
菅澤さん、学習院高等科を目指してるんですけど、附属校だから内部進学のことばかり調べてしまって……そもそも外部から入試を受ける枠がどれくらいあるのかとか、学習院中等科から上がってくる生徒との違いとか、よく分からないままなんです……

それは大事な整理不足だね。学習院高等科は、学習院中等科からの内部進学者が大半を占める学校で、外部の一般入試で入れる枠はごく少数なんだ。この記事では①学習院高等科の基本データ → ②一般入試(外部募集約20名)を突破する方法 → ③学習院中等科からの内部進学との違い → ④学習院大学への内部進学の仕組み → ⑤偏差値69で並ぶ附属校群との比較 → ⑥年間戦略ロードマップ の順で、公式データだけを使って整理する。読み終わる頃には「学習院高等科に対してどう動けばいいか」が具体化できるはずだよ。
この記事は、学習院高等科をはじめとする難関附属校の受験指導・進学支援を専門に行う鬼管理専門塾が、学習院高等科・学習院中等科の公式入試資料・進路状況資料(出典は各セクションに明記)をもとに、学習院高等科合格までの戦略、および入学後に求められる進路選択の戦略を解説するものです。当塾は学習院高等科とは一切関係のない受験指導サービスであり、学習院高等科の名称は指導対象校として記載しているものです。なお、女子校である学習院女子高等科とは別の学校です。それでは早速、本題に入ります。
目次
学習院高等科とは【偏差値69・学習院大学附属の男子校】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 学習院高等科(「学習院高等学校」ではない) |
| 所在地 | 東京都豊島区目白1-5-1 |
| 形態 | 男子校(併設の学習院中等科あり。中高一貫型の附属校) |
| 沿革 | 1877年(明治10年)開校の伝統校。学習院大学の附属校 |
| 偏差値 | 69(東京都内598校中28位・都内私立390校中16位・全国8,642校中182位) |
| 入学ルート | ①学習院中等科からの内部進学(卒業生の約95%)②一般入試(外部募集約20名) |
学習院高等科は、東京都豊島区目白にある男子校です。1877年(明治10年)開校の伝統校で、学習院大学の附属校にあたります(出典:学習院高等科公式サイト、みんなの高校情報「学習院高等科(東京都)の情報」、2026年8月2日閲覧)。偏差値はみんなの高校情報の集計で69とされ、東京都内598校中28位・都内私立390校中16位・全国8,642校中182位という水準です(出典:みんなの高校情報「学習院高等科(東京都)の偏差値2026年度最新版」、2026年8月2日閲覧)。
ここで押さえておきたいのは、学習院高等科には併設の学習院中等科があり、生徒の入学ルートが2つに分かれているという点です。慶應義塾志木高校のような「高校単体で外部募集する附属校」とは異なり、学習院高等科は中高一貫型で、外部の一般入試で入れる枠はごく少数です。まずはこの母集団の中での学習院高等科の位置づけを正確に把握しておきましょう。

偏差値69で都内28位……附属校でもしっかり難関なんですね。中等科があるのに、なんで一般入試の枠もあるんですか?

いい質問だね。学習院中等科の卒業生の多くは、そのまま推薦で学習院高等科へ進学する。でもそれだけだと外部から高校入試で入りたい受験生の受け皿がないから、少数ながら一般入試の枠を設けている、という位置づけなんだ。だから「学習院高等科を高校受験で目指す」というのは、この少数の外部枠を狙うということを意味する。次の章で、その一般入試の具体的な数字を見ていこう。
📚 用語解説
附属校(付属校):特定の大学の系列にあり、卒業後に推薦等の形でその大学へ進学しやすい仕組みを持つ中学校・高校のこと。学習院高等科は学習院大学の附属校です。附属校には慶應義塾志木高校のように高校単体で外部募集する型と、学習院高等科のように併設の中学校(学習院中等科)を持つ中高一貫型があります。
この段階でのアクションは、まず「学習院高等科は中高一貫型の附属校であり、外部から高校受験で入れる枠は少数である」という前提を正確に理解することです。次章で、その一般入試(外部募集)の具体的な倍率と対策を見ていきましょう。
学習院高等科の一般入試を突破する方法【外部募集約20名・3教科】
学習院高等科の高校入試は「一般入試」のみで、帰国生入試や推薦入試は実施されていません。募集人員は普通科第1学年男子約20名と少数で、中等科からの内部進学者とは別枠です(出典:学習院高等科公式サイト「入試要項」、2027年度入試要項、2026年8月2日閲覧)。
- 2/14 筆記試験: 国語8:40〜9:40・数学10:00〜11:00・英語11:20〜12:20
📚 用語解説
一般入試(外部募集):学習院高等科が実施する唯一の入試方式。学習院中等科からの内部進学とは別枠で、普通科第1学年男子約20名を募集します。帰国生入試や推薦入試は実施されておらず、国語・数学・英語の3教科筆記試験のみで選考されます(出典:公式サイト「入試要項」)。
選考は国語・数学・英語の3教科の筆記試験のみで、面接はありません。簡単なアンケート(筆答)も実施されますが、合否には関係ないとされています。出願資格は「中学校卒業、または2027年3月中学校卒業見込みの者」で、入学検定料は30,000円です(いずれも出典:同要項)。入学金は300,000円、2026年度参考の年間学費目安は授業料718,000円・維持費292,000円・諸会費15,300円・行事費等207,000円です(出典:同要項)。
| 年度 | 募集人員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率(受験者数÷合格者数) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年度 | 約20名 | 174名 | 131名 | 36名 | 3.64倍 |
| 2024年度 | 約20名 | 172名 | 114名 | 28名 | 4.07倍 |
| 2025年度 | 約20名 | 161名 | 120名 | 39名 | 3.08倍 |
| 2026年度 | 約20名 | 153名 | 107名 | 39名 | 2.74倍 |
上の表は学習院高等科が公式サイトで公表している一般入試の4年間の実績です(出典:学習院高等科公式サイト「入試結果」、2026年8月2日閲覧・倍率は受験者数÷合格者数で編集部が算出)。募集人員は4年間変わらず約20名という狭き門である一方、志願者数は2023年度の174名から2026年度は153名へと緩やかに減少しています。倍率は2024年度に4.07倍まで上昇した後、2025年度3.08倍、2026年度2.74倍と低下傾向にありますが、依然として合格者は受験者の3〜4割程度にとどまる決して簡単ではない入試です。
- 2026年度: 4年間で最も低いが依然3割弱の合格率
📚 用語解説
本記事における「倍率」の定義:学習院高等科の公式「入試結果」ページには志願者数・受験者数・合格者数がすべて掲載されています。本記事の倍率はこのうち受験者数÷合格者数で算出したもので、一般に「実質倍率」と呼ばれる定義に一致します。

倍率は下がってきてるけど、それでも合格者は受験者の3〜4割くらいなんですね。募集人員がずっと約20名のままっていうのも気になります。

2つの意味がある。1つ目は「倍率が下がっている=入りやすくなっている」と単純には言えないということ。2024年度4.07倍から2026年度2.74倍まで下がったとはいえ、受験者107名に対して合格者はわずか39名で、7割近くが不合格になる入試であることに変わりはない。2つ目は「募集人員約20名という枠の少なさ」そのものが変わっていないということ。中等科からの内部進学者が学年の大半を占める構造上、外部枠が大きく広がることは考えにくい、ということだね。
アクションとしては、まず国語・数学・英語の3教科すべてで穴を作らない対策が必須です。面接がなく筆記試験のみで合否が決まるという意味では対策の的が絞りやすい一方、募集人員約20名という枠の小ささゆえに、1問の失点が合否に直結しやすい構造でもあります。
この表は2023〜2026年度の実績であり、翌年度以降も同じ水準になる保証はありません。出願直前には必ず学習院高等科公式サイトの最新の入学試験要項を確認してください。
学習院高等科の一般入試対策から相談したい方はこちら
学習院中等科からの内部進学と一般入試(外部募集)の違い
学習院高等科を目指すうえで最も誤解されやすいのが、学習院中等科からの内部進学と、外部からの一般入試の関係です。この章では、その構造を公式データで整理します。
- 一般入試(外部募集): 約20名募集・合格39名(2026年度)。国語・数学・英語の3教科筆記試験のみで選考
学習院中等科の卒業生は例年約200名で、そのうち約95%が推薦により学習院高等科へ進学します。推薦の判断材料は中等科3年間の学業成績・操行・出席日数で、基準を満たせず非推薦となる生徒は例年数名にとどまります(出典:学習院中等科公式サイト「進学状況」、2026年8月2日閲覧)。つまり学習院高等科1学年の生徒の大半は、高校入試を経験せずに中等科から内部進学してきた生徒で構成されており、一般入試(外部募集約20名)の合格者はその中に加わる少数派、という構図です。

ということは、学習院高等科に高校受験で入る生徒は、もともとクラスの中で少数派になるんですね。それって何か影響あるんですか?

その通り。学年の大多数が中等科からの内部進学者という環境に、外部入試組が加わる形になる。だからといって授業内容やカリキュラムが外部生に不利にできているわけではないけれど、「同級生の多くは中学受験を経て中等科で3年間過ごしてきた仲間関係がある」という前提は理解しておいた方がいい。
📚 用語解説
内部進学:附属校の生徒が、外部受験を経ずに系列の上級学校(中学校から高校、高校から大学など)へ進学すること。学習院高等科の場合、学習院中等科から高等科への内部進学(約95%)と、学習院高等科から学習院大学への内部進学(後述)の2段階があります。
この章のアクションは、自分がどちらのルートで学習院高等科を目指すのかを明確にすることです。学習院中等科に在籍しているなら3年間の成績・操行・出席日数の管理が最重要課題になり、外部から高校受験で目指すなら、約20名という狭い枠に向けた3教科対策に集中する必要があります。次章では、学習院高等科に入学した後の学習院大学への内部進学の仕組みを見ていきます。
学習院高等科から学習院大学への内部進学の仕組み【推薦進学率約36%】
学習院高等科のもう1つの重要なポイントが、卒業後の進路です。学習院大学への内部進学率は、実は他の大学附属校と比べて高くありません。この章では、実際の内部進学率と学部別の内訳を公式データで確認します。
| 進路区分 | 前年度(2026年3月卒業生)の内訳 |
|---|---|
| 学習院大学 経済学部 | 44名(経営学科33名・経済学科11名) |
| 学習院大学 法学部 | 39名(政治学科22名・法学科17名) |
| 学習院大学 国際社会科学部 | 21名 |
| 学習院大学 文学部 | 10名 |
| 学習院大学 理学部 | 6名 |
| 私立大学(他大学) | 199名(現役78名・浪人121名) |
| 国公立大学 | 12名(現役5名・浪人7名) |
| 海外大学 | 3名(現役3名・米国) |
上の表は前年度(2026年3月)卒業生の進路内訳です(出典:学習院高等科公式サイト「前年度進学実績」、2026年8月2日閲覧)。学習院大学への推薦進学者は合計120名で、経済学部44名・法学部39名の2学部で過半数を占め、次いで国際社会科学部21名が続きます。一方で、他大学への進学者は私立199名・国公立12名・海外3名の合計214名にのぼり、内部進学120名を大きく上回っています。内部進学120名と他大学進学214名を合わせた推定卒業生数は約334名で、これをもとに算出した学習院大学への内部進学率は約36%です(120名÷334名、編集部算出)。

内部進学率が約36%ってことは、卒業生の半分以上は学習院大学以外に進学してるんですね。附属校なのに意外です……

そこが学習院高等科を理解するうえで一番大事なポイントだね。慶應義塾志木高校のように内部進学率が99%を超える附属校もある一方で、学習院高等科は私立大学だけで199名、国公立12名、海外3名という他大学進学の実績がある。つまり「附属校=内部進学がほぼ全員」という前提は学習院高等科には当てはまらない。内部進学の推薦を得たうえで、他大学を選んで受験する生徒も多いという、選択の幅が広い学校だと考えるといい。
📚 用語解説
学部推薦(内部進学の仕組み):学習院大学の附属校(学習院高等科を含む)で、在学中の成績等をもとに学校推薦により学習院大学の特定学部へ進学する仕組みのこと。学部ごとの具体的な評定基準は公式には数値が公表されておらず、本記事には記載していません(検算できない数値は書かない方針のため)。
このデータから取るべきアクションは明確です。学習院高等科への入学を「学習院大学に進学するための手段」とだけ捉えず、入学後に学習院大学への内部進学を選ぶのか、他大学受験に切り替えるのかを、早い段階から考えておく必要があります。次章では、偏差値69で並ぶ他の附属校との比較を見ていきます。
学習院高等科の併願校・ライバル校【偏差値69で並ぶ附属校群】
学習院高等科を目指す受験生の多くは、同水準の大学附属校を併願先として検討します。ここでは、同一の調査基準(みんなの高校情報 2026年度版)で偏差値を横並びに比較します。
| 学校名 | 所在地 | 男女別 | 偏差値(2026年度版) |
|---|---|---|---|
| 学習院高等科 | 東京都豊島区 | 男子校 | 69 |
| 中央大学附属高校 | 東京都小金井市 | 共学 | 69 |
| 青山学院高等部 | 東京都渋谷区 | 共学 | 71 |
学習院高等科・中央大学附属高校は偏差値69で並び、青山学院高等部は偏差値71とやや上回ります(出典:みんなの高校情報「偏差値2026年度最新版」各校ページ、2026年8月2日閲覧)。男女別で見ると、学習院高等科のみ男子校で、中央大学附属高校・青山学院高等部はいずれも共学という違いがあります。

3校とも偏差値が近いなら、どこを本命にするか迷いそうです。学習院高等科ならではの決め手ってあるんでしょうか?

偏差値だけで見ればほぼ差がないから、決め手は別のところにある。1つは「男子校か共学か」。学習院高等科だけが男子校で、他の2校は共学だ。もう1つは「内部進学率」。学習院高等科は内部進学率が約36%と、他大学進学の選択肢が広い学校だ。学習院大学への進学を強く希望するなら学習院高等科、それ以外の大学も視野に広く受験したいなら、内部進学率や大学進学実績を各校で比較して検討する、という判断軸になる。ただし偏差値が近い分、どの学校も一般入試の倍率が3倍前後と決して簡単ではないことは共通しているから、対策の手を抜いていい学校はどこにもないよ。
アクションとしては、偏差値だけで併願校を決めるのではなく、①男子校か共学か②学習院大学への進学をどれだけ重視するか③自宅からの通学のしやすさ、の3つを軸に併願校を整理することが重要です。
学習院高等科合格・入学後の進路選択に向けた年間戦略ロードマップ
最後に、学習院高等科の受験生と、すでに在学している生徒それぞれについて、1年を通じた戦略の型を整理します。
- 高2〜高3 志望進路に向けた成績・受験対策: 内部進学希望・他大学受験希望で必要な対策が変わる

こうして見ると、入試本番も、入学後の進路選択も、どちらも早めに方針を決めておくことが大事なんですね……独学だけで両方対応するのは大変そうです

そのとおりだよ。学習院高等科は、約20名という狭い枠を争う入試対策と、入学後は内部進学率約36%という中で自分の進路をどう選ぶかという、性質の異なる2つの課題を抱えることになる学校だ。入試段階では倍率2.74倍〜4.07倍という決して簡単ではない競争があり、入学後は学習院大学への内部進学から私立・国公立・海外大学の受験まで、選択肢の幅が広い分、早めに方針を決めて対策を積み上げられるかどうかが分かれ目になるんだ。
学習院高等科の入試模試も、入学後の校内定期テストも、総合順位だけでなく分野別の正答率・得点で見ることが重要です。3教科の入試ほど基礎的な失点が致命傷になりやすく、入学後の進路選択でも、苦手分野を放置しないことが選択肢を広げます。
学習院高等科は「普通の対策」では受からない
結論から先に言います。学習院高等科の合格(一般入試での合格、および入学後に希望する進路を選び取ること)を狙うなら、「普通の対策」のままでは正直厳しいと言わざるを得ません。
理由は、ここまで見てきたデータに表れています。学習院高等科の一般入試は募集人員が約20名という狭き門で、2026年度は受験者107名に対して合格者はわずか39名、倍率は2.74倍でした。過去4年でも2024年度には4.07倍まで上昇しており、募集枠の小ささから1問の失点が合否に直結しやすい入試です。しかも合格して入学した後も、学習院大学への内部進学率は約36%にとどまり、私立大学199名・国公立12名・海外3名という他大学進学者が過半数を占めるため、入学後にどの進路を選ぶかという判断そのものにも相応の情報収集と対策が求められます。「一般入試を突破すること」と「入学後の進路選択に向けた対策」の両方に、計画的な学習管理が必要と言っても過言ではありません。

入試も狭き門だし、入学後の進路選択も情報収集が大変そうだし……こういう場合、どんな対策方法を選べばいいんでしょうか?

いい質問だね。実はここで「独学」「映像授業・アプリ」「大手予備校」「一般的な個別指導塾」を順番に検討していくと、どれも同じ壁にぶつかることが分かる。1つずつ見ていこう。
① 授業で情報を得ても、行動が変わらなければ成績は上がらない ② 全員同じ指導は「偏差値50の指導」にとどまる ③ 週1回の指導では、授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは約20名の狭き門と入学後の進路選択の両方を担い切れない
まず独学・参考書のみのケースです。学習院高等科の一般入試は募集約20名という極めて狭い枠を争うぶん1問あたりの重みが大きく、入学後は内部進学か他大学受験かという進路選択に向けた情報収集・対策が必要です。どちらも「今日どの教科の、どの分野を、どれだけ演習するか」という日々の行動計画に落とし込み、最後まで管理し続けることが必要ですが、独学ではこれを自分一人で担うことになります(限界①:情報を得ても行動が変わらなければ成績は上がらない)。独学には進捗を管理する第三者がいないため、入試までの穴や、入学後の進路選択に必要な情報収集の遅れに気づかないまま計画が止まってしまうケースも珍しくありません(限界③:授業がない日の勉強が本人任せになる)。
映像授業・アプリだけでは3教科の得点最大化・入学後の進路戦略に最適化できない
次に映像授業やアプリです。分かりやすく教えることには優れていますが、視聴して終わりで演習・定着確認までを自分で管理できなければ、行動は変わりません(限界①)。多くの映像授業・アプリは万人向けの標準カリキュラムのため、募集約20名の狭き門での得点最大化や、入学後に内部進学か他大学受験かを選ぶための進路戦略といった個別最適化はできず、対策が「偏差値50相当」の平均的な内容にとどまりやすいという弱点もあります(限界②:全員同じ指導は偏差値50に収束する)。
集団授業の大手予備校でも倍率の変動と入学後の進路選択まで埋められない
集団授業中心の大手予備校はどうでしょうか。カリキュラムは在籍する受講生全体の平均に合わせて組まれるため、直近4年で2.74倍〜4.07倍と変動する学習院高等科の一般入試や、入学後に内部進学率約36%という中で自分の進路を選ぶための対策に対応した指導は基本的に行われません(限界②)。授業も週数コマが中心で、授業がない日の演習量やその日にやるべきことの管理までは持たないケースがほとんどです(限界③)。
一般的な個別指導塾でも週1回の指導では入学後の進路選択まで手が回らない
最後に一般的な個別指導塾です。「個別」とはいえ、教材やカリキュラムが定型化されている塾では、学習院高等科の入試傾向・入学後の進路選択の判断材料への対応は限定的で、結局は一律指導に近い内容にとどまることがあります(限界②)。さらに授業自体が週1〜2コマ中心であることが多く、授業がない日の勉強量や、入学後の進路選択に向けた伴走までは追い切れません(限界③)。
- 独学・参考書のみ: 約20名の狭き門と入学後の進路選択を、自分一人で管理し切れない
- 映像授業・アプリ: 視聴後の演習量は管理されず、対策が平均的な内容にとどまる
- 集団授業の大手予備校: 倍率の変動・入学後の進路選択に応じた個別最適化はできない
- 一般的な個別指導塾: 週1〜2コマ中心で、入学後の進路選択まで追い切れない
- 鬼管理専門塾: 学習院高等科の入試・進路データに基づき1日単位で行動まで管理する
つまり、独学・映像授業/アプリ・集団授業の大手予備校・一般的な個別指導塾のいずれを選んでも、「①行動が変わらない」「②平均的な指導にとどまる」「③週1回では変化が遅い」という3つの限界のどれかに必ずぶつかります。学習院高等科特有の「募集約20名という狭き門」「年度ごとに変動する倍率」「入学後の内部進学か他大学受験かの進路選択」に対応しながら、日々の行動まで管理できるのは、この3つの限界を埋める仕組みを持つ鬼管理専門塾しかない、というのが実態です。
鬼管理専門塾の特徴

学習院高等科の一般入試と入学後の進路選択では、毎日の課題を段階別に組んでもらえるんですか?

はい。ここからは共通の6特徴を、3教科入試、倍率2.74倍、進路選択の対策へ結び付けます。
鬼管理専門塾は、上で挙げた3つの限界をそれぞれ埋める仕組みで運営されています。ここでは、日々の学習管理から講師体制・コース展開・入会前の相談窓口まで、公式サイトで公開されている特徴を漏れなく整理します。
- 相談窓口 ❻: LINE質問対応・無料説明会・資料請求・1カ月返金保証(大学受験コース対象)
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
学習院高等科の国語・数学・英語3教科の筆記試験に向け、教材名、問題数、制限時間、復習日まで毎日の学習指示へ落とし込みます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
偏差値69、一般入試倍率2.74倍と本人の模試得点を照合し、募集約20名の合格枠へ向けた教科別の個別行動プランを組みます。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
学習院高等科の模試、過去問、定期テストを毎週確認し、確認テストの未達分を翌週の課題量と教材順へ反映します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
学習院高等科の答案と入学後の成績を専属講師が確認し、一般入試の失点原因と内部進学か他大学受験かの進路選択に必要な学習を更新します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
高校受験対策で学習院高等科合格を目指し、入学後は内部進学率約36%という進路の分岐に応じた各専門コースへ計画を接続します。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会には学習院高等科の模試成績、過去問答案、定期テスト、希望進路、週間予定を持参し、資料請求とLINE質問の範囲も確認します。
鬼管理専門塾の指導方針そのものは「鬼管理」とは?成績が上がらない塾・予備校の3つの限界で、実際の合格実績は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。
学習院高等科対策の戦略設計を無料説明会で相談できます
まとめ|学習院高等科合格・入学後の進路選択を勝ち取るために

一般入試合格だけでなく、入学後の内部進学か他大学受験かの進路選択まで見て計画するんですね。

その通りです。最後に入試と進路選択の重要数値を振り返り、今日からの行動を確定しましょう。
| この記事の要点 | 数字・結論 |
|---|---|
| 偏差値 | 69(東京都内598校中28位・都内私立390校中16位、みんなの高校情報調べ) |
| 一般入試(募集約20名) | 2026年度倍率2.74倍(4年間で2.74〜4.07倍の範囲で変動) |
| 試験科目 | 国語・数学・英語の3教科筆記のみ(面接なし) |
| 中等科からの内部進学 | 中等科卒業生約200名の約95%が推薦で高等科へ進学 |
| 大学への内部進学率(前年度卒業生) | 約36%(120名/推定卒業生約334名) |
| 学部別内訳(前年度) | 経済学部44名・法学部39名で過半数、他大学進学は私立199名・国公立12名・海外3名 |
| 併願先の目安 | 偏差値69〜71で並ぶ中央大学附属高校・青山学院高等部 |
学習院高等科は「附属校だから内部進学すれば終わり」という学校ではありません。募集約20名に対し倍率2.74倍〜4.07倍(年度により変動)という狭き門の一般入試を突破する必要があり、しかも学年の大半は学習院中等科からの内部進学者という構成の中で入学することになります。さらに入学後は、学習院大学への内部進学率が約36%にとどまり、私立・国公立・海外大学への進学という選択肢も広く開かれている学校です。まず自分が一般入試を目指すのか、併願校を比較検討しているのか、すでに在籍していて進路選択を見据えているのかを整理し、それぞれの段階に必要な対策に落とし込む。この記事で示したデータを一つずつ確認すれば、遠回りせずに合格・進路決定レベルへ近づけます。一人で組み立てるのが難しいと感じたら、学習院高等科のような難関附属校に対応した専門的な指導を活用してください。
最後に、行動チェックリストを置いておきます。今日からできることばかりなので、上から順に一つずつ実行してみてください。全部にチェックが付いた時、あなたの学習院高等科対策は「なんとなく不安」から「やることが明確な計画」に変わっているはずです。
よくある質問
| よくある質問(ジャンル) | この記事での回答箇所 |
|---|---|
| 偏差値・難易度 | Q1(詳細は「学習院高等科とは」の章を参照) |
| 一般入試・倍率・科目 | Q2・Q3(詳細は「一般入試を突破する方法」の章を参照) |
| 中等科からの内部進学 | Q4(詳細は「中等科からの内部進学との違い」の章を参照) |
| 大学への内部進学・進路 | Q5(詳細は「学習院大学への内部進学の仕組み」の章を参照) |
| 学校の区別・併願校・対策方法 | Q6・Q7・Q8(詳細は「併願校・ライバル校」の章を参照) |
- 中等科からの内部進学: 「中等科からの内部進学との違い」の章を参照
- 大学への内部進学・進路: 「学習院大学への内部進学の仕組み」の章を参照
Q. 学習院高等科の偏差値はどのくらいですか?
A. みんなの高校情報の集計で69とされ、東京都内598校中28位・都内私立390校中16位・全国8,642校中182位という水準です(出典:みんなの高校情報、2026年度版・2026年8月2日閲覧)。
Q. 学習院高等科の一般入試の倍率はどのくらいですか?
A. 2026年度は募集約20名に対し受験者107名・合格者39名で、受験者数÷合格者数で算出した倍率は2.74倍でした。過去4年(2023〜2026年度)では2.74倍〜4.07倍で推移しています(出典:学習院高等科公式サイト入試結果)。
Q. 学習院高等科の入試科目は何ですか?
A. 一般入試は国語・数学・英語の3教科の筆記試験のみで、面接は実施されていません(出典:公式サイト「2027年度入学試験要項」)。
Q. 学習院中等科から学習院高等科へは全員進学できますか?
A. 全員ではありません。中等科卒業生約200名のうち約95%が推薦により高等科へ進学しますが、中等科3年間の学業成績・操行・出席日数の基準を満たせず非推薦となる生徒が例年数名います(出典:学習院中等科公式サイト「進学状況」)。
Q. 学習院高等科から学習院大学への内部進学率はどのくらいですか?
A. 前年度卒業生では内部進学者120名に対し、私立大学199名・国公立大学12名・海外大学3名の合計214名が他大学へ進学しており、推定卒業生約334名に対する内部進学率は約36%です(出典:公式サイト「前年度進学実績」より編集部算出)。
Q. 学習院高等科は学習院女子高等科と同じ学校ですか?
A. 別の学校です。学習院高等科は男子校、学習院女子高等科は女子校で、校地・運営とも別です。本記事は男子校である学習院高等科のみを対象としています。
Q. 学習院高等科の併願校にはどんな学校がありますか?
A. 同水準の偏差値(みんなの高校情報 2026年度版)の学校として、中央大学附属高校(東京都・共学・偏差値69)、青山学院高等部(東京都・共学・偏差値71)が挙げられます。
Q. 学習院高等科を独学で目指す・入学後に独学で対応するのは可能ですか?
A. カリキュラム設計・時間確保・自己分析・メンタル管理の4つを自力ででき、学習院高等科の出題傾向や内部進学の仕組みを正確に把握できるなら不可能ではありません。ただし募集約20名という狭き門での得点最大化や、入学後の進路選択まで対応する必要があるため、情報収集と進捗管理の負荷は高くなります。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映




