始めに:理系学部の領域を分かりやすく紹介します!
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
「【理系学部徹底解説】理系学部の領域を分かりやすく紹介します!」というテーマで記事を書いていきます。
理系学部受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
難関大学志望のみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
理系学部の領域
理系学部の学問領域を探るとき、直感的に理解しやすいのは、
人々の健康を守る医学部、
歯の健康を司る歯学部、
薬の専門家である薬剤師を育て、薬に関する学問的探求を行う薬学部、
患者のケアを担う看護学部、
動物の健康管理を行う獣医学部、
そしてリハビリテーションや保健医療を扱う関連学部が含まれます。
これらはすべて医療と直結する理系の教育機関です。
さらに学問としては、
自然現象の探求を目的とした理学部、
技術革新の最前線を学ぶ工学部、
急速に発展するデジタルの世界を担う情報学部、
持続可能な農業の未来を切り開く農学部、
そして生命の神秘を解き明かす生命科学部があります。
これからそれぞれの特色について詳しく見ていきましょう。
理学部
理学部は高等教育における自然科学の探求の場として位置付けられています。
基礎学問としての物理学、化学、数学、生物学、地球科学などがあり、これらは全て高校教育で触れられる科目ですが、大学ではさらに専門的かつ深い学問の探求が行われます。
高校での学びとは異なり、まだ人類が解明していない多くの自然の謎に対して、研究を通じて挑戦します。このため、これらの科目に魅力を感じる高校生にとって理学部は、知的好奇心を満たす理想的な学習の場となり得るのです。
例えば、物理学では、量子力学や相対性理論など、高校の教科書で簡単に触れられるに過ぎない概念を、実験や理論研究を通して深く掘り下げていきます。
化学では、未知の物質の合成やその反応機構の解析が行われ、生物学では、遺伝子の秘密に迫る研究が進められます。
また、教職を目指す学生にとっても、これらの科目の深い理解は、未来の教育者として不可欠な資質となります。
自然現象に対する探究心を持ち、高校での学びを超えた専門的な研究を志向する学生には、理学部がその知的欲求を満たす最適な環境を提供すると言えるでしょう。
また、高校で理系科目に興味を持った学生が、さらにその知識を深め、研究者や教育者としてのキャリアを構築するための土台となる場でもあります。
工学部・情報学部
工学部における学術領域は、機械、電気、電子、情報技術、応用化学、建築、土木、そして最近では生命工学といった幅広い分野に渡っています。
時代の進展と共に、情報学が独立した学部として設立されることも珍しくありません。
特に理工学部というのは、多くの大学で見られる学部です。
ここでは、純粋な理学と応用指向の工学の両方の要素を含んでいることが特徴です。
しかし、これらの学問領域が一つに融合しているわけではなく、各学科はそれぞれ独立した専門分野として存在します。理工学部内には数学科や物理学科があり、それとは別に機械工学科や建築学科なども設けられています。
このような構造から、理工学部を選ぶ際は、各学科に目を向けて選ぶことが重要です。
あなたが追求したいのが純粋な理学の理論と実験に基づく深い探求か、それとも実践的な工学的アプローチによる応用科学かによって、適した学科選びが変わってくるでしょう。
工学部や理工学部を選択するにあたっては、各学科のカリキュラムや教育のアプローチを理解し、自分が情熱を感じる分野がどちらに近いかを判断することが非常に大切です。それぞれの学問にはその魅力があり、自分自身のキャリアパスや興味に合った学科を見つけ出すことが、成功への第一歩となるのです。
農学部
農学部は農業という一言で片付けられるほど単純なものではありません。
実際には、その研究範囲は驚くほど広く、多岐に渡っています。学生たちが高校で学ぶ化学や生物の知識は、ここでさらに専門的、実践的な知識へと発展させられます。
たとえば、農学部では植物学を基礎として様々な応用科学を学びます。
これには、野菜や果物、そして花といった植物の生産から始まり、これらを利用した食品学までが含まれます。例えば、農学部内には食品科学のコースがあり、学生は食品の安全性や栄養に関する研究を行うことができます。
また、管理栄養士の資格を得るための専門的なコースを設けている大学もあります。
バイオテクノロジーも農学部の重要な領域です。
生物学や化学の基礎知識を応用して、病気の治療法や新しい薬の開発に貢献することができます。
実際には、農学から入る学生がバイオテクノロジーの世界で活躍する例は非常に多いのです。
さらに、森林学や水産学などの専門分野は、伝統的な農学の枠組みを超えています。森林や海洋の生態系を研究し、持続可能な資源管理に貢献することが期待されています。大学によってはこれらを専門とする学部を設けているところもありますが、根底には農学部の学びがあります。
また、農業経済学や農業ビジネスといった分野は、単に作物を生産するだけでなく、それらをいかに市場に出し、売り上げを伸ばすかというビジネススキルを身につけることができます。これは、農業が経済活動としての側面も強く持っていることを示しています。
私立大学の中には文系の試験で入学できる農学部もあり、獣医学科を含むこともあります。
そして、産業動物だけでなく、ペットとしての動物を扱う動物看護の分野も、近年の大学では増えてきています。
農学部は多岐にわたる学問分野を提供しています。
それぞれの専門分野が独立していると同時に、それらがどのように連携しているかを理解することは、未来の農業関連産業を担う人材にとって不可欠です。それが農学部の本質であり、この多様性が農学部を魅力的な選択肢にしているのです。
医療系の学部
医療系の学部は、そこから卒業すると直接的に医療職に就けることから、専門職への道が明確に定められています。
この分野には、医学、歯学、薬学といった直接的な治療を行う専門職から、看護、栄養、保健医療、リハビリテーションといった患者の健康維持や生活の質の向上をサポートする職種が含まれています。
例えば、理学療法士や作業療法士は、事故や病気で体に障害を持った人々が日常生活や社会生活を送るための支援を行います。
診療放射線技師や臨床検査技師は、病気の診断を助けるための技術的な役割を果たします。また、歯科衛生士や鍼灸師などは、それぞれの専門領域において、予防や治療をサポートします。
これらの職業は国家試験を要するものが多く、学んだ専門知識を社会で活かすためのライセンスが必要です。
そのため、医療系の学部を選ぶ際は、自分がどのような医療職に就きたいのかをしっかり考える必要があります。
医療系学部の存在意義は、こうした専門職への確かな道を学生に提供することにあります。社会に必要不可欠な専門知識と技術を持った医療従事者を育成することで、医療系学部は私たちの健康と福祉に大きく寄与しています。
これが、医療系学部が存在する根本的な理由であり、これを理解することが、将来の職業選択において重要なのです。
これで理系の各学部に関する概要の説明は終わりです。
ご自身に最も合った学部を見つけるために、しっかりと情報を収集して検討することをお勧めします。
最後に:志望大学に合格をするには?
ここまで理系学部の領域について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映