始めに:【英検準1級対策】一発合格するための勉強法や頻出単語を徹底解説!
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本日はどのような記事になりますか?
本日は【英検準1級対策】一発合格するための勉強法や頻出単語を徹底解説!
というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
英検準1級について
英検準1級の試験内容
・一次試験
一次試験は、筆記試験(90分間)とリスニング試験(約30分間)の二部構成で行われます。筆記試験にはリーディングとライティングのセクションがあり、その後でリスニング試験が実施されます。リーディングとリスニングの問題は選択式の形式で、ライティングは記述式で評価されます。
・二次試験
二次試験はスピーキングに焦点を当てた形式で、試験官と受験者の一対一の面接が行われます。この試験では、日常の軽い会話からスタートし、漫画の4コマをナレーションし、そのイラストに基づく質問に答え、さらには受験者の個人的な意見を求める質問にも答える必要があります。特に、社会的なトピックに関する問題が含まれます。
英検準1級の難易度
英検準1級は非常に高度な英語能力を要求されるテストであり、その難しさは英検シリーズの中で2番目に位置づけられています。この試験では、日常生活を超えた英語使用の場面に対応可能な語彙とスキルが求められるため、受験者は広範囲な語彙を身につける必要があります。
公式には「大学中級程度」と表現されており、社会人として必要な英語力を備えていることが要求されます。具体的には、準1級をクリアするためには7,500~9,000語の語彙が必要ですが、一段階下の英検2級では4,000~6,000語で済むことから、この二つのレベル間には明確な隔たりが存在します。
英検準1級の合格点・合格率
・一次試験の合格点
一次試験の評価にはCSEスコアが採用されており、この点数によって受験生の合否が決定されます。試験はリーディング、リスニング、ライティングの3つのセクションから構成されており、それぞれのセクションで750点満点を獲得することができます。
これらのセクションを合わせたトータルで1792点以上を記録することが、試験の合格基準とされています。実際には、これを達成するためには各セクションで約80%の正答率を達成することが求められます。
・二次試験の合格点
二次試験においても、CSEスコアが用いられるため、受験者の成績はこの基準によって評価されます。この試験では最高点が750点で設定されており、合格ラインとしては512点以上が必要とされています。
・英検準1級の合格率
2015年の英検準1級の合格率は16.0%であり、これはこの試験が非常に困難であることを示しています。この低い合格率は、合格には相当の準備と勉強が必要であることを明らかにしています。
英検準1級のメリット
英検準1級を取得する利点は多岐にわたります。特に中学生や高校生にとっては、この資格を持っていることが学校の推薦入試や特別選考の機会を増やし、一部の入試での加点の対象となることが大きなメリットです。社会人にとっても、英検準1級の保持はその英語能力を証明する強力なツールとなり、職場での昇進や転職時のアドバンテージとして機能します。
この資格が学生にとって有利な理由は、多くの高等教育機関が英語力を重視しているからです。例えば、ある有名大学では、英検準1級を持つ受験生に対して特別枠を設け、入学試験の際に追加点を与えています。このような制度は、学生が学業以外で優れた能力を持っていることを認め、それを評価するためのものです。
社会人にとっても、高度な英語能力が求められる職場では、英検準1級の資格がキャリアアップのための重要な要素になり得ます。実際に、国際的なプロジェクトを扱う企業では、この資格を持つことが昇進の決め手となる場合があります。特に、英語を使った交渉やプレゼンテーションが日常的に求められる環境では、英検準1級はその能力の高さを示す証明書として機能します。
以上の点から、英検準1級を取得することは、教育的な進路や職業的なキャリアにおいて顕著な利点をもたらします。この資格は、それ自体が個人の英語運用能力を高いレベルで認証するものであり、多くの機会を開く鍵となるのです。
英検準1級の勉強方法
単語
英検準1級での成功には、語彙の習得が非常に重要です。リーディングセクションにおいて、多くの文法問題が実際には語彙の理解に依存しており、解答の鍵を握っています。例えば、この試験の文法セクションで出される25問のうち、20問以上が語彙に関連する問題であることが多いです。これは、充分な語彙力がなければ多くの問題を解くことが困難であることを意味しています。
特に、英検準1級の試験対策として推奨される『英検準1級 でる順パス単』という単語帳は、この語彙学習に特化しています。この単語帳は、頻出の単語を重点的に掲載しており、それぞれの単語には実際の例文が付されています。
学習者はこれらの例文を活用して単語を音読し、文脈の中での用法を身につけることができます。この方法により、単語だけでなく、その使用環境も理解することができるため、試験での適用が容易になります。
長文読解
英検準1級のリーディングセクションは、16問の長文読解問題で構成されており、その内容は科学、医学、歴史などのアカデミックなトピックに基づいています。このセクションでの成功は、高度な読解力の発揮を必要とします。このために、ただ単に過去問を解くだけでなく、各文を細かく分析して単語や文構造を理解するアプローチが推奨されます。
特に、長文読解の能力を高めるためには、各文を詳細に分析することが重要です。例えば、特定の過去問において、科学論文から抜粋された文章を用いた場合、そこに含まれる専門用語や熟語の意味をきちんと理解しながら読み進める必要があります。さらに、解答した後にその文章を再度音読し、理解と速読の両方を同時に鍛えることが効果的です。
このような練習を繰り返すことによって、読解速度と理解力が向上します。初回の読みでは大まかな内容を掴み、二回目の読みでは細かな表現や論理の流れを確認し、三回目で読むスピードを増していくことで、長文読解の習熟度を高めることができます。
したがって、英検準1級で長文読解セクションを制するには、適切な学習方法として過去問を用いた徹底的な読解練習が不可欠です。このアプローチを取ることで、高度なアカデミックな内容の理解が可能となり、試験での成功がぐっと近づきます。
英作文(ライティング)
英作文セクションでは、指定されたテーマに基づいて自らの見解を英語で論理的に展開することが求められます。この作業は複雑に思えるかもしれませんが、効果的なテンプレートを利用することで意外と簡単に対応できます。
具体的には、「自分の意見 → 理由① → 理由② → 結論」の形式で文章を構成すると良いでしょう。文章の初めには「I believe that~(私は~と信じています)」や「In my view~(私の見解では)」といったフレーズで自分の主張を明確に提示します。
その後、「Firstly」や「Secondly」という言葉を使って二つの具体的な理由を提供し、最終的に「For these reasons」で自分の意見を再確認しながら結論へと導きます。
この書き方を実践する一つの例として、ある過去問では「テクノロジーが教育に与える影響」について論じる課題が出されました。
この際、受験者はまず自分の立場を明確に述べ(例:「I believe that technology has a positive impact on education」)、次に具体的な理由を二つ提供します(例:「Firstly, it enhances access to educational resources」および「Secondly, it encourages interactive learning」)。最後に、「For these reasons, I firmly support the integration of technology in education」と結論を述べることで、論理的で説得力のあるエッセイを完成させることができます。
このテンプレートを使用することで、英作文のスキルは着実に向上します。実際に、このフォーマットに従って多くの過去問を解いていくことで、論理的な思考と表現のクリアさが自然と身につき、試験での成績向上に繋がるでしょう。この方法は、英語での効果的な意見表明の基礎を築くのに非常に役立ちます。
リスニング
英検準1級のリスニング試験は三つのパートに区分されており、それぞれが異なるタイプの聴解力を要求します。パート1では一般的な対話が、パート2では短いナラティブが、そしてパート3では日常生活で遭遇するアナウンスメントや指示の音声が扱われます。
これらのセクションで共通するのは、音声が速く再生されるため、多くの受験者が聴き取りに苦労する点です。聴き取れなかった場合は、ただ放置するのではなく、音声のスクリプトを参照して何が言われていたのかを確認することが推奨されます。
特に、リスニングでの理解を深めるためには、スクリプトを利用して言葉のつながり(リンキング)や音の省略(リダクション)など、自然な英語の発音の特徴を学ぶことが有効です。例として、パート1の会話で「gonna」や「wanna」といったカジュアルな表現が使われる場面があります。これらはスクリプトを見ることで「going to」や「want to」と正式な形が理解でき、日常英語の理解が深まります。
さらに、聞いた音をそのまま真似て発声する練習を行うことで、リスニング能力だけでなく、発音の正確性も向上します。
したがって、リスニングの各セクションで聞き取りにくい部分があった場合でも、スクリプトを活用して言葉のつながりや省略される音を確認し、実際に声に出して練習することが、聴解力向上の鍵となります。このような戦略的なアプローチにより、英検準1級リスニングの難易度を乗り越えることが可能です。
スピーキング
スピーキングテストでは、実際に英語を流暢に話す能力が評価されます。多くの人は英語を読むことや聞くことには慣れていますが、実際に話すことは難しいと感じることが一般的です。スピーキングのスキルを向上させるためには、日常生活で積極的に英語を話す習慣を身につけることが重要です。
例えば、日々の出来事を英語で独り言として話すことは、言語処理能力を自然に高める方法として効果的です。さらに、オンラインの英会話サービスを活用して、実際の会話形式で練習することも有効です。これにより、リアルな対話の中で即座にフィードバックを受けることが可能となり、通常では気づきにくい課題を改善できます。
このように、日常的に英語を口にする習慣を持つことで、スピーキングの自信と能力を段階的に構築することができます。また、オンライン英会話を通じての実践は、実際のスピーキングテストの雰囲気に近い環境での練習になるため、テストの準備に直接的に役立ちます。
最終的に、これらの練習を通じて、英語を話す際の自然なフローを身につけ、スピーキングテストで高いパフォーマンスを発揮することが期待できます。このアプローチにより、英語を話す際の不安を減らし、より流暢で自然な表現が可能になります。
英検準1級の頻出単語・熟語
英検準1級の頻出単語
動詞
・conduct(指揮する、案内する)
・absorb(吸収する)
・operate(働く、仕事をする)
・demonstrate(論証する、説明する)
・monitor(監視する)
・protest(断言する、主張する)
・confirm(確かめる、確認する)
・discourage(勇気を失わせる、落胆させる)
形容詞
・religious(宗教上の、宗教的な)
・complex(複合の、複雑な)
・risky(危険な、冒険的な)
・harsh(不快な、厳しい)
・capable(有能な)
・toxic(有毒な、中毒性の)
・former(前の、以前の)
・adequate(十分な、適切で)
名詞
・aid(援助)
・income(収入)
・budget(予算)
・revenue(収益)
・discomfort(不快)
・confession(告白)
・contradiction(矛盾)
・measure(手段、方法)
副詞
・eventually(最終的に、結局は)
・previously(以前に、前もって)
・consequently(その結果として、したがって)
・typically(典型的に、例によって)
・relatively(相対的に、比較的に)
・definitely(明確に、確実に)
・frequently(頻繁に)
・ultimately(最後に、ついに)
英検準1級の頻出熟語
・be committed to (~に全力を注いでいる、尽力している)
・be obsessed with (~で頭がいっぱいである、~に取りつかれている)
・bring about (~をもたらす、引き起こす)
・catch up on (~についていく、~に遅れずについていく)
・cope with (~に対処する、立ち向かう)
・cut back on (~の量を減らす、~を短くする)
・get down to (~に取り掛かる)
・in response to (~に応えて、反応して)
最後に:英検に合格をするには?
ここまで【英検準1級対策】一発合格するための勉強法や頻出単語を徹底解説!
について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映