
奈良県立医科大学を2027年度に受験したいです。医学部と看護学部があると聞いたのですが、入試の仕組みはどう違いますか。

まず前提を直そう。奈良県立医科大学に「看護学部」という独立学部はない。医学部の中に医学科と看護学科がある1学部2学科体制で、学科ごとに募集人員も配点も日程も別に確認する必要がある。
奈良県立医科大学は、奈良県橿原市にある公立大学です。設置者は奈良県で、医学部の中に医学科(6年制)と看護学科(4年制)の2学科があります。「医学部」と「看護学部」の2学部体制ではなく、「医学部医学科」「医学部看護学科」という1学部2学科体制である点は、出願前に必ず確認してください。
大学公式「令和9(2027)年度入学者選抜要項」は、医学部医学科と医学部看護学科の両方の募集人員、出願資格、選抜方法、日程、配点を1冊にまとめています。この記事の数値はすべて同要項の記載に基づいています。
医学科の2027年度入試は、学校推薦型選抜(緊急医師確保15名、地域枠20名)、一般選抜前期日程(22名)、一般選抜後期日程(53名)の4区分です。
看護学科の2027年度入試は、学校推薦型選抜(地域枠35名)、一般選抜前期日程(一般枠40名・地域枠10名)の3区分です。看護学科に後期日程はありません。
この記事は2026年8月12日時点で確認できた大学公式サイト・入学者選抜要項PDFの記載を基準にしています。偏差値や実際の倍率(志願者数・合格者数)、検定料の具体的金額は、募集要項の年度更新やページ改訂で変わり得るため、本文では確定できた数値のみを扱い、最新版は必ず大学公式サイトで確認してください。
入試結果や最新の学生募集要項は大学公式「受験生の方へ」ページから医学科・看護学科それぞれのページに進んで確認できます。非公式サイトの偏差値・倍率予想だけで出願を判断しないでください。
奈良県立医科大学対策は、大学名だけで参考書を決める作業ではありません。「学科・選抜区分・出願期間・試験日・試験科目・配点」を一行にし、本人の履修科目・共通テスト受験科目と照合します。
合格を保証する記事ではありません。学校推薦型選抜・一般選抜それぞれの出願資格、必須科目、第1段階選抜の条件を、公式要項の原文で確認してください。
「2027年度・奈良県立医科大学・医学科か看護学科か・選抜区分・出願締切・試験日」と書きます。「看護学部」という誤った学部名で検索を続けないよう、まず学科名を正しく固定します。
目次
- 奈良県立医科大学とは|公立大学・医学部医学科と医学部看護学科の1学部2学科
- 2027年度入試 全体日程|学校推薦型・一般選抜前期・後期
- 医学科 学校推薦型選抜|緊急医師確保15名・地域枠20名
- 医学科 一般選抜 前期日程|共通テスト900点+小論文100点
- 医学科 一般選抜 後期日程|共通テスト300点(換算後)+個別学力検査900点
- 看護学科 学校推薦型選抜|地域枠35名・小論文200点+面接100点
- 看護学科 一般選抜 前期日程|一般枠40名・地域枠10名の配点差
- 鬼管理専門塾の特徴|奈良県立医科大学対策を1日単位で管理する
- 出願・受験上の注意点|第1段階選抜・募集人員未達・インターネット出願
- よくある質問
奈良県立医科大学とは|公立大学・医学部医学科と医学部看護学科の1学部2学科
奈良県立医科大学は奈良県橿原市四条町にあります。設置者は奈良県で、いわゆる公立大学です。国立大学法人でも私立大学でもなく、地方公共団体が設置する大学である点は、学費や地域枠の制度を理解するうえでの前提になります。
学部は「医学部」のみで、その中に「医学科」と「看護学科」の2学科があります。募集要項の表紙にも「医学部医学科」「医学部看護学科」と並記されており、「医学部」と「看護学部」という2つの学部が別に存在するわけではありません。
医学科は6年制で医師を養成する学科、看護学科は4年制で看護師・保健師等を養成する学科です。修業年限も卒業後に目指す資格も異なるため、学部単位ではなく学科単位で募集要項・配点・日程を確認する必要があります。
医学科の入試日程・募集人員ページと看護学科の入試日程・募集人員ページは別々に公開されており、学校推薦型選抜・一般選抜の区分名や募集人員も学科ごとに異なります。
医学科の学校推薦型選抜には「緊急医師確保」と「地域枠」の2種類があり、それぞれ出願資格・目的が異なります。看護学科の学校推薦型選抜は「地域枠」のみで、医学科とは名称が重なっていても中身は別制度です。
大学の教育支援課は畝傍山キャンパス事務室に置かれ、医学科と看護学科で入学試験担当の電話番号が分かれています。問い合わせる際は学科名を先に伝えると話が早く進みます。
学部・学科選びでは、大学名の知名度だけでなく、6年制(医学科)か4年制(看護学科)か、卒業後に目指す職種、地域枠を利用する場合の奈良県内居住要件まで確認します。「医療系だから何となく近い」で学科を決めないでください。
オープンキャンパスや大学案内の請求方法は大学公式サイトの入試情報ページから確認できます。学科の教員へ、学びの内容だけでなく、卒業後の進路や地域枠の要件まで具体的に質問してください。
📚 用語解説
公立大学:都道府県・市区町村などの地方公共団体が設置する大学です。奈良県立医科大学は奈良県が設置する公立大学で、国立大学・私立大学とは設置者が異なります。

「看護学部」ではなく、医学部の中に医学科と看護学科がある1学部2学科なのですね。検索するときに気をつけます。

その通り。学部名を間違えたまま募集要項を探すと、別大学の看護学部のページに迷い込むこともある。まず学科名を正しく固定しよう。
2027年度入試 全体日程|学校推薦型・一般選抜前期・後期
看護学科の学校推薦型選抜(地域枠)は、出願期間が2026年11月2日から4日、試験日が11月21日、合格発表が12月8日、入学手続日が12月16日と、医学科より早く合否と入学手続きが完結する日程です。
医学科の学校推薦型選抜(緊急医師確保・地域枠とも)は、試験日が2027年1月30日・31日です。共通テストにおいて受験を要する教科・科目を全て受験することが出願要件に含まれるため、共通テストの出願自体は他の一般選抜と同じ時期に済ませます。
大学入学共通テストは2027年1月16日・17日です。医学科の学校推薦型選抜・一般選抜前期・一般選抜後期、看護学科の一般選抜前期のいずれも共通テストの成績を用いるため、まず共通テストの受験科目を学科・区分ごとにそろえる必要があります。
一般選抜前期日程は、医学科・看護学科とも試験日が2027年2月25日・26日です。医学科は小論文試験と面接試験、看護学科は小論文試験(一般枠は小論文Ⅰ、地域枠は小論文Ⅰ・Ⅱ)と面接試験が課されます。
医学科のみ一般選抜後期日程があり、試験日は2027年3月12日・13日です。看護学科は前期日程のみで、後期日程は実施しません。看護学科志望者が「後期も出せる」と誤解しないよう注意してください。
医学科は前期日程の合格者数が募集人員に満たない場合、その不足数を後期日程の募集人員に加算することがあると要項に明記されています。前期の結果によって後期の実質倍率が変わり得る点も踏まえて計画してください。
出願はすべてインターネット出願で行い、検定料支払いや必要書類の郵送(消印有効の区分あり)を伴います。年末年始や共通テスト直前は書類準備が重なりやすいため、調査書等の取得は早めに学校へ依頼してください。
複数区分への出願を考える場合、共通テストを使うか使わないか、個別学力検査等の内容(学科試験・小論文・面接)が区分ごとに違う点を先に整理します。「とりあえず全部出す」のではなく、区分ごとの必須科目・出願資格を先に書き出してください。
📚 用語解説
個別学力検査等:大学入学共通テストとは別に、大学が独自に実施する試験の総称です。奈良県立医科大学では学科試験・小論文・面接がこれにあたり、区分によって組み合わせが異なります。

看護学科の推薦だけ11月に終わって、医学科は1月末なのですね。日程がだいぶ違います。

そうだ。学科・区分ごとに出願期間も試験日も合格発表日も違うから、志望する区分を先に決めて、その区分のカレンダーだけを正本にしよう。
医学科 学校推薦型選抜|緊急医師確保15名・地域枠20名
医学科の学校推薦型選抜(緊急医師確保特別入学試験)の募集人員は15名です。出願要件は、高等学校を2027年3月卒業見込みまたは2025年3月以降に卒業した者、奈良県知事が指定するへき地医療機関等で医療に従事することを希望する者、合格した場合は入学を確約できる者の3点です。
緊急医師確保の出願要件は奈良県緊急医師確保修学資金貸与条例にもとづく制度と連動しています。県内のへき地医療等に将来従事する意思が前提になるため、制度の詳細を条例の公式ページで確認してから出願を検討してください。
医学科の学校推薦型選抜(地域枠入学試験)の募集人員は20名です。出願要件は、奈良県内の高等学校等を卒業(見込み)した者、または本人・一親等の親族・配偶者のいずれかが出願開始日の1年前から奈良県内に住所を有している者で、卒業後に奈良県内の地域医療へ貢献する強い意欲があることです。
緊急医師確保・地域枠とも、共通テスト(国語・地理歴史または公民・数学・理科・外国語・情報)と、本学が実施する個別学力検査等(学科試験・面接試験)の成績、学校長の推薦書、調査書、志望理由書を総合的に判定します。第1段階選抜は実施しません。
配点は共通テスト900点(国語・地歴公民をそれぞれ1/2倍、理科を3/2倍、外国語をリーディング150点・リスニング50点に換算、情報を1/2倍)を最終合格判定時に1/2倍した450点と、個別学力検査等(数学150点・理科150点・外国語150点の合計450点)で、合計900点です。
個別学力検査等の学科試験は1試験時間で「数学」「外国語」「理科(化学・生物・物理)」の3教科5科目を実施し、数学・外国語は必須解答、理科は1科目を選択解答します。面接試験には配点がありませんが、適性を欠くと判断された場合は学力の成績に関わらず不合格となります。
緊急医師確保・地域枠のいずれも学校長の推薦が前提の専願制度です。合格した場合の入学辞退は認められないため、他大学との併願計画がある場合は出願前に条件を学校の進路指導部と共有してください。
試験日は両区分とも2027年1月30日・31日です。学科試験(数学・外国語・理科)と面接試験が別日に実施されるため、2日間の日程を確保してください。
| 項目 | 緊急医師確保 | 地域枠 |
|---|---|---|
| 募集人員 | 15名 | 20名 |
| 出願要件の軸 | へき地医療機関等での勤務意思 | 奈良県内居住・地域医療への貢献意欲 |
| 配点構成 | 共通テスト450点(換算後)+個別450点 | 共通テスト450点(換算後)+個別450点 |
| 試験日 | 1月30日・31日 | 1月30日・31日 |
| 出願形態 | 専願(合格後の入学辞退不可) | 専願(合格後の入学辞退不可) |
📚 用語解説
地域枠:出身地・居住地が特定の都道府県内であることなどを出願要件とし、卒業後に地域医療への貢献を求める入試区分です。奈良県立医科大学では医学科・看護学科の両方に地域枠があり、要件は学科ごとに異なります。

緊急医師確保と地域枠は、出願要件は違うのに配点構成は同じなのですね。

そうだ。「誰を求めるか」の要件は別だが、学力面の評価方法は共通。まずは自分がどちらの出願要件に当てはまるかを先に確認しよう。
医学科 一般選抜 前期日程|共通テスト900点+小論文100点
医学科一般選抜前期日程の募集人員は22名です。第1段階選抜は令和9年度大学入学共通テストをもって代え、共通テストの成績を本学の指定する配点に基づき換算した成績が概ね730点(概ね得点率81%)以上であることが合格基準です。
さらに、この基準を満たす者が募集人員の15倍(330名)を超えた場合は、共通テストの換算成績が上位330名であることが第1段階選抜の合格基準に加わります。入学志願者数に関わらず、730点前後の基準を満たさない場合は不合格です。
第2段階選抜は、第1段階選抜の合格者に対して、共通テスト、本学が実施する個別学力検査等(小論文試験・面接試験)の成績及び調査書を総合的に判定して合否を決定します。個別学力検査等の試験日は2027年2月25日が小論文試験、26日が面接試験です。
配点は共通テスト900点(国語100点を1/2倍、地歴公民50点を1/2倍、数学200点、理科200点を3/2倍、外国語をリーディング150点・リスニング50点の合計200点に換算、情報50点を1/2倍)と、個別学力検査等の小論文100点の合計1000点満点です。
小論文試験は、医療の分野に限らない広汎な分野から課題文2題(和文)を提示し、論理的思考力、着想力・構想力、説明力・表現力、文章構成力などを評価します。基準点を60点とし、上位2%程度には20点以上、それに次ぐ上位2%程度には10点を加点する目安が示されています。
面接試験に配点はありませんが、アドミッション・ポリシーの「医学部医学科が求める学生像」に照らして人物面を評価します。規定時間内で判断が難しい場合は再面接(2次面接)を行うことがあり、適性を欠くと判断された場合は学力の成績に関わらず不合格です。
前期日程の合格者数が募集人員に満たない場合、その不足数は後期日程の募集人員に加算されることがあります。前期の結果が後期の実質的な狭き門・広き門に影響する構造を理解しておいてください。
出願資格は、高等学校もしくは中等教育学校を卒業した者及び2027年3月卒業見込みの者など8つの類型のいずれかに該当し、かつ共通テストの本学指定教科・科目を全て受験した者です。
📚 用語解説
第1段階選抜:出願者数が多い場合などに、個別学力検査等を実施する前に、共通テストの成績等で一定の基準・人数まで絞り込む選抜です。医学科一般選抜前期は概ね730点以上かつ上位330名、後期は12倍(636名)超過時に実施されます。

前期は共通テスト900点に小論文100点を足すだけで、後期みたいに共通テストを圧縮しないのですね。

その通り。前期は共通テストの比重が大きく、後期は逆に個別学力検査の比重が大きい。同じ医学科でも日程によって評価の重心が違うと理解しよう。
医学科 一般選抜 後期日程|共通テスト300点(換算後)+個別学力検査900点
医学科一般選抜後期日程の募集人員は53名です。入学志願者数が募集人員に対し12倍(636名)を超えた場合は、共通テストの成績を本学の指定する配点に基づき換算した成績により、第1段階選抜を実施することがあります。
第2段階選抜は、第1段階選抜の合格者に対して、共通テスト、本学が実施する個別学力検査等(学科試験・面接試験)の成績及び調査書を総合的に判定して合否を決定します。学科試験は2027年3月12日、面接試験は13日です。
配点は共通テスト900点(前期と同じ換算方法)を最終合格者決定の際に1/3倍した300点と、個別学力検査等900点(理科225点・数学450点・外国語225点)の合計1200点満点です。共通テストの実質的な比重が前期より小さくなります。
学科試験は3試験時間で「数学」「外国語」「理科(化学・生物・物理)」の3教科5科目を実施し、数学・外国語は必須解答、理科は3科目のうちから2科目を選択解答します。前期(理科1科目選択)より理科の選択科目数が多い点が異なります。
試験時間は2027年3月12日の9:00〜12:00が理科、13:00〜15:00が数学、15:45〜17:30が外国語(英語)で、1日で3教科をこなす日程です。面接試験は13日に別途指定される時間で実施されます。
面接試験に配点はありませんが、前期日程と同様にアドミッション・ポリシーに照らした人物評価が行われ、適性を欠くと判断された場合は共通テスト・学科試験の成績に関わらず不合格となります。
前期(共通テスト900点+小論文100点)と後期(共通テスト換算300点+学科試験900点)では、共通テストと個別試験のどちらを重視する設計かが逆転しています。自分の得意・不得意に応じて、前期・後期どちらに比重を置くか戦略を立てられます。
出願資格・第1段階選抜の考え方(共通テストをもって代える)は前期と共通ですが、後期は倍率条件(12倍・636名)が前期(15倍・330名)と異なる数値である点も、募集要項原文で必ず確認してください。
📚 用語解説
得点換算(1/2倍・3/2倍):大学入学共通テストの素点をそのまま使わず、大学が指定する倍率で得点を掛け直す仕組みです。奈良県立医科大学医学科では国語・地理歴史公民・情報を1/2倍、理科を3/2倍に換算して配点を組み立てています。

後期は共通テストが300点に圧縮される分、個別学力検査の900点、特に数学450点の比重がとても大きいのですね。

そうだ。後期を狙うなら数学と理科・英語の個別学力検査対策が合否を分ける。前期・後期どちらを軸にするか、早めに決めて対策の配分を変えよう。
看護学科 学校推薦型選抜|地域枠35名・小論文200点+面接100点
看護学科の学校推薦型選抜は「地域枠」のみで、募集人員は35名です。医学科のような「緊急医師確保」区分はなく、名称が似ていても医学科の地域枠とは別の制度である点に注意してください。
出願要件は、高等学校長が責任をもって推薦できる者であり、本人・一親等の親族・本人の配偶者のいずれかが出願開始日の1年前から引き続き奈良県内に住所を有していること、学業成績・人物ともに優秀で看護学への学習意欲が高いこと、調査書の「全体の学習成績の状況」が3.8以上であることなどです。
出願要件にはさらに、卒業後に奈良県立医科大学附属病院をはじめとする奈良県内の医療機関等で看護職者として保健・医療・福祉に貢献する積極的な意志を有すること、合格した場合は入学することを確約できることが含まれます。
選抜方法は、小論文試験(課題文は英語)、面接試験、及び調査書・志望理由書等を総合的に判定します。医学科の学校推薦型選抜と異なり、共通テストは使いません。
試験科目・時間は、小論文200点(90分)、面接100点の合計300点です。課題文が英語である点は、看護学科の推薦を検討する際に見落とされやすいポイントで、英語の読解力も評価対象になります。
出願期間は2026年11月2日から4日(郵送のみ受付・必着)、試験日は11月21日、合格発表日は12月8日午後3時(予定)、入学手続日は12月16日(持参のみ)です。医学科の学校推薦型選抜より1か月以上早く完結します。
身体に障がいを有し、受験上・修学上の配慮が必要な場合は、所定様式の申請書を大学ホームページからダウンロードし、医師の診断書とともに2026年9月18日までに提出することが求められています。
専願制度である点は医学科の学校推薦型選抜と共通です。合格した場合は入学を確約する前提のため、他大学との併願を検討している場合は、出願前に学校の進路指導部と条件を共有してください。
📚 用語解説
小論文Ⅰ・小論文Ⅱ:看護学科一般選抜前期日程で課される小論文試験の呼び名です。小論文Ⅰは自然・社会・文化に関する文章や図表の理解力・思考力・表現力を、小論文Ⅱ(地域枠のみ)は問題意識・問題解決能力まで含めて評価します。

看護学科の推薦は共通テストなしで、小論文200点と面接100点だけで決まるのですね。しかも小論文の課題文が英語なのですね。

そうだ。学科試験がない分、小論文と面接の準備の質が合否を左右する。英語の課題文を読み解く練習を早めに始めよう。
看護学科 一般選抜 前期日程|一般枠40名・地域枠10名の配点差
- 出願準備可: 一般枠か地域枠かを先に確定
- 要件を再確認: 奈良県内居住要件の当否
看護学科の一般選抜前期日程(後期日程はありません)の募集人員は50名で、一般枠40名・地域枠10名の内訳です。受験者は出願資格を確認したうえで一般枠・地域枠のどちらかを選んで出願します。
地域枠で出願し合格者とならなかった場合、共通の選抜方法の成績により一般枠出願者として選抜されます。ただし一般枠で出願した者は、地域枠の出願資格があってもその選抜の対象にはなりません。最終合格者が定員に満たない場合は、不足分だけ一般枠・地域枠から増加させ、前期日程として合計50名を最終合格者とします。
地域枠の出願資格は、一般枠の出願資格に加えて、本人・一親等の親族・本人の配偶者のいずれかが出願開始日の1年前から引き続き奈良県内に住所を有していることです。
第1段階選抜は令和9年度共通テストをもって代えます。入学志願者数が一般枠は募集人員の5倍、地域枠は10倍を超えた場合は、共通テストの成績を各教科の配点に基づき換算した成績により第1段階選抜を実施することがあります。
共通テストの配点は一般枠・地域枠共通で、国語200点、地歴公民100点、数学100点、理科100点、外国語(英語)200点(リーディング150点・リスニング50点に換算)、情報50点の合計750点です。
個別学力検査等は一般枠が小論文Ⅰ100点・面接100点の合計200点(共通テスト750点と合わせて950点満点)、地域枠が小論文Ⅰ100点・小論文Ⅱ50点・面接100点の合計250点(共通テスト750点と合わせて1000点満点)です。
小論文Ⅰは自然・社会・文化に関する文章や図表などの課題を提示し、図表の解釈を含めた理解力・思考力・表現力・論理的思考力等を評価します。地域枠のみ課される小論文Ⅱは、文章のみの課題で理解力・思考力・表現力・論理的思考力・問題意識・問題解決能力等を評価します。
試験日は小論文Ⅰが2027年2月25日9:30〜10:30、地域枠のみの小論文Ⅱが同日11:10〜12:00、面接は26日(午前の部・午後の部)です。地域枠は同日に2種類の小論文を受ける点を体力面・時間配分の面でも準備してください。
| 項目 | 一般枠(40名) | 地域枠(10名) |
|---|---|---|
| 共通テスト | 750点 | 750点(配点は共通) |
| 個別学力検査等 | 小論文Ⅰ100点+面接100点=200点 | 小論文Ⅰ100点+小論文Ⅱ50点+面接100点=250点 |
| 合計 | 950点 | 1000点 |
| 第1段階選抜の倍率条件 | 5倍超過 | 10倍超過 |
| 追加の出願資格 | なし | 奈良県内居住要件 |
📚 用語解説
併願(一般枠と地域枠):看護学科一般選抜前期では、地域枠で出願して不合格でも共通の成績により一般枠として選抜される仕組みがありますが、一般枠で出願した場合は地域枠の対象にはなりません。出願前にどちらで出すかを決める必要があります。

地域枠は小論文Ⅱが増える分、配点も50点多いのですね。奈良県内居住の要件も忘れずに確認します。

そうだ。配点が50点違うだけでなく、出願資格・落ちた場合の扱いまで一般枠と地域枠で違う。自分がどちらに該当するかを出願前に必ず確認しよう。
鬼管理専門塾の特徴|奈良県立医科大学対策を1日単位で管理する
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得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
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鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
奈良県立医科大学医学科一般選抜後期日程では、共通テスト300点(換算後)・個別学力検査900点(理科225・数学450・外国語225)という配点構成から、毎日の学習を大問別・科目別の得点表に落とし込み、一日の終了条件を数値化します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
医学科の学校推薦型選抜・一般選抜前期・後期、看護学科の学校推薦型選抜(地域枠)・一般選抜前期(一般枠・地域枠)では出願資格・試験内容が大きく異なるため、本人の志望学科・志望区分、共通テスト受験科目、小論文・面接の答案に合わせて個別行動プランを作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
毎日の過去問答案と志望理由の版を確認し、毎週の共通テスト形式・個別学力検査形式の確認テスト、小論文、面接の言い換えで、自力再現できるかを継続して検証します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
採用率0.6%の専属講師陣が、講師満足度アンケート1,524件の確認基盤も踏まえ、医学科と看護学科、学校推薦型と一般選抜前期・後期を混同せず2027年度公式要項へ戻って伴走します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
奈良県立医科大学の学科・選抜区分に応じ、大学受験、学部・大学別対策、総合型選抜、推薦、小論文・面接の専門コース群から、志望学科に必要な支援を選びます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
出願締切、共通テストの指定科目、地域枠の居住要件で迷う点はLINE質問で整理し、無料説明会・資料請求では担当範囲、費用、確認頻度、未達時の修正方法を確かめます。
一日単位の指示は「医学科の理科を頑張る」ではありません。個別学力検査の理科試験時間を想定し、19時から大問2題を解き、根拠を記述し、誤答を翌朝に白紙から再答するところまでを終了条件にします。
個別行動プランでは、医学科志望なら学校推薦型・一般選抜前期・後期のどれを軸にするか、看護学科志望なら一般枠・地域枠のどちらか、共通テスト必須科目、小論文の課題形式を別の列へ置きます。
毎日の確認は勉強時間の自己申告だけにしません。答案画像、所要時間、誤答理由、志望理由書の版、小論文、面接録画を証拠にします。
毎週の確認テストで未達が出たら、本人の意志が弱いと決め付けず、教材、問題量、難度、開始時刻、学校行事との衝突を分析し、翌週の実行条件を変えます。
採用率0.6%や講師満足度アンケート1,524件は、奈良県立医科大学合格を保証する数字ではありません。担当者が最新要項のどこを確認し、どの答案で進捗を判断するかを説明会で聞きます。
医学科の学力・面接だけでなく、看護学科の小論文Ⅰ・小論文Ⅱ、地域枠の出願資格への理解まで対応できるかを、志望学科・区分名を示して確認します。
LINE質問には、「一般選抜後期が不安」だけでなく、区分名、共通テストの受験予定科目、個別学力検査の答案、要項ページ、自分の理解、分からない一点を添えます。原文へ戻れる質問にします。
鬼管理の仕組みは鬼管理専門塾の指導方法、過去の支援例は合格実績で確認できます。掲載例は奈良県立医科大学合格の保証ではありません。
管理量を増やすだけでは、複数区分の準備を回せません。学校、睡眠、体調、移動を含め、完了できる量へ調整し、週末に未達を精算します。
最終目標は、講師がいないと学べない状態ではありません。本人が公式要項を読み、今日の答案を作り、誤答を直し、必要な質問をし、翌日の予定を修正できる状態を目指します。
奈良県立医科大学の医学科・看護学科、学校推薦型選抜・一般選抜前期後期、地域枠の要件を一日単位へ整理したい方は、LINE質問・無料説明会・資料請求で支援範囲をご確認ください。
📚 用語解説
再現テスト:解説や原稿を閉じ、別問題や異なる質問で知識・解法・志望理由を自力で使えるか確かめるテストです。理解したつもりと本番で使える状態を分けます。

学科・区分表、答案、志望理由、面接録画を証拠に、毎日と毎週で自力再現を確認するのですね。

そうだ。ただし合格保証ではない。担当範囲、費用、確認頻度、未達時の修正方法を無料説明会で確かめよう。
出願・受験上の注意点|第1段階選抜・募集人員未達・インターネット出願
医学科は前期日程の合格者数が募集人員に満たない場合、その不足数が後期日程の募集人員に加算されることがあります。前期で不合格でも、後期の実質的な募集人員が変わる可能性がある点は覚えておいてください。
医学科の第1段階選抜は、前期が「共通テスト換算成績が概ね730点(概ね得点率81%)以上」かつ「その基準を満たす者が15倍(330名)を超えた場合は上位330名」、後期が「志願者数が12倍(636名)を超えた場合に換算成績で実施することがある」と、条件の立て方が異なります。
医学科の緊急医師確保(15名)と地域枠(20名)は、配点構成こそ共通ですが、出願要件は別です。緊急医師確保は知事指定のへき地医療機関等での勤務意思、地域枠は奈良県内居住(本人・一親等親族・配偶者)と地域医療への貢献意欲が軸になります。混同したまま出願書類を作らないでください。
看護学科の地域枠(学校推薦型35名・一般選抜前期10名)は、医学科の地域枠とは別の制度です。学校推薦型は評定3.8以上等、一般選抜前期は一般枠の出願資格に奈良県内居住要件を加えたものと、学科・区分ごとに条件が異なります。
出願はすべてインターネット出願で行い、志望区分ごとに検定料支払い・必要書類の郵送(区分によって消印有効)が必要です。年度によって金額・様式が更新されるため、本文では具体的な金額を記載せず、出願直前ではなく早い段階で公式PDFを確認・保存することを勧めます。
身体に障がいを有し、受験上・修学上の配慮を必要とする場合は、所定様式の申請書と医師の診断書を、区分ごとに定められた期限までに教育支援課へ提出する必要があります。看護学科地域枠の例では2026年9月18日が提出期限として示されています。
個別入学資格審査(高等学校卒業と同等以上の学力があると認められる場合の審査)を希望する場合も、共通テスト出願のための申請期限(2026年8月17日)と、本学以外の大学の認定で共通テストを受験し本学に出願する場合の期限(2027年1月4日)が分かれています。
出願前チェックは、この記事ではなく大学公式の入学者選抜要項PDFと、出願直前に届く受験票を最終正本にしてください。学科・区分・出願期間・試験日・試験科目・配点・第1段階選抜の条件・合格発表日・入学手続日を一枚の表に転記して照合する作業が、思い込みによるミスを防ぎます。
| 確認項目 | 医学科 | 看護学科 |
|---|---|---|
| 後期日程 | あり(53名、前期未達分を加算する場合あり) | なし(前期のみ) |
| 地域枠の出願要件の軸 | 奈良県内居住+地域医療への貢献意欲 | 奈良県内居住+看護職での貢献意欲 |
| 学校推薦型の共通テスト | 必須(緊急医師確保・地域枠とも) | 不要(地域枠のみの制度) |
| 第1段階選抜 | 前期730点前後・15倍/後期12倍 | 一般枠5倍・地域枠10倍(共通テスト換算) |
📚 用語解説
消印有効:出願書類の郵送における締切の考え方で、締切日の消印があれば有効という扱いです。大学への到着日ではなく、郵便局の消印日が基準になります。奈良県立医科大学の一部区分の出願で採用されています。

前期・後期の関係も、医学科と看護学科の地域枠の違いも、思い込みで進めると危ないですね。

その通り。奈良県立医科大学は学科ごと・区分ごとに要件が細かく分かれている。志望区分を決めたら、その区分の要項ページだけを繰り返し確認する習慣をつけよう。
よくある質問
最後に、奈良県立医科大学2027年度入試で混同しやすい項目をまとめます。回答は2026年8月12日時点で確認できた大学公式サイト・入学者選抜要項PDFの記載を基準にしています。
出願後の変更、会場・時刻、提出様式は更新されることがあります。必ず志望学科の最新版要項と受験票を優先してください。
Q. 奈良県立医科大学に「看護学部」はありますか?
A. 独立した看護学部はありません。医学部の中に医学科と看護学科がある1学部2学科体制です。
Q. 医学科の入試区分の内訳は?
A. 学校推薦型選抜(緊急医師確保15名、地域枠20名)、一般選抜前期日程22名、一般選抜後期日程53名の4区分です。
Q. 看護学科の入試区分の内訳は?
A. 学校推薦型選抜(地域枠35名)、一般選抜前期日程(一般枠40名・地域枠10名)の3区分です。後期日程はありません。
Q. 医学科一般選抜前期・後期の配点の違いは?
A. 前期は共通テスト900点+小論文100点の合計1000点、後期は共通テスト300点(1/3倍換算)+個別学力検査900点(理科225・数学450・外国語225)の合計1200点で、比重が逆転しています。
Q. 看護学科の学校推薦型選抜は共通テストが必要ですか?
A. 不要です。小論文200点(課題文は英語)と面接100点の合計300点で判定します。
Q. 医学科の緊急医師確保と地域枠の違いは?
A. 出願要件が異なります。緊急医師確保は知事指定のへき地医療機関等での勤務意思、地域枠は奈良県内居住と地域医療への貢献意欲が軸です。配点構成は共通です。
Q. 看護学科一般選抜の一般枠と地域枠の違いは?
A. 地域枠は奈良県内居住要件が加わり、個別学力検査等に小論文Ⅱ(50点)が追加されるため配点も50点多くなります(一般枠950点、地域枠1000点)。
Q. 医学科一般選抜の第1段階選抜の条件は?
A. 前期は共通テスト換算成績が概ね730点(概ね得点率81%)以上かつ基準該当者が15倍(330名)超なら上位330名、後期は志願者数が12倍(636名)を超えた場合に換算成績で実施することがあります。
Q. 偏差値や倍率は分かりますか?
A. 募集要項PDFに具体的な一次資料の数値を確認できなかったため、この記事では記載していません。大学公式サイトの入試結果ページで確認してください。
Q. 奈良県立医科大学専門の塾へ通えば合格できますか?
A. 合格は保証されません。志望学科・区分別の要項、答案、志望理由、小論文、面接を日別課題と再現テストへ変えられるかで比較してください。
最初の一週間は、志望学科(医学科・看護学科)の2027年度入学者選抜要項を保存し、学科、区分、出願資格、出願期間、試験科目、配点、会場、発表日、手続きを一枚へ転記します。
次に共通テストの受験予定科目、個別学力検査・小論文の過去問、地域枠の出願要件を確認します。未公表・年度更新の項目は空欄のまま更新日を決め、公式サイトの再確認日をカレンダーに入れます。
出願前は本人と家庭で、インターネット出願の登録、検定料支払い、書類発送、消印日、受験票、会場、手続き費用を照合します。この記事ではなく大学公式要項と受験票を最終正本にしてください。
試験後も自己採点だけで終えず、小論文・面接対象者は準備を切り替えます。発表日、指定日時、入学手続期間を学科・区分ごとに見落とさないようにします。
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本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





