後も系列や科目選択について随時見直せることを理解した上で、今の時点でできる限り具体的な言語化をしておくことが、志望理由書・面接・小論文のすべてに生きます。

進路実績の数値が分からないと、志望校として決めにくくありませんか?

確認できない数値は本記事では扱いませんが、学校説明会・オープンスクールで直接質問できます。系列の学びと自分の進路希望のつながりを、早めに具体的な言葉にしておくことが対策の土台になります。
📚 用語解説
進路希望の言語化:進学・就職などの希望を、系列選択や受験科目と結びつけて具体的な言葉にする作業です。総合学科では特に重要とされ、志望理由書・面接の説得力にも直結します。
鬼管理専門塾の特徴
いわき総合高校対策では、前期選抜(特色選抜)の学力250・調査書250・実技500の1000点満点、一般選抜の学力250・調査書250の同等配点、後期選抜の調査書190・面接・小論文100を、それぞれ別物として扱いません。どの選抜区分で受験する可能性が高いかを踏まえ、9教科の内申、5教科の当日点、実技や面接・小論文への準備を、逆算して同じ計画に組み込みます。
鬼管理専門塾では、志望校と現在地から逆算し、一日に使う教材、ページ、問題数、開始時刻、再テストまで具体化します。週末に確認し、未達と誤答を次週の計画へ戻します。
いわき総合高校は総合学科として6系列を持ち、前期選抜では実技4教科への傾斜配点があります。実技教科を「学力検査に出ないから」と軽視せず、9教科全体の底上げと、志望する選抜区分に応じた重点配分を並行して進める計画が必要です。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
いわき総合高校の前期250:250:実技500、一般250:250同等、後期190+面接+小論文100から逆算し、英単語、数学問題、国語読解、理社復習、実技・小論文対策を教材名・範囲・問題数・開始時刻まで一日単位で指定します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
中2・中3の9教科評定、模試の5教科得点、大問別誤答、系列選びの希望や部活動の実績を確認し、生徒ごとにいわき総合高校合格へ必要な個別行動プランを設計します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
毎日の5教科学習と提出物を確認し、毎週の確認テストで英国数理社の定着を測り、基準未達の単元や遅れを翌週へ放置せず、問題数・難度・順序を修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
採用率0.6%の専属講師陣が、いわき総合高校の前期・一般・後期で配点構成が大きく異なる点を混同せず、講師満足度アンケート1,524件の検証視点で計画を点検します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開し、いわき総合高校入試の5教科・9教科内申から、総合学科の系列選択・進路希望までを見通した対策を組み立てます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
いわき総合高校の前期・一般・後期の違い、6系列の選び方、内申計算、実技・小論文への疑問はLINEで質問し、Zoom無料説明会と資料請求で入会前に確認できます。
毎日の管理方法は鬼管理の仕組みで確認できます。これまでの指導事例は鬼管理専門塾の合格実績に掲載しています。過去の実績はいわき総合高校への合格を保証するものではありません。
無料説明会では、中2・中3の9教科評定、直近の定期考査、模試、過去問題、提出物状況、志望する選抜区分(前期・一般・後期)、興味のある系列、実技分野の実績、学習時間を共有すると、対策を具体化できます。
前期選抜(特色選抜)を志望する場合は、実技4教科を含む9教科の評定と、実技分野の実績・継続的な取り組みを、一般選抜を志望する場合は9教科の評定と5教科の当日点を同等に扱う計画を、後期選抜を志望する場合は面接・小論文対策を、それぞれ同じ週予定へ組み込みます。
出願年度の募集定員・配点・実施内容は、必ず福島県教育委員会と学校の最新公式資料で確認してください。この記事は令和8年度に確定した公式情報を基にしており、出願年度によって変更される場合があります。
いわき総合高校の入試へ向け、前期・一般・後期それぞれの配点差、6系列の選び方、9教科内申、5教科を一日単位の学習計画にしたい方は、LINE質問・無料説明会・資料請求をご利用ください。

内申と5教科のどちらにも不安があっても、いわき総合高校対策を始められますか?

始められます。9教科の評価機会と5教科の大問別得点を確認し、残り期間で変えられる課題を日・週へ配置します。志望する選抜区分に応じた実技・面接・小論文対策も同時に管理します。
📚 用語解説
鬼管理:志望校から逆算し、一日ごとの教材・範囲・問題数を定め、毎日と毎週の結果から計画を修正する学習管理です。いわき総合高校では前期・一般・後期の配点差を踏まえ、9教科内申・5教科・実技・面接・小論文を対象にします。
よくある質問
| 確認したいこと | 先に読む章 |
|---|---|
| 学校概要・好間高校との統合 | 第1章 |
| 総合学科の仕組み | 第2章 |
| 6系列の選び方 | 第3章 |
| アドミッション・ポリシー | 第4章 |
| 前期選抜(特色選抜) | 第5章 |
| 一般選抜 | 第6章 |
| 後期選抜 | 第7章 |
| 進路・学習管理と鬼管理 | 第8・9章 |
Q. いわき総合高校は何科ですか?
A. 全日制・総合学科です。2004年に設置学科を総合学科へ転換し、現校名になりました。
Q. いわき総合高校と好間高校は同じ学校ですか?
A. 好間高校は2025年3月に閉校し、いわき総合高校に統合されました。現在は「いわき総合高校 好間校舎」という位置づけです。
Q. いわき総合高校には何系列がありますか?
A. 人文・国際、自然科学、生活福祉、スポーツ健康、芸術・表現、情報の6系列です。
Q. 前期選抜(特色選抜)の満点構成はどうなっていますか?
A. 令和8年度は学力検査250点、調査書250点、特色検査(実技)500点で、全体の満点は1000点です。
Q. 一般選抜の学力検査と調査書の比重はどうなっていますか?
A. 令和8年度は学力検査250点、調査書250点で、比重は「同等」と定められています。
Q. 後期選抜には学力検査がありますか?
A. 令和8年度の後期選抜に学力検査はありません。調査書190点、面接、小論文100点で選抜します。
Q. いわき総合高校の一般選抜の募集定員は何人ですか?
A. 令和8年度は総合学科240人です。前期選抜(特色選抜)は総合学科の20%程度が対象です。
Q. 出願する年度の選抜方法は今と同じですか?
A. 本記事は令和8年度の確定情報を基にしています。出願年度によって変更される場合があるため、必ず最新の公式資料で確認してください。
正式な学校名、好間高校との統合の経緯、総合学科と6系列、前期選抜(学力250・調査書250・実技500)、一般選抜(学力250・調査書250同等)、後期選抜(調査書190・面接・小論文100)を出願年度の最新資料で確認します。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映




