学習院大学における補欠合格の制度を4つの軸で解説!

始めに:学習院大学における補欠合格の制度を徹底解説

菅澤
オニ坊

学習院大学専門塾/予備校GAKU-PASSアシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?

菅澤

本日は
「学習院大学における補欠合格の制度を4つの軸で解説」というテーマで記事を書いていきます。

学習院大学を志望するならかなり気になるテーマですよね。
学習院大学第一志望は必ずチェック!最後までご覧ください!

補欠合格

菅澤

補欠合格というのは、大学が合格者の中から辞退者が出た際に、次点の候補者を合格させるシステムを指します。これは、大学にとって空席を適切に埋めるための重要な手段です。

しかし、この補欠合格が必ずしも全員に合格を意味するわけではありません。実際には、補欠合格者が最終的に合格となる可能性は残されていますが、保証されているわけではないのです。

オニ坊

たとえば、学習院大学のケースを見てみると、この大学では補欠合格を「繰上合格」と呼んでいます。この用語は、他の大学や記事では「繰り上げ合格」や「追加合格」と呼ばれることもありますが、基本的な意味は同じです。

すなわち、入学を辞退する学生が出た場合に、補欠リストにある学生がその空席を埋める機会を得るということです。

学習院大学の補欠合格

菅澤

一部の大学では、補欠合格者の数を公表しており、その中には早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学などが含まれます。

これに対して、学習院大学はそのような情報を公開していないため、その大学における補欠合格者の割合や、最終的にどれだけの学生が繰り上げ合格に至るかは明らかにされていません。

オニ坊

この情報の公開は、受験生にとって非常に重要です。例えば、早稲田大学や慶應義塾大学が補欠合格者の数を公表することで、受験生は自分の合格の可能性をより現実的に評価することができます。これにより、進学の計画を立てる際の重要な指標となります。

一方で、学習院大学のように補欠合格者の数を公表しない場合、受験生は合格の可能性を推測することしかできず、その結果、不確実性の中で進学計画を立てなければならない状況に置かれます。

学習院大学では繰り上げ合格があるのは「コア試験」と「一部のプラス試験」

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学習院大学の一般選抜では、異なる3つの試験方式が採用されています。

これらは「コア試験」「プラス試験」「共通テスト利用」という形で実施されます。これらの試験形式において、繰り上げ合格の適用状況は以下の通りです。

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コア試験では繰り上げ合格の制度が存在し、これは受験生にとって重要な機会となっています。一方で、プラス試験においては、国際社会学部を除く他の学部では繰り上げ合格の機会が提供されていません。

さらに、共通テスト利用の選抜では、繰り上げ合格のシステムは一切設けられていないのが現状です。

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これらの差異は、学習院大学が採用している選抜方式の多様性を示しています。たとえば、コア試験の受験生は、繰り上げ合格の可能性を考慮に入れることができます。これに対し、共通テスト利用の受験生は、初回の選考結果がそのまま最終結果となるため、繰り上げ合格の望みを持つことはできません。

このように、各試験方式における繰り上げ合格の有無は、受験生が入試戦略を立てる上で考慮すべき重要な要素なのです。

【学習院大学】補欠合格・繰り上げ合格

補欠合格・繰り上げ合格の確認方法

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学習院大学では、合否結果および補欠合格の状況は「UCARO」というサイトを通じて確認できます。このシステムでは、補欠合格とされた受験生には、そのステータスが明確に表示されます。

そして、入学者に空席が発生した場合、成績が上位の補欠者から順番に繰り上げ合格として選ばれることになります。

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繰り上げ合格のプロセスは、「補欠繰上合格発表」という形式で実施され、年に3回行われます。

しかし、大学側からの案内によれば、これらの発表のたびに繰り上げ合格者が出るとは限らないとされています。これは、補欠合格者の数や入学辞退者の数によって変動するためです。

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このシステムは、受験生にとって大変重要な意味を持ちます。UCAROを通じて補欠合格の状況を確認できることで、受験生は自分の合格の可能性をリアルタイムで把握することができます。

また、繰り上げ合格の可能性があるということは、最初の合格発表後も希望を持ち続けることができるということを意味します。ただし、補欠合格から最終的な合格に至るかどうかは不確実であり、受験生はこの不確実性に対処する準備も必要となります。このように、学習院大学の入試システムは、補欠合格のプロセスを通じて、受験生に追加の機会を提供しています。

補欠合格・繰り上げ合格の発表日

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ご説明した通り、学習院大学では繰り上げ合格の発表が年に3回行われます。各学部や試験方式によって発表日が異なりますので、下記の表を参考にして、あなたが受験する学部の発表日を確認してください。

※2024年度情報正規合格
発表日
第1回
補欠繰上合格
発表日
第2回
補欠繰上合格
発表日
第3回
補欠繰上合格
発表日
法学部コア試験2月18日3月5日3月14日3月25日
経済学部コア試験2月15日3月6日3月15日3月25日
文学部コア試験2月17日3月5日3月14日3月25日
理学部コア試験2月17日3月6日3月15日3月25日
国際社会科学部
コア試験
2月20日3月6日3月15日3月25日
国際社会科学部
プラス試験
2月20日3月6日3月15日3月25日

補欠合格・繰り上げ合格の注意点

菅澤

学習院大学における第3回補欠繰上合格者の発表に関しては、入学手続きにおける納付金の支払い方法が一括納入のみと定められています。この場合、分割払いや延納は認められません。さらに、必要な書類の送付締切が3月28日であることも重要なポイントです。

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これらの規定は、合格発表後の手続きを迅速に行うために設けられています。
例えば、第3回の繰り上げ合格者になった場合、学生は短い時間内に入学手続きを完了させる必要があります。この迅速な手続きは、学生がすぐに学習環境に適応し、大学生活をスムーズに開始できるようにするための措置です。

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また、追加合格に関する問い合わせは受け付けていないため、受験生は公式の発表を待たなければなりません。このポリシーは、大学の入試プロセスの透明性と公平性を保つために重要です。

例えば、追加合格の機会があるかどうかに関する情報を個別に提供することは、受験生間で不公平を生じさせる可能性があります。

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他大学に合格している場合の入学金の振り込みについても注意が必要です。繰り上げ合格の発表日と他大学の入学金の支払い期限を照らし合わせることは、経済的なリスクを最小限に抑えるために不可欠です。この慎重な検討は、受験生が財政的な負担を避ける上で重要な意味を持ちます。

例えば、入学金は通常返金されないため、入学金の支払いを最終的な大学選択後まで延期することが賢明な場合があります。

学習院大学の補欠繰上合格のプロセスは、入学手続きの迅速化、透明性の保持、および経済的なリスクの管理に重点を置いています。これらの要因は、受験生が入学の決定を下す際に重要な役割を果たしているのです。

逆転合格もあり得る、油断せずに

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学習院大学は補欠合格や繰り上げ合格の具体的な人数を公開していないため、受験生は合格の可能性を正確に予測することができません。

これは、最終的な合格結果が意外な形で現れる可能性があることを意味します。

オニ坊

例えば、最初は不合格と思われた場合でも、繰り上げ合格によって突然合格のチャンスが訪れることがあります。
「思ってもみなかった合格」の話は実際に起こり得る現象です。このようなケースは、補欠合格のシステムの予測不可能性を示しています。

一方で、補欠合格の可能性があると考えていた受験生が、最終的に合格しない場合もあります。このような状況は、繰り上げ合格のプロセスが必ずしも明確ではないことを反映しています。

菅澤

このため、学習院大学の受験生は、入試結果に対して注意深く、最後まで油断しない姿勢を持つことが重要です。補欠合格や繰り上げ合格の可能性が存在する限り、結果が変わる可能性があるため、常に最新の情報に注意を払い、準備を整えておくことが求められます。このように、学習院大学の入試においては、予測不可能性に備えることが受験生にとって不可欠なのです。

最後に:学習院大学に合格をするには?

学習院大学に合格をするには?
菅澤

ここまで学習院大学における補欠合格について見てきましたが…。

オニ坊

1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が必要です。

菅澤

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オニ坊

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本記事監修者 菅澤 孝平

シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。

出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映

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