
日本女子大学を志望校に入れたいのですが、学部が7つもあって、どこが受かりやすいのか分かりません。「日本女子大学に受かるには」で調べても勉強法の話ばかりで、結局どの学部のどの入試を受ければいいのかが出てきません。














先に結論を言います。日本女子大学は「大学として受かるか」ではなく「どの学部の、どの方式で受けるか」で難しさが大きく変わる大学です。2026年度の公式入試結果では、学部別の実質倍率が国際文化学部・文学部の2.7倍から建築デザイン学部の4.7倍まで開いています。さらに同じ学部でも、建築デザイン学科は個別選抜型2科目入試が6.7倍、3科目入試が3.7倍と、方式の選び方だけで2倍近く違いました。この記事では、7学部の倍率、方式別の倍率、学科別の合格最低点、英語の配点比重、そして2027年度の学部再編までを、すべて大学公式の数字で整理します。
日本女子大学は東京都文京区の目白キャンパスに全学部が集まる女子大学で、2026年度は13,805人が志願し、4,904人が合格、1,585人が入学しました。志願者数だけを見ると大規模ですが、受験生が実際に向き合うのは「自分が出願する学科の、その方式の枠」です。学部平均の倍率を眺めても出願先は決まりません。逆に、学部と方式の組み合わせごとの数字を並べれば、同じ学力でも合格可能性が変わる場所がはっきり見えます。本稿では、大学が公表していない偏差値や合格最低点を推測で補うことはせず、公式の入試結果と2027年度一般選抜募集要項に書かれている数字だけを使って、出願先を決めるための材料を組み立てます。
目次
- 日本女子大学に受かるには?学部と方式の組み合わせで難易度が変わる
- 【2026年度実績】日本女子大学7学部の実質倍率を横並びで比較
- 入試方式で倍率は変わる|日本女子大学の方式別2026年度実績
- 学部×方式のクロス比較|同じ学部でも方式で倍率が2倍近く違う
- 合格4,904人・入学1,585人|合格者数と入学者数のギャップが示すもの
- 合格最低点は何割?日本女子大学の学科別得点率を公式データで確認
- 学部ごとの科目と配点|英語の比重が最も高いのは英文学科と国際文化学科
- キャンパスと学部再編|2027年に経済学部が新設、家政経済学科は募集停止
- どの学部・どの方式を狙うか|2027年度の募集人員から考える出願設計
- 日本女子大学は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|日本女子大学は学部と方式の組み合わせで合格可能性が変わる
- よくある質問
日本女子大学に受かるには?学部と方式の組み合わせで難易度が変わる
| 知りたいこと | 2026年度の公式データから言える結論 | 最初にすべきこと |
|---|---|---|
| どの学部が受かりやすいか | 実質倍率は国際文化学部・文学部2.7倍が最も低く、建築デザイン学部4.7倍が最も高い | 志望分野の中で、倍率の差がどこから来ているかを確認する |
| どの方式が有利か | 全学部合計では個別選抜型2科目入試4.0倍、3科目入試3.1倍、英語外部試験利用型3.3倍 | 科目数を減らす方式ほど有利とは限らない前提で方式を選ぶ |
| どのくらい取れば合格か | 個別選抜型3科目入試の合格最低点は学科により300点満点で139点〜192点 | 志望学科の得点率を確認し、過去問の素点と比べる |
| 2027年度の変更点 | 経済学部経済学科を新設し、家政学部家政経済学科は学生募集を停止 | 古い学部一覧のまま志望校を組まない |
「日本女子大学に受かるには」という問いは、実際には四つの判断に分かれます。学部を決める、方式を決める、必要な得点率を知る、そして最新の学部構成で出願先を組む。この四つはどれか一つだけでは答えになりません。たとえば倍率が最も低い文学部を選んでも、英文学科は外国語が150点に傾斜配点されるため、英語が弱ければ有利にはなりません。逆に倍率が高い建築デザイン学部でも、2科目入試ではなく3科目入試を選べば、2026年度の実績では6.7倍から3.7倍へ下がりました。数字を組み合わせて読むことが出発点です。














倍率が低い学部を選べばいい、という単純な話ではないのですね。














そのとおりです。倍率は「その学部を受けた集団の中でどれだけ絞られたか」を示す数字で、合格に必要な学力そのものではありません。日本女子大学の場合、倍率が低い学部ほど合格最低点の得点率が高いケースもあります。だから倍率・得点率・配点の三つをセットで見ます。この記事はその順番どおりに並べてあるので、上から読めば出願先を絞れます。
学部別の倍率を見る(第2章)→ 方式別の倍率を見る(第3章)→ 学部と方式を掛け合わせる(第4章)→ 合格者と入学者のギャップを知る(第5章)→ 学科別の得点率を確認する(第6章)→ 配点と英語の比重を確認する(第7章)→ 2027年度の再編を反映する(第8章)→ 募集人員から出願設計を決める(第9章)。この順に読むと、断片的な情報が一つの出願計画にまとまります。
なお本稿では、日本女子大学が公表していない偏差値は扱いません。大学公式サイトに偏差値の掲載はなく、模試事業者が公表する値は受験者集団と実施時期によって変動するためです。代わりに、公式が学科ごとに公表している合格最低点と満点、そこから計算した得点率を使います。これは「何点取れば合格ラインに届いたか」を直接示す数字で、過去問演習の素点とそのまま比べられます。偏差値の数字を探し続けるより、こちらのほうが行動に直結します。
【2026年度実績】日本女子大学7学部の実質倍率を横並びで比較
| 学部 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 建築デザイン学部 | 579人 | 555人 | 117人 | 4.7倍 |
| 家政学部 | 1,549人 | 1,505人 | 332人 | 4.5倍 |
| 食科学部 | 849人 | 827人 | 197人 | 4.2倍 |
| 人間社会学部 | 2,467人 | 2,351人 | 733人 | 3.2倍 |
| 理学部 | 894人 | 867人 | 287人 | 3.0倍 |
| 文学部 | 1,599人 | 1,543人 | 577人 | 2.7倍 |
| 国際文化学部 | 772人 | 751人 | 282人 | 2.7倍 |
| 7学部合計 | 8,709人 | 8,399人 | 2,525人 | 3.3倍 |
2026年度の一般選抜のうち、大学独自の学力試験で選抜する3方式(個別選抜型2科目入試・個別選抜型3科目入試・英語外部試験利用型)を学部単位で合算した公式データです。7学部合計は志願8,709人・受験8,399人・合格2,525人で、実質倍率は3.3倍でした。学部別に見ると、最も高い建築デザイン学部の4.7倍と、最も低い文学部・国際文化学部の2.7倍で1.7倍以上の開きがあります。同じ大学名で括られていても、合格までの絞られ方は学部ごとにまったく違うということです。














倍率が高い学部は、合格者数がそもそも少ないのですね。














鋭い着眼点です。建築デザイン学部は合格117人、食科学部は197人と、合格者の規模が文学部577人や人間社会学部733人に比べて小さい。学部の定員が小さいところに志願が集まると、倍率は跳ね上がります。逆に人間社会学部は志願2,467人と最も多いのに倍率3.2倍にとどまるのは、合格者を733人出しているからです。倍率は「人気」ではなく「志願と合格枠の比」だと理解してください。
📚 用語解説
実質倍率:受験者数を合格者数で割った値。志願者数を使う「志願倍率」と違い、出願したが当日欠席した人を除いて計算するため、実際の競争の厳しさに近い。本稿の学部別倍率は、公式PDFに印字された学科×方式の受験者数・合格者数(正規合格者と追加合格者の合計)を学部単位で合算し、受験者数÷合格者数で求めている。
注意したいのは、この倍率が「学部を受けた人の中での絞られ方」であって、学部同士の学力差をそのまま表しているわけではない点です。倍率が高い学部は、同じくらいの学力層が狭い枠を取り合っているという意味であり、合格ラインの得点率は第6章で見るように学部ごとに別の傾向を示します。学部を絞るときは、まず自分が学びたい分野を決め、その中で倍率と得点率の両方を確認する。「倍率が低いから」という理由だけで興味のない学部に出願しても、入学後の学修意欲が続かず、そもそも合格ラインの科目対策も噛み合いません。
入試方式で倍率は変わる|日本女子大学の方式別2026年度実績
| 入試方式(公式名称) | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 一般選抜(個別選抜型2科目入試) | 1,982人 | 1,920人 | 484人 | 4.0倍 |
| 一般選抜(個別選抜型3科目入試) | 4,472人 | 4,304人 | 1,389人 | 3.1倍 |
| 一般選抜(英語外部試験利用型) | 2,255人 | 2,175人 | 652人 | 3.3倍 |
| 一般選抜(共通テスト利用型 前期3、4科目型) | 2,459人 | 2,447人 | 918人 | 2.7倍 |
| 一般選抜(共通テスト利用型 前期5科目型) | 552人 | 547人 | 243人 | 2.3倍 |
| 一般選抜(共通テスト利用型 後期) | 330人 | 329人 | 118人 | 2.8倍 |
日本女子大学の一般選抜は、大学独自の学力試験を課す「個別選抜型2科目入試」「個別選抜型3科目入試」「英語外部試験利用型」と、大学個別の学力検査を行わない「大学入学共通テスト利用型(前期3、4科目型/前期5科目型/後期)」に分かれます。2026年度の全学部合計では、最も倍率が高いのが個別選抜型2科目入試の4.0倍、最も低いのが共通テスト利用型前期5科目型の2.3倍でした。科目数が少ない方式ほど受けやすく見えるため志願が集まりやすく、結果として倍率が上がるという構図が読み取れます。














科目を減らせるほど倍率が上がるなら、あえて科目数の多い方式を選ぶ手もあるのですか。














その発想は正しいです。ただし条件があります。共通テスト利用型5科目型は倍率2.3倍と最も低い一方で、2026年度の合格者は243人しかいません。母数が小さい方式は、年度ごとの振れ幅も大きくなります。だから「倍率が低いから5科目型だけ出す」のではなく、個別選抜型を軸に据えたうえで、共通テストを併願として重ねるのが現実的です。日本女子大学は同一試験日・同一科目であれば学科をまたいで併願できるので、設計次第で受験機会を増やせます。
📚 用語解説
一般選抜(個別選抜型):日本女子大学が独自に作成した問題で行う筆記試験。2027年度は2科目入試と3科目入試があり、試験日は2月1日・2日・3日の3日間、全科目70分。同一試験日かつ同一科目であれば、出願学科にかかわらず同じ問題が使われるため、科目が合えば1試験日に複数の学部・学科へ出願できる。
📚 用語解説
一般選抜(英語外部試験利用型):英検・TEAP・GTEC・ケンブリッジ英検・IELTS・TOEFL iBTなどのスコアが出願要件を満たすと、英語以外の2科目で受験できる方式。個別選抜型と同じ日に同じ問題を解き、保有スコアに応じて2科目の合計点へ加点される。2027年度の加点は学科により基準Ⅰで10点または20点、基準Ⅱで20点または40点。
方式を選ぶときの実務的な順番は、まず「自分が得点源にできる科目」を確定し、その科目が使える方式を洗い出すことです。たとえば数学が使えるなら、文学部でも2月3日の3科目入試で地理歴史ではなく数学を選べます。英語の外部試験スコアを持っているなら、英語外部試験利用型で英語の試験を免除し、残る2科目に準備時間を集中できます。方式は「受かりやすさ」で選ぶのではなく、「自分の持ち駒を最大限に使えるか」で選ぶ。倍率はその後の確認材料です。
学部×方式のクロス比較|同じ学部でも方式で倍率が2倍近く違う
| 学部 | 個別選抜型2科目 | 個別選抜型3科目 | 英語外部試験利用型 | 共テ利用 前期3、4科目 |
|---|---|---|---|---|
| 家政学部 | 4.1倍 | 6.3倍 | 4.5倍 | 3.3倍 |
| 文学部 | 実施なし | 2.6倍 | 2.9倍 | 2.4倍 |
| 人間社会学部 | 実施なし | 3.0倍 | 3.8倍 | 2.8倍 |
| 理学部 | 2.8倍 | 3.4倍 | 2.7倍 | 2.2倍 |
| 国際文化学部 | 実施なし | 2.7倍 | 2.7倍 | 2.0倍 |
| 建築デザイン学部 | 6.7倍 | 3.7倍 | 3.8倍 | 4.5倍 |
| 食科学部 | 4.2倍 | 4.0倍 | 4.9倍 | 5.3倍 |
ここが本稿でいちばん重要な表です。2026年度の公式PDFに印字された学部×方式の倍率をそのまま並べました。まず気づくのは、個別選抜型2科目入試を実施しているのが家政学部・理学部・建築デザイン学部・食科学部の4学部だけで、文学部・人間社会学部・国際文化学部は実施していないという点です。「日本女子大学は2科目でも受けられる」という説明を一律に当てはめると、志望学部で使えない方式を前提に対策してしまいます。
- 建築デザイン: 2科目6.7倍/3科目3.7倍
- 家政学部: 2科目4.1倍/3科目6.3倍














建築デザイン学部は2科目だと6.7倍なのに、3科目だと3.7倍まで下がるんですね。














そこが方式選びの核心です。建築デザイン学科は2026年度、2科目入試で268人が受験して合格40人、3科目入試では204人が受験して合格55人でした。受験者は2科目のほうが多いのに、合格者は3科目のほうが多い。逆に家政学部は3科目入試が6.3倍と厳しく、2科目入試は4.1倍です。「科目を減らしたほうが楽」は日本女子大学では通用しません。学部ごとに正解が反転します。
同じ学部でも方式によって倍率は大きく動きます。家政学部は学部平均4.5倍ですが、3科目入試だけを見ると6.3倍。国際文化学部は学部平均2.7倍で、3科目入試も英語外部試験利用型も2.7倍と安定していますが、共通テスト利用型前期3、4科目型では2.0倍まで下がりました。出願する方式の倍率を必ず個別に確認してください。
食科学部は逆のパターンです。個別選抜型は2科目4.2倍・3科目4.0倍とほぼ同じ水準ですが、共通テスト利用型前期3、4科目型では5.3倍と全学部で最も高くなりました。2026年度の食科学部は共通テスト利用型前期3、4科目型に122人が志願して合格23人。共通テスト利用型は一般に倍率が下がりやすい方式ですが、募集規模が小さい学部ではその逆が起こります。だからこそ「方式の一般論」ではなく「志望学部のその方式の実数」を見る必要があるのです。
合格4,904人・入学1,585人|合格者数と入学者数のギャップが示すもの
| 学部 | 志願者数(全選抜区分) | 受験者数 | 合格者数 | 入学者数 |
|---|---|---|---|---|
| 文学部 | 3,028人 | 2,966人 | 1,249人 | 382人 |
| 人間社会学部 | 3,842人 | 3,716人 | 1,344人 | 376人 |
| 家政学部 | 2,239人 | 2,189人 | 635人 | 278人 |
| 理学部 | 1,502人 | 1,474人 | 650人 | 223人 |
| 国際文化学部 | 1,141人 | 1,120人 | 480人 | 133人 |
| 建築デザイン学部 | 880人 | 850人 | 241人 | 101人 |
| 食科学部 | 1,173人 | 1,149人 | 305人 | 92人 |
| 全学合計 | 13,805人 | 13,464人 | 4,904人 | 1,585人 |
こちらは総合型選抜・学校推薦型選抜・外国人学生入試まで含めた、2026年度のすべての選抜区分の合計です。全学で13,805人が志願し、4,904人が合格、実際に入学したのは1,585人。合格者数と入学者数の差が大きいのは、日本女子大学の受験生の多くが他大学との併願をしていることを示しています。大学側もそれを見込んで、募集人員を上回る合格者を出しています。














合格者が4,904人もいるのに、入学は1,585人だけなんですね。














併願先に進学した人が多いということです。ここから読み取るべきは二つ。一つは、合格者数が募集人員より多いのは普通であり、募集人員をそのまま割って倍率を計算すると実態からずれること。もう一つは、辞退を見越しているからこそ「追加合格」が出る学科があることです。2026年度は人間社会学部教育学科の3科目入試で正規118人に対し追加6人、心理学科の共通テスト利用型前期3、4科目型で正規46人に対し追加23人が出ています。最後まで結果を確認する価値があります。
📚 用語解説
追加合格:正規合格者の入学手続状況を見て、欠員が出た場合に繰り上げで発表される合格。日本女子大学の公式入試結果では「正規合格者数」と「追加合格者数」が分けて印字され、本稿の合格者数はその合計(公式表の「合格者数合計」)を使っている。学科・方式によって追加合格が0人の年もあれば、二桁出る年もある。
この表からもう一つ見えるのは、学部の規模差です。入学者数は文学部382人・人間社会学部376人が多く、食科学部92人・建築デザイン学部101人は小規模です。規模が小さい学部は、志願者が少し増減しただけで倍率が大きく動きます。建築デザイン学部の個別選抜型2科目入試が6.7倍という高い値になったのも、受験268人に対して合格40人という小さな枠だったためです。小規模学部を狙う場合は、単年度の倍率に一喜一憂せず、複数の方式に出願して受験機会そのものを増やす設計が有効です。
合格最低点は何割?日本女子大学の学科別得点率を公式データで確認
| 学科(個別選抜型3科目入試) | 合格最低点 | 満点 | 得点率 |
|---|---|---|---|
| 食科学部 食科学科 | 192点 | 300点 | 約64.0% |
| 食科学部 栄養学科 | 187点 | 300点 | 約62.3% |
| 家政学部 児童学科 | 167点 | 300点 | 約55.7% |
| 家政学部 被服学科 | 169点 | 300点 | 約56.3% |
| 建築デザイン学部 建築デザイン学科 | 174点 | 300点 | 約58.0% |
| 理学部 化学生命科学科 | 172点 | 300点 | 約57.3% |
| 理学部 数物情報科学科 | 139点 | 300点 | 約46.3% |
| 人間社会学部 現代社会学科 | 173点 | 300点 | 約57.7% |
| 人間社会学部 心理学科 | 166点 | 300点 | 約55.3% |
| 人間社会学部 社会福祉学科 | 150点 | 300点 | 約50.0% |
| 人間社会学部 教育学科 | 148点 | 300点 | 約49.3% |
| 文学部 歴史文化学科 | 160点 | 300点 | 約53.3% |
| 文学部 日本語日本文学科 | 185点 | 350点 | 約52.9% |
| 文学部 英文学科 | 187点 | 350点 | 約53.4% |
| 国際文化学部 国際文化学科 | 171点 | 320点 | 約53.4% |
日本女子大学は学科×方式ごとに合格最低点と満点を公表しています。2026年度の個別選抜型3科目入試では、得点率が最も高いのが食科学部食科学科の約64.0%、最も低いのが理学部数物情報科学科の約46.3%でした。ここで注目したいのは、第2章で見た倍率の順位と、この得点率の順位が一致していない点です。倍率2.7倍と低い文学部でも、日本語日本文学科は350点満点で185点(約52.9%)が必要でした。一方で倍率3.0倍の理学部数物情報科学科は約46.3%です。倍率と得点率は別の指標であり、両方を見て初めて実像がつかめます。














同じ学科でも、2科目入試のほうが高い得点率を求められているように見えます。














そのとおりです。建築デザイン学科は2科目入試が200点満点で128点(約64.0%)、3科目入試が300点満点で174点(約58.0%)。食科学科も2科目68.0%に対して3科目64.0%です。科目が少ないほど1科目の失点が響き、上位層が集まるので合格ラインが上がる。ただし数物情報科学科だけは2科目49.5%・3科目46.3%とどちらも低めです。学科によって傾向が違うので、志望学科の数字を必ず個別に確認してください。
📚 用語解説
得点調整:日本女子大学は2027年度一般選抜募集要項で「各科目の得点は難易度差による有利・不利が生じないよう得点調整を行います」と明記している。選択科目間で難易度差が出た場合に素点をそのまま使わず調整するため、公表される合格最低点は調整後の得点である。自己採点の素点と完全には一致しない点に注意する。
得点率を対策に使うときは、志望学科の合格最低点を「過去問で毎回超えるべきライン」ではなく、「そこを下回ったら不合格だった最低ライン」と捉えます。合格者の平均点はこれより上です。実務的には、志望学科の得点率に10ポイントほど上乗せした水準を演習目標に置くと安全です。例えば人間社会学部教育学科なら約49.3%が最低ラインなので、300点満点で180点前後を安定して取れる状態を目指す。数字を「目標」に変換してはじめて、日々の勉強量が決まります。家政学部の学科別データをさらに詳しく見たい場合は、日本女子大学家政学部の偏差値・倍率の記事で学科ごとの内訳を確認できます。
学部ごとの科目と配点|英語の比重が最も高いのは英文学科と国際文化学科
| 学科(2027年度 個別選抜型3科目入試) | 満点 | 英語の配点 | 英語の比重 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 文学部 英文学科 | 350点 | 150点 | 約42.9% | 外国語を150点に傾斜配点 |
| 国際文化学部 国際文化学科 | 320点 | 120点 | 約37.5% | 外国語を120点に傾斜配点 |
| 文学部 日本語日本文学科 | 350点 | 100点 | 約28.6% | 国語を150点に傾斜配点 |
| 人間社会学部 各学科 | 300点 | 100点 | 約33.3% | 英語・国語+選択1科目 |
| 経済学部 経済学科 | 300点 | 100点 | 約33.3% | 2027年4月新設 |
| 理学部 数物情報科学科 | 300点 | 100点 | 約33.3% | 数学が必須 |
| 食科学部 食科学科・栄養学科 | 300点 | 100点 | 約33.3% | 数学・理科から2科目 |
2027年度一般選抜募集要項によると、個別選抜型3科目入試の満点は学科によって300点・320点・350点の3種類があります。差を生むのは傾斜配点です。文学部英文学科は外国語を100点満点から150点満点へ、国際文化学部国際文化学科は100点満点から120点満点へ換算します。逆に文学部日本語日本文学科は国語を150点へ傾斜させるため、英語の比重は約28.6%と3科目入試のなかで最も低くなります。「文学部だから英語重視」ではなく、学科単位で配点が設計されているということです。














英語が得意なら英文学科や国際文化学科が有利、ということですか。














配点の面ではそうです。ただし合格最低点で見ると、英文学科は350点満点で187点(約53.4%)、国際文化学科は320点満点で171点(約53.4%)と、どちらも5割台半ばが必要でした。英語の傾斜が効くのは「英語で稼いだ分が大きく反映される」という意味であって、他の科目を捨てていいという意味ではありません。英語外部試験のスコアを持っているなら、英語外部試験利用型で英語を免除し、国語と選択科目に集中する戦い方もあります。
📚 用語解説
傾斜配点:特定の科目の満点を他の科目より高く設定して合否判定に使う方式。日本女子大学の2027年度個別選抜型3科目入試では、文学部英文学科の外国語と文学部日本語日本文学科の国語を100点から150点へ、国際文化学部国際文化学科の外国語を100点から120点へ換算する。得意科目と傾斜科目が一致すると有利に働く。
2027年度の一般選抜(英語外部試験利用型)では、出願要件を満たしたうえで一定以上のスコアを持つと英語以外の2科目の合計点に加点されます。基準Ⅰは英検CSE2100・TEAP260・GTEC1050・IELTS4.5など、基準Ⅱは英検CSE2300・TEAP309・GTEC1180・IELTS5.5など。加点幅は学科により基準Ⅰで10点または20点、基準Ⅱで20点または40点で、英文学科・教育学科・国際文化学科が最大の20点/40点に設定されています。
理系志望の場合は科目の必須条件も確認が必要です。理学部数物情報科学科は個別選抜型2科目入試でも3科目入試でも数学が必須で、2科目入試では数学に加えて英語か理科から1科目を選びます。食科学部の食科学科・栄養学科は英語が必須で、残りを数学・理科から選択します。建築デザイン学科は英語必須のうえ、国語・数学・理科(物理)から選ぶ形です。文系・理系という大まかな区分ではなく、学科ごとに指定された組み合わせで準備科目を決めてください。
キャンパスと学部再編|2027年に経済学部が新設、家政経済学科は募集停止
| 年度 | 大学公式が示す学部再編 | 受験生への影響 |
|---|---|---|
| 2022年度 | 理学部2学科の名称変更 | 数物情報科学科・化学生命科学科の名称で募集 |
| 2023年度 | 国際文化学部を開設 | 人間社会学部文化学科の系譜が独立した学部に |
| 2024年度 | 建築デザイン学部を開設 | 住居分野が独立し、2科目入試も実施 |
| 2025年度 | 食科学部を開設 | 食科学科・栄養学科の2学科体制 |
| 2027年度 | 経済学部を開設 | 家政学部家政経済学科は2027年4月より募集停止 |
| 2028年度 | ファッションデザイン学部・人間科学部を開設(構想中) | 被服・心理分野の再編が予定 |
| 2029年度 | 理工学部を開設(構想中) | 理工系がさらに拡充される予定 |
日本女子大学は数年単位で学部を新設・改組しています。大学公式の学部一覧によると、国際文化学部は2023年度、建築デザイン学部は2024年度、食科学部は2025年度の開設です。そして2027年度一般選抜募集要項の2ページには「2027年4月に経済学部経済学科を新設します。これに伴い、家政学部家政経済学科は2027年4月より学生募集を停止いたします」と明記されています。2027年度入試を受ける受験生にとって、これは志望学部リストを組み直す必要がある重要な変更です。














家政経済学科がなくなるなら、経済系を目指す人はどうすればいいのですか。














2027年度からは経済学部経済学科が受け皿になります。募集人員は個別選抜型2科目入試が20人、3科目入試が30人、英語外部試験利用型が2人、共通テスト利用型前期3、4科目型が6人です。2科目入試は英語必須で、2月1日は国語、2月2日と2月3日は国語か数学から1科目を選ぶ形。新設学部は前年度の倍率データが存在しないため、家政経済学科の2026年度実績(個別選抜型2科目入試4.7倍、3科目入試7.0倍)を参考値として押さえておくと心構えができます。
2027年度入試では家政学部家政経済学科の募集が停止されます。家政学部で一般選抜の募集があるのは児童学科と被服学科です。ネット上の古い記事や過去の赤本の学部一覧をそのまま使うと、募集していない学科を志望校に入れてしまいます。学部・学科構成は必ず出願年度の公式募集要項で確認してください。
キャンパスについても誤解が残りやすいポイントです。日本女子大学はかつて神奈川県川崎市の西生田キャンパスに人間社会学部を置いていましたが、創立120周年の2021年4月に人間社会学部が目白キャンパスへ移転し、4学部15学科と大学院が目白に統合されました。現在は全学部が東京都文京区の目白キャンパス(目白台2-8-1)で学びます。西生田キャンパスは附属中学校・高等学校の所在地です。「学部によって通学先が変わる」という前提で下宿や通学時間を検討する必要はありません。
どの学部・どの方式を狙うか|2027年度の募集人員から考える出願設計
| 学部 | 2科目入試 | 3科目入試 | 英語外部試験利用型 | 共テ前期3、4科目型 |
|---|---|---|---|---|
| 文学部 | 実施なし | 140人 | 14人 | 28人 |
| 経済学部 | 20人 | 30人 | 2人 | 6人 |
| 人間社会学部 | 実施なし | 184人 | 12人 | 14人 |
| 国際文化学部 | 実施なし | 40人 | 10人 | 3人 |
| 理学部 | 56人 | 24人 | 6人 | 20人 |
| 建築デザイン学部 | 18人 | 36人 | 4人 | 6人 |
| 家政学部 | 50人 | 5人 | 4人 | 12人 |
| 食科学部 | 34人 | 18人 | 2人 | 5人 |
2027年度一般選抜募集要項に記載された学科別募集人員を、学部単位で合計した表です。注目すべきは、学部によって「主戦場となる方式」がまったく違うことです。文学部と人間社会学部は3科目入試に募集人員が集中し、家政学部は逆に2科目入試が50人・3科目入試が5人と、2科目入試が主戦場になっています。理学部も2科目入試56人に対し3科目入試24人です。つまり「その学部で大学が最も多く採る方式」を外すと、同じ学力でも合格の可能性は下がります。














募集人員が多い方式を選ぶのが基本、ということですね。














それが土台です。そのうえで倍率と得点率を重ねます。たとえば家政学部志望なら、募集人員が多い2科目入試を軸に据える。2026年度の倍率も2科目4.1倍のほうが3科目6.3倍より緩やかでした。逆に建築デザイン学部志望なら、募集人員は3科目36人・2科目18人で3科目が多く、倍率も3科目3.7倍のほうが2科目6.7倍より緩やか。募集人員と倍率が同じ方向を指している学部は、迷わずその方式を軸にできます。
出願スケジュールも設計の一部です。2027年度は個別選抜型と英語外部試験利用型の出願が1月5日から1月15日まで、試験日が2月1日・2日・3日、合格発表が2月15日。共通テスト利用型の前期は1月22日まで出願でき、後期は2月13日から2月25日まで出願して3月6日に発表されます。前期の結果を見てから後期に出願できるため、共通テスト利用型後期は最後の受験機会として設計に組み込めます。2026年度の共通テスト利用型後期は志願330人・合格118人で倍率2.8倍でした。
日本女子大学は「普通の対策」では受からない
結論から言います。日本女子大学を狙うなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の対策」では厳しいです。学部と方式の組み合わせごとに倍率も合格最低点も違い、しかも2027年度からは経済学部の新設と家政経済学科の募集停止という再編が入ります。必要なのは情報を集めることではなく、集めた数字を毎日の学習量に変えて、それを最後まで実行し続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、学部と方式の選択を最後まで詰めきれない
独学でも公式PDFは読めます。しかし建築デザイン学部の2科目入試6.7倍と3科目入試3.7倍を見比べ、募集人員が3科目36人・2科目18人であることまで踏まえて出願方式を確定し、そこから逆算した今日の勉強量を毎日更新し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に表れます。
映像授業・アプリだけでは、学科ごとの配点差に対応できない
映像授業は理解の助けになりますが、英文学科の外国語150点、国際文化学科の外国語120点、日本語日本文学科の国語150点という傾斜配点の違いに合わせて、今日どの科目に何分使うかまで指示してくれるわけではありません。万人向けの講義を見るだけでは、志望学科の配点と自分の失点原因を結ぶ行動計画が作られないままになります。
集団授業の大手予備校では、平均的な計画に寄ってしまう
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、食科学科のように300点満点で192点(約64.0%)が必要な受験生と、数物情報科学科のように139点(約46.3%)がラインの受験生へ同じ密度で対応することは困難です。学科ごとに必要な得点率が20ポイント近く違う大学では、平均的な進度とは別の個別計画が要ります。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行までは追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、2月1日から3日の3日間をどう使うかという併願設計や、共通テスト利用型を含めた出願計画を毎週更新し、そのうえで日々の演習量まで確認し続けることは難しくなります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量が確認されなければ、失点は同じ場所に残ります。














教材の種類より、学部と方式に合わせて日々の行動が続く仕組みを選ぶことが大事なのですね。














そのとおりです。日本女子大学の倍率も配点も合格最低点も、公式資料を読めば分かります。差がつくのは、その情報を今日解く問題数、復習の範囲、過去問の得点目標へ変換し、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾は、そこを一日単位で設計して毎週の確認へつなげます。
だからこそ、日本女子大学を本気で狙うなら、学部と方式の選択から日々の行動管理までを一体で設計する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、日本女子大学の公式入試結果と2027年度募集要項を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口という固定の六つの特徴を、日本女子大学対策へどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、日本女子大学向けには具体的に何が変わるのでしょうか。














志望学科の合格最低点を目標得点に変換し、そこから逆算して科目ごとの優先順位を決めます。英文学科なら外国語150点の傾斜を踏まえた英語の演習量、食科学科なら約64.0%という高い得点率に届くための理科と数学の配分。「今日は何をどこまでやるか」を数値で示し、確認テストで定着を確かめます。大学名だけの一般論ではなく、学科と方式に合わせて行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
日本女子大学は学部と方式で必要な科目と配点が変わります。志望学科の満点・傾斜配点・必須科目を整理し、そこから逆算した一日ごとの学習量に落とすので、何をするか迷う時間を減らせます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ日本女子大学志望でも、食科学科で約64.0%を狙う人と数物情報科学科で約46.3%がラインの人では行動が違います。公式の得点率と現在の答案を結び、生徒ごとに優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
個別選抜型の3日間と共通テスト利用型を並行して準備すると、計画は崩れやすくなります。日々の進捗と毎週の確認テストで、遅れや同じ誤答の繰り返しを早い段階で見つけて修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
日本女子大学は得点調整を行うため、素点の感覚だけでは合否の距離を測れません。難関大学受験に精通した専属講師が答案から失点の原因を特定し、具体的な行動へ変換します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、日本女子大学の個別選抜型2科目・3科目、英語外部試験利用型、共通テスト利用型を一つの計画にまとめられます。総合型選抜や英語資格の対策とは混同せず、一般選抜の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、どの学部を志望しているか、どの方式を軸にするか、英語外部試験のスコアを持っているかといった前提から相談できます。入会前に管理方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、日本女子大学のどの学部を軸にするか、個別選抜型と共通テスト利用型をどう組み合わせるかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
日本女子大学の学部選びと出願設計を無料説明会で相談できます
まとめ|日本女子大学は学部と方式の組み合わせで合格可能性が変わる
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 学部別の実質倍率(2026年度) | 国際文化学部・文学部2.7倍〜建築デザイン学部4.7倍。7学部合計は3.3倍 |
| 方式別の倍率(2026年度) | 個別選抜型2科目4.0倍・3科目3.1倍・英語外部試験利用型3.3倍・共テ前期5科目型2.3倍 |
| 学部×方式の落とし穴 | 建築デザインは2科目6.7倍/3科目3.7倍、家政は2科目4.1倍/3科目6.3倍と逆転する |
| 合格最低点の得点率 | 3科目入試は数物情報科学科の約46.3%から食科学科の約64.0%まで開く |
| 英語の比重 | 英文学科約42.9%・国際文化学科約37.5%が高く、日本語日本文学科は約28.6% |
| 2027年度の変更 | 経済学部経済学科を新設、家政学部家政経済学科は学生募集を停止 |
| キャンパス | 全学部が目白キャンパス。西生田キャンパスは附属中学校・高等学校 |














「日本女子大学に受かるには」の答えは、学部と方式をどう組み合わせるかだったんですね。














それがこの記事の結論です。2026年度は8,399人が受験して2,525人が合格しました。厳しい選抜ですが、学部と方式の組み合わせによって倍率は2.0倍から6.7倍まで動きます。自分が学びたい分野の中で、募集人員が多く倍率が緩やかな方式を選び、公表されている合格最低点を目標得点に変えて毎日の勉強を積む。この順番で進めれば、漠然とした不安は具体的な計画になります。
最後に注意点を一つ。日本女子大学を調べるとき、第三者サイトの偏差値や数年前の倍率だけを見て結論を出さないでください。この大学は2023年度から2029年度にかけて学部の新設・改組が続いており、学科構成そのものが変わります。倍率は出願する年度の1年前の公式入試結果を、科目・配点・募集人員は出願年度の公式募集要項を確認する。そのうえで、自分の答案と照合して毎日の学習量まで決めることが、合格可能性を高める最も再現性のある進め方です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 学部別の倍率 | 7学部の実質倍率を比較した章 |
| 方式別の倍率 | 方式別2026年度実績の章 |
| 合格最低点・何割 | 学科別得点率の章 |
| 科目・配点・英語 | 配点と英語の比重の章 |
| 学部再編・キャンパス | 2027年度の再編とキャンパスの章 |
- 家政学部: 3科目6.3倍/共テ3.3倍
- 食科学部: 3科目4.0倍/共テ5.3倍
- 文学部: 3科目2.6倍/共テ2.4倍
Q. 日本女子大学で最も倍率が低い学部はどこですか?
A. 2026年度の一般選抜(個別選抜型2科目入試・3科目入試・英語外部試験利用型の合算)では、文学部と国際文化学部がともに実質倍率2.7倍で最も低い値でした。次いで理学部3.0倍、人間社会学部3.2倍です。最も高いのは建築デザイン学部の4.7倍で、家政学部4.5倍、食科学部4.2倍が続きます。7学部合計は3.3倍でした。
Q. 日本女子大学の一般選抜にはどんな方式がありますか?
A. 2027年度は、大学独自の問題で行う「個別選抜型(2科目入試・3科目入試)」、英語の外部試験スコアで英語を免除する「英語外部試験利用型」、大学個別の学力検査を行わない「大学入学共通テスト利用型(前期3、4科目型・前期5科目型・後期)」があります。個別選抜型と英語外部試験利用型の試験日は2月1日・2日・3日で、全科目70分です。
Q. 個別選抜型2科目入試はすべての学部で受けられますか?
A. 受けられません。2026年度に個別選抜型2科目入試を実施したのは家政学部・理学部・建築デザイン学部・食科学部の4学部で、文学部・人間社会学部・国際文化学部は実施していません。2027年度は新設の経済学部経済学科でも2科目入試(募集人員20人)が実施されます。志望学部で使える方式かどうかを必ず確認してください。
Q. 日本女子大学の合格最低点は何割くらいですか?
A. 2026年度の個別選抜型3科目入試では、300点満点の学科で139点〜192点、得点率にして約46.3%〜約64.0%でした。最も高いのが食科学部食科学科の約64.0%(192点/300点)、最も低いのが理学部数物情報科学科の約46.3%(139点/300点)です。学科と方式ごとに公表されているため、志望学科の数値を個別に確認してください。
Q. 日本女子大学の偏差値はいくつですか?
A. 日本女子大学が公表する公式偏差値はありません。偏差値は模試事業者が受験者集団から算出する相対指標なので、出典と受験時期を確認して使う必要があります。本稿では代わりに、大学が公表している学科別の合格最低点と満点、そこから求めた得点率を難易度の目安として使っています。
Q. 2027年度から日本女子大学の学部構成は変わりますか?
A. 変わります。2027年度一般選抜募集要項に「2027年4月に経済学部経済学科を新設します。これに伴い、家政学部家政経済学科は2027年4月より学生募集を停止いたします」と明記されています。大学公式の学部再編ロードマップでは、2028年度にファッションデザイン学部と人間科学部、2029年度に理工学部の開設が構想段階として示されています。
Q. 日本女子大学のキャンパスは学部によって違いますか?
A. 違いません。2021年4月に人間社会学部が西生田キャンパス(神奈川県川崎市)から目白キャンパスへ移転し、4学部15学科と大学院が目白に統合されました。現在は全学部が東京都文京区の目白キャンパスで学びます。西生田キャンパスは附属中学校・高等学校の所在地です。
Q. 英語外部試験のスコアがあると有利になりますか?
A. 英語外部試験利用型に出願でき、英語以外の2科目で受験できます。さらに一定以上のスコアがあると2科目の合計点に加点されます。2027年度の加点は学科により基準Ⅰで10点または20点、基準Ⅱで20点または40点で、英文学科・教育学科・国際文化学科が最大の20点/40点です。ただし2026年度の英語外部試験利用型の倍率は全学部合計で3.3倍と、3科目入試の3.1倍より高い点には注意が必要です。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
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