
「ムサビ 多摩美」で検索すると、それぞれの特徴を紹介する記事は出てきますが、結局どちらの偏差値が高くて、どちらの倍率が厳しいのか、はっきり分かりません。














先に結論をまとめます。パスナビ掲載の河合塾データでは、武蔵野美術大学(ムサビ)の偏差値は42.5〜55.0、多摩美術大学(多摩美)は37.5〜55.0です。上限は同じ55.0ですが、下限は多摩美の方が低い学科があります。2026年度一般選抜の実質倍率は、全学科・全方式を合算するとムサビ4.3倍、多摩美4.1倍でほぼ並びます。ただし学科別に見ると、最も厳しいムサビ彫刻学科10.7倍から、最も受かりやすい多摩美建築・環境デザイン学科1.4倍まで大きな差があります。「どちらが上か」は大学単位ではなく、志望する学科単位で判断する必要があります。
ムサビと多摩美は、どちらも美術系の大学として並べて語られがちですが、学部構成も入試方式も同じではありません。ムサビは造形学部と造形構想学部の2学部13学科、多摩美は美術学部という単科構成で13学科・専攻を抱えます。本稿は、大学全体の偏差値・倍率という粗い比較で終わらせず、学科別の数値まで並べ、志望学科を決めるための材料を提供します。
目次
ムサビと多摩美、何が違うのか【結論】
| 比較項目 | ムサビ(武蔵野美術大学) | 多摩美(多摩美術大学) |
|---|---|---|
| 偏差値(パスナビ掲載) | 42.5〜55.0 | 37.5〜55.0 |
| 共通テスト得点率(同上) | 63%〜85% | 60%〜85% |
| 2026年度実質倍率(全学科合算) | 4.3倍 | 4.1倍 |
| 学部構成 | 造形学部・造形構想学部の2学部 | 美術学部の単科構成 |
| 学科数(専攻・コース含む目安) | 13学科 | 13学科・専攻 |
大学単位の数字だけを見ると、偏差値も倍率もムサビと多摩美はほぼ横並びです。しかし学科別に見ると、ムサビは彫刻学科10.7倍・油絵学科グラフィックアーツ専攻8.7倍のように少人数募集の学科で倍率が跳ね上がり、多摩美は建築・環境デザイン学科1.4倍のように募集人員に対して合格者が多い学科もあります。同じ「美大」でも学科によって競争の形がまったく違うため、大学全体の偏差値・倍率だけで志望校を決めると、実際の学科別入試の厳しさを見誤ります。
- 学部構成: ムサビ2学部13学科/多摩美は美術学部単科13学科














偏差値の上限が同じ55.0なら、実質的にはほぼ同じレベルと考えていいのでしょうか?














上限だけを見るとそう見えますが、下限まで含めた帯や、学科別の倍率まで見ると単純な優劣はつきません。志望する学科がどちらの大学のどの帯・どの倍率に位置するかを、この記事の表で一つずつ確認してください。
大学全体の偏差値を確認する → 共通テスト得点率を確認する → 2026年度の学部倍率を確認する → 志望に近い学科群(絵画・彫刻/デザイン/建築/情報・映像・芸術学)で倍率を比較する → 併願できる入試方式を確認する、という順に読むと、ムサビと多摩美を学科単位で比較できます。
ムサビと多摩美の偏差値比較【パスナビ掲載データ】
大学受験パスナビに掲載された河合塾データ(第2回全統共通テスト模試ベース、更新日2026-09-09)によると、武蔵野美術大学の偏差値は42.5〜55.0です。学部別では造形学部が42.5〜52.5、造形構想学部が45.0〜55.0で、造形構想学部の方が上限・下限とも高い帯にあります。一方、多摩美術大学の偏差値は37.5〜55.0で、美術学部という単一学部の中に37.5の学科から55.0の学科まで含まれます。つまり、ムサビは学部間で帯がずれているのに対し、多摩美は一つの学部の中で学科ごとの幅がムサビより広いという構造の違いがあります。
| 大学・学部 | 偏差値帯 | 共通テスト得点率帯 |
|---|---|---|
| ムサビ 造形学部 | 42.5〜52.5 | 64%〜85% |
| ムサビ 造形構想学部 | 45.0〜55.0 | 63%〜84% |
| 多摩美 美術学部 | 37.5〜55.0 | 60%〜85% |
出典: 大学受験パスナビ(旺文社)掲載の河合塾データ(第2回全統共通テスト模試ベース、更新日2026-09-09)武蔵野美術大学 多摩美術大学
📚 用語解説
偏差値:ある模試を受けた集団の中で、自分の得点がどの位置にあるかを示す相対指標。本稿ではパスナビ掲載の河合塾データ(第2回全統共通テスト模試ベース)の値のみを使い、他の模試・他サイトの数値とは混同しない。














デザイン系はムサビ52.5・多摩美55.0で多摩美の方が高いのに、建築系はムサビ45.0・多摩美42.5でムサビの方が高いのですね。学科によって逆転するのはなぜですか?














グラフィックデザイン学科・視覚伝達デザイン学科のように、志願者数そのものが多い学科ほど偏差値も倍率も上がりやすい傾向があります。学科ごとに志願者の集まり方が違うため、大学単位の上下ではなく、次の章以降で扱う倍率まで含めて学科単位で見る必要があります。
偏差値は模試ごとの相対値であり、実技の出来を反映しない。美術系学科を目指す場合は、この偏差値帯を学科試験(共通テスト・小論文・学科科目)の目安として使い、実技力は別に自己評価する必要がある。
ムサビと多摩美の共通テスト得点率(BF)を比較
共通テスト利用方式を検討するなら、偏差値と合わせて共通テスト得点率(ボーダー)を見る必要があります。パスナビ掲載データでは、ムサビ造形学部が64%〜85%、造形構想学部が63%〜84%、多摩美美術学部が60%〜85%です。上限の85%はムサビ造形学部・多摩美美術学部で並び、下限は多摩美の60%が最も低くなっています。共通テスト利用方式は募集人員が一般方式より少ない学科が多いため、ボーダーの数字だけでなく、後述する倍率も合わせて確認してください。
| 大学・学部 | 共通テスト得点率 上限 | 共通テスト得点率 下限 |
|---|---|---|
| ムサビ 造形学部 | 85% | 64% |
| ムサビ 造形構想学部 | 84% | 63% |
| 多摩美 美術学部 | 85% | 60% |
📚 用語解説
共通テスト得点率(ボーダー):大学入学共通テストで合格者が獲得したおおよその得点率。模試の判定や過去の合格実績から算出される目安であり、年度や科目選択によって変動する。本稿ではパスナビ掲載の河合塾データの値のみを使う。














上限が85%でそろっているなら、共通テスト利用方式ならどちらの大学も同じくらい難しいということですか?














得点率の上限だけで判断するのは早いです。共通テスト利用方式は募集人員が一般方式よりかなり絞られている学科が多く、次の章で扱う倍率の方が実際の競争の厳しさをよく表します。得点率と倍率は必ずセットで確認してください。
本稿の得点率は2026-09-09更新のパスナビ掲載データです。共通テストの平均点や志願動向によって毎年変わるため、出願直前は必ず最新のパスナビ・大学公式情報を確認してください。
2026年度 実質倍率・志願者数を学部単位で比較
ムサビの2026年度一般選抜は、一般方式・共通テスト2教科+専門試験方式・共通テスト3教科方式・共通テスト5教科方式・学部統一方式の5方式を合算すると、志願者7,848人・受験者7,604人・合格者1,750人・実質倍率4.3倍でした。学部別では造形学部が6,907人・6,716人・1,526人・4.4倍、造形構想学部が941人・888人・224人・4.0倍です。多摩美は一般方式・共通テストⅠ方式・共通テストⅡ方式の3方式を合算すると、美術学部全体で志願者7,576人・受験者7,313人・合格者1,783人・実質倍率4.1倍でした。合格者数はムサビ1,750人に対し多摩美1,783人と、多摩美の方がわずかに多く合格者を出しています。
| 大学・学部 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| ムサビ 造形学部 | 6,907人 | 6,716人 | 1,526人 | 4.4倍 |
| ムサビ 造形構想学部 | 941人 | 888人 | 224人 | 4.0倍 |
| ムサビ 全学科合計 | 7,848人 | 7,604人 | 1,750人 | 4.3倍 |
| 多摩美 美術学部(全学科合計) | 7,576人 | 7,313人 | 1,783人 | 4.1倍 |














合計の倍率がムサビ4.3倍、多摩美4.1倍とほとんど同じなら、どちらを受けても難しさは変わらないということでしょうか?














大学全体の数字はほぼ同じですが、それは学科ごとの高い倍率と低い倍率が混ざった平均のようなものです。次の章から学科群ごとに倍率を分解していきます。志望する学科が全体平均より高いのか低いのかを、必ず個別に確認してください。
絵画・彫刻系学科の倍率比較【ムサビ vs 多摩美】
絵画・彫刻系はムサビ・多摩美とも伝統的な看板学科が並ぶ領域です。ムサビの油絵学科油絵専攻は志願1,054人・受験1,033人・合格157人・倍率6.6倍、彫刻学科は志願233人・受験224人・合格21人・倍率10.7倍で、これはこの記事で扱う全学科の中で最も高い倍率です。多摩美の絵画学科油画専攻は志願1,146人・受験1,117人・合格218人・倍率5.1倍、彫刻学科は志願179人・受験172人・合格50人・倍率3.4倍です。同じ「彫刻」でも、ムサビは合格者21人という少人数選抜で倍率が跳ね上がり、多摩美は合格者50人と幅があるため倍率は抑えられています。
| 学科 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
| ムサビ 油絵学科油絵専攻 | 1,054人 | 1,033人 | 157人 | 6.6倍 |
| ムサビ 彫刻学科 | 233人 | 224人 | 21人 | 10.7倍 |
| 多摩美 絵画学科油画専攻 | 1,146人 | 1,117人 | 218人 | 5.1倍 |
| 多摩美 絵画学科日本画専攻 | 265人 | 254人 | 51人 | 5.0倍 |
| 多摩美 彫刻学科 | 179人 | 172人 | 50人 | 3.4倍 |














ムサビの彫刻学科が10.7倍というのは、この記事で見た中で一番厳しい数字ですよね。ここを避けた方がいいのでしょうか?














避けるかどうかは倍率だけで決める話ではありません。合格者21人という少人数選抜は倍率が高く出やすい構造だという理解が先です。学びたい表現が彫刻にあるなら、倍率の数字よりも、実技と学科試験の両方で自分の準備がどこまで進んでいるかを見てください。
📚 用語解説
少人数選抜と倍率:合格者数が少ない学科は、志願者数が同程度でも倍率の数値が大きく出やすい。倍率だけで「厳しさ」を比べるときは、合格者の実数(何人合格するか)も必ず一緒に見る。
デザイン系学科の倍率比較【視覚伝達・グラフィック・統合デザインほか】
デザイン系はムサビ・多摩美とも志願者数が最も多い領域です。ムサビの視覚伝達デザイン学科は志願1,415人・受験1,391人・合格200人・倍率7.0倍で、この記事の中でデザイン系では最も高い倍率です。デザイン情報学科は志願934人・受験902人・合格189人・倍率4.8倍でした。多摩美のグラフィックデザイン学科は志願1,791人・受験1,754人・合格277人・倍率6.3倍、統合デザイン学科は志願1,360人・受験1,304人・合格311人・倍率4.2倍、情報デザイン学科は志願1,119人・受験1,076人・合格221人・倍率4.9倍です。志願者数の絶対値では多摩美グラフィックデザイン学科が最大ですが、倍率で見ると合格者数の多さもあってムサビ視覚伝達デザイン学科の方が高くなります。
| 学科 | 志願者 | 倍率 |
|---|---|---|
| ムサビ 視覚伝達デザイン学科 | 1,415人 | 7.0倍 |
| ムサビ デザイン情報学科 | 934人 | 4.8倍 |
| 多摩美 グラフィックデザイン学科 | 1,791人 | 6.3倍 |
| 多摩美 情報デザイン学科 | 1,119人 | 4.9倍 |
| 多摩美 統合デザイン学科 | 1,360人 | 4.2倍 |
- ムサビ視覚伝達デザイン: 倍率7.0倍で最高
- 多摩美統合デザイン: 合格311人で倍率は抑えめ














多摩美グラフィックデザイン学科の方が志願者は多いのに、倍率はムサビ視覚伝達デザイン学科の方が高いのはなぜですか?














倍率は志願者数だけでなく合格者数との関係で決まります。多摩美グラフィックデザイン学科は合格277人と比較的多く合格を出す一方、ムサビ視覚伝達デザイン学科は合格200人に絞られています。志願者の多さと倍率の高さは必ずしも一致しないと覚えておいてください。
志願者数(人気の大きさ)、合格者数(実際に合格する枠)、倍率(両者の関係)の3つを必ずセットで見る。どれか一つだけを取り出して「人気だから難しい」「倍率が低いから簡単」と判断しない。
建築・空間デザイン系学科の倍率比較
建築・空間系は、この記事で扱う学科の中で最も倍率の差が大きい領域です。ムサビの建築学科は志願391人・受験373人・合格148人・倍率2.5倍、空間演出デザイン学科は志願434人・受験410人・合格166人・倍率2.5倍です。一方、多摩美の建築・環境デザイン学科は志願257人・受験244人・合格169人・倍率1.4倍で、この記事で比較した全学科の中で最も低い倍率でした。募集人員に対して合格者を厚めに出している学科であることがうかがえます。
| 学科 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
| ムサビ 建築学科 | 391人 | 373人 | 148人 | 2.5倍 |
| ムサビ 空間演出デザイン学科 | 434人 | 410人 | 166人 | 2.5倍 |
| 多摩美 建築・環境デザイン学科 | 257人 | 244人 | 169人 | 1.4倍 |














多摩美の建築・環境デザイン学科は倍率1.4倍なら、この記事の中で一番狙い目ということですか?














倍率だけを理由に志望先を選ぶのはおすすめしません。建築系は共通テストの理数系科目や製図・空間構成の実技が絡む学科です。倍率が低めでも、合格者最低点や自分の答案の完成度を確認せずに「倍率が低いから受かりやすい」と決めつけないでください。
情報デザイン・映像・芸術学系学科の倍率比較
情報・映像・芸術学系は、学科によって倍率の階層がはっきり分かれる領域です。最も高いのは多摩美グラフィックデザイン学科6.3倍とムサビ映像学科5.9倍で、次にムサビデザイン情報学科4.8倍・多摩美情報デザイン学科4.9倍・多摩美統合デザイン学科4.2倍が続きます。芸術学・芸術文化系はこの中では倍率が落ち着いた層で、多摩美芸術学科2.3倍、ムサビ芸術文化学科2.4倍です。同じ「情報・映像・芸術」というくくりでも、倍率で見ると2倍台から6倍台まで幅があります。
| 学科 | 倍率 | 層 |
|---|---|---|
| 多摩美 グラフィックデザイン学科 | 6.3倍 | 最も高い層 |
| ムサビ 映像学科 | 5.9倍 | 最も高い層 |
| 多摩美 情報デザイン学科 | 4.9倍 | 中間の層 |
| ムサビ デザイン情報学科 | 4.8倍 | 中間の層 |
| 多摩美 統合デザイン学科 | 4.2倍 | 中間の層 |
| ムサビ 芸術文化学科 | 2.4倍 | 落ち着いた層 |
| 多摩美 芸術学科 | 2.3倍 | 落ち着いた層 |
- 倍率6倍前後: 多摩美グラフィックデザイン6.3倍・ムサビ映像5.9倍














芸術学科や芸術文化学科は倍率が2倍台なので、デザイン系より入りやすいということですか?














倍率だけを見ればそう見えますが、芸術学・芸術文化系は実技よりも論述・面接・学科試験の比重が高い学科です。試験内容そのものがデザイン系や映像系と違うため、単純に「入りやすい」と言い換えるのは正確ではありません。倍率は競争の量、試験内容は競争の質だと分けて考えてください。
📚 用語解説
芸術学・芸術文化系学科:実技制作よりも美術史・デザイン理論・文章表現の比重が高い学科群。ムサビの芸術文化学科、多摩美の芸術学科がこれにあたる。倍率が比較的落ち着いていても、求められる力は実技系学科と異なる。
ムサビと多摩美、入試方式の違い【併願のしやすさ】
ムサビの2026年度一般選抜は、一般方式・共通テスト2教科+専門試験方式・共通テスト3教科方式・共通テスト5教科方式・学部統一方式の5方式です。多摩美は一般方式・共通テストⅠ方式・共通テストⅡ方式の3方式で、ムサビより方式の種類は少なくなっています。どちらの大学も共通テストを使う方式を複数用意しているため、実技中心の一般方式だけでなく、共通テストの得点を軸にした出願も選べます。方式ごとに募集人員・出題科目・配点が異なるため、併願を検討する場合は日程が重ならないかを選抜要項で必ず照合してください。
| 大学 | 一般選抜の方式数 | 主な方式 |
|---|---|---|
| ムサビ | 5方式 | 一般方式/共通テスト2教科+専門試験方式/共通テスト3教科方式/共通テスト5教科方式/学部統一方式 |
| 多摩美 | 3方式 | 一般方式/共通テストⅠ方式/共通テストⅡ方式 |














ムサビの方式が多いのは、それだけチャンスが多いということでしょうか?














方式が多い分、対策すべき組み合わせも増えるという面があります。共通テストの科目、実技の準備、学科ごとの配点まで確認したうえで、自分の得意分野に合う方式を選ぶことが大切です。数だけを見て「有利」と判断しないでください。
📚 用語解説
入試方式(一般方式・共通テスト利用方式):同じ大学・学科でも、実技と学科試験を中心とする「一般方式」と、大学入学共通テストの得点を中心に判定する「共通テスト利用方式」など、複数の合否判定方法が用意されている。方式によって募集人員・倍率・配点が異なるため、この記事の数値がどの方式のものかを必ず確認する。
ムサビ・多摩美対策は「普通の受験勉強」では届かない
結論から言います。ムサビ・多摩美を目指すなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の受験勉強」では厳しいです。2026年度はムサビ全学科合算で実質倍率4.3倍、多摩美は4.1倍。さらにムサビ彫刻学科10.7倍、多摩美グラフィックデザイン学科6.3倍のように、学科によっては全体平均を大きく上回る競争があります。必要なのは偏差値表を眺めることではなく、共通テスト科目・学科試験・実技の準備を志望学科の配点に合わせて毎日の行動へ落とし、実行を続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、共通テスト対策の優先順位が崩れやすい
独学でもパスナビの偏差値表や大学公式の入試結果は入手できます。しかし、ムサビ・多摩美どちらの共通テスト得点率帯(60%〜85%)を狙うか、どの科目を今日直すかまで決め、実技の準備と並行して自分だけで修正し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に表れます。
映像授業・アプリだけでは、学科試験の弱点が残りやすい
映像授業は理解の助けになりますが、視聴後に共通テスト科目の失点原因や、志望学科ごとの配点の違いまで毎回確認する仕組みではありません。万人向けの講義を受けるだけでは、志望学科と自分の失点原因を結ぶ個別の行動計画が弱くなります。
集団授業の大手予備校では、美大志望者向けの個別対応が難しい
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、ムサビ視覚伝達デザイン学科を目指す受験生と、多摩美建築・環境デザイン学科を目指す受験生へ同じ密度で対応することは困難です。学科ごとに倍率も得点率帯も異なる美大受験では、平均的な進度とは別の個別計画が必要です。
一般的な個別指導塾でも、実技と学科の両立まで追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、共通テスト科目と実技の両立を毎日どう回したかまで追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、失点は同じ場所に残ります。
- 鬼管理専門塾: 志望学科の配点に合わせ日々の行動と答案を継続管理














教材や授業の種類より、学科ごとの配点に合わせた実行と答案確認が続く仕組みを選ぶことが重要なのですね。














その通りです。ムサビ・多摩美の偏差値や倍率は公式データと本稿の比較で分かります。差がつくのは、その情報を今日の学科試験対策・共通テスト対策へ変え、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾は、そこを一日単位で設計し、毎週の確認へつなげます。
だからこそ、ムサビ・多摩美を本気で狙うなら、偏差値・倍率の情報を毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、志望学科の公式データと現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口まで、固定の六つの特徴をムサビ・多摩美対策へどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、ムサビ・多摩美志望者向けには何が変わるのでしょうか?














志望学科が共通テスト利用方式中心か一般方式中心かで、優先すべき科目と時間配分が変わります。そのうえで「今日は何をどこまで直すか」を数値化し、確認テストと答案で定着を確かめます。大学名だけの一般論ではなく、選ぶ学科と方式に合わせて行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
ムサビ・多摩美どちらの志望学科でも、共通テストの得点率帯と学科試験の配点を整理し、一日ごとの実行量へ落とします。何をするか迷う時間を減らし、答案改善に使う時間を確保します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じムサビ志望でも、視覚伝達デザイン学科を目指す人と彫刻学科を目指す人では対策の重心が違います。公式データと現在の答案を結び、生徒ごとに優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
共通テスト科目を後回しにせず、学科試験や実技の準備と並行して進めます。日々の進捗と毎週の確認で、計画の遅れや同じ誤答の繰り返しを早めに修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
ムサビ・多摩美で求められる学科試験の読解・論理・表現を答案から確認するには、指導者側にも難関大学受験への理解が必要です。専属科目に強い講師が、改善点を具体的な行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、ムサビ・多摩美それぞれの入試方式と学科の配点を一つの計画へまとめられます。総合型選抜や英語資格とは混同せず、一般選抜の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、ムサビと多摩美のどちらを軸にするか、どの学科・どの方式に不安があるかから相談できます。入会前に管理方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、ムサビ・多摩美のどちらを軸にするか、共通テストと学科試験のどちらから整えるかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
ムサビ・多摩美の学科選びと学習計画を無料説明会で相談できます
まとめ|ムサビと多摩美は学科単位で偏差値・倍率を比べる
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 偏差値 | ムサビ42.5〜55.0、多摩美37.5〜55.0。上限は同じで下限は多摩美の方が低い学科がある |
| 共通テスト得点率 | ムサビ63%〜85%、多摩美60%〜85%。上限はほぼ同水準 |
| 2026年度実質倍率(全学科計) | ムサビ4.3倍・多摩美4.1倍でほぼ並ぶ |
| 学科別の幅 | 最高はムサビ彫刻学科10.7倍、最低は多摩美建築・環境デザイン学科1.4倍 |
| 最初の行動 | 大学単位でなく、志望学科の偏差値・得点率・倍率を個別に照合する |














「ムサビと多摩美どっちが上か」という漠然とした疑問より、志望学科の数値を一つずつ確認した方が、次にすることが明確になりますね。














それがこの記事の結論です。大学全体ではムサビ4.3倍・多摩美4.1倍とほぼ並びますが、学科別では1.4倍から10.7倍まで幅があります。偏差値・得点率・倍率を志望学科単位で確認し、共通テスト対策と実技準備を一日単位の計画に落とす。公式情報を行動へ変えれば、曖昧な「どっちが上」という不安は具体的な計画になります。
ムサビ・多摩美を目指すときは、大学単位の偏差値・倍率だけで結論を出さないでください。パスナビ掲載の河合塾データと大学公式の入試結果は、受験年度ごとに更新されます。本稿の数値を出発点に、出願前は必ず最新の公式情報を確認し、自分の答案・実技と照合したうえで、毎日の学習量まで決めることが、合格可能性を高める最も再現性のある進め方です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 偏差値 | 偏差値比較の章 |
| 倍率 | 学部単位の倍率比較の章 |
| 学科選び | 絵画・彫刻/デザイン/建築/情報・映像・芸術学の章 |
| 併願 | 入試方式の違いの章 |
Q. ムサビと多摩美、偏差値はどちらが高いですか?
A. パスナビ掲載の河合塾データ(更新日2026-09-09)では、武蔵野美術大学は42.5〜55.0、多摩美術大学は37.5〜55.0です。上限はどちらも55.0で並びますが、下限は多摩美の方が低い学科があります。志望する学科の帯を個別に確認してください。
Q. ムサビと多摩美、2026年度の倍率はどちらが高いですか?
A. 全学科・全選抜方式を合算した実質倍率は、ムサビ4.3倍、多摩美4.1倍でほぼ並びます。ただし学科別ではムサビ彫刻学科10.7倍から多摩美建築・環境デザイン学科1.4倍まで幅があるため、大学全体の数字だけで比較するのは正確ではありません。
Q. ムサビと多摩美はどちらがレベルが高いですか?
A. 断定できません。偏差値帯はほぼ重なり、倍率が高い学科はどちらの大学にもあります(多摩美グラフィックデザイン学科6.3倍、ムサビ視覚伝達デザイン学科7.0倍など)。大学単位ではなく志望学科単位で比較するのが正確です。
Q. ムサビと多摩美は併願できますか?
A. 試験日程が重ならなければ可能です。ムサビは一般方式のほか共通テストを使う方式を含む5方式、多摩美は3方式を用意しています。日程・出題科目は両大学の最新の選抜要項で必ず確認してください。
Q. 共通テスト利用方式と一般方式(実技中心)の違いは何ですか?
A. 一般方式は実技試験と学科試験を中心に合否を判定し、共通テスト利用方式は大学入学共通テストの得点を中心に判定します。同じ学科でも方式によって募集人員・倍率・配点が異なるため、本稿の数値がどの方式のものかを確認してください。
Q. 学科によって倍率が大きく違うのはなぜですか?
A. 志願者数と合格者数のバランスが学科ごとに異なるためです。合格者数が少ない少人数選抜の学科(ムサビ彫刻学科など)は倍率が高く出やすく、合格者数を厚めに出す学科(多摩美建築・環境デザイン学科など)は倍率が低くなります。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





