「共通テスト物理は第1問から順番に解くべき?」「計算に詰まって、最後の大問が丸ごと未着手になる」「家では解けるのに、60分だと点にならない」——こうした悩みは、知識不足だけでなく、問題を選ぶ手順と時間の区切り方が決まっていないことから起こります。結論は、解く順番を大問番号で固定するのではなく、最初に全体を見て自分が短時間で得点できる大問から着手することです。そのうえで、各大問の終了時刻と撤退時刻を先に決めます。この記事では、大学入試センターの最新の受験案内と令和8年度本試験を基準に、60分のモデル配分、順番の決め方、詰まった時の離れ方、過去問で自分専用の配分を作る方法まで具体化します。

物理は前の設問の答えを次で使うこともあるので、最初から順番どおり解かないと危険な気がします。でも、難しい計算で止まると後半が見られません。どうすればいいですか?











大問の中は原則として流れに沿い、大問どうしの順番は自分で選ぶ、と分けて考えよう。最初の数分で全大問を見て、得点しやすさと重さを判定すれば、難問一つに60分全体を支配されにくくなる。
目次
共通テスト物理の解く順番と時間配分の結論
大問番号ではなく「短時間で再現できる得点」の多い順に解きます。60分の基準は、冒頭4分で全体確認、46分で大問を処理、最後10分で未処理問題・マーク・計算を回収する形です。
おすすめの初期設定は「0〜4分でスキャン、4〜50分で解答、50〜60分で回収」です。令和8年度本試験は大問4題が各25点だったため、解答時間46分を均等に置けば1題あたり11分30秒です。ただし、これは四つの大問に同じ時間を必ず使うという意味ではありません。見通しのよい大問を12分で二つ、やや重い大問を11分で二つといった基準を置き、早く終えた分だけ後ろの難所へ回します。試験年度によって構成は変わり得るので、本番は問題冊子の配点と大問数を確認して再配分してください。
📚 用語解説
基準配分:本番中に迷わないため、過去問演習から決めておく時間の初期値。本記事では4分の全体確認、46分の解答、10分の回収を出発点にする。公式の指定配分ではなく、自分の記録で調整する。
| 時間帯 | 使い方 | 終了条件 |
|---|---|---|
| 0〜4分 | 全大問を見てA・B・Cを付ける | 最初に解く大問と後回しを決める |
| 4〜16分 | A判定の大問① | 12分または大問完了で移動 |
| 16〜28分 | A判定の大問② | 12分または大問完了で移動 |
| 28〜39分 | B判定の大問 | 11分でいったん区切る |
| 39〜50分 | 残る大問・拾える小問 | 50分になったら回収へ移る |
| 50〜60分 | 空欄、保留、マーク、単位・符号の確認 | 全解答欄を最後まで確認する |
この配分の狙いは、難問を全部解くことではなく、すでに持っている実力を60分の答案へ変えることです。物理では、一つの設定を読み解くのに時間がかかる一方、方針が立てば複数の設問を連続して取れる大問もあります。だから「1問につき何分」と細かく固定するより、大問単位の上限と、設問単位の撤退条件を組み合わせる方が機能します。最初の大問が難しい年度でも、番号順に縛られなければ、取りやすい問題を先に確保してから戻れます。
大問内は条件や前問の結果がつながることがあるため、基本は問1から流れに沿います。一方、大問間は独立していることが多いので、全体スキャン後に得意・見通し・処理量で順番を変えます。











「力学から」「第1問から」と決め打ちするのではなく、その日の問題を見て最初の大問を選ぶんですね。でも4分も読むと、解答時間が減って焦りませんか?











4分は失う時間ではなく、60分の誤配分を防ぐ投資だ。全部を解かず、配点、ページ量、題材、最初の設問を見て記号を付けるだけにする。演習で4分以内に終える練習をすれば焦りも減る。
共通テスト物理の試験時間・配点・問題構成を公式資料で確認
令和9年度受験案内では物理を含む理科1科目の解答時間は60分です。直近の令和8年度本試験は100点を大問4題・各25点で構成し、解答番号は1〜22でした。
大学入試センターの令和9年度受験案内では、理科の1科目登録者は10時40分から11時40分まで、物理を含む1科目を解答します。2科目登録者の理科の試験枠は9時30分から11時40分までで、第1解答科目と第2解答科目を各60分で解き、その間に答案回収等の10分があります。つまり、理科を2科目受験する場合でも、物理そのものに使える解答時間は60分です。登録科目数や開始時刻は年度の受験案内と受験票で必ず確認してください。出典は大学入試センター「令和9年度 受験案内」です。
📚 用語解説
第1解答科目・第2解答科目:理科を2科目受験する場合の解答順による区分。各60分で解答し、科目間には答案回収等の時間がある。志望大学がどちらの科目の成績を利用するかは、大学の募集要項で確認する必要がある。
令和8年度の公式問題PDFを見ると、物理は100点満点で、大問1から大問4まで各25点でした。第1問はドップラー効果、回路、加速するバス内の風船、光子、理想気体など複数分野の小問集合です。第2問は衝突とばね、第3問は熱力学と波、第4問は電場・磁場中の荷電粒子を扱い、解答番号は1から22まで並んでいます。「大問4題だから各15分」と単純に割ると確認時間がゼロになりますし、第1問のような小問集合と、設定が連続する大問では同じ25点でも時間の使い方が異なります。
| 令和8年度本試験 | 主な内容 | 配点 | 時間戦略上の特徴 |
|---|---|---|---|
| 第1問 | 複数分野の小問集合 | 25点 | 独立性が高い小問は保留しやすい |
| 第2問 | 衝突・ばね | 25点 | 設定を引き継ぐため序盤の整理が重要 |
| 第3問 | 熱力学・波 | 25点 | A・Bで題材が変わるので途中回収しやすい |
| 第4問 | 電場・磁場と荷電粒子 | 25点 | 図と運動方向を最初に固定したい |
同年度の大学入試センター公表CSVでは、物理の総平均点は45.55点でした。これは特定年度の結果であり、次年度の難易度や目標点を保証する数字ではありません。ただ、100点満点の試験で平均が5割を下回った事実は、全問完答だけを成功条件にすると崩れやすいことを示します。高得点を目指す人も、まず確実な設問を回収し、難所は残り時間で再訪する二段階の解き方が必要です。平均点の出典は大学入試センター「令和8年度 試験情報データ」です。
大問数、配点、題材、解答番号は年度により変わる可能性があります。練習では直近年度を基準にしても、本番は問題冊子の表紙・注意・配点を確認し、最初のスキャンでその場の構成へ合わせてください。











各25点なら、苦手な大問を一つ捨てたら最初から75点満点になってしまいます。C判定を付けるのが怖いです。











Cは「捨てる」ではなく「後で戻る」だ。大問全部を放棄せず、冒頭の基本設問や独立した小問は拾う。難しい連鎖だけ後回しにすれば、25点を丸ごと失わずに済む。
解く順番は4分スキャンで決める
全大問をA・B・Cに分け、Aから着手します。判断材料は得意分野だけではなく、設問の独立性、図の読みやすさ、計算量、最初の一手が見えるかの四つです。
スキャンでは問題を解き始めません。まず配点とページ数を見て、各大問の題材に丸を付けます。次に、最初の設問を読み、「使う法則と図が10秒程度で浮かぶか」「途中の設問が前問の結果に強く依存するか」「文章・グラフ・実験設定の読み取り量が自分にとって重いか」を確認します。Aは方針が立ち、まとまった得点を期待できる大問。Bは一部を取れそうだが整理が必要な大問。Cは設定理解や計算に時間がかかりそうな大問です。記号は問題冊子の大問見出しの横へ小さく書きます。
📚 用語解説
大問スキャン:解答開始直後に、全大問の配点・分野・ページ量・最初の設問を短時間で確認し、着手順を決める工程。その場で計算を始めず、A・B・Cの仮分類までで止める。
A判定は「得意分野」だけで決めない
力学が得意でも、初見の長い実験設定で条件整理に時間がかかるなら、その大問はBかもしれません。反対に、苦手意識のある波動でも、グラフの周期を読む独立小問なら短時間で取れる場合があります。科目内の好き嫌いではなく、「今この問題で得点を再現できるか」で判断してください。過去問演習では、スキャン時のA・B・Cと実際にかかった時間・得点を照合します。Aなのに時間超過する分野があれば、見積もり方か基礎処理のどちらかに課題があります。
大問の中は設問の連鎖を確認する
共通テスト物理では、前の設問で求めた量や確認した関係を、後の設問で利用する構成があります。この場合、大問の途中だけを無理に先取りすると、設定を読み直す時間が増えます。大問内は問1から進み、一つだけ詰まったら後続を見て、前問の結果が問題文に与えられている、あるいは独立して答えられる設問がないか確認します。連鎖が切れていればその小問を拾い、強くつながっていれば大問ごと保留します。
📚 用語解説
連鎖設問:前の設問で得た式・値・判断を、後続設問でも使う構成。途中の1問に詰まっても、問題文が必要な結果を与え直す場合や後続が独立する場合があるため、直後の設問まで確認してから離れる。
マークは大問ごとに確定する
マークを最後にまとめて転記すると、解答番号のずれを発見する時間が足りなくなります。おすすめは、大問を終えるたびに解答番号とマーク欄を照合する方法です。保留した欄には問題冊子側に大きく印を付け、マークシート上では欄をずらさないよう解答番号を指で確認します。終了10分前の回収では、内容の再検討より先に空欄と番号ずれを確認します。確信のない選択肢を見直すのは、その後です。
「小問集合→力学→電磁気」のような固定順は安心感がありますが、年度ごとの難易度差に弱くなります。過去問では少なくとも番号順とスキャン順の両方を試し、得点と残り時間で比較しましょう。











スキャン中に気になる式が見えると、そのまま計算を始めてしまいそうです。4分を守るコツはありますか?











ペンで書くのはA・B・Cと開始順だけ、と決めよう。式を書き始めたらスキャン終了の合図だ。練習でも4分のタイマーを別に鳴らし、分類の精度を後で採点すると習慣になる。
60分の時間配分を得点目標と得意分野に合わせる
全員が同じ大問に同じ分数を使う必要はありません。基準配分を守りつつ、60点・80点・90点以上の各目標で「どこまで確実に回収するか」を変えます。
60点を目標にする段階では、全大問の冒頭と独立小問を広く回収し、難しい連鎖に深入りしないことが中心です。80点を目標にするなら、A・Bの大問を完走しつつ、Cでも基本設問を拾います。90点以上を目標にしても、最初から全問を完璧に解こうとしてはいけません。前半で80点相当の確実な解答を作り、残り時間で難所を上積みする方が、計算ミス一つから全体が崩れる危険を抑えられます。目標点は「捨てる点数」ではなく、先に守る得点帯を決めるために使います。
| 目標 | 最初に守る範囲 | 保留の基準 | 終了10分の優先 |
|---|---|---|---|
| 60点前後 | 全大問の基本・独立小問 | 式が立たない設問は早めに離れる | 空欄を減らし番号を確認 |
| 80点前後 | A・B大問の標準設問 | 計算が長い難所は二巡目へ | 保留と符号・単位を見直す |
| 90点以上 | まず80点相当を確定 | 難問も一度離れて全体を一巡 | 根拠の弱い選択肢を再検討 |
得意分野への追加時間は、原則として2〜3分の範囲に収めます。例えば電磁気が得意なら、基準11分を13分へ増やしても構いませんが、その2分をどこから取るかを決めます。「得意だから終わるまで」では上限がなくなります。苦手分野は最初から短くするのではなく、冒頭の基本設問を拾う時間を確保した上で、複雑な計算に入る前に撤退ラインを置きます。配点が同じなら、得意分野だけに時間を集中させすぎると、他大問の易しい得点を失うためです。
📚 用語解説
撤退ライン:一つの設問や大問に使う時間の上限。目安は「方針が立たないまま90秒」「同じ計算を二度やり直した」「大問の予定終了時刻になった」など、時計と行動の両方で決める。
90秒考えて方針が立たなければ印を付けて離れる
物理では、正しい入口が見えないまま式を増やすと時間だけが過ぎます。90秒は絶対値ではありませんが、「問題文を読み、図を書き、使えそうな法則を一度検討しても方針が立たない」状態を見切る出発点になります。離れる時は、どこまで分かったかを問題冊子へ残します。既知量へ丸、求める量へ四角、候補の法則を一行だけ書けば、二巡目でゼロから読み直さずに済みます。
計算ミスはその場で無限に探さない
選択肢に答えが合わない時、最初から全計算をやり直すと数分を失います。まず次元、符号、比例関係、極端な場合の振る舞いを確認し、それでも原因が見えなければ保留します。共通テストは選択肢があるため、式の形や増減から候補を絞れることがあります。ただし根拠のない勘に置き換えるのではなく、物理的な整合性を使って検算します。二巡目では、途中式のうち怪しい変形だけを再計算してください。











90秒で離れた問題が実は簡単だったら、もったいなく感じます。粘れば思いつくこともありますよね。











だから捨てずに印を付けて戻る。先に他の得点を確保すると焦りが下がり、戻った時に別の見方ができる。一巡目の撤退は諦めではなく、考える順番を入れ替える操作なんだ。
毎問時計を見ると集中が切れます。大問開始時、大問終了予定時刻、50分の回収開始時だけを基本にし、詰まった時のみ90秒ルールを使うと、時間管理と問題理解を両立しやすくなります。
時間不足を過去問演習で改善する方法
過去問を解くだけでは配分は固まりません。大問ごとの時間、得点、保留理由を記録し、知識・読解・立式・計算・判断のどこで遅れたかを分けて、次回の行動を一つ変えます。
演習は三段階で行います。最初の1〜2回は時間を測らず、共通テスト型の文章・図・グラフから物理量を取り出す手順を確認します。次の3回程度は70分で解き、正確に解ける処理と遅い処理を分けます。最後に60分へ縮め、4分スキャンと50分回収を含む本番運用を練習します。最初から毎回60分にすると、知識不足なのか判断速度の問題なのかが混ざります。段階を分けることで、急ぐ前に正しい手順を作れます。
📚 用語解説
失点ログ:過去問の間違いを、知識不足、条件読解、立式、計算、時間切れ、マークの六つなどに分類した記録。正解を写すのではなく、次回変える行動と再テスト日まで書く。
| 遅れの原因 | 演習後に残す記録 | 次回の修正 |
|---|---|---|
| 知識不足 | 使えなかった法則・成立条件 | 教科書へ戻り類題を自力再現 |
| 条件読解 | 読み落とした語・図の対応 | 既知量と未知量への印を統一 |
| 立式 | 止まった物理モデル | 力の図・エネルギー等の選択練習 |
| 計算 | 符号・文字式・桁の誤り | 途中式を縦に揃え検算を固定 |
| 時間判断 | 粘った分数と未着手問題 | 撤退ラインを具体化 |
| マーク | 番号ずれ・転記忘れ | 大問ごとの照合へ変更 |
大問別の時間と得点をセットで記録する
「60分で終わらなかった」だけでは改善できません。大問ごとに開始時刻、終了時刻、得点、保留数を記録します。12分かけて20点取れた大問と、18分かけて5点だった大問では、次回の優先順位が違います。さらにスキャン時のA・B・Cも残せば、問題を解く力だけでなく、得点効率を見抜く力も測れます。3回分を並べ、毎回時間超過する分野は基礎処理を補強し、年度によってばらつくならスキャン精度を改善します。
復習は「解説を読んだ」で終わらせない
解説を読んで理解できても、60分の中で条件を見抜き、法則を選び、計算を完了できるとは限りません。翌日か数日後に解説を閉じ、同じ問題を白紙から解き直します。その後、数値や状況の違う類題で手順が再現できるかを確認します。物理全体の基礎が不安なら、大学受験物理の勉強法完全ガイドで力学を土台にした分野別の進め方を確認し、教材の順番に迷う場合は物理の参考書ルート完全版を使って、未定着範囲を学習計画へ戻してください。
直近年度だけで最適順を決めず、複数年度で試してください。得意分野でも重い年度、苦手分野でも取りやすい年度を経験すると、固定順ではなくスキャンで判断する力が育ちます。
週単位では、「共通テスト形式を1回解く→翌日に失点分析→平日に分野別補強→週末に再テスト」という循環を作ります。毎週新しい年度へ進むだけでは、同じ失点原因を持ち越します。時間不足が知識不足から起きているなら、速解き練習を増やす前に基礎問題へ戻るべきです。反対に正答率は高いのに未着手が多いなら、スキャンと撤退の練習を増やします。原因ごとに処方を変えてください。











過去問の点数だけ記録していました。時間切れだった問題を、あとで解けたかどうかも分けた方がよさそうですね。











その区別が重要だ。時間外なら解けた問題は配分・判断の課題、時間外でも解けない問題は知識や立式の課題だ。同じ未得点でも、次にやる練習はまったく違う。
共通テスト物理は「普通の対策」では高得点を安定させられない
結論から言います。公式を覚え、授業を受け、過去問を何年分か解くという「普通の対策」だけでは、共通テスト物理で高得点を安定させ、志望校合格につなげるのは厳しいです。知識があっても、60分のどこでスキャンし、どの大問から入り、何分で離れ、いつ弱点を補強するかが日々の行動になっていなければ、本番では難しい一問に時間を吸われます。
理由は、この記事で確認した試験の密度です。令和9年度の解答時間は60分で、令和8年度本試験は100点を大問4題・各25点、解答番号22までで構成していました。平均点は45.55点です。限られた時間で複数分野の条件を読み、立式・計算・選択・マークまで行うには、理解した内容を得点行動へ変える訓練と、大問別時間を使った個別の修正が必要です。教材を持っていることと、毎回50分で一巡し10分を回収へ残せることは同じではありません。











時間配分は自分で練習すれば作れそうですが、普通の対策ではなぜ安定しにくいのでしょうか?











一度計画を作るだけならできる。難しいのは、大問別時間と失点原因を毎回記録し、次の日の教材・範囲・問題数へ直し、次週に再テストすることだ。その実行が続く仕組みまで比べよう。
ここで、鬼管理専門塾が示す「従来塾の3つの限界」——①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い——に照らし、代表的な選択肢を一つずつ検討します。出典は鬼管理専門塾公式の「鬼管理」とは?です。
選択肢①:独学・参考書だけでは①と③の限界が残る
独学と参考書は、自分で計画・実行・再テストを回せる人には有効です。しかし、解説から解法を得ても、翌日の演習量や撤退練習まで決めなければ、①の「情報を得ても行動は変わらない」という限界が残ります。また、確認者がいないと、大問別時間の悪化や復習の先延ばしを次の模試まで放置しやすく、③の「週1指導では変化が遅い」以上に修正間隔が空くことがあります。
選択肢②:映像授業・アプリだけでは①の限界を越えにくい
映像授業やアプリは、分からない単元を学び直す手段として便利です。ただし、動画を見た時間や連続学習日数と、60分で正しい大問を選び、予定時刻に離れられることは別です。視聴後に初見問題を何題解き、何分で自力再現できたかを確認しなければ、①の限界に当たり、情報が増えても答案上の行動は変わりません。
選択肢③:集団授業の大手予備校では②の限界が残る
大手予備校の集団授業には、体系的なカリキュラムと競争環境があります。一方、同じ授業を受けても、力学の立式で遅れる人、電磁気の符号で戻る人、スキャンで重い大問を選ぶ人では、必要な日課が異なります。全員が同じ進度・同じ宿題なら、②の「全員同じ指導」の限界に当たり、個人の失点ログに応じた配分改善へ十分な量を割きにくくなります。
選択肢④:一般的な個別指導塾でも③の限界が残る
一般的な個別指導は、授業中に苦手問題を質問しやすい利点があります。しかし、週の一部の授業だけが管理対象で、残りの日の過去問、類題、再テスト、大問別時間の記録が本人任せなら、③の限界を越えられません。共通テスト物理の時間配分は一回の説明で身に付く技術ではなく、毎週の実測と修正で作るからです。
独学・参考書、映像授業・アプリ、集団授業、一般的な個別指導塾を順に見ると、いずれも知識や解説を得る場所にはなっても、失点原因を一人ひとりの日課へ変え、毎日・毎週検証する仕組みが不足します。だから、60分の解く順番と時間配分まで個別に改善し、志望校合格へつなげるには、1日単位の計画と徹底管理を行う鬼管理専門塾しかない、というのが消去法で残る結論です。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、共通テスト物理の過去問を解くだけで終わらせず、大問別時間と失点原因を日々の行動へ変えるため、次の固定6特徴で学習を支えます。各特徴の事実は公式ページで確認された内容に限定し、解く順番・時間配分の改善へどうつなげるかを説明します。











「管理」と聞くと勉強時間を増やすだけに思えます。物理の解く順番や撤退判断まで変えられるんですか?











時間の総量だけでなく、どの年度を何分で解き、どの原因を何題で直し、いつ再テストするかまで決める。大問別の記録が日課へつながるから、配分を実戦の動作として練習できる。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
共通テスト物理で電磁気の立式と時間判断が課題なら、使う教材、解く範囲、問題数、60分演習日を日ごとの数値へ変えるため、抽象的な「物理を頑張る」で終わりません。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ60点でも、未着手が多い生徒と全問触れて計算ミスが多い生徒では対策が異なります。大問別時間と失点ログを反映した個別行動プランなら、必要な練習へ優先して時間を配れます。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
冒頭4分のスキャンや撤退ラインを計画しても、実行できなければ配分は変わりません。毎日の進捗と毎週の確認テストで、知識だけでなく初見問題で時間内に再現できるかまで検証します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
共通テスト物理は、法則の理解と時間内の判断を同時に直す必要があります。厳格に選考された専属講師が演習記録を読み、本人だけでは気付きにくい滞留や見積もりの癖を修正します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
共通テストの必要科目・配点は志望大学や方式で異なります。大学・学部特化を含む専門コースを確認し、物理の目標点を他科目との総点設計の中に置いて、過不足のない計画を作れます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
過去問演習後に立式や計画の疑問が出た時はLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会へ保護者も同席して、現在の得点、志望校、管理方法やコースを具体的に確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。対象は大学受験コースのみで、詳細条件は無料説明会で確認してください。まずは直近3回分の物理の得点、大問別時間、失点ログ、志望校の共通テスト配点を用意すると、必要な改善を相談しやすくなります。指導の考え方は鬼管理専門塾の「鬼管理」とは、これまでの結果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。
共通テスト物理の60分を、得点につながる毎日の計画へ変えませんか?
まとめ|共通テスト物理は順番より判断ルールを固定する
共通テスト物理の解く順番に、すべての受験生・すべての年度へ通用する固定解はありません。固定すべきなのは大問番号ではなく、スキャンの観点、各大問の上限、詰まった時の撤退ライン、50分で一巡する期限、最後の確認順です。令和9年度の公式受験案内では物理の解答時間は60分。令和8年度本試験は大問4題・各25点、解答番号22まででした。この密度を前提に、確実な得点を先に守り、難所を二巡目で上積みする答案を作りましょう。
次の演習では、いきなり完璧な配分を目指す必要はありません。紙の上に「4分・50分・60分」と三つの時刻を書き、全体スキャンでA・B・Cを付けてください。終了後に、最初に選んだ大問が本当に得点効率のよい選択だったかを振り返ります。この小さな検証を複数年度で繰り返すと、自分に合う順番と時間配分が感覚ではなく記録から決まります。











次の過去問では、まず4分でA・B・Cを付け、50分で一巡できたかと、大問別の得点効率を記録します。











それでいい。順番を当てるのではなく、判断を検証して更新する。60分後に一番多くの確実な得点が残るよう、自分の配分を作っていこう。
よくある質問











最後に、第1問から解くべきか、見直し時間を何分取るか、共通テスト物理が時間内に終わらない時の疑問をまとめて確認したいです。











原則は「番号順より得点効率」「全問完答より一巡」「固定配分より実測で調整」だ。よくある迷いを本番の判断に変えられる形で整理しよう。
Q. 共通テスト物理は第1問から順番に解くべきですか?
A. 必ずしも第1問からである必要はありません。最初に全大問の配点・分野・ページ量・最初の設問を確認し、方針が立つA判定の大問から始めます。ただし、一つの大問の中は前問の結果を使うことがあるため、原則として設問順に進めてください。
Q. 共通テスト物理のおすすめ時間配分は何分ですか?
A. 初期設定として、0〜4分を全体スキャン、4〜50分を大問の解答、50〜60分を空欄・保留・マーク確認にする配分をおすすめします。令和8年度本試験のように大問4題なら、解答46分は1題平均11分30秒です。公式指定ではないため、過去問記録で調整してください。
Q. 見直し時間は10分も必要ですか?
A. 10分は計算を全部やり直す時間ではありません。未着手の基本問題、保留した設問、解答番号のずれ、空欄、符号・単位を順に回収する時間です。現在10分を残せない人は、まず5分から始め、一問に滞留する時間を減らして段階的に広げてください。
Q. 何秒考えて分からなければ飛ばすべきですか?
A. 出発点は、問題文と図を整理しても方針が立たないまま90秒です。加えて、同じ計算を二度やり直した時、大問の予定終了時刻に達した時も撤退の合図にします。印と途中の整理を残し、二巡目で戻ります。
Q. 苦手分野の大問は最後に回してよいですか?
A. 分野名だけで最後に固定しないでください。苦手分野でも冒頭の基本問題や独立小問は短時間で取れることがあります。スキャンで小問単位の得点可能性を見て、重い連鎖だけを後回しにします。
Q. 目標が6割なら大問を一つ捨ててもよいですか?
A. 大問を丸ごと捨てる前に、全大問の基本・独立小問を拾ってください。令和8年度本試験は各大問25点だったため、一つを完全に見ないと失う幅が大きくなります。難しい連鎖を保留し、取れる設問を広く回収する方が安定します。
Q. マークは最後にまとめて塗る方が速くないですか?
A. 転記の動作だけなら速く見えますが、番号ずれや転記忘れの危険が増えます。大問を終えるたびに解答番号を照合し、保留欄だけ問題冊子へ明確に印を残す方法をおすすめします。
Q. 過去問は何年分解けば時間配分が決まりますか?
A. 年数だけでなく記録の質が重要です。まず3回以上、大問別時間・得点・スキャン判定・保留理由を同じ形式で記録し、共通する遅れを確認してください。その後も年度を増やし、構成が変わっても判断ルールが機能するかを検証します。
Q. 理科を2科目受験する場合、物理の時間は変わりますか?
A. 令和9年度受験案内では、理科2科目受験時も第1・第2解答科目を各60分で解きます。科目間には答案回収等の時間があります。登録科目数や開始時刻、志望大学の第1解答科目の扱いは、最新の受験案内と大学の募集要項で確認してください。
Q. 時間外なら解けるのに本番では終わりません。何を練習すべきですか?
A. 知識を増やすだけでなく、4分スキャン、90秒の撤退、大問終了時刻、50分で一巡する動作を個別に練習してください。大問別時間を測り、時間外なら解けた問題を「配分・判断」の失点として記録すると、次に直す行動が明確になります。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





