始めに:英検準1級の獲得と共通テストの満点
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
【英検準1級と共通テスト満点】どちらの方が取りやすいのか?英検準1級の4つの攻略法も紹介します!
というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
難関大学志望のみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
英検準1級合格
英検準1級の取得に必要な勉強時間はどれくらいなのでしょうか。
その前に、試験の内容や合格に必要なスコアを確認してみることが大切です。
英検準1級の難易度
英検準1級の難易度は、大学の中級レベルの英語能力が要求されます。この試験で求められる語彙力は約7,500〜9,000語範囲に及びます。
英検準1級は、社会生活において英語を理解し、使用する能力があることを証明する試験です。英検協会のウェブサイトでは、このレベルをリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能を総合して評価すると説明されています。
具体的には、英検準1級のレベルは、TOEICで740-820点、TOEFLで80-90点に相当するとされています。これらのスコアは、英語を使ったコミュニケーションにおいて十分な能力があることを示す目安となります。
英検準1級の取得を目指す場合、社会生活での英語使用を想定した高いレベルの英語能力を身に付ける必要があると言えます。これは、英語を日常的に使用する環境にいるか、あるいはそれに相当する学習を積むことで可能になるレベルです。
英検準1級の合格率
英検準1級の一次試験では、リーディング、リスニング、ライティングの各技能に750点ずつ配点されており、これらの技能を均等に得点する必要があります。また、英検準1級の合格者は、各分野で平均70%以上の得点を獲得していることが一般的です。
合格率は全体で約16.7%と低く、合格者の中でも社会人が約44%、大学生が約24%、高校生が約20%を占めており、これは準1級が高いレベルの英語能力を要求することを示しています。
英検準1級の一次試験は、リーディング、リスニング、ライティングの3技能のスコアを合算して1792点以上で合格となります。一次試験の合格基準点は2250点中1792点で、二次試験は750点中512点です。
英検準1級の筆記テストは90分で、問題数は42問です。ライティングに20~25分かかるため、1問当たり2分弱で答えを出すことが必要です。
以上のことから、英検準1級の合格は非常に難しいと言えます。これは、高い英語能力を有する社会人や学生が多く挑戦していることが原因です。
例えば、ビジネス英語が堪能な社会人や、英語教育に力を入れている大学生などがこの試験に合格しています。
英検準1級に合格するには、単に語彙力や文法知識だけでなく、実践的なリーディング、リスニング、ライティング、そしてスピーキング能力を高いレベルでバランス良く身に付ける必要があります。それにより、この試験の高い合格基準を満たすことができるでしょう。
英検準1級の試験内容
英検準1級の試験は、一次試験と二次試験の二部構成になっています。
一次試験では、リーディング、ライティング、リスニングの3つがあります。
リーディングでは4肢選択式の問題があり、語句の空所補充や内容一致選択などが行われます。
ライティングでは、指定されたトピックに対する英作文が求められ、リスニングでは、様々な現実的なシナリオを基にした問題が出題されます。
各セクションでは、実生活や職場、教養に関連するトピックが幅広く取り上げられます。試験時間は合計で115分です。
二次試験は、スピーキング能力を評価する個人面接形式で行われます。ここでは、自由会話やナレーション、意見を問う質問などがあり、発音、語彙、文法、語法、コミュニケーションの意欲や態度などが審査されます。面接の題材は社会性の高いものが多く、試験時間は約8分間です。
これらの試験内容から、英検準1級は英語のあらゆる面を総合的に評価する試験であると言えます。受験者は、実用的な英語能力だけでなく、幅広い教養や社会性に関する知識も必要とされます。
これは、リーディングやライティングでの多様なトピック、リスニングでの実生活に基づいたシナリオ、スピーキングでの社会的な題材からも明らかです。
英検準1級に合格するためには、英語の基本的な技能だけでなく、幅広い知識と実践的なコミュニケーション能力を身に付ける必要があることが分かります。
英検準1級の攻略法
英検準1級の合格への道のりには、まず過去問題を解くことが大切です。
過去問を通じて、自分のどの分野が不得意なのかを理解しましょう。もしリーディングが弱点なら、リーディングに重点を置いて学習するのが効果的です。同様に、リスニングが不得意な場合は、リスニングの練習を増やすことが推奨されます。
さらに、自分の苦手な部分をより詳しく分析することも重要です。例えば、リーディングで内容一致の問題は解けるけれども、語句の補充が苦手な場合、その部分に特に焦点を当てた学習が必要になります。
次に、それぞれの分野に対してどのようにアプローチすれば効果的かを考えてみましょう。
リーディング
リーディングの勉強において、まずは英検準1級レベルの英単語を習得することが重要です。
これらの単語は、ビジネス、ニュース、学術的なテキストなど、社会の様々な分野で使用されるものです。大学入試などでも出題されるような高度な語彙が多く含まれています。
その後、実際の試験形式に慣れるためには、演習を繰り返し行うことが効果的です。
例えば、実際の英検のリーディングセクションを模した練習問題を解いたり、過去問を利用して時間を計って解くなどの方法があります。これにより、時間内に問題を解く能力を養うことができます。
英検準1級のリーディングで成功を収めるためには、必要な語彙を習得し、実際の試験形式に慣れるための演習を重ねることが最も効果的な勉強法です。これにより、社会の多様な分野で使われる語彙の理解を深め、実際の試験環境でのパフォーマンスを向上させることが可能になります。
リスニング
英検準1級のリスニング対策として、過去問を利用したシャドーイングが有効です。試験のリスニングパートは30分間と長いため、長時間集中して英語を聞く訓練が必要になります。
シャドーイングでは、実際の試験と同じスピードの英語を聞きながら、同時に話者の後を追って話す練習を行います。この方法では、聞き取り能力と同時に発話能力も鍛えられます。
例えば、過去問のリスニング音源を使って、一つ一つの文をリスニングした直後に声に出して繰り返すという方法があります。
さらに、リスニングの練習を30分間連続で行うことで、実際の試験環境における集中力を高めることができます。
実際に、試験では様々なトピックが取り上げられるため、長時間にわたって注意を散らさずに英語を聞く能力が必要です。
英検準1級のリスニングで成功を収めるためには、シャドーイングを通じてリスニングスピードに慣れ、30分間の連続したリスニング練習で集中力を養うことが重要です。これにより、試験の長いリスニングパートにも対応できるようになり、高いスコアを目指すことができます。
ライティング
英検準1級のライティングは、4技能の中でも得点を稼ぎやすい部分です。
ライティングでは、主に社会的なトピックが出題されます。したがって、さまざまな分野の表現を学び、通常は使用しないようなトピックについて自分の意見を形成することが重要です。
例えば、過去の試験問題を使って、社会的なトピックに対して自分の意見を書く練習をすると良いでしょう。この練習では、普段あまり使わない語彙や表現を使って自分の考えを明確に伝える方法を習得することができます。
さらに、書いた内容を音読し、口頭で表現する練習をすることは、ライティングだけでなくスピーキングの練習にもなり、二次試験の準備にもつながります。
英検準1級のライティングで高得点を獲得するためには、社会的なトピックに対する幅広い知識と表現力を身につけることが必要です。過去問を活用して練習を行い、書いた意見を口頭でも表現できるようにすることで、ライティング能力を高めるとともに、スピーキングの準備にも役立てることができます。
スピーキング
英検準1級の二次試験であるスピーキングは、合格率が高いことで知られています。
実際に、一次試験の合格者の80%以上がこの試験に合格しています。スピーキング試験では、瞬時に自分の意見を英語で表現する能力が求められます。
効果的な練習方法としては、日常生活で目にする風景や出来事を英語で説明する練習から始めることが有効です。
たとえば、散歩中に見たものや感じたことを短い英語の文で表現するというシンプルな練習からスタートすると良いでしょう。
また、スピーキングの練習では、実際に声を出すことが重要です。内心での練習に留まってしまうと、本番の試験で声が出なくなるリスクがあります。
具体的には、大きくはっきりとした声で話す練習や、アイコンタクトを交えた会話の練習が効果的です。
英検準1級のスピーキング試験に合格するためには、日常的な場面での英語表現の練習と、実際に声を出して話す練習が重要です。これにより、瞬時に意見を表現する能力を高め、試験での自然な会話を実現することができます。
共通テストで満点
共通テストでの満点獲得は非常に困難です。
総合的な難易度を比較すると、英検準1級より共通テストの方が易しいとされています。しかし、共通テストでは一つでも間違えると満点は逃してしまいますが、英検では合格基準をクリアすれば満点でなくても合格できます。
英検は何度も受験することが可能で、一回の試験にかかるプレッシャーは共通テストに比べて低いでしょう。
例えば、英検準1級にチャレンジして、初回で不合格でも再チャレンジが可能です。一方、共通テストは基本的に年に一度の機会であり、その一発勝負の性質が受験生に大きなプレッシャーを与えます。
さらに、一部の大学では英検準1級の取得が共通テストの高得点に換算される場合があります。
このため、英検準1級を事前に取得しておけば、共通テストにおいて心理的な安心感を得ることができます。
英検準1級の取得は、共通テストでの高得点獲得と比較して、より現実的でリスクが少ない選択肢です。英検準1級は挑戦が必要な高いハードルですが、複数回のチャレンジが可能であり、共通テストへの準備としても有効です。したがって、共通テストの準備として英検準1級への挑戦をお勧めします。
最後に:志望大学に合格をするには?
ここまで英検準1級と共通テストについて見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映