「高1から模試を受けても、まだ習っていない範囲が多くて意味がないのでは?」「高2の今は定期テストだけで手いっぱい。模試は受験学年になってからで間に合う?」——そんな疑問を持つ高校生や保護者は少なくありません。結論から言えば、高1・高2でも模試は受ける価値があります。ただし、判定や偏差値を見るだけなら効果は限定的です。受験前に目的を決め、返却後に弱点を学習計画へ戻してこそ、模試は受験学年へのロードマップになります。この記事では、受けるべき人・見送ってよい場合、模試の選び方、高1と高2それぞれの使い方、返却後の復習手順までを順番に解説します。

先生、高1の今から模試を受けても、悪い判定が出て落ち込むだけじゃないですか?受験学年になってから本気を出せば十分な気もします。











模試を合否予告として見ると、たしかに早すぎる判定に振り回される。でも、既習範囲の穴を見つける健康診断として使えば、高1・高2こそ価値が高い。受けた後の行動まで含めて考えよう。
目次
高1・高2でも模試は受けるべき?結論と判断基準
原則は「受ける」です。ただし、回数を増やすことではなく、現在地の測定と復習に使えるかで判断します。学校の学習が崩れている時は、先に日常学習を立て直す選択も必要です。
高1・高2の模試の目的は、入試本番の合否を当てることではありません。今までに学んだ範囲を初見問題の中で使えるか、時間制限の中で解答を組み立てられるか、校外の受験者を含む集団でどの位置にいるかを確かめることです。河合塾の公式案内でも、高1・高2向け模試は早期から入試基礎学力を養い、習熟度を確認するためのラインアップと説明されています。高1向けには学習成果を検証して以後の方向性を確認する模試、高2向けには思考力・表現力を試して弱点の発見・補強につなげる模試が案内されています。
📚 用語解説
模擬試験(模試):入試に近い形式や、学年の学習範囲に合わせた問題を使って、得点力・時間配分・受験者集団の中での位置を確認する試験です。結果は合否の確定ではなく、次の学習を決める材料として使います。
| 判断項目 | 受ける価値が高い状態 | 先に整えたい状態 |
|---|---|---|
| 目的 | 弱点発見、実力測定、試験慣れなど目的がある | 友達が受けるから、学校で言われたからだけ |
| 復習 | 返却後に答案と成績資料を見る時間を確保できる | 受けっぱなしになることが分かっている |
| 日常学習 | 定期テストと基礎学習を続けながら受けられる | 未提出や未習得が多く、毎日の学習が崩れている |
| 心身の状態 | 結果を課題発見の材料として受け止められる | 体調不良や予定過多で本来の力を測れない |
「受けるべき」は「申し込める模試を全部受けるべき」という意味ではありません。模試には受験時間だけでなく、事前の目標設定、自己採点、解き直し、計画修正の時間も必要です。回数を増やして復習が薄くなるより、目的に合う模試を選び、一回ごとのデータを使い切る方が有効です。学校で一斉受験する模試があるなら、まずそれを学習サイクルの中心に置き、校外模試は測りたい力が重ならない場合に追加すると整理しやすくなります。











模試は多く受けるほど有利だと思っていました。学校の模試を受けるなら、まずその一回を復習まで終わらせる方が先なんですね。











そのとおり。模試の価値は申込数ではなく、見つけた弱点を次の行動に変えた数で決まる。受験日だけでなく、復習日まで予定に入れて初めて一つの模試だと考えよう。
合格判定を確定させるためではなく、既習範囲の定着、初見問題への対応、時間配分、校外での位置を確認し、次の学習計画を具体化するために受けます。
一方、学校の授業内容がほとんど理解できていない、提出物が積み上がっている、睡眠不足が続いているといった場合は、目の前の生活と基礎学習を整える方が優先です。見送るなら「次の定期テスト後に検討する」「学校実施分は受け、追加の校外模試は見送る」のように再判断の時期を決めましょう。理由も期限もない先延ばしにすると、高3で初めて本格模試を受け、時間配分や答案作成で戸惑うことになりかねません。
高1・高2向け模試の選び方|目的と母集団をそろえる
模試選びで最初に見るのは、名前の有名さではなく「何を測りたいか」です。既習範囲の基礎定着を確認したいのか、全国の大学受験層の中で位置を知りたいのか、難関大志望者の中で記述力を試したいのかで、適した模試は変わります。河合塾は高1・高2向けの早期入試対策、高2向けの共通テスト対策や記述対策などを公式に案内しています。駿台も高1・高2の学年別申込導線を用意し、模試結果では志望大学への合格可能性をA〜Eの段階で表示すると説明しています。
📚 用語解説
母集団:その模試を受験した人の集まりです。偏差値や順位は母集団の中での相対的位置なので、学校内中心の試験と難関大志望者が多い試験では、同じ学力でも数字の見え方が変わります。
| 模試のタイプ | 主に測りたいこと | 向いている使い方 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 学校で受ける模試 | 既習範囲の定着と校内外での位置 | 学校の進度に合わせた定点観測 | 実施模試と範囲は学校ごとに確認する |
| 高1・高2向け全国模試 | 入試基礎学力と全国での位置 | 得意・苦手の発見と学習方針の修正 | 異なる主催者の偏差値を直結させない |
| 記述・論述型 | 考え方を答案に表す力 | 国公立二次や記述式を見据えた答案練習 | 採点済答案の減点理由まで読む |
| 共通テスト型 | 資料読解、時間配分、選択式への対応 | 高2後半から本番形式を体験する | 未習範囲は得点だけで評価しない |
| 高難度型 | 高い母集団の中での応用力 | 難関大志望者が課題を早期発見する | 低い判定だけで志望を下げない |
偏差値は「その回の受験者の中での位置」です。主催者、対象学年、問題難度、受験者層が変われば、数字を単純に横並びにはできません。同じ主催者・同じ種類の模試を継続して推移を見る使い方と、異なる種類の模試で別の力を測る使い方を分けましょう。模試ごとの難度や偏差値の読み分けは、進研・全統・駿台ベネッセ模試の難易度比較でも詳しく整理しています。











前の模試より偏差値が下がったら、必ず実力も落ちたことになると思っていました。でも主催者や受験者層が違えば、そのまま比較できないんですね。











見る順番は「模試名と母集団→得点と設問別結果→偏差値→判定」だ。異なる物差しを混ぜず、その模試が測った範囲で次の課題を決めよう。
模試の実施日、受付期間、受験料、会場、自宅受験の可否は年度や回によって変わります。学校経由と個人申込で手続きが異なる場合もあるため、申込時点の公式ページと学校からの案内を確認してください。
志望校がまだ決まっていない高1なら、幅広い大学受験層の中で基礎の定着を測れる模試からで十分です。志望分野や受験方式が見え始めた高2は、記述型や共通テスト型を目的に応じて組み合わせると、科目知識だけでなく形式への適応も確認できます。難関大志望だからといって、毎回高難度模試だけにする必要はありません。標準レベルで取りこぼしがあるなら、基礎を測る模試の設問別結果が計画作りに役立ちます。
高1の模試活用ロードマップ|基礎の穴を小さいうちに直す
高1のテーマは「基準点を作ること」と「復習の型を覚えること」です。高校入試までの成績が良くても、高校では科目数、抽象度、授業速度が変わります。反対に、高校入試で思うような結果が出なかった人も、高1の模試は大学受験に向けた新しい出発点になります。最初の結果は評価ではなく、これから変化を見るための初期値として保存しましょう。
📚 用語解説
ベースライン:今後の変化を比べるために最初に記録する基準値です。総合偏差値だけでなく、科目別得点、設問別の正誤、時間不足の有無、感覚的な難しさも記録すると、次回との比較が具体的になります。
| 時期の目安 | 模試で確認すること | 返却後の行動 | 避けたい使い方 |
|---|---|---|---|
| 最初の受験 | 高校内容を初見問題で使えるか | 科目別・分野別の基準点を残す | 判定だけで向き不向きを決める |
| 夏前後 | 1学期内容の抜けと時間配分 | 夏の復習範囲を優先順位づけする | 全範囲を最初から均等にやり直す |
| 秋以降 | 補強した分野が改善したか | 改善・停滞の理由を学習量と照合する | 別模試の偏差値だけを比べる |
| 学年末 | 高2へ持ち越す弱点は何か | 春休みに直す単元と教材を決める | 苦手を「高3でやる」と先送りする |
高1の最初の模試では、志望校判定が出ても精度を過大評価しないことが大切です。履修範囲が限られ、志望校が固まっていない受験者も多い段階だからです。代わりに、学校では解けていたのに模試では解けなかった単元、時間が足りなかった大問、問題文の条件を読み違えた箇所に印を付けます。それらは、知識を持っているだけの状態から、初見問題で使える状態へ進むための課題です。











高1の判定が低くても、志望校を変える材料ではなく、どの単元を直すかの材料にすればいいんですね。











そうだ。高1は残り時間が長いから、弱点が早く見つかるほど有利になる。点数を隠すより、原因を一つ言葉にして次の週の学習へ入れる方が価値がある。
高1で身につけたい模試サイクル
夏や冬の長期休暇では、模試で見つけた弱点を全部並行して直そうとせず、後の学習の土台になる単元から取り組みます。英語なら語彙・文構造、数学なら計算と主要公式の使い分け、国語なら本文の根拠と選択肢を対応させる読み方など、複数単元に波及する基礎を優先します。高1向け進研模試の具体的な対策例は、高1・高2の進研模試対策も参考にしてください。
前回からの比較では、総合偏差値だけでなく、重点的に復習した単元の正答、時間内に解けた大問、同じ原因のミスが減ったかを確認します。行動と結果のつながりが見えれば、学習法を自分で調整する力が育ちます。
保護者が結果を見るときも、順位や判定から話を始めるより、「どこが予想と違った?」「次に一つ変えるなら何?」と尋ねる方が振り返りを促せます。良い結果でも復習は必要で、悪い結果でも人格や努力の否定にはつながりません。高1のうちに、結果を隠さず分析できる関係を作ることも、受験学年でデータを活用する土台になります。
高2の模試活用ロードマップ|受験方式と志望校へ近づける
高2のテーマは「基礎の穴を閉じながら、入試形式へ橋を架けること」です。高1では科目全体の得意・苦手をつかむだけでも十分ですが、高2では志望学部、国公立か私立か、一般選抜か推薦系か、必要科目は何かを調べ、模試で測る科目と形式を少しずつ志望校へ近づけます。まだ志望校を一校に絞る必要はありません。同じ科目構成を持つ複数校を候補にし、共通する基礎力を優先します。
📚 用語解説
合格可能性評価:模試の成績と過去のデータなどをもとに、志望校に対する現時点の位置を段階で示す参考情報です。駿台は公式ページでA〜Eの5段階表示を案内しています。将来の合否を保証するものではなく、時期・母集団・受験科目を踏まえて読みます。
| 高2の段階 | 確認するデータ | 学習計画への反映 | 志望校との接続 |
|---|---|---|---|
| 前半 | 高1内容と直近の既習範囲 | 基礎の未定着単元を優先して戻る | 必要科目と配点を調べ始める |
| 夏前後 | 記述答案と時間配分 | 夏に補強する科目・単元を絞る | 候補校を複数登録して距離を見る |
| 秋以降 | 科目別の伸びと停滞 | 学習量と教材レベルを調整する | 受験方式に合う模試を選ぶ |
| 学年末 | 共通テスト型・記述型の差 | 高3前半の月別目標を作る | 第一志望群と併願群を仮置きする |
河合塾の公式ラインアップには、高2向けの記述式模試に加え、大学入学共通テストを想定したマーク形式の模試も掲載されています。つまり高2は、記述力だけ、マーク式だけと片方に寄せるのではなく、志望校で必要になる方式を早めに体験できる時期です。未習範囲が含まれる場合は、総得点をそのまま学力不足と決めつけず、既習範囲の正答率と、未習でも資料から考えられた問題を分けて見ます。











高2の共通テスト型で点が取れなかったら、もう遅いということではないんですか?











むしろ形式に早く触れて、読む量や時間配分の課題を知るために受ける。未習範囲と既習範囲を分け、既習なのに落とした問題から直せば、高3の計画が具体的になる。
高2後半から高3開始までの接続手順
高2後半では、判定より「科目間のバランス」を見ます。総合判定が同じでも、英語が安定して数学が大きく不足している人と、全科目が少しずつ不足している人では計画が違います。志望校の配点が高い科目、他科目の土台になる単元、完成に時間がかかる科目の順に優先順位を付けます。苦手科目だけに時間を集めて得意科目を失速させないよう、維持に必要な学習も計画に残します。
第一志望を確定することではなく、必要科目・入試方式・現在の科目別課題を説明でき、高3最初の模試までに何をどれだけ進めるかが決まっている状態を目指します。
総合型選抜や学校推薦型選抜を考える場合も、模試を無関係と決めつけないでください。評定、活動、志望理由など別の準備が必要である一方、大学で学ぶための基礎学力確認や、一般選抜との併願準備に模試データを使えます。ただし、選抜要件は大学・学部・年度で異なります。候補校の公式募集要項を確認し、模試判定だけで出願可能性を決めないことが重要です。
高3への移行時には、直近一回の結果ではなく、複数回の推移を並べます。上がった科目は何を続けた結果か、停滞した科目は学習量・教材難度・復習間隔のどこに問題があったかを言語化します。高3のスタートを「全科目を頑張る」という曖昧な目標にせず、曜日ごとの教材と量に落とすことで、模試の診断が日常の勉強へつながります。
模試を受けた後の復習法|成績表を次の計画に変える
河合塾の公式案内では、模試の個人成績として総合成績、科目別・設問別成績、具体的な学習アドバイス、志望大学の合格可能性評価などを提供すると説明しています。見るべき情報は一つではありません。最初に当日の手応えと正誤を照合し、次に設問別データで優先順位を決め、最後に偏差値や判定を現在地の参考として読みます。判定から先に見ると、感情が強くなり、答案分析が雑になりやすいためです。
📚 用語解説
設問別成績:大問や設問ごとの得点・正答状況を示す資料です。総合点が同じでも、知識問題、読解問題、記述問題、時間不足など失点場所は異なるため、具体的な復習範囲を決める手掛かりになります。











成績表が返ってくると、最初に判定を見て安心したり落ち込んだりして、答案はしまっていました。











判定は最後に見ても遅くない。まず問題冊子と答案を開き、なぜ失点したか、何を直せば次に取れるかを決める。成績表は反省文ではなく、計画書の材料なんだ。
復習は「正解を読む」ではなく「再現できる」にする
| 失点原因 | 確認する問い | 次の行動例 |
|---|---|---|
| 未習 | 学校でまだ扱っていないか | 得点評価から分け、履修時期を確認する |
| 知識不足 | 用語・公式・語彙を思い出せなかったか | 該当範囲を覚え直し、小テストする |
| 理解不足 | 知識はあるが使い方を選べなかったか | 例題の考え方を説明してから類題を解く |
| 読み落とし | 条件や問いを取り違えたか | 条件への線引きと設問の言い換えを練習する |
| 計算・転記ミス | 途中式やマーク確認の手順があったか | 見直す箇所と順番を固定する |
| 時間不足 | どの大問で止まり、後半に何分残ったか | 解く順序と撤退基準を決めて通し演習する |
復習の優先順位は、「正答率が高いのに自分は落とした問題」「後の単元にも使う基礎」「志望校で配点が高い分野」を上に置きます。難問一問に長時間かけるより、多くの受験者が正解している基礎・標準問題の失点を先に戻す方が、次回の得点につながりやすいからです。ただし、正答率の表示方法は模試ごとに異なるため、手元の成績資料の説明を確認してください。
判定が良かった場合も、復習を省略しません。苦手分野がたまたま少なかった、得意科目が総合判定を押し上げた、迷った選択肢が偶然当たった可能性があります。反対に判定が悪くても、未習範囲が多い、必要科目をまだ揃えていない、時間配分だけが崩れたなら、対策は具体化できます。判定別の考え方は模試E判定からの時期別勉強戦略も参考にし、数字を志望校断念の即決材料にしないでください。
問題文や解説を丸写しするのではなく、失点原因、次に見抜く合図、使う教材と範囲を短く残します。同じ原因が繰り返された時に検索できる形なら、紙でもデジタルでも構いません。
次の模試の直前には、新しい教材を増やす前に前回の振り返りを読み返します。「長文の最後が未着手だったから大問ごとの時間上限を決める」「数学の条件整理で失点したから、最初に図と定義域を書く」など、一つか二つの実行目標を選びます。すべてを同時に直そうとすると当日の注意が散るため、検証したい行動を絞る方が、改善の有無を判定しやすくなります。より詳しいやり直し手順は模試の復習方法 完全ガイドで確認できます。
高1・高2から模試を受けても「普通の対策」だけでは志望校に受からない
結論から先に言います。高1・高2から模試を受け、参考書を買い、授業動画を見るだけという「普通の対策」では、志望校合格までつなげるのは厳しいです。模試を早く受けること自体には価値がありますが、受験回数は成績を自動で上げません。毎回見つかった弱点を、次の模試までの日々の学習へ落とし込み、実行と修正を続ける必要があります。
理由は、この記事で確認した模試の構造にあります。河合塾の公式案内が示すように、成績資料には総合・科目別・設問別成績、学習アドバイス、合格可能性評価など複数の情報があります。高1は基礎の穴、高2は受験方式との距離まで読み分ける必要があり、判定を見て終わるだけではデータを行動へ変えられません。早期受験の利点は時間が残っていることですが、その時間を具体的な課題へ配分できなければ、同じ弱点を次回も繰り返します。











模試も受けたし参考書も持っているのに伸びないなら、教材をもっと増やすべきでしょうか?











先に疑うべきは教材の数ではなく、毎日の実行だ。模試で決めた課題が今日の問題数まで落ちているか、終わったか、定着したかを確認する仕組みが必要になる。
ここで、鬼管理専門塾が示す「従来塾の3つの限界」——①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い——に照らして、模試後の対策としてよく選ばれる方法を一つずつ検討します。出典は鬼管理専門塾公式の「鬼管理」とは?です。
選択肢①:独学・参考書だけでは①と③の限界が残る
独学は、自分で分析・計画・実行・再テストまで回せる人には有効です。しかし、成績表を読んで参考書の該当ページを開くだけでは、①の「情報を得ても行動は変わらない」という限界が残ります。さらに、次の確認が模試当日までないと、計画の遅れを長く放置しやすく、③の「週1指導でも変化が遅い」よりさらに確認間隔が空くことがあります。
選択肢②:映像授業・アプリだけでは①の限界を越えにくい
映像授業や学習アプリは、分からない単元を学び直す道具として便利です。ただし、動画を視聴した、連続学習日数が増えたという記録と、模試の弱点が解消したことは同じではありません。設問別失点に合わせて何を選ぶか、視聴後に自力で解けるかを誰も確認しなければ、①の限界に当たり、情報が増えても答案の行動は変わりません。
選択肢③:集団授業の大手予備校では②の限界が残る
集団授業には体系的なカリキュラムと競争環境があります。一方、同じ授業を受けても、高1数学の計算ミスが課題の人、高2英語の時間配分が課題の人、記述答案の根拠が課題の人では、模試後に必要な行動が違います。授業進度が全員共通のままでは、②の「全員同じ指導」の限界に当たり、一人ひとりの失点原因へ十分な量を配分しにくくなります。
選択肢④:一般的な個別指導塾でも③の限界が残る
一般的な個別指導は、授業中に質問しやすく、苦手単元を説明してもらえる利点があります。しかし、週の一部の授業だけが管理対象で、残りの日の教材・範囲・問題数・達成状況が本人任せなら、③の限界を越えられません。模試から次の模試までに差がつくのは授業時間だけでなく、それ以外の日に計画を実行し、遅れを早く修正できるかだからです。
独学・参考書、映像授業・アプリ、集団授業、一般的な個別指導塾を順に見ると、どれも教材や説明を得る場所にはなっても、模試の設問別課題を一人ひとりの日課へ変え、毎日・毎週確認する仕組みが不足します。だから、高1・高2の模試データを志望校合格まで切れ目なくつなぐには、1日単位の個別計画と徹底管理を行う鬼管理専門塾しかない、というのが消去法で残る結論です。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、模試を受けるだけで終わらせず、志望校との距離を日々の行動へ変えるために、次の固定6特徴で学習を支えます。各特徴の事実は公式ページで確認された内容に限定し、高1・高2の模試活用へどう接続するかを説明します。











「管理」といっても、模試の結果を見て勉強時間を増やすように言われるだけではないんですか?











時間だけではない。何を、どの教材で、どれだけ行い、定着したかまで具体化する。模試の失点原因が違えば、生徒ごとの行動プランも変わるんだ。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
高1の模試で英語の語彙と数学の計算に穴が見つかったなら、次回までの日数から逆算し、使う教材・範囲・問題数を日ごとの指示へ変えるため、判定だけで終わりません。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
高2で同じ総合判定でも、国公立志望で数学が不足する生徒と私立文系で英語長文が不足する生徒では優先順位が異なります。個別行動プランなら模試の科目別データを反映できます。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
模試後に立てた復習計画の進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで自力再現できるかを測るため、理解したつもりや計画の遅れを次の模試まで放置しにくくなります。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
高1・高2は入試までの期間が長く、学習計画を継続して修正する伴走者との相性が重要です。厳格に選考された専属講師が、模試の数字を日々の改善へ翻訳します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
高1・高2の段階で一般選抜、総合型選抜・推薦、英語資格利用、高校段階の学習など進路が分かれても、目的に合う専門コースを確認し、必要な準備を一つの計画へ整理できます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
模試の返却後に計画の疑問が出た時はLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会へ保護者も同席して、現在の成績資料をもとに管理方法やコースを確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。対象は大学受験コースのみで、詳細条件は無料説明会で確認してください。まずは模試の成績資料、学校の進度、志望校候補を用意し、どこまで日単位に落とせるかを相談すると判断しやすくなります。指導の考え方は鬼管理専門塾の「鬼管理」とは、これまでの結果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。
高1・高2の模試結果を、志望校までの毎日の計画へ変えませんか?
まとめ|高1・高2の模試は受験後の行動まで設計する
高1・高2でも模試は受ける価値があります。早い段階の模試は、合否を確定する試験ではなく、既習範囲の穴、初見問題への対応、時間配分、受験者集団の中での位置を知る診断です。高1はベースラインと復習習慣を作り、高2は必要科目・入試方式・志望校候補へ測定内容を近づけます。そして、どの学年でも返却後に失点原因を分け、次の日々の計画へ戻すことが共通の要点です。











模試を受けるか迷っていましたが、受験日と復習日をセットにして、前回から一つ改善できたかを確認すればいいんですね。











それが一番大事だ。高1・高2の強みは、結果が悪くても直す時間が残っていること。一回の判定ではなく、測定と修正を続けた軌跡を受験学年へ持っていこう。
最初の一歩は難しくありません。次に受ける模試を一つ決め、受験前に「何を確認するか」を一つ書き、返却後の復習時間を予定表に入れてください。すでに受けた模試が手元にあるなら、判定を見直すより先に、正答率が高いのに落とした問題を一問選び、原因と次の行動を記録しましょう。小さな修正を積み重ねることで、模試は不安を増やすイベントから、志望校へ近づくためのナビに変わります。
よくある質問











最後に、模試の回数、判定、未習範囲、部活との両立など、よく迷う点をまとめて確認したいです。











原則は「目的に合う模試を選び、復習まで行う」だ。個別の事情では何を優先するか、質問ごとに整理しよう。
Q. 高1で模試は何回受ければいいですか?
A. 一律の正解はありません。学校で実施される模試、復習に使える時間、測りたい力を確認し、一回ごとに復習と計画修正ができる範囲で選びましょう。最新の実施回数・日程は主催者の公式案内と学校からの案内を確認してください。
Q. 高2から模試を受け始めても遅くありませんか?
A. 遅くありません。まず既習範囲の基礎を測り、返却後に失点原因を分類してください。そのうえで高2後半は、志望校で必要な記述型や共通テスト型などを目的に応じて体験し、高3前半の計画へつなげます。
Q. 未習範囲が多い模試でも受ける意味はありますか?
A. 目的が明確なら意味があります。総得点だけで評価せず、既習範囲の正答、初見資料から考えられた問題、時間配分を分けて確認します。未習範囲の扱いは模試の出題範囲を事前に確認し、負担が大きすぎる場合は別の模試も検討しましょう。
Q. 部活が忙しい場合も模試を優先すべきですか?
A. 学校生活、睡眠、日常学習が崩れるほど追加する必要はありません。学校実施分を中心にし、受験日と復習時間を先に確保します。追加模試を見送る場合は、いつ再検討するかを決め、理由のない先延ばしにしないことが大切です。
Q. 模試の偏差値が主催者によって違うのはなぜですか?
A. 受験者層、問題難度、科目、実施時期が異なるからです。偏差値は各模試の母集団の中での相対的位置なので、異なる模試の数字を直接引き算せず、同じ種類の推移と設問別の課題を中心に見てください。
Q. 高1・高2の志望校判定は信用できますか?
A. 現時点の参考情報として使い、将来の合否確定とは考えないでください。履修状況や志望校登録、受験者層が変わる時期です。判定の理由になった科目別成績を見て、次の学習を決めることに価値があります。
Q. 学校の模試だけで十分ですか?
A. 学校の模試で測りたい力を確認でき、継続比較と復習ができるなら、まず十分に活用しましょう。難関大志望者の中での位置、記述力、共通テスト形式など、別の目的が生じた時に校外模試を追加すると、役割が重複しにくくなります。
Q. 模試の復習はいつまでに終えるべきですか?
A. 当日の思考や時間配分を忘れないうちに自己採点と原因メモを始め、成績資料の返却後に設問別データを加えて優先順位を調整します。期限だけを守るより、解説なしで再現し、類題で使える状態まで確認することが重要です。
Q. 判定が悪かったら志望校を下げるべきですか?
A. 一回の判定だけで即決しないでください。未習範囲、受験科目、失点原因、同じ模試での推移、志望校の最新募集要項を確認します。高1・高2は修正時間があるため、まず具体的な弱点と次回までの学習量を決めてから判断しましょう。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





