始めに:大学受験で全部落ちてしまう人の割合は?
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
「大学受験で全部落ちてしまう人の割合は?全部落ちてしまう理由と特徴も解説します」というテーマで記事を書いていきます。
全部落ちてしまう理由は受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
難関大学志望のみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
大学受験で全部落ちてしまう人の割合は?
大学受験において、合格できない方々の比率はどの程度なのでしょうか?
大学受験で全部落ちてしまう人の割合:浪人生
近年の統計データを詳しく調査したところ、平成30年に公開された文部科学省の「学校基本調査」によれば、大学に進学する学生の中で再試験を経験した学生の比率が注目を集めています。
具体的には、大学合格者全体の中で、浪人生として1年以上の遅れを持つ学生の割合が22%に達しているのです。
さらにこのデータを深掘りすると、1年間の浪人経験を持つ学生が全体の17.03%、2年間の浪人経験を持つ学生が2.99%、3年間の浪人経験を持つ学生が0.95%となっており、この数字から明らかに、大学生の中で5人に1人は浪人経験者であるという事実が浮かび上がります。
大学受験で全部落ちてしまう人の割合は大体10%程度
大学受験の結果、全ての大学に不合格となった学生の比率は、約10%に上るとのデータがあります。
それを考慮すれば、先の浪人生のデータと比較すると興味深い事実が見えてきます。
22%の学生が浪人生である一方で、全落ちの学生が10%であるということは、合格した大学があるにもかかわらず、浪人を選ぶ学生が存在するということになります。
例として、ある学生は第一志望の大学には不合格であったが、他の滑り止めとして設定していた大学には合格した。しかし、その学生は第一志望の大学への強い希望から、滑り止めの大学への入学を選ばず、浪人を選ぶというケースが考えられます。
このように、10人中1人の学生が全ての大学に不合格であるというデータは、全落ちする学生が一般的な現象であり、多くの学生が受験において困難に直面していることを示しています。
この情報は、受験生やその家族、そして教育関係者たちにとって、大学受験の現状を理解する上で非常に価値のあるものと言えるでしょう。
大学受験で全部落ちても、未来はまだある
受験は多くの学生にとって、一大イベントとなります。
その結果によっては、自分の人生の方向性や価値観が変わることもあるでしょう。
多くの学生が大学受験に向けて努力を重ねる中、その全ての期待や希望が試験の結果にかけられることが多いため、全ての大学に不合格という結果を迎えた際の落胆は計り知れません。
だからと言って、全落ちという結果がその人の人生を左右するものではないと考えられます。
実際のデータを確認すると、10人中1人の学生が全ての大学に不合格という結果を迎えています。このことから、全落ちする学生は珍しくないと言えます。
例えば、ある学生は初めての受験で全ての大学に不合格となったが、その後、再受験を経て希望する大学に合格し、そこでの学びを通じて様々な成功を収めた、というストーリーも珍しくありません。
大学受験の結果が人生の全てを決定するわけではないということを理解することは非常に重要です。
多くの道や選択肢が存在する中、一つの結果に過度に捉われず、前向きに次のステップに進んでいくことが大切であると考えられます。
受験に失敗しても、進むべき道は多岐にわたる
受験の結果が期待通りでなかったとしても、人生の道はさまざまに広がっています。
実際には、大学に入学するための選択肢は、大学だけではありません。
たとえば、一年間再受験の勉強に専念する浪人、自宅での勉強を中心とした宅浪、職業を目指して専門学校に進学する、直接社会に出て仕事を始める就職、あるいは国外の教育機関で学びを深める留学など、多岐にわたる道が存在します。
ある学生が大学の入試で不合格となった時、彼はその結果を受け入れ、留学の道を選びました。
その経験を通じて彼は異文化の中での学びや人間関係の築き方など、大学受験では得られない価値ある経験を得ることができました。
大学受験の結果が期待通りでなかったとしても、その後の人生の選択肢は広がっていることが明らかです。不合格という一つの結果に縛られず、前を向いて新しい道を歩む勇気が大切であると言えるでしょう。
浪人することの3つの利点
多くの人が浪人に対して否定的な印象を抱いているかもしれません。
しかし、浪人が必ずしも悪い選択ではないことを理解することは重要です。浪人の利点について考察してみると、その価値が見えてきます。
経験を積んだ状態で再び受験することができる
多くの学生が受験のプレッシャーによって、初回の挑戦では十分な実力を発揮できないことがあります。
受験は、多くの場合、一度しかチャンスがないものと捉えられ、初めての経験という事実に加えて、独特の緊張感やプレッシャーが伴います。そのため、初回の受験では持っている知識や能力を十分に発揮するのは難しいこともあるでしょう。
一方で、もし浪人の選択をすると、前回の受験の経験をフィードバックとして活かすことが可能となります。
例えば、前回の受験で時間配分に失敗した学生は、その経験を元に次回の受験では効果的な時間の使い方を心掛けることができます。
このように、過去の経験を活かし、浪人として再度受験に臨むことで、一回目に比べてより高いパフォーマンスを期待できるのではないでしょうか。
受験のプレッシャーを一度経験していることは、次回の受験でのアドバンテージとなる可能性が高いです。
メンタルの強さを養うことができる
浪人の過程は、人としての精神的な成長をもたらすことができます。
大学受験での不合格は、多くの人にとっては大きな打撃となる。しかしこの経験は、新たな挑戦のための時間を得るとも解釈できます。
例えば、友人Aは大学受験での不合格を経験しましたが、その後1年間、日々の勉強を通して自分の限界を挑戦し続けました。
この1年間で彼はただ学問的な知識を増やすだけでなく、困難な状況でも諦めずに努力し続けることの大切さや、自分の目標に向かって取り組む姿勢を学びました。
結果として、再受験時には見事合格を果たすことができました。彼は後に、この浪人の経験が自分の中での大きな成長のきっかけとなったと振り返っています。
浪人の経験は単に時間のロスというだけではなく、自分自身と向き合い、自分を乗り越える力を養うことができる貴重な時間となるのです。
学習方法が身につく
浪人の期間中に培うことができるのは、知識だけでなく、効果的な学習方法でもあります。
本格的な受験勉強を経験することによって、
・学び方の最適化
・持続的な集中を促す技術
・情報を長期的に保持するための手法
を自然に獲得することができます。
大学受験での具体的な科目の知識が、今後の生活の中で直接的に必要とされることは稀ですが、その勉強過程で養われる学びのスキルは、人生のあらゆる場面で役立つものです。
例を挙げると、友人Bは大学受験の際、浪人を経験しました。社会人になった後も彼は、新しい業務知識や技術を習得する際、受験時代に磨き上げた効果的な学び方を用いて、他の同僚よりも迅速に新しい知識を吸収していました。
彼は一度学んだことの復習の重要性を理解しており、それによって知識を確実に身につけることができています。
浪人時代に身につけた学びのスキルは、単なる受験勉強以上の価値があり、これからの人生の多くの局面で大きな強みとして活かされるのです。
大学受験において全部落ちてしまう理由3選
大学受験で全ての大学に不合格となる背景には何があるのでしょうか。
多くの大学に受験しすぎる
大学受験で不合格となる背景のひとつに、多くの大学を無差別に選択することが挙げられます。
多数の大学を受験すると、特定の大学に特化した勉強時間が短くなり、十分な対策が取れなくなります。
例えば、A大学とB大学の受験を考える場合、それぞれの大学が要求する内容や試験の特色を理解し、効果的に学習する時間が必要です。
しかし、5つや6つの大学を受験すると、その時間が十分に確保できないため、どの大学も中途半端な対策となり、結果として合格することが難しくなる場合があります。
受験する大学を選ぶ際は、自身の目指す進路や学びたい内容に合わせて、2〜3校程度に絞って集中的に対策することが合格への鍵となるでしょう。特に、類似の出題内容や試験形式を持つ大学を選択することで、より効率的な学習が可能になります。
自己評価が過剰に高い
大学受験で不合格の結果となる要因の一つは、自己評価が過大であるケースが考えられます。
実際に、全落ちする受験生の中には、模擬試験での判定が低いにも関わらず、難易度の高い大学だけを選んでしまうケースがあります。
例として、ある受験生が模擬試験でCやDの判定を受けたとします。その際に、同等またはそれ以上の難易度の大学ばかりを受験先として選ぶと、合格の確率は低くなる可能性が高まります。
実際の受験では、普段の学習の成果が6割や8割発揮されるとされる中、極端に難易度の高い大学のみを選ぶと、合格は難しいでしょう。
リスクを回避するためにも、第一志望の大学はもちろんのこと、合格がより確実視される大学をセーフティとして選択することが、受験生にとって賢明な選択と言えます。
そもそも勉強を怠っている
大学受験での不合格という結果が出る要因として、十分な学習をしていないことが考えられます。
もちろん、どれだけの時間や努力を投じたかが結果に直結するわけではありませんが、基本的な学習時間が不足している場合、合格するのは難しくなるでしょう。
考えてみれば、例として、一日2時間しか勉強していない受験生と、一日5時間以上しっかりと学習している受験生では、当然ながら後者の方が理解も深まり、知識の幅も広がります。
時間だけでなく、質の良い学習を心がけることも重要ですが、最低限の時間を確保しなければ、その質を上げることも難しいでしょう。
不合格の結果を受けて落胆する前に、自分の学習習慣や取り組み方を再評価することが必要です。そして、必要な勉強時間や方法を見直すことで、次回の受験に向けての改善策を練ることが大切と言えます。
大学受験において全部落ちてしまう人の特徴3選
ここでは、大学受験で結果を出せない人々の共通点について説明いたします。
勉強に集中できていない
成功しない受験生に共通して見られる傾向のひとつは、学習への没頭が不十分であるという点です。確かに、「1日に10時間は机の前に座っていたのに合格できなかった」と訴える受験生も少なくありません。
だが、受験における成功のカギはただの学習時間ではなく、その質にあるのです。たとえば、10時間も机の前に座っていても、その大半を他のことを考えることに費やしていたら、実際の学習効果は低いのではないでしょうか。
このような陥りやすいトラップに、多くの受験生がハマってしまっているのです。そこで、有効な方法として、学習した内容を日ごとに紙に記録することを推奨します。
この手法を取り入れることで、自分が実際にどれだけの内容を学習できたのかを明確にし、学習の質を高めることが期待できるのです。
具体的な目標を設定していない
大学受験に成功しない受験生の共通する問題の一つは、明確な目的意識を欠いていることです。明確な目標を持たない限り、効果的な学習方法を選ぶことが難しくなります。
考えてみてください、志望大学での得点配分が低い科目、たとえば日本史が苦手と知っているのに、それを中心に勉強を進めてしまうのは合理的でしょうか。
それよりも、得点配分が高く、さらに得意な科目、例えば英語に焦点を当て、日本史は基本的な得点を狙う形に戦略を転換する方が、目標達成の可能性は高まるでしょう。
単に学習時間を増やすだけではなく、どのようにその時間を使うかが重要です。だから、目標を定めて、それに基づいた効果的な学習を進めることが肝要です。
スマホを使用している
大学受験に挑戦するものの成功を手にできない受験生の中には、長い時間をスマホ操作に費やしている者が多いことが挙げられます。
現代の社会では、スマホは生活の一部としてなくてはならない存在となっています。しかし、これを過度に利用することは、受験の成功を阻む大きな要因となるのです。
その理由は、スマホの使用が持つ様々なデメリットに起因します。
具体的には、
・スマホのブルーライトは眠りの質を損ない、十分な休息が取れなくなる。
・SNSやゲームの中毒的な魅力に引き込まれ、勉強の時間が削られる。
・長時間のスクリーンの見入れは目や脳に負担をかけ、集中する力を奪ってしまう。
といった問題が考えられます。
受験に集中するためには、家での学習や予備校での授業の際、スマホを適切な場所に保管して、必要な時だけ使用するなど、意識的な距離を取ることが求められます。
最後に:志望大学に合格をするには?
ここまで大学受験で全部落ちてしまう人の割合について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映