
立教大学で偏差値が低い学部を探すと、コミュニティ福祉学部やスポーツウエルネス学部が「穴場」と出てきます。今もその見方でよいのでしょうか?














2027年度の方式別偏差値だけなら、下限57.5の学部は複数あります。しかし2026年度一般入試の実質倍率は、理学部3.8倍、法学部4.0倍、コミュニティ福祉学部4.4倍に対し、スポーツウエルネス学部は6.1倍でした。偏差値が同じでも競争率は違います。この記事では12学部を同じ基準で並べ、倍率と偏差値の両方から検証します。
結論を先に言うと、立教大学の「穴場」は一つの学部名で固定できません。理系で学びたい人には、一般入試倍率3.8倍・方式別偏差値57.5の理学部が有力です。文系ではコミュニティ福祉学部が倍率4.4倍・偏差値57.5で候補になります。観光学部交流文化学科も一般入試4.5倍・偏差値57.5ですが、学部全体は5.0倍です。一方、法学部は倍率4.0倍でも偏差値60.0〜62.5のため、倍率だけで簡単とは言えません。
本稿は「偏差値が低い=受かりやすい」「新座キャンパス=人気が低い」といった決めつけを避けます。公式入試結果で競争率を、Kei-Netの方式別ランクで学力水準を、大学公式の学部ページで学びとキャンパスを確認します。出願先は、数字で候補を絞ったあとに、4年間学びたい内容と入試科目が合うかまで見て決めてください。
目次
立教大学の「穴場学部」はどこ?結論
| 見方 | 2027年度・2026年度データからの結論 | 判断するときの注意 |
|---|---|---|
| 倍率が最も低い学部 | 理学部3.8倍。次いで法学部4.0倍、コミュニティ福祉学部4.4倍 | 文理や入試科目が異なるので単純な横並びだけでは決めない |
| 偏差値が低い学部 | 方式別下限57.5は文学・観光・コミュニティ福祉・経済・理・スポーツウエルネス | 学部内の学科・方式でボーダーが変わる |
| 倍率と偏差値がともに低め | 理学部とコミュニティ福祉学部。文系では観光学部交流文化学科も候補 | 学びたい内容と一致することが前提 |
| 難易度が高い側 | 経営学部7.4倍・偏差値62.5、異文化コミュニケーション学部6.6倍・偏差値65.0 | 倍率・偏差値の両面で準備量が必要 |
この結論で大切なのは、「穴場」を合格保証の意味で使わないことです。理学部でも2026年度一般入試は受験3,907人に対して合格1,032人で、受験者全員が通る試験ではありません。コミュニティ福祉学部も受験2,276人に対して合格521人です。倍率が低いとは、立教大学の他学部との比較で相対的に低いという意味です。
GMARCH全体で学部候補を広げたい場合は、既存記事のGMARCHの穴場学部比較も参照できます。ただし、大学をまたいで偏差値や倍率を比べるときも、年度・方式・集計単位をそろえてください。














では、文系ならコミュニティ福祉学部を選べば、ほかの条件は見なくてもよいですか?














いいえ。福祉学科とコミュニティ政策学科で学ぶ内容が自分の関心に合うか、新座キャンパスで4年間学ぶ環境に納得できるか、一般入試と共通テスト利用のどちらを軸にするかまで確認します。数字は入口であり、最終判断そのものではありません。
全12学部の倍率 → 低倍率の候補 → 候補の偏差値 → 旧年度情報との違い → 全学部の偏差値 → 倍率×偏差値マップ → 入試方式 → 学部決定、の順に読むと、出願判断までつなげられます。
立教大学12学部の一般入試倍率一覧【2026年度公式データ】
立教大学公式の2026年度入試結果を、学部単位で比較します。ここで扱うのは一般入試であり、大学入学共通テスト利用入試は混ぜていません。文学部だけは通常日程と2月11日程が公式表で分かれているため、志願者・受験者・合格者を合算し、受験者8,508人÷合格者1,433人から5.9倍としました。12学部合計では志願43,052人、受験40,823人、合格8,072人、約5.1倍です。
| 学部 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 文学部 | 8,995人 | 8,508人 | 1,433人 | 5.9倍 |
| 異文化コミュニケーション学部 | 1,809人 | 1,726人 | 260人 | 6.6倍 |
| 経済学部 | 5,722人 | 5,396人 | 1,192人 | 4.5倍 |
| 経営学部 | 2,908人 | 2,736人 | 372人 | 7.4倍 |
| 理学部 | 4,131人 | 3,907人 | 1,032人 | 3.8倍 |
| 環境学部 | 1,543人 | 1,466人 | 259人 | 5.7倍 |
| 社会学部 | 4,824人 | 4,600人 | 832人 | 5.5倍 |
| 法学部 | 3,982人 | 3,739人 | 931人 | 4.0倍 |
| 観光学部 | 3,350人 | 3,236人 | 650人 | 5.0倍 |
| コミュニティ福祉学部 | 2,361人 | 2,276人 | 521人 | 4.4倍 |
| 現代心理学部 | 1,660人 | 1,545人 | 315人 | 4.9倍 |
| スポーツウエルネス学部 | 1,767人 | 1,688人 | 275人 | 6.1倍 |
出典:立教大学「2026年度 入試結果」。公式表の実質倍率は受験者数を合格者総数で割った値です。学部内で複数の日程・学科を合算するため、これを特定の試験日の倍率として読むことはできません。
📚 用語解説
実質倍率:実際に受験した人数を、最終的な合格者総数で割った競争率です。志願者数を募集人員で割る値とは異なり、欠席者や追加合格を反映します。本稿では立教大学公式表の定義に合わせます。














法学部は4.0倍で理学部の次に低いなら、文系の一番の穴場と考えてよいのではありませんか?














倍率だけなら有力候補ですが、法学部の方式別偏差値は60.0〜62.5です。コミュニティ福祉学部は4.4倍で少し高い一方、偏差値は57.5です。必要学力まで重ねると、文系の候補はコミュニティ福祉学部の方が「低倍率・低ボーダー」に近くなります。
倍率が低いことは、教育内容や就職力が低いことを意味しません。募集人数、受験者数、合格者数、併願行動で変わる年度ごとの結果です。学部の良し悪しではなく、出願時の競争状況を読む材料として使います。
倍率で見る狙い目候補は理・法・コミュニティ福祉
2026年度一般入試の実質倍率を低い順に並べると、理学部3.8倍、法学部4.0倍、コミュニティ福祉学部4.4倍です。続く経済学部4.5倍、現代心理学部4.9倍、観光学部5.0倍までが12学部合計の約5.1倍以下に位置します。ただし、これは学部単位の合算です。学科別では理学部が数学3.8倍・物理4.1倍・化学3.2倍・生命理4.3倍、コミュニティ福祉学部がコミュニティ政策4.2倍・福祉4.8倍、観光学部が観光5.4倍・交流文化4.5倍でした。
| 候補 | 一般入試倍率 | 方式別偏差値 | 読み方 |
|---|---|---|---|
| 理学部 | 3.8倍 | 57.5 | 倍率と偏差値がともに12学部内で低い側。理系科目が前提 |
| 法学部 | 4.0倍 | 60.0〜62.5 | 倍率は低いが、ボーダーは中位以上 |
| コミュニティ福祉学部 | 4.4倍 | 57.5 | 文系で倍率と偏差値がともに低い側 |
| 経済学部 | 4.5倍 | 57.5〜60.0 | 会計ファイナンスは偏差値57.5だが、一般入試倍率は5.5倍 |
| 観光学部交流文化学科 | 4.5倍 | 57.5 | 学科単位では候補。学部全体は5.0倍 |
📚 用語解説
一般入試:立教大学が試験日ごとに実施する選抜です。2027年度は試験日が異なれば併願でき、各試験日の科目は全学部で同一問題を使います。外国語は原則として英語資格・検定試験または大学入学共通テストの英語得点を利用します。
理学部が低倍率なのは「簡単だから」と断定できません。理系受験者に対象が限られ、数学・理科の準備が必要です。法学部は倍率だけ見ると魅力的でも、偏差値は60.0〜62.5です。コミュニティ福祉学部は文系で偏差値57.5ですが、コミュニティ政策と福祉では学びの焦点が異なります。数字を見たあと、各学科の教育内容を必ず確認してください。














同じ学部でも学科によって倍率が違うなら、学部平均だけでは出願先を決められませんね。














その通りです。学部平均は候補を絞る最初の地図です。実際の出願では、学科、試験日、利用する英語スコア、科目と配点まで募集要項で確定させます。「理学部3.8倍」という数字だけで、どの学科も同じ競争率だとは考えないでください。
学部平均が低くても、経済学部の会計ファイナンス学科のように学科倍率が学部平均を上回る例があります。学部で候補を絞ったら、大学公式入試結果の学科行まで確認しましょう。
狙い目候補の偏差値・共通テスト得点率
河合塾Kei-Netの2027年度方式別ランクでは、立教大学全体の一般選抜偏差値は57.5〜65.0、共通テスト得点率は74%〜89%です。低倍率候補のうち、理学部は偏差値57.5・得点率74%〜81%、コミュニティ福祉学部は57.5・74%〜84%、観光学部は57.5〜60.0・77%〜82%です。法学部は60.0〜62.5・78%〜83%で、倍率の低さに対して偏差値は高めです。
| 候補 | 2026一般倍率 | 2027方式別偏差値 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|---|
| 理学部 | 3.8倍 | 57.5 | 74%〜81% |
| 法学部 | 4.0倍 | 60.0〜62.5 | 78%〜83% |
| コミュニティ福祉学部 | 4.4倍 | 57.5 | 74%〜84% |
| 経済学部 | 4.5倍 | 57.5〜60.0 | 80%〜84% |
| 観光学部 | 5.0倍 | 57.5〜60.0 | 77%〜82% |
出典:河合塾Kei-Net「立教大学 偏差値(ボーダーライン)」2027年度方式別ランク。ボーダーは合格可能性が50%に分かれると予想されるラインで、教育内容や学部の価値を示す順位ではありません。Kei-Netの立教大学ボーダー一覧
📚 用語解説
ボーダーライン:河合塾が、翌年度入試で合格可能性50%になると予想する偏差値または共通テスト得点率です。合格最低点そのものではなく、方式の科目・配点に合わせた模試上の目安です。
共通テスト得点率の下限だけを見ても結論は出せません。コミュニティ福祉学部は福祉学科6科目型が74%ですが、コミュニティ政策学科3科目型は84%です。同じ学部でも科目型が変われば必要な得点率が10ポイント動きます。「学部の下限」ではなく、自分が出願する学科・科目型の行を確認することが重要です。














共通テスト74%なら、コミュニティ福祉学部のどの方式でも狙えるわけではないのですね。














その通りです。74%は学部内の最も低い方式のボーダーで、全方式共通の合格目安ではありません。一般入試なら偏差値、共通テスト利用なら自分の科目型の得点率を見ます。レンジの下端だけを切り取って「簡単」と判断しないことが大切です。
学部レンジで候補を絞る → 学科を決める → 一般入試か共通テスト利用かを決める → 試験日・科目型ごとのボーダーを確認する、の順で数字を細かくします。
異文化・経営は難関、スポーツウエルネスは今も穴場?
旧年度の記事では、異文化コミュニケーション学部と経営学部を難関、コミュニティ福祉学部とスポーツウエルネス学部を穴場とする説明が見られます。2027年度ボーダーと2026年度結果で再検証すると、前半はおおむね当てはまります。異文化コミュニケーション学部は偏差値65.0・一般入試6.6倍、経営学部は偏差値62.5・7.4倍で、いずれも高い側です。
一方、スポーツウエルネス学部は偏差値57.5でも一般入試倍率6.1倍です。2026年度の公式結果に限れば、「偏差値が低いから穴場」とは言えません。コミュニティ福祉学部は偏差値57.5・4.4倍なので、現在も相対的な候補です。観光・コミュニティ福祉・現代心理・スポーツウエルネスの4学部が新座キャンパスにあるという事実は大学公式で確認できますが、立地が倍率を下げたという因果関係は公式資料からは確認できません。
| 学部 | 2027偏差値 | 2026一般倍率 | 現在の評価 |
|---|---|---|---|
| 異文化コミュニケーション | 65.0 | 6.6倍 | 偏差値・倍率とも高い難関候補 |
| 経営 | 62.5 | 7.4倍 | 12学部で倍率が最も高い |
| コミュニティ福祉 | 57.5 | 4.4倍 | 文系の狙い目候補。ただし学びの適合が前提 |
| スポーツウエルネス | 57.5 | 6.1倍 | 偏差値は低い側でも倍率は高く、単純な穴場ではない |
📚 用語解説
新座キャンパス:立教大学の観光学部、コミュニティ福祉学部、現代心理学部、スポーツウエルネス学部が学ぶキャンパスです。大学公式では池袋から約30分と案内され、スタジオ棟や体育施設などを備えます。
キャンパスは「敬遠されるから狙い目」という短絡ではなく、学修環境として比べます。コミュニティ福祉学部は、コミュニティとウェルビーイングを軸に新しい福祉社会を考える学部です。スポーツウエルネス学部は、競技力だけでなく、心身の健康や生きがいを含むウエルネスを学びます。名前の印象だけで選ばず、授業内容まで読む必要があります。
異文化コミュニケーション学部の位置をGMARCH・早慶上智との比較で詳しく見たい人は、立教大学異文化コミュニケーション学部の難易度比較も参考にできます。ここでも、偏差値と倍率は年度・方式をそろえて読むことが前提です。














新座キャンパスにあるだけで穴場と決めるのは、データの使い方として乱暴なのですね。














その通りです。現代心理学部は新座でも一般入試4.9倍、スポーツウエルネス学部は6.1倍と差があります。キャンパス所在地は4年間の生活条件として確認し、入試難易度は偏差値と倍率で別に判断しましょう。
スポーツウエルネス学部は2023年に学部として開設され、2026年には環境学部も加わりました。学部構成や倍率は変化します。出願する年度の大学公式要項・入試結果と、同年度向けのボーダーを確認してください。
立教大学全学部の偏差値・共通テスト得点率一覧
2027年度の方式別ランクを全12学部で並べると、一般選抜偏差値は57.5〜65.0、共通テスト得点率は74%〜89%です。最上位は異文化コミュニケーション学部の65.0、次いで経営学部62.5、文学・現代心理・社会・法の一部方式が62.5です。下限57.5には文学、観光、コミュニティ福祉、経済、理、スポーツウエルネスの複数学部が並びます。
| 学部 | 一般選抜偏差値 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|
| 文学部 | 57.5〜62.5 | 77%〜85% |
| 現代心理学部 | 60.0〜62.5 | 76%〜85% |
| 異文化コミュニケーション学部 | 65.0 | 82%〜87% |
| 社会学部 | 60.0〜62.5 | 80%〜86% |
| 観光学部 | 57.5〜60.0 | 77%〜82% |
| コミュニティ福祉学部 | 57.5 | 74%〜84% |
| 法学部 | 60.0〜62.5 | 78%〜83% |
| 経済学部 | 57.5〜60.0 | 80%〜84% |
| 経営学部 | 62.5 | 86%〜89% |
| 理学部 | 57.5 | 74%〜81% |
| スポーツウエルネス学部 | 57.5 | 76%〜82% |
| 環境学部 | 60.0 | 77%〜82% |
出典:河合塾Kei-Net「立教大学 偏差値(ボーダーライン)」2027年度方式別ランク。ボーダーは合格可能性が50%に分かれると予想されるラインで、教育内容や学部の価値を示す順位ではありません。Kei-Netの立教大学ボーダー一覧
📚 用語解説
共通テスト得点率:大学入学共通テスト利用入試で合格可能性50%になると予想される得点割合です。学部全体のレンジには複数の学科・科目型が含まれ、同じ学部でも3科目型と6科目型などで必要な水準が変わります。
経営学部は偏差値62.5で異文化コミュニケーション学部の65.0より低い一方、共通テスト得点率は86%〜89%で全学部の最高水準です。これは偏差値と共通テスト得点率が異なる母集団・試験構成に基づくためです。二つを直接変換せず、自分が利用する方式の指標だけを使います。
また、文学部は学科・専修と試験日によって57.5〜62.5まで幅があります。学部名だけで「文学部は難しい」「文学部は穴場」と一括りにせず、キリスト教、英米文学、文芸・思想、史、教育など、自分が出願する単位へ分解してください。














偏差値57.5の学部が多いので、同じ難易度として扱ってもよいですか?














偏差値が同じでも、理学部は理系科目、コミュニティ福祉学部は文系の学び、スポーツウエルネス学部は倍率6.1倍です。科目・倍率・学びが異なるため、偏差値の数字が同じというだけで同じ難易度とは言えません。
高3・既卒で出願方式を考えるときは方式別ランクを使います。高1・2向けの学部学科ランクは学部比較用で、評価科目も異なります。本稿は両者を混ぜず、方式別ランクだけで統一しています。
倍率×偏差値で見る立教大学の難易度マップ
倍率と偏差値を同時に見ると、「低倍率でも高偏差値」の法学部と、「低倍率・低偏差値」の理学部、コミュニティ福祉学部を区別できます。経営学部は倍率7.4倍・偏差値62.5で右上、異文化コミュニケーション学部は6.6倍・65.0でさらに高偏差値側です。スポーツウエルネス学部は6.1倍・57.5なので、低偏差値でも高倍率の象限に入ります。
- コミュニティ福祉: 4.4倍・57.5
- スポーツウエルネス: 6.1倍・57.5
- 異文化コミュニケーション: 6.6倍・65.0
- 経営学部: 7.4倍・62.5
図の位置は学部間の相対関係を見せるためのもので、合格確率を算出したものではありません。2026年度の入試結果と2027年度の予想ボーダーという性質の違うデータを、用途を分けて重ねています。倍率は競争の激しさ、偏差値は必要学力の目安として読みます。
文系受験生が「左下」に近い学部を探すなら、コミュニティ福祉学部が第一候補です。次に観光学部交流文化学科が候補になります。ただし、法学や経済を学びたい人が、入りやすさだけを理由に福祉や観光へ変えるのはおすすめできません。学ぶ内容の不一致は入学後の4年間に影響します。














法学部は倍率が低いので左側ですが、偏差値は高いので上側に来るのですね。














その通りです。このような学部は「低倍率だから簡単」という誤解が起きやすい位置です。反対にスポーツウエルネス学部は偏差値だけなら低い側でも、倍率は高い側です。二軸にすると、一つのランキングでは見えない違いが分かります。
倍率と偏差値で候補を絞ったら、第三条件として「学びたい内容」を加えます。さらに入試科目、キャンパス、通学、卒業後の進路を確認し、数字の低さだけではなく、受験から入学後まで納得できる学部を選びます。
一般入試と共通テスト利用で「狙い目」は変わる
立教大学の2027年度学部入試には、一般入試と大学入学共通テスト利用入試があります。一般入試は試験日が異なれば併願でき、各試験日に全学部で同一問題を使用します。外国語は原則として、英語資格・検定試験のスコアまたは大学入学共通テストの英語得点を大学独自に換算して利用します。文学部2月11日程は大学独自の英語試験があり、例外となります。
共通テスト利用入試は大学独自試験を課さず、全学部・学科と科目型を併願できます。指定科目数より多く受験した場合は、高得点科目を合否判定に使う仕組みです。一般入試で倍率が低い学部が、共通テスト利用でも同じ順位になるとは限りません。たとえば2026年度の共通テスト利用では、理学部小計3.4倍、コミュニティ福祉学部4.5倍、スポーツウエルネス学部5.4倍でした。
| 方式 | 選抜の特徴 | 狙い目判断で見る数字 | 確認先 |
|---|---|---|---|
| 一般入試 | 大学実施科目+英語スコア等。試験日が違えば併願可 | 試験日・学科の倍率と方式別偏差値 | 大学公式要項と入試結果 |
| 共通テスト利用 | 共通テスト成績で判定。大学独自試験なし | 学科・科目型の倍率とボーダー得点率 | 大学公式要項とKei-Net |
| 文学部2月11日程 | 大学独自の英語試験を実施 | 日程別の科目・倍率・偏差値 | 文学部の日程別要項 |
📚 用語解説
英語資格・検定試験の利用:2027年度一般入試では、ケンブリッジ英語検定、英検、GTEC、IELTS、TEAP、TOEFL iBTの4技能スコアを利用できます。有効期間や提出条件は年度の入試要項で必ず確認します。英検は級の合否だけでなくスコアを使える場合があります。
共通テスト利用を具体的に検討する人は、既存記事の立教大学の共通テスト利用ボーダー・英検換算も確認してください。74%〜89%という全体レンジだけでなく、学科・科目型ごとの得点率へ分解できます。














一般入試で理学部3.8倍なら、共通テスト利用でも必ず一番狙いやすいと考えてよいですか?














必ずとは言えません。一般入試と共通テスト利用では受験者層、科目、合格者数が違います。2026年度共通テスト利用で理学部は3.4倍でしたが、学科と4科目型・6科目型で倍率は分かれます。自分が実際に出す方式の行を確認してください。
大学公式の概要・Q&Aは更新される場合があります。利用できる英語資格、スコア有効期間、科目、配点、出願書類は、2027年度入試要項の公開版を基準にしてください。
立教大学の学部を決める5ステップ
「穴場」を調べる目的は、入りやすい名前を一つ見つけることではありません。自分の学力・科目・関心に合う出願候補を増やし、安全校、実力相応校、挑戦校の組み合わせを作ることです。立教大学内でも偏差値57.5〜65.0、一般倍率3.8〜7.4倍の幅があります。まず学部単位で位置を知り、その後に学科と方式へ細かくします。
理学部を選ぶなら、数学・物理・化学・生命理学のどれを学びたいか、必要な数学・理科を継続できるかを確認します。コミュニティ福祉学部なら、コミュニティ政策と福祉のどちらに関心があるかを確認します。観光学部交流文化学科を候補にするなら、観光現象だけでなく文化交流を学ぶ目的があるかを考えます。数字の低さと学問上の関心が重なる候補が、本当の狙い目です。
過去問では合否だけを判断せず、英語換算後に国語・選択科目で何点を補う必要があるか、時間切れになる大問はどこか、用語知識と記述のどちらが弱いかを記録します。模試の偏差値を学部ボーダーと比べ、差を科目別・単元別の課題へ分けます。














数字で候補を絞ったあと、過去問で科目との相性を見るところまでが学部選びなのですね。














その通りです。倍率と偏差値は入口、過去問は実際の作業との相性確認です。志望学部が決まったら、合格までに不足する点を月・週・日へ分けます。「穴場を見つけた」で止まらず、今日の勉強量まで決めるところで出願戦略が機能します。
立教大学の「穴場学部」対策は「普通の対策」では受からない
結論から言います。偏差値57.5の学部や倍率3.8倍の学部を見つけただけでは、立教大学には受かりません。2026年度一般入試で最も倍率が低い理学部でも、受験3,907人に対して合格1,032人です。文系の候補であるコミュニティ福祉学部も、受験2,276人に対して合格521人でした。必要なのは「穴場」という情報ではなく、志望学科のボーダーへ届く演習と復習を毎日続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動は変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1指導では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、方式別の優先順位を修正しにくい
独学でも偏差値表と過去問は手に入ります。しかし、一般入試と共通テスト利用のどちらを軸にするか、英語スコアをどう扱うか、国語・数学・選択科目のどこへ時間を配るかを自分だけで決め、毎週修正するのは簡単ではありません。情報を得ても行動が変わらない限界が残ります。
映像授業・アプリだけでは、答案の弱点が個別計画になりにくい
映像授業は知識理解に役立ちますが、視聴後の答案から立教大学の志望学科で何点不足しているかを測り、翌日の課題量まで変える仕組みではありません。全員向けのコンテンツだけでは、理学部の数学とコミュニティ福祉学部の国語のような個別課題へ十分に分岐できません。
集団授業の大手予備校では、学部・方式ごとの差に届きにくい
集団授業は同じ進度で同じ内容を学ぶため、偏差値65.0の異文化コミュニケーション学部と57.5のコミュニティ福祉学部、共通テスト3科目型と6科目型を一人ずつ別の速度で管理することは困難です。平均的な授業だけでは、志望学科固有の差が残ります。
一般的な個別指導塾でも、授業外の毎日を追い切れない
個別指導で授業中の疑問が解けても、次の授業までの演習量、英単語の定着、過去問復習が本人任せなら、週の途中で計画が崩れます。週1回の確認では変化が遅く、ボーダーとの差を日ごとに縮める管理が不足します。














偏差値や倍率を知ることと、合格まで毎日勉強を続けることは別の問題なのですね。














その通りです。この記事で候補学部は絞れますが、合否を変えるのは今日の演習、復習、確認テストです。その行動を一日単位で設計し、毎週修正するからこそ、鬼管理専門塾しかないという結論になります。
だから、立教大学の「穴場学部」を狙う場合も、情報収集だけで終わらず、志望学科のボーダーと過去問の差を毎日の行動へ変える管理が必要です。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、立教大学の学部・学科・方式別の目標と現在の答案を結び、やることを一日単位へ落とします。ここでは、公式に確認できる固定の六つの特徴を、立教大学の難易度・穴場学部対策へどう接続するか説明します。














立教大学の学部によって、具体的にはどのように計画が変わるのでしょうか?














理学部なら数学・理科の学科別課題、コミュニティ福祉学部なら英語換算後の国語・選択科目、共通テスト利用なら科目型の得点差へ分けます。大学名だけで同じ計画を当てず、志望学科の数字と答案に合わせて日々の量を変えます。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
立教大学の志望学科・方式の偏差値と共通テスト得点率を確認し、英単語、問題演習、過去問復習を一日ごとの数値へ落とします。何をどこまで進めるかが明確になり、情報収集だけで一日が終わるのを防ぎます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ立教大学志望でも、理学部で数学が課題の人、コミュニティ福祉学部で国語が課題の人、異文化コミュニケーション学部で英語水準を上げたい人では行動が違います。現在の答案から生徒ごとの個別行動プランを作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
一般入試3.8倍から7.4倍まで差がある立教大学では、計画を作るだけでなく実行の確認が必要です。毎日の進捗を数値で追い、毎週の確認テストで定着を測り、遅れや同じ誤答を翌週へ持ち越さないよう修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
立教大学の学部別難易度と方式差を扱うには、難関大学受験を理解する講師が必要です。採用率0.6%の選考を通った専属講師陣が、1,524件の講師満足度アンケートも踏まえた指導体制で、答案の改善点を日々の行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験では学部特化を含む専門コースを利用でき、立教大学の一般入試対策を軸に計画できます。総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験にも専門コースがあり、目的を混同せず選べます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
授業日以外もLINEで質問でき、無料説明会はZoomで保護者同席にも対応します。資料請求で仕組みを確認したうえで、理学部かコミュニティ福祉学部かなど、立教大学の学部選びと学習計画を入会前に相談できます。
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まとめ|立教大学の穴場は倍率・偏差値・学びで決める
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 一般入試で倍率が低い学部 | 理学部3.8倍・法学部4.0倍・コミュニティ福祉学部4.4倍 |
| 方式別偏差値の全体幅 | 57.5〜65.0。共通テスト得点率は74%〜89% |
| 倍率と偏差値がともに低い側 | 理学部とコミュニティ福祉学部 |
| 学科単位の文系候補 | 観光学部交流文化学科は一般4.5倍・偏差値57.5 |
| 難関学部 | 経営学部7.4倍・偏差値62.5、異文化コミュニケーション学部6.6倍・65.0 |
| 注意点 | スポーツウエルネス学部は偏差値57.5でも一般倍率6.1倍 |
立教大学の難易度は、大学全体の一つの偏差値では表せません。2027年度方式別偏差値は57.5〜65.0、2026年度一般入試倍率は3.8〜7.4倍で、学部によって大きな差があります。理学部は倍率・偏差値がともに低い側、コミュニティ福祉学部は文系の候補です。法学部は低倍率でも偏差値が高く、スポーツウエルネス学部は低偏差値でも高倍率です。
「穴場」を探すときは、まず同じ年度・同じ方式の倍率を比べ、次に自分が出願する学科・方式のボーダーを確認します。その後、学問への関心、入試科目、キャンパス、過去問との相性を重ねます。数字が低いだけの学部ではなく、学びたい内容と合格可能性が重なる学部を選ぶことが、出願後も後悔しない判断につながります。














立教大学の穴場は一つではなく、文理や方式によって候補が変わる、というのが結論ですね。














その通りです。理系なら理学部、文系ならコミュニティ福祉学部が数字上の候補ですが、法・経済・観光など学びたい分野が別なら、その分野の中で相対的に狙える学科と方式を探します。公式データを毎日の学習へ変えて初めて、穴場情報が合格戦略になります。
よくある質問
| 質問 | まず確認する数字 |
|---|---|
| 穴場学部はどこか | 2026年度一般入試倍率と2027年度方式別偏差値 |
| 難しい学部はどこか | 異文化コミュニケーション・経営の二指標 |
| 新座は狙い目か | 学部別倍率。キャンパスは学修環境として別に確認 |
| 共通テスト利用は何割か | 学科・科目型別の74%〜89% |
Q. 立教大学で一番偏差値が低い学部はどこですか?
A. 河合塾Kei-Netの2027年度方式別ランクでは、偏差値57.5が最も低い値です。文学部の一部日程、観光学部交流文化学科、コミュニティ福祉学部、経済学部会計ファイナンス学科、理学部、スポーツウエルネス学部に57.5があります。一つの学部だけが最低ではなく、複数の学科・方式が並びます。
Q. 立教大学の穴場学部はどこですか?
A. 2026年度一般入試倍率と2027年度方式別偏差値を重ねると、理学部は3.8倍・57.5、コミュニティ福祉学部は4.4倍・57.5で、倍率と偏差値がともに低い側です。文系では観光学部交流文化学科も一般4.5倍・偏差値57.5で候補ですが、学びたい内容との一致が前提です。
Q. 立教大学で難易度が高い学部はどこですか?
A. 2027年度方式別偏差値では異文化コミュニケーション学部が65.0で最上位です。2026年度一般入試倍率は経営学部7.4倍が最も高く、異文化コミュニケーション学部は6.6倍です。二つの指標から、どちらも難関候補と言えます。
Q. スポーツウエルネス学部は穴場ですか?
A. 方式別偏差値は57.5で低い側ですが、2026年度一般入試倍率は6.1倍でした。偏差値だけなら候補に見えても、倍率は12学部の中で高い側です。現在のデータでは単純な穴場とは言えません。
Q. 新座キャンパスの学部は入りやすいですか?
A. 新座キャンパスには観光、コミュニティ福祉、現代心理、スポーツウエルネスの4学部があります。2026年度一般入試倍率は順に5.0倍、4.4倍、4.9倍、6.1倍で差があります。新座という所在地だけで入りやすさを決めることはできません。
Q. 立教大学の共通テスト利用は何割必要ですか?
A. Kei-Netの2027年度ボーダーは全体で74%〜89%です。ただしコミュニティ福祉学部でも74%〜84%と科目型で幅があり、学部全体の下限が全方式の目安ではありません。出願する学科・科目型の得点率を確認してください。
Q. 倍率が低い法学部は狙い目ですか?
A. 2026年度一般入試倍率4.0倍は低い側ですが、2027年度方式別偏差値は60.0〜62.5です。倍率だけなら候補でも、必要学力は理学部やコミュニティ福祉学部より高めです。法律・政治を学びたい人が、偏差値も含めて検討する候補です。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





