
共通テスト国語って、センター試験の名前が変わっただけじゃないんですか?家にセンターの過去問がたくさんあるので、それだけで対策できるのかも知りたいです。











満点が200点で、現代文・古文・漢文を扱う土台は共通している。でも現行の共通テストは90分・5大問で、複数資料や実用的文章を目的に応じて処理する力まで問う。センター過去問は基礎練習には使えるが、それだけでは本番形式の仕上げにならないんだ。この記事で違いと使い分けを順番に整理しよう。
この記事は、大学入試センターが公表した令和9年度(2027年度)の出題方法・問題作成方針、令和8年度の公式問題、最終年度のセンター試験資料をもとに、共通テスト国語とセンター試験国語の違いを整理したものです。試験時間と大問数、文章・資料、設問形式、難易度の考え方、センター過去問の活用法、現代文・古文・漢文の対策まで扱います。最初に結論を確認し、その後で自分の勉強計画に落とし込めるよう、各章を「事実→意味→行動」の順で解説します。
目次
共通テスト国語とセンター試験国語の違い【結論】
結論から言うと、両者の最大の違いは「知識を使って一つの本文を読む試験」から、「知識を土台に、複数の文章・資料を目的に応じて結び付ける試験」へ比重が移ったことです。センター試験の最終年度は80分・200点・4大問でした。現行の共通テストは90分・200点で、近代以降の文章3問と古文・漢文各1問の計5大問です。満点は同じでも、処理する情報の種類と、一つの判断までに照合する根拠の数が増えています。
| 比較項目 | センター試験国語 | 2027年度共通テスト国語 |
|---|---|---|
| 試験時間・満点 | 80分・200点 | 90分・200点 |
| 大問構成 | 現代文2・古文1・漢文1の4大問 | 近代以降3・古文1・漢文1の5大問 |
| 近代以降の配点 | 現代文2題で計100点 | 3問で計110点 |
| 古典の配点 | 古文50点・漢文50点 | 古文45点・漢文45点 |
| 文章・資料 | 一つの中心本文を読む問題が基本 | 異なる種類・分野の複数題材も検討対象 |
| 求められる処理 | 本文理解と選択肢判定 | 本文理解+情報整理+目的に応じた検討 |
| 解答形式 | 主にマーク式 | 多肢選択式または数値・記号等 |











満点は同じ200点でも、大問が一つ増えているんですね。試験時間が10分増えたなら、一問ずつゆっくり読めるようになったと考えていいですか?











そこが注意点だ。10分増えた一方で、近代以降の文章は2問から3問になり、資料を行き来する問題もある。増えた時間をそのまま余裕とは見なせない。まず「共通する基礎」と「共通テストで追加された処理」を分け、センター過去問と共通テスト過去問の役割を変えることが対策の出発点になる。
📚 用語解説
複数題材:一つの大問で、本文だけでなく別の文章、資料、メモ、会話、図表などを組み合わせて扱う出題。大学入試センターの令和9年度問題作成方針は、異なる種類や分野の文章などを組み合わせた問題も検討すると明記しています。
センター過去問を捨てる必要はありません。ただし、センター過去問は「一つの本文から根拠を取る基礎」、共通テスト過去問は「複数資料を照合し、90分で5大問を完走する実戦」と役割を分けてください。
違い1|80分4大問から90分5大問へ変わった
大学入試センターの公式資料によると、最終年度のセンター試験国語は80分・200点でした。現行の共通テスト国語は90分・200点で、近代以降の文章が3問110点、古典が2問90点、古典の内訳は古文45点・漢文45点です。つまり満点は変わらず、試験時間は10分増えましたが、大問は4問から5問へ増え、近代以降の文章に新しい処理枠が加わりました。
センター試験では、評論50点、小説50点、古文50点、漢文50点という均等な4分割が基本でした。現行共通テストでは分野別に「近代以降110点・古典90点」とされ、近代以降の文章に比重が少し移っています。一方、古文と漢文は各45点で合計90点あり、古典を後回しにしてよいほど小さくなったわけではありません。むしろ5大問を90分で回すため、得意分野で時間を使いすぎると、未着手の45点を残す危険があります。











近代以降が110点なら、現代文を優先して、古文・漢文は最後に余った時間で解く作戦でもいいですか?











おすすめしない。古文と漢文だけで90点、全体の45%を占める。知識問題は短時間で確実に取れることも多いから、得点効率を考えると捨てる理由がない。大切なのは「どの順番で解くか」より、各大問の終了時刻を決め、止まった設問を保留して次へ進むことだ。
📚 用語解説
分野別得点:国語全体200点とは別に、近代以降の文章と古典(古文・漢文)に分けて把握できる得点。大学入試センターは、特定分野のみを利用する大学に分野別成績も提供します。志望大学が国語のどの分野を利用するかは、大学の募集要項で確認が必要です。
2024年度以前の共通テストやセンター試験の教材は基礎演習に使えますが、現行の90分・5大問を通しで解く練習にはなりません。仕上げ段階では、令和7年度以降の公式問題を必ず使ってください。
違い2|一つの本文中心から複数文章・実用的文章へ広がった
センター試験にも図表や会話を含む年度はありましたが、基本は大問ごとに一つの中心本文を読み、傍線部の意味、理由、表現、全体構成を選択肢で判定する形でした。共通テストでは、その読解を土台にしつつ、異なる文章、メモ、資料、会話などを関連付ける場面が明確に重視されています。令和9年度の問題作成方針も、論理的な文章、実用的な文章、文学的な文章を題材にし、複数の題材による問題を含めて検討するとしています。
複数の文章は「全部を同じ深さで読む」と時間が足りない
複数資料問題では、最初からすべてを精読するのではなく、設問がどの資料の何を求めているかを確認し、必要な範囲へ戻る読み方が有効です。例えば、本文Aの主張と資料Bの具体例を対応させる設問なら、先にAの主張を一文で押さえ、Bではそれを支持・修正・反対する箇所を探します。資料の役割を決めずに頭から読むと、情報量が増えた分だけ時間を失います。
実用的文章は背景知識より情報の条件整理が中心
実用的文章とは、社会生活の中で目的をもって使われる案内、規約、提案、記録、説明資料などを含む文章です。題材固有の知識を暗記しているかではなく、誰に向けた何の文章か、条件は何か、複数情報がどう結び付くかを読み取る力が中心になります。知らないテーマが出ても、本文と資料に書かれた根拠から判断する姿勢が重要です。











実用的文章のテーマを予想して、法律や社会問題の知識を先に覚えたほうが有利ですか?











テーマ当てより、目的・対象・条件を短くメモする練習が有効だ。公式方針は教科書にない資料を扱う場合もある。だから未知の題材でも、設問が要求する情報を資料から抜き、矛盾なく組み合わせる手順を固定しよう。背景知識は読解を助けるが、根拠の代わりにはならない。
📚 用語解説
実用的な文章:日常生活や社会生活で、案内・説明・提案・手続きなど具体的な目的のために使われる文章。共通テストでは、論理的・文学的文章と並び、近代以降の文章の題材として公式方針に明記されています。
違い3|会話・メモ・資料を通して思考過程を問う
共通テストでは、生徒同士や教師との会話、学習メモ、発表資料の修正案などを通して、読み手がどのように情報を整理したかを問う形が使われます。見た目は新しくても、会話の空欄に入る内容は、本文の要旨、傍線部の理由、資料間の関係といった国語の基本問題を別の場面で聞いていることが多いです。形式の珍しさに反応するより、空欄の前後がどの根拠を要求しているかへ戻ることが大切です。
大学入試センターの問題作成方針は、知識・技能だけでなく、それらを活用して思考力・判断力・表現力を発揮する問題を重視しています。ただし、国語の解答形式は多肢選択式または数値・記号等です。「表現力を問う」からといって、現在の共通テスト国語で長い記述答案を書くわけではありません。文章や資料をどのように要約・説明・検討すれば適切かを、選択肢として判断する形だと捉えてください。











会話形式の問題は文章量が多くて、本文より難しく見えます。会話を先に全部読むべきでしょうか?











まず空欄や問いの周辺を見て、「何についての判断か」を特定しよう。そのうえで本文・資料へ戻る。会話全体を先に精読すると、何を探すか決まらないまま時間を使ってしまう。設問の要求→根拠箇所→選択肢比較の順を崩さないことが、形式に振り回されないコツだ。
📚 用語解説
思考力・判断力・表現力:覚えた知識をそのまま再生するだけでなく、初見の文章や資料を読み、情報を関連付け、目的に合う説明や結論を選ぶ力。共通テスト国語では、会話・メモ・複数題材などの場面設定を通して測られます。
「Aさんの発言の空欄」は「本文の要旨」、「先生の助言」は「誤答を直す条件」、「資料を追加した理由」は「二つの資料の関係」と言い換えると、見慣れた読解問題として処理できます。
違い4|共通テストのほうが難しいとは一律に言えない
「共通テストはセンター試験より難しい」と断定するのは正確ではありません。情報量や資料の種類が増え、時間管理の負荷は高まりましたが、平均点は年度の文章・設問によって上下します。大学入試センターの公式データでは、センター最終年度の令和2年度国語は119.33点、共通テスト初年度の令和3年度は117.51点、令和4年度は110.26点、現行課程初年度の令和7年度は126.67点でした。制度名だけで難易度は決まりません。
| 試験 | 国語平均点(200点満点) | 読み取り方 |
|---|---|---|
| 令和2年度センター試験 | 119.33点 | 最終年度の一例 |
| 令和3年度共通テスト | 117.51点 | 共通テスト初年度の一例 |
| 令和4年度共通テスト | 110.26点 | 同じ制度内でも低下 |
| 令和7年度共通テスト | 126.67点 | 現行課程初年度は上昇 |
平均点は受験者全体の結果であり、個々の受験生にとっての解きやすさとは一致しない場合があります。速読は得意でも古典知識が弱い人、本文は読めても資料照合で時間を失う人では、同じ問題の体感難度が異なるからです。対策では「難しかった」で終わらせず、知識不足、本文根拠の見落とし、資料間の対応ミス、選択肢比較、時間超過、マークミスに分けて記録してください。











平均点が高い年度なら、問題が簡単だったと決めて、その年の過去問は後回しでもいいですか?











平均点が高くても、自分が落とした原因は学習材料になる。特に現行課程の公式問題は、5大問を90分で回す練習として価値が高い。年度の難易度を評論するより、自分の失点を分類し、同じ原因を次の演習で減らせたかを追うほうが合格点に直結するよ。
📚 用語解説
平均点と体感難度:平均点は受験者全体の得点の平均であり、個人の得意分野や時間配分は反映しません。制度間の難易度は、一年度の平均点だけでなく、問題構成・資料量・設問要求も合わせて判断する必要があります。
入試では志望大学の配点と他の受験生との差が重要です。未知の形式が出ても、根拠の明確な設問を確実に取り、難問を保留できた受験生は相対的に有利になります。
センター試験の過去問は共通テスト対策に使える?
センター試験の過去問は、用途を限定すれば今でも使えます。評論・小説で本文根拠と選択肢を照合する練習、古文の単語・文法・敬語・主語把握、漢文の句法・重要語・論旨把握は、共通テストにもつながる基礎です。一方、近代以降3問を含む5大問構成、複数資料、実用的文章、90分の通し演習は再現できません。センター過去問だけを何年分解いても、現行形式の完成演習にはならないと理解して使い分けましょう。
使える用途:一つの文章を正確に読む反復
本文の主張、対比、因果、指示語、心情変化を根拠付きで説明し、誤答選択肢のどの語が本文とずれるかを確認する練習には適しています。正解番号を覚えるのではなく、「本文のどの表現が正解を支え、誤答のどの条件が過剰・不足・逆転なのか」まで言語化してください。古文・漢文も、知識問題を即答し、文章全体の人物関係と論旨へつなげる反復に使えます。
使えない用途:現行形式の時間配分と資料統合の最終確認
センター試験は80分・4大問なので、90分・5大問の終了時刻を試すことはできません。また、現行の第三の近代以降の文章や、複数資料を目的に応じて組み合わせる処理も十分には再現できません。仕上げは令和7年度以降の大学入試センター公式問題で行い、センター過去問は弱点補強へ戻して使います。











では、センター過去問を先に解いてから共通テスト過去問へ進む順番がいいですか?











まず現行の公式問題を1回解いて、弱点を診断する。その結果、一つの本文の根拠取りや古典知識が弱ければセンター過去問へ戻る。補強後に現行問題へ戻って改善を確認しよう。古い順から全部解くのではなく、診断→補強→再測定の往復にすることが重要だ。
センター過去問=根拠取り・選択肢比較・古典知識の反復、共通テスト過去問=複数資料・実用文・5大問の時間管理、予想問題=公式問題で不足する演習量の補助、と分けると教材が競合しません。
共通テスト現代文の対策|評論・小説・実用文を分ける
近代以降の文章3問を一括して「現代文」と扱うと、復習が曖昧になります。論理的文章では主張・対比・因果、文学的文章では人物・場面・語り・表現、実用的文章では目的・対象・条件・資料間の対応を見る必要があります。共通するのは本文根拠ですが、何を根拠として拾うかが違うため、誤答記録も分野別に分けてください。
論理的文章:段落ごとの役割を短く取る
すべてをきれいに要約する必要はありません。「問題提起」「通説」「反論」「筆者の主張」「具体例」のように、段落の役割を短く押さえます。傍線部問題では、傍線の前後だけでなく、その語が文章全体の対比のどちら側に属するかを確認してください。選択肢は、本文にない強い断定、対象のすり替え、因果の逆転を一語ずつ除きます。
文学的文章:感想ではなく人物・場面・表現の変化を見る
小説、随筆、詩などでは、自分ならどう感じるかではなく、本文中の言動、視線、比喩、場面の前後から判断します。人物の感情を一語で決めつけず、「出来事→反応→その後の言動」の連鎖で追うと、選択肢の過剰な心理説明を見抜きやすくなります。詩やエッセイでも、表現技法の名称暗記だけでなく、その表現が読者にどんな効果を与えるかを本文の語句と結び付けます。
実用的文章:目的・対象・条件を表にする
複数資料が出たら、資料ごとに「誰が」「誰へ」「何のために」「どの条件で」を整理します。提案を修正する問題なら、元の案、資料から分かった制約、修正後に満たす条件の三列を作ると判断しやすくなります。頭の中だけで資料を往復せず、問題冊子の余白に短く対応を書けば、同じ箇所を読み直す回数を減らせます。











現代文は解説を読めば納得できるのに、次の問題ではまた間違えます。何を復習すればいいですか?











正解理由ではなく、自分が誤答を選んだ手順を直そう。「本文を読めなかった」では広すぎる。対比を落とした、資料の条件を一つ見落とした、選択肢の主語を確認しなかった、のように行動へ分解する。次回の演習前に、その行動を一つだけ確認すると再発が減る。
分野別のより詳しい手順は、共通テスト現代文で8割を安定させる勉強法で、評論・小説・実用文それぞれの時間配分と復習法まで解説しています。本記事で違いを把握した後の具体的な演習設計に使ってください。
共通テスト古文・漢文の対策|基礎は共通、資料処理を追加
古文・漢文は、センター試験から共通テストになっても、単語・文法・敬語・句法・重要語が得点の土台です。ここはセンター過去問を活用しやすい分野です。ただし、共通テストでは複数の文章や資料、会話・メモなどと結び付けて考える場面があり得るため、知識問題だけ解いて終わらず、人物関係や文章の目的まで追う必要があります。
古文:単語・文法・敬語から主語を復元する
古文単語は一つの現代語訳だけでなく、文脈で意味が変わる主要義を押さえます。助動詞は接続・意味・活用をセットで確認し、敬語は誰から誰への敬意かを追います。主語が省略された箇所では、敬語の方向、接続助詞、会話の交替、人物の身分を手掛かりに補います。知識を覚えた後は短文で即答し、長文で人物関係へつなげます。
漢文:句法の即答から論旨・人物関係へ進む
返り点、再読文字、否定、使役、受身、反語、比較、限定などの基本句法は、見た瞬間に語順と意味を出せるまで反復します。その後、誰の発言か、行動の理由は何か、対話や逸話がどの結論を示すかを追います。句法だけを単発で解けても、本文の論旨と結び付かなければ内容一致問題で失点するため、必ず文章内で確認します。











古文と漢文はセンター過去問だけでも、かなり対策できそうですね。どの段階で共通テスト問題へ移ればいいですか?











知識問題で迷う時間が減り、本文の人物関係や論旨を根拠付きで説明できるようになったら移ろう。共通テスト問題では、別資料が加わっても同じ根拠の取り方ができるか、さらに45点分を決めた時間内で終えられるかを確認する。基礎と実戦を完全に分離せず、週の中で往復するといい。
古文は共通テスト古文のレベル別勉強法、漢文は共通テスト漢文の句法・読解対策で、教材の進め方と復習手順を詳しく確認できます。
毎回の長文演習で、間違えた単語・文法・句法を知識表へ戻し、翌日に短く再テストしてください。知識→読解→知識の往復を作ると、覚えた項目が本文中で使える形に変わります。
2027年度共通テスト国語の8週間対策と90分の使い方
違いを理解したら、最後は演習計画へ落とします。ここで示す時間配分は公式指定ではなく、5大問を未着手なく回すための初期案です。まず現行の公式問題を90分で解き、自分の実測に合わせて調整してください。一つの大問を完璧に解くより、各大問で取るべき問題へ触れ、最後に見直し時間を残す設計を優先します。
90分の初期案:終了時刻を先に決める
| 大問 | 初期配分 | 終了時刻の目安 | 超過時の行動 |
|---|---|---|---|
| 第1問・論理的文章 | 24分 | 開始24分 | 迷う設問に印を付けて進む |
| 第2問・文学的文章 | 22分 | 開始46分 | 心理の断定で止まらない |
| 第3問・実用的文章 | 13分 | 開始59分 | 資料の目的と条件だけ残す |
| 第4問・古文 | 17分 | 開始76分 | 知識問題を先に確保する |
| 第5問・漢文 | 12分 | 開始88分 | 句法と内容を分けて判定する |
| 全体見直し | 2分 | 開始90分 | マーク・保留問題を確認する |
この順番に固定する必要はありません。古典が得意なら古文・漢文から始めても構いません。重要なのは、順番を頻繁に変えず、終了時刻と保留ルールをセットで検証することです。2回の演習で同じ大問が毎回3分以上超過するなら、その大問の読解手順か知識に課題があります。単に読む速度を上げようとせず、戻り読みの原因を記録してください。
8週間で基礎補強と現行形式を往復する











点数が伸びないと新しい問題集を増やしたくなります。8週間なら何冊くらい必要ですか?











冊数を目標にしないこと。公式問題、今使っている基礎教材、誤答記録の三つを軸にしよう。新しい教材は、弱点が明確で、既存教材では補えず、解き直しまで終えられる場合だけ追加する。計画の全体像は共通テスト国語の5大問・90分対策も参考になるよ。
得点だけでなく、①知識不足、②本文根拠、③資料照合、④選択肢比較、⑤時間超過、⑥マーク事故を記録し、次回の演習前に最優先の一項目だけを見直してください。
共通テスト国語は「普通の対策」では受からない
結論から先に言います。授業を受ける、解説動画を見る、参考書を解くという「普通の対策」だけでは、共通テスト国語で志望校に必要な得点を安定させるのは厳しいです。知識や解法を知ることと、90分で5大問を処理し、毎回の失点原因を次の日の行動へ反映することは別だからです。
本記事で確認したとおり、現行の国語はセンター試験より10分長い一方、4大問から5大問へ増え、近代以降の文章3問・古典2問を完走する必要があります。複数資料、実用的文章、会話・メモを通した判断も加わり、知識不足だけでなく、資料照合と時間超過が失点原因になります。点数だけを見て同じ勉強を続けても、原因ごとの修正がなければ得点は安定しません。
この問題を、従来塾の3つの限界——①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い——に照らし、代表的な対策を一つずつ確認します。
選択肢①:独学・参考書のみでは修正が自己判断になる
独学や参考書は、語彙・文法・句法を増やすには有効です。しかし、情報を得ても毎日の行動へ落とす仕組みがなければ①の限界に当たります。さらに、時間超過の原因が戻り読みなのか知識不足なのかを自分だけで判定し、翌日の課題量まで変更する必要があります。人気教材を同じ順番で進めるだけでは②の限界も残ります。
選択肢②:映像授業・アプリでは視聴と実行が分かれる
映像授業やアプリは解説へすぐアクセスできますが、視聴したことと90分で実行できることは別です。一方向の情報提供だけでは①の限界を越えられず、全員に同じ動画・同じ問題が配られるだけなら②の限界も残ります。視聴後に何題解き、いつ再テストするかまで個別に決まらなければ行動は変わりません。
選択肢③:集団授業の大手予備校では個別原因が埋もれる
集団授業では、共通テストの一般的な解法や頻出知識は学べます。しかし同じ授業・同じ進度では、実用文で時間を失う生徒と、古文単語が不足する生徒へ別々の課題を毎日出すことは困難です。全員同じ指導が平均へ収束しやすいという②の限界が、得点の揺れを残します。
選択肢④:一般的な個別指導塾では週1回の修正が遅い
一般的な個別指導塾は授業中の疑問を個別に扱えますが、授業が週1回なら、月曜の過去問で見つかった時間超過を翌週まで修正できないことがあります。授業外の6日間が本人任せなら③の限界に当たり、短い周期で診断と再測定を繰り返したい共通テスト対策には修正速度が足りません。
独学・参考書、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を順に検討すると、どれも①〜③の限界のいずれかが残ります。共通テスト国語の失点を毎日分類し、個人別の課題へ変換し、週内に確認テストで修正するところまで求めるなら、消去法で最後に残るのは鬼管理専門塾です。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、授業を増やすのではなく、生徒ごとの行動を1日単位で具体化し、実行結果から次の課題を修正する仕組みを持っています。ここでは、公式ページで確認できる確定6項目だけを、共通テスト国語の対策へどうつながるかと合わせて説明します。
大問○題・古文単語○語のように、その日の課題を数値で具体化する
得点と失点原因から、個人別の優先順位と行動プランを設計する
日々の進捗を確認し、毎週の確認テストで定着と時間を再測定する
厳しい採用基準の講師が担当し、講師満足度アンケート1,524件も公開する
大学受験、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験まで専門コースで対応する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に確認できる
❶ 1日単位で数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、「国語を勉強する」のような曖昧な指示ではなく、いつ・どこで・何を・なぜ・どのように取り組むかを定め、大問数や語数まで数値化した1日単位の学習指示を出します。
共通テスト国語なら、実用文1題を13分で解く、誤答を6分類する、古文単語を再テストするといった行動へ落とし込めます。解説を読んで終わらず、得点を変える具体的な練習へつなげられます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
同じ点数でも、現代文の資料照合で失点する生徒と、古文・漢文の知識で失点する生徒では、必要な勉強が異なります。鬼管理専門塾は、生徒ごとの現在地と志望校から個別の行動プランを設計します。
共通テスト国語の誤答を原因別に集計し、資料処理、本文根拠、古典知識、時間管理のどこへ時間を配るかを変えられるため、全員同じ問題集を同じ順番で進める非効率を避けられます。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
鬼管理専門塾は、毎日の実行状況を確認し、毎週の確認テストで「やったか」ではなく「できるようになったか」を検証します。基準に届かなければ追加課題を出し、学習計画をその週のうちに修正します。
90分の時間配分や古典知識は、一度決めただけでは定着しません。毎週の測定で終了時刻と正答率を追えば、本番直前まで時間切れを放置せず、小さな修正を積み重ねられます。
❹ 採用率0.6%の専属講師
鬼管理専門塾の専属講師は、公式サイトで採用率0.6%と公表される選考を通過しています。採用後も研修で基準を満たすことが求められ、入会生を対象にした講師満足度アンケート1,524件も公開されています。
共通テスト国語では、正解を教えるだけでなく、生徒がどこで根拠を失ったかを見抜く必要があります。専属講師が誤答手順まで確認することで、次の1日に直すべき行動を具体化できます。
❺ 大学受験・英語資格の専門コース
鬼管理専門塾は、大学受験の大学特化・学部特化に加え、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで、目標別の専門コースを用意しています。
大学受験コースでは、共通テスト国語を何点取るべきかを志望大学・学部の配点から逆算し、二次試験や他科目との学習時間の配分まで含めた計画へ接続できます。
❻ LINE質問・無料説明会・資料請求
学習中の質問はLINEで受け付けています。入会前にはZoomでの無料説明会を利用でき、保護者の同席も可能です。指導内容を先に確認したい場合は資料請求も利用できます。
共通テスト国語の点数、時間配分、現在の教材を持って相談すれば、独学で続ける範囲と管理を付ける範囲を整理できます。大学受験コースには1カ月返金保証制度もあるため、詳細条件は無料説明会で確認してください。
指導の考え方と従来塾の3つの限界は「鬼管理」とは?で、実際の進学例は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。サービスが自分の課題に合うかは、無料説明会で現在の答案と学習時間をもとに確かめてください。
共通テスト国語の90分対策を無料説明会で相談できます
まとめ|センター過去問は基礎、共通テスト過去問は実戦に使う
| この記事の要点 | 結論 |
|---|---|
| 時間と満点 | センター80分・200点/共通テスト90分・200点 |
| 大問構成 | センター4大問/現行共通テスト5大問 |
| 配点 | 現行は近代以降3問110点、古文・漢文各45点 |
| 文章・資料 | 論理的・文学的文章に加え、実用的文章や複数題材を扱う |
| 設問形式 | 会話・メモ・資料を通し、情報の理解・検討を問う |
| 難易度 | 一律の難化とは断定せず、年度と自分の失点原因で判断する |
| センター過去問 | 根拠取りと古典基礎に使い、現行形式の仕上げとは分ける |
| 最終対策 | 令和7年度以降の公式問題で90分・5大問を通して測る |
共通テスト国語は、センター試験と別物になったのではありません。一つの文章を正確に読み、知識を使って選択肢を判定する力を土台に、複数の文章・資料を目的に応じて結び付ける処理が追加されています。したがって、センター過去問は捨てずに基礎補強へ使い、現行の共通テスト公式問題で5大問・90分・資料統合を仕上げる二段構えが合理的です。
次の演習では、点数だけでなく、知識不足、本文根拠、資料照合、選択肢比較、時間超過、マーク事故のどこで失点したかを記録してください。その一項目を翌日の課題へ変え、同じ形式で再測定することが、制度の違いを得点へ変える具体的な第一歩です。
よくある質問
Q. 共通テスト国語とセンター試験国語の一番大きな違いは何ですか?
A. 共通テストでは、一つの本文の読解に加え、異なる文章・資料・会話・メモなどを目的に応じて関連付ける処理が重視される点です。現行は90分・200点・5大問で、近代以降の文章3問110点、古文・漢文各45点です。
Q. センター試験の過去問だけで共通テスト国語を対策できますか?
A. 基礎補強には使えますが、それだけでは不十分です。本文根拠、選択肢比較、古文・漢文の知識には有効ですが、現行の5大問、複数資料、実用的文章、90分の時間管理は令和7年度以降の公式問題で別に練習してください。
Q. 共通テスト国語はセンター試験より難しくなりましたか?
A. 情報処理と時間管理の負荷は増えましたが、制度名だけで一律に難化したとは言えません。公式平均点も年度によって上下しています。自分の失点を知識・根拠・資料照合・時間に分けて判断してください。
Q. 共通テスト国語は記述式ですか?
A. 令和9年度の公式問題作成方針では、多肢選択式または数値・記号等で解答する形式です。表現力は、適切な要約・説明・検討を選択肢として判断する形でも問われます。
Q. 実用的文章にはどんな対策が必要ですか?
A. 題材の背景知識を予想するより、各資料の発信者・対象・目的・条件を整理し、設問が求める情報だけを照合する練習が有効です。自分の常識ではなく、問題中の文章と資料を最終根拠にします。
Q. 古文・漢文の対策はセンター試験と同じでよいですか?
A. 単語・文法・敬語・句法などの基礎は共通します。ただし共通テストでは別文章や資料と結び付けて考える場面もあるため、知識の即答に加え、人物関係・論旨・資料照合まで現行問題で確認してください。
Q. 2027年度の共通テスト国語は何分・何点ですか?
A. 大学入試センターの令和9年度公式資料では90分・200点です。近代以降の文章が3問110点、古典が2問90点で、古文と漢文は各45点です。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





