
来月英検の二次試験(面接)なんですけど、ネットで「面接官には当たり外れがある」って書き込みを見て不安になっています……。優しい面接官と厳しい面接官がいて、運が悪いと不合格になりやすいって本当なんでしょうか?面接官って、そもそもどんな人がやっているんですか?











結論から言うと、英検協会の公式サイト「採点の質を確保するための方策」を見る限り、面接委員(面接官)は誰でもなれるわけじゃなくて「採用前トレーニングと採用テストを課すことで、面接委員としての基本的な質を担保」されている人たちだよ。しかも採点基準自体は面接委員が個人で決めているものではなく、外部有識者の意見を取り入れて作られている。この記事では①面接委員の採用条件→②級による人数体制の違い→③採点基準を作っているのは誰か→④「当たり外れ」を防ぐ公式の仕組み→⑤級別の評価の観点→⑥1級・準1級と2級以下の違い→⑦面接の流れと所要時間→⑧面接官の対応にどう向き合うか→⑨ライティングにはある再採点制度がスピーキングにはないという事実、の順に、英検協会公式サイト(eiken.or.jp)のデータだけを根拠に整理していくね。
この記事は、英検対策を専門コースで指導する「鬼管理専門塾」が、公益財団法人日本英語検定協会の公式サイト(採点の質を確保するための方策・各級の試験内容ページ・バーチャル二次試験ページ)をもとに、面接官(面接委員)の採用条件から当日の対応まで整理したガイドです。二次試験の級別対策や一次試験免除について詳しく知りたい場合は既存記事英検一次試験免除の条件と申請方法、当日の持ち物は英検一次試験・二次試験の持ち物リストにそれぞれ詳しくまとめているので、あわせて確認してください。
目次
英検の面接官(面接委員)とは?採用前トレーニングと採用テストを通過した人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 面接委員(受験者からは一般に「面接官」と呼ばれる) |
| 採用の流れ | 応募 → 採用前トレーニング → 採用テスト → 合格者のみ登用 |
| 採点基準の作成 | 英語教育やテスティングに知見のある外部有識者の意見を取り入れて作成 |
| 担当する試験 | 1級〜3級(6区分)の二次試験(面接) |
英検協会公式サイト「採点の質を確保するための方策」(eiken.or.jp、2026年9月14日確認)によれば、面接委員(面接官)になるには「採用前トレーニングと採用テストを課すことで、面接委員としての基本的な質を担保」されています。つまり応募すれば誰でも面接委員になれるわけではなく、事前の研修とテストを通過した人だけが受験者の前に立つ仕組みです。さらに採点基準そのものは、面接委員個人が決めているのではなく「英語教育やテスティングに知見のある外部有識者の意見を取り入れながら作成」されている点も、公式サイトに明記されています。
📚 用語解説
面接委員:英検の二次試験(面接)を担当する試験官の通称。英検協会公式サイトでは「面接委員」と表記され、受験者からは一般に「面接官」と呼ばれます。応募後、採用前トレーニングと採用テストに合格した人だけが面接委員として登用されます。











面接官ってどんな人なんですか?普通の先生やアルバイトの人だと、当たり外れがありそうで不安です……。











公式サイトの表現をそのまま借りると、面接委員は「採用前トレーニングと採用テストを課すことで、面接委員としての基本的な質を担保」された人たちだよ。つまり試験に合格した人だけが面接委員になれる、という時点で最低限の質は揃っている。加えて採点基準自体も外部有識者の意見を取り入れて作られているから、面接官個人の好みで基準が変わる構造にはなっていないんだ。
このセクションのアクションは、面接官が「採用前トレーニングと採用テストを通過した人」であり、採点基準も外部有識者の意見を取り入れて作られていることを前提として知っておくことです。次のセクションでは、面接官の人数が級によってどう違うかを見ていきます。
面接官は1人?2人?級によって体制が違う
| 級 | 面接委員の人数 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 1級 | 2人 | 約10分 |
| 準1級 | 1人 | 約8分 |
| 2級 | 1人 | 約7分 |
| 準2級プラス | 1人 | 約7分 |
| 準2級 | 1人 | 約6分 |
| 3級 | 1人 | 約5分 |
英検協会公式サイトの各級「試験内容」ページ(eiken.or.jp、2026年9月14日確認)を見ると、面接委員の人数は級によって異なります。1級だけが面接委員2人による面接で、「採点の質を確保するための方策」ページには「面接は常に2名で行い、採点結果の妥当性を担保」と理由も明記されています。準1級〜3級は面接委員1人による面接です。人数の違いは、単に面接室の人数が増えるという話ではなく、1級だけ「2人の目で採点結果を確認する」という公式の設計になっているということです。
📚 用語解説
ICレコーダー:面接及び採点精度の維持のため、各受験者とのやり取りを録音する機器。英検協会公式サイトによれば全級の二次試験で使用され、面接委員の対応を事後的に確認できる仕組みの一つです。











1級だけ面接官が2人なのはなぜですか?2人に見られると、逆に緊張しそうです……。











公式サイトには「面接は常に2名で行い、採点結果の妥当性を担保」と明記されていて、狙いは採点の正確さを高めることだよ。緊張はするかもしれないけど、見方を変えれば2人の目で見てもらえる分、1人の面接委員の主観だけで結果が決まりにくい体制とも言える。人数の違いは不安要素というより、1級の方がより厳密な確認体制を敷いているという事実として捉えるといいよ。
このセクションのアクションは、自分が受ける級の面接委員が1人か2人かを事前に知っておき、1級を受ける場合は「2人体制は採点の妥当性を高めるための仕組み」と理解しておくことです。次のセクションでは、その採点基準を誰が作っているのかを見ていきます。
面接官が使う採点基準は誰が作っている?
| 採点基準に関わる要素 | 内容 |
|---|---|
| 基準の作成 | 英語教育やテスティングに知見のある外部有識者の意見を取り入れながら作成 |
| 面接委員側の準備 | 試験当日、CDで模範解答や解答例を聞きながら評価基準を確認・復習 |
| 準1級以下の追加準備 | 出題する実際の問題に対して、出題の狙いや模範解答に関するトレーニングを実施 |
英検協会公式サイト「採点の質を確保するための方策」(eiken.or.jp、2026年9月14日確認)によれば、採点基準は「英語教育やテスティングに知見のある外部有識者の意見を取り入れながら作成」されています。面接委員はこの基準を試験当日にあらためて確認する時間が設けられており、「CDで模範解答やその他の解答例を聞きながら、評価基準を確認・復習する時間を設けている」とされています。準1級以下ではさらに、「出題する実際の問題に対して(中略)その出題の狙いや模範解答に関するトレーニングを行う」ことも明記されています。
📚 用語解説
外部有識者:英検協会が採点基準を作成する際に意見を取り入れている、英語教育やテスティング(試験評価)の専門知識を持つ、協会外部の有識者のこと。公式サイトでは面接委員個人の主観ではなく、こうした専門家の意見を反映した基準で採点されていることが明記されています。











結局、採点基準を決めているのは面接官自身ではないってことですか?











その通り。面接委員は基準を「適用する」側であって、基準そのものを「作る」側ではないんだ。公式サイトによれば基準は外部有識者の意見を取り入れて作成されていて、試験当日も面接委員はCDの模範解答を聞いて基準を確認・復習してから面接に臨む。面接官個人の好みで採点が大きく変わるような構造にはなっていないんだよ。
このセクションのアクションは、採点基準は面接官個人ではなく外部有識者の意見を取り入れて作られたものであり、面接委員は当日その基準を確認してから面接に臨んでいることを知っておくことです。次のセクションでは、この基準運用を支える「当たり外れ」を防ぐ具体的な仕組みを見ていきます。
「当たり外れ」を防ぐ公式の仕組み|録音・時間チェック担当
| 仕組み | 内容 |
|---|---|
| 事前トレーニング | 採用前トレーニングと採用テストで面接委員の基本的な質を担保 |
| 当日の確認 | CDで模範解答・解答例を聞き、評価基準を確認・復習する時間を設置 |
| 録音 | 各受験者とのやりとりをICレコーダーで録音し、面接・採点精度を維持 |
| 時間チェック担当 | 面接時間をチェックする担当を配置し、面接・採点時間を平準化 |
「英検 面接官 当たり外れ」という検索の背景には、面接委員によって評価が大きくぶれるのではないかという不安があると考えられます。英検協会公式サイト「採点の質を確保するための方策」を見ると、この不安に対する公式の答えは「個々の面接委員の性格や相性の良し悪し」ではなく、事前トレーニング・採用テスト・当日の基準確認・録音・時間チェック担当という複数の仕組みを重ねることで、面接委員間のばらつきそのものを抑える設計になっている、という点にあります。
📚 用語解説
面接時間をチェックする担当:英検協会公式サイトによれば、各受験者に対する面接及び採点時間の平準化のために配置されている担当者。特定の受験者だけ極端に短い・長い面接になることを防ぐ役割を持ちます。
面接委員の性格・国籍・年齢といった個人属性について、英検協会公式サイトに記載はありません。SNS等の体験談は個人の感想であり、公式データではない点に注意してください。本記事では公式サイトに明記された採用条件・運用体制のみを根拠にしています。











録音されているのを知ると、逆に緊張しそうです……。でも録音って受験者を守るためでもあるんですか?











公式サイトの表現では「面接及び採点精度の維持のため」の録音、とされているから、第一の目的は採点の正確さを保つことだね。ただ結果として、面接委員の対応にばらつきがあれば事後的に確認できる材料にもなる。受験者を疑って録音しているわけではなく、全員が同じ基準で評価される仕組みを支える一部だと捉えて大丈夫だよ。
このセクションのアクションは、「当たり外れ」への不安を、個々の面接委員の性格ではなく公式の仕組み(トレーニング・録音・時間チェック)を知ることで整理することです。次のセクションでは、面接官が実際に何を基準に採点しているのかを、級別の評価の観点から見ていきます。
面接官は何を見て採点しているか|級別の評価の観点
| 級 | 評価の観点(公式表記) |
|---|---|
| 1級 | スピーチ・応答の内容、語い、文法、発音の正確さなど |
| 準1級 | ナレーション、応答の内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度など |
| 2級 | 応答内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度など |
| 準2級プラス | 応答内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度など |
| 準2級 | 応答内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度など |
英検協会公式サイト各級「試験内容」ページ(eiken.or.jp、2026年9月14日確認)には、級ごとの評価の観点がそのまま明記されています。共通しているのは「応答の内容」「語い(語彙)」「文法」「発音」で、準1級以下にはさらに「情報量」「積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度」が加わります。つまり面接官は、正確な英語を話せているかだけでなく、沈黙せず反応しようとする姿勢そのものも見ている、ということが公式の文言から読み取れます。
- 1級: スピーチ中心
- 準2級: 音読+日常会話
📚 用語解説
積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度:準1級・2級・準2級プラス・準2級の評価の観点に明記されている項目。英検協会公式サイトの文言そのままで、正確な英語を話すことだけでなく、沈黙せず反応する姿勢そのものも採点対象であることを示しています。











「態度」まで採点されるんですか?答えが多少間違っていても、頑張って話そうとする姿勢の方が大事ってことですか?











公式サイトの評価の観点には「積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度」と明記されているから、態度も採点要素の一つであることは間違いない。ただしこれは内容・語彙・文法・発音といった他の観点と並んで書かれている項目だから、「態度さえ良ければ内容は関係ない」という意味ではなく、黙り込んでしまうより、間違っていても反応しようとする方が、少なくともこの観点では不利にならない、という理解が正確だよ。
このセクションのアクションは、自分の受験級の評価の観点を確認し、内容・語彙・文法・発音だけでなく、沈黙せず反応する練習もあわせて行うことです。次のセクションでは、1級・準1級と2級以下で評価の観点がどう違うのかをさらに詳しく見ていきます。
1級・準1級と2級以下で評価の観点はどう違うか
| 区分 | 課題の中心 | 評価の観点の特徴 |
|---|---|---|
| 1級・準1級 | スピーチ/ナレーション(その場で組み立てる) | 音読課題なし。「語法」の文言もなし |
| 2級・準2級プラス・準2級 | 音読+パッセージ質問+イラスト説明+意見 | 「発音」に加え「語法」「情報量」「態度」が明記 |
英検協会公式サイト各級「試験内容」ページを比べると、1級・準1級には「音読」という課題そのものがなく、評価の観点の文言にも「語法」は含まれません。一方、2級・準2級プラス・準2級は、音読を含む一連の課題を通じて「発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度」という、より多くの要素が観点として明記されています。これは1級・準1級がその場で内容を組み立てて話す力を重視する一方、2級以下は決まった型の課題を通じて幅広い要素を確認する構成になっていることを示しています。
- 2級/準2級プラス: 応答内容・発音・語い・文法・語法・情報量・態度が並ぶ
📚 用語解説
語法:語彙を文の中で適切に使う力のこと。英検協会公式サイトでは2級・準2級プラス・準2級の評価の観点に「語法」として明記され、1級・準1級のページには同じ文言はありません。











準1級以上には「語法」がないのに、2級以下にはあるのはなぜですか?











公式サイトに理由の説明そのものはないけれど、課題構成の違いを踏まえると自然に理解できるよ。2級以下は音読とパッセージという決まった英文を使う課題があるから、その英文の語彙を適切に使えているかという「語法」まで細かく見られる。一方、1級・準1級はその場で自分の言葉を組み立てるスピーチ・ナレーションが中心だから、語法の正確さより内容・語彙・文法・発音といったより広い観点でまとめて評価されている、という違いだと考えるのが自然だね。
このセクションのアクションは、自分の受験級が「型を通じて幅広い観点を見られる2級以下」なのか、「その場で組み立てる力そのものを見られる1級・準1級」なのかを把握し、練習の重心を合わせることです。次のセクションでは、実際の面接の流れと所要時間を級別に比較します。
面接官との面接の流れ|入室から退室まで(所要時間比較)
| 級 | 所要時間 | 主な流れ |
|---|---|---|
| 1級 | 約10分 | 自由会話→スピーチ(1分準備・2分スピーチ)→質疑応答(約4分) |
| 準1級 | 約8分 | ナレーション(2分)→質疑応答4問 |
| 2級 | 約7分 | 音読→パッセージ質問→イラスト説明(20秒考慮)→意見2問 |
| 準2級プラス | 約7分 | 音読→パッセージ質問→イラスト説明(20秒考慮)→意見2問 |
| 準2級 | 約6分 | 音読→パッセージ質問→イラスト描写→イラスト説明→意見質問→日常会話 |
| 3級 | 約5分 | 音読→パッセージ質問→イラスト描写2問→個人質問2問 |
英検協会公式サイト各級「試験内容」ページ(eiken.or.jp、2026年9月14日確認)に明記された所要時間を整理すると、1級の約10分から3級の約5分まで、級が上がるほど面接時間は長くなります。バーチャル二次試験ページには「二次試験での面接室に入室してから退出するまでの流れを、音声付アニメーションを見ながら把握できます」とあり、対象は1級・準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級です。ただし「これは二次試験の流れをつかむものであり、練習問題ではありません」と明記されている点には注意が必要です。
📚 用語解説
トピックカード:1級のスピーチ課題で使われる、5つのトピックが書かれたカード。受験者はこの中から1つを選び、1分間の準備時間を経て2分間のスピーチを行います。











バーチャル二次試験を見れば、本番の流れがそのまま体験できるということですか?











公式サイトには「練習問題ではありません」とはっきり書かれているから、あくまで「入室から退室までの流れをつかむ」ためのツールだね。使われる英語表現や質問応答のスピードは一例なので、これだけで対策が完成するわけではない。ただ、初めて二次試験を受ける場合、流れそのものを知らないまま本番に臨むより、事前に一度見ておく方が当日動揺しにくくなるのは間違いないよ。
このセクションのアクションは、自分の受験級の所要時間と流れを確認し、必要であればバーチャル二次試験で入室から退室までの流れを一度把握しておくことです。次のセクションでは、面接官の対応そのものに動揺しないための対策を見ていきます。
面接官の対応に動揺しないための対策
| 起こりうる場面 | 対策 |
|---|---|
| 面接委員が無表情・淡々としている | 公式の評価の観点に「表情への反応」の項目はない。動じず課題をこなすことに集中する |
| 沈黙してしまい焦る | 評価の観点の「積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度」を意識し、分からなくても反応する練習をしておく |
| 聞き返された | 公式の課題構成上、聞き返しは想定内のやり取り。慌てず短く答え直す練習をしておく |
英検協会公式サイトの評価の観点には、面接委員の表情や口調そのものに関する項目はありません。面接委員が淡々とした対応をしていても、それ自体が評価に直接影響するという記載も見当たりません。一方で「積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度」は準1級以下の評価の観点に明記されているため、受験者側が沈黙してしまうことは、この観点において不利にはたらく可能性があります。つまり動揺すべきは面接委員の表情ではなく、自分自身が反応をやめてしまうことだと言えます。
- 課題をこなしながら反応し続けられる: 評価の観点「態度・意欲」の面でも不利にならない
面接委員がにこやかに反応してくれるとは限りません。公式サイトの評価の観点に「面接委員の表情」への言及がない以上、対策として有効なのは相手の表情を読もうとすることではなく、分からない質問にも何かしら答えようとする姿勢を練習で身につけておくことです。
面接委員の性格や相性についての体験談はSNS等に多く見られますが、公式データではありません。本記事で紹介した採用前トレーニング・採点基準・録音・時間チェック担当といった公式の仕組みを理解しておくことが、根拠のない不安を減らす一番の対策です。











面接官が全然笑ってくれなかったらどうしよう、といつも不安になります……。











その気持ちはよく分かるけど、英検協会公式サイトの評価の観点を見る限り、面接委員の表情そのものが採点対象になっているという記載はないんだ。評価されているのは、応答の内容・語彙・文法・発音、そして積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度。だから面接官が笑ってくれるかどうかより、自分がその場で反応し続けられるかどうかに意識を向けて練習しておく方が、結果につながる対策になるよ。
このセクションのアクションは、面接委員の表情や反応そのものに気を取られるのではなく、自分が沈黙せず反応し続けられるかを練習で確認しておくことです。次のセクションでは、ライティングとスピーキングで採点後の仕組みがどう違うのかを見ていきます。
ライティングにある「再採点制度」はスピーキングにはない
| 試験 | 採点後の仕組み |
|---|---|
| ライティング(英作文) | 協会の定めた基準に基づき必要と判断された答案には再採点を行う制度がある |
| スピーキング(面接) | 公式サイトに再採点制度の記載はなく、採用前トレーニング・当日の確認・録音・時間チェックで質を担保する仕組み |
英検協会公式サイト「採点の質を確保するための方策」(eiken.or.jp、2026年9月14日確認)によれば、ライティングについては「協会の定めた基準に基づき必要と判断された答案には再採点を行い」と明記されています。一方、スピーキング(面接)のセクションには同様の再採点についての記載はありません。これは、ライティングが答案という形で事後に見直せるのに対し、スピーキングはその場で完結するやり取りであるため、事前の仕組み(採用前トレーニング・当日の基準確認・録音・時間チェック担当)で質を担保する設計になっているためと考えられます。
📚 用語解説
再採点制度:英検協会公式サイト「採点の質を確保するための方策」に、ライティング(英作文)について「協会の定めた基準に基づき必要と判断された答案には再採点を行い」と明記されている仕組み。スピーキング(面接)についての同様の記載はありません。











面接の採点に納得できなかったら、ライティングみたいに再採点してもらえるんですか?











英検協会の公式サイトを確認する限り、ライティングには「必要と判断された答案には再採点を行い」という記載がある一方で、スピーキング(面接)には同じ記載が見当たらない。つまり面接は、事後の再採点よりも、採用前トレーニング・当日の基準確認・録音・時間チェックという「事前と実施中の仕組み」で質を担保する設計になっている。だからこそ本番の面接そのものへの準備を、後から取り返せない前提でやっておく必要があるんだ。
このセクションのアクションは、面接の採点は事後に個別修正される制度ではないと理解した上で、評価の観点(内容・語彙・文法・発音・情報量・態度)に沿った練習を本番前に仕上げておくことです。最後に、ここまでの内容をまとめます。
英検の面接対策は「なんとなく」では受からない
断言します。「面接官に当たり外れがあるから運次第」「話せれば何とかなるだろう」という認識のままでは、公式の評価の観点に沿った練習が後回しになり、本番で沈黙してしまうリスクが残ります。
理由はここまでのデータが示しています。面接官(面接委員)は採用前トレーニングと採用テストを通過し、外部有識者の意見を取り入れて作られた採点基準に沿って、内容・語彙・文法・発音、そして準1級以下では情報量・態度まで、級ごとに明記された観点で採点しています。面接の採点にはライティングのような事後の再採点制度がなく、本番のやり取りそのものが結果を左右します。「なんとなく話せれば受かる」という認識のままでは、この評価の観点に沿った練習が抜け落ちたまま本番を迎えるリスクが残ります。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書だけでは、面接形式の練習相手がいない
独学は単語・文法の学習には有効ですが、限界①③の通り、情報を得ても行動に移せなければ結果は変わりません。面接は面接委員との対話形式であり、1人での音読練習やスピーチ練習だけでは、「積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度」という評価の観点そのものを鍛えるのが難しい領域です。
映像授業・アプリだけでは、級固有の評価の観点までは踏み込まない
映像授業は「観た=やった」という錯覚が起きやすい形式です(限界①)。配信カリキュラムは全受講生共通で、あなたが1級のスピーチ対策をすべきなのか2級の音読・イラスト説明対策をすべきなのかという、受験級ごとに異なる評価の観点の抜け漏れを指摘してはくれません(限界②)。
集団授業の大手予備校でも、一人ひとりの受験級までは把握しきれない
大手予備校の英語対策コースは質の高い授業を提供しますが、全員同じカリキュラムという構造上(限界②)、生徒一人ひとりが今どの級の面接を、いつ受けるのかという個別の練習計画までを管理することは想定されていません。授業がない日の練習は本人任せになりがちです(限界③)。
一般的な個別指導塾でも、週1〜2回では面接練習を追い切れない
個別指導は柔軟に見えますが、週1〜2コマの指導時間以外は独学と大差ありません(限界③)。面接の音読・イラスト説明・スピーチは、繰り返しの実践練習と即座のフィードバックが効果を左右しますが、週1回の面談だけでは「今週どれだけ練習したか」までを毎回確認しきれないのが実情です(限界②)。
- 独学・参考書のみ: 面接形式の練習相手も評価の観点の把握も本人任せ
- 映像授業・アプリ: 受験級ごとの評価の観点の違いまで踏み込まない
- 集団授業の大手予備校: 一人ひとりの受験級別の練習計画までは追えない
- 鬼管理専門塾: 受験級別の評価の観点に沿って1日単位で練習を管理する
だからこそ、公式の評価の観点に沿った練習を「日単位」で積み上げ、面接官が誰であっても崩れない実力をつけるためにも、専門塾——鬼管理専門塾が最適解だと私たちは考えています。
鬼管理専門塾の特徴
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
英検面接の評価の観点(内容・語彙・文法・発音・情報量・態度)ごとに、「今日は音読を何回、想定問答を何本」まで数値で指示し、抜け漏れが起きないようにします。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
受験級によって面接の課題も評価の観点もまったく異なるため、現在の実力と目標級のギャップから逆算した、一人ひとり別の行動計画を作成します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
日々の練習の実行状況を毎日確認し、毎週の確認テストで定着率を測定。やりっぱなしを許しません。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
厳選された講師が専属で伴走。講師満足度アンケートは1,524件の実績があり、面接形式の練習相手としても頼れる存在です。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験(学部特化を含む)、総合型選抜/推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを用意しています。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
授業がない日もLINEでいつでも質問可能。無料説明会・資料請求で指導内容を確認してから始められます。
無料説明会への言及に加えて、指導理論の詳細は鬼管理専門塾「鬼管理」とはを、実際の合格者は合格実績をご覧ください。
英検面接の評価の観点に沿った対策を、無料説明会で一緒に戦略設計できます
まとめ: 面接官の当たり外れより、公式の評価の観点への対策がカギ
| 項目 | この記事の要点 |
|---|---|
| 面接委員の採用 | 採用前トレーニングと採用テストを課し、基本的な質を担保 |
| 採点基準の作成 | 英語教育・テスティングの外部有識者の意見を取り入れて作成 |
| 人数体制 | 1級のみ面接委員2人、準1級〜3級は1人 |
| 当たり外れ対策 | 録音・時間チェック担当・当日の基準確認で運用を標準化 |
| 評価の観点 | 内容・語彙・文法・発音が共通。準1級以下は情報量・態度も明記 |
| 再採点制度 | ライティングにはあるが、スピーキング(面接)には記載なし |
英検の面接官は、「当たり外れ」という運の問題である以前に、採用前トレーニングと採用テストを通過し、外部有識者の意見を取り入れて作られた採点基準に沿って、録音や時間チェック担当という運用の仕組みの中で面接を行っている人たちです。受験者側にできる対策は、面接官の性格を気にすることではなく、公式に明記された評価の観点(内容・語彙・文法・発音、そして情報量・態度)に沿って練習を積むことです。この記事で紹介した公式データを踏まえ、まずは自分の受験級の評価の観点を確認するところから始めてください。一人で評価の観点に沿った練習を抜け漏れなく回しきる自信がなければ、鬼管理専門塾の無料説明会で、あなたの目標級までの戦略を一緒に設計しましょう。
よくある質問
| よくある質問 | 答えの詳細がある章 |
|---|---|
| 面接官(面接委員)とは? | セクション1(採用条件) |
| 面接官は何人? | セクション2(人数体制) |
| 採点基準は誰が決めている? | セクション3(基準の作成) |
| 当たり外れは本当にある? | セクション4(当たり外れを防ぐ仕組み) |
Q. 英検の面接官(面接委員)はどんな人がなっているんですか?
A. 英検協会公式サイトによれば「採用前トレーニングと採用テストを課すことで、面接委員としての基本的な質を担保」されている人が務めています。誰でも応募してすぐ面接委員になれるわけではありません。
Q. 面接官は何人で面接するんですか?
A. 1級のみ面接委員2人(「面接は常に2名で行い、採点結果の妥当性を担保」)、準1級〜3級は面接委員1人です。
Q. 「面接官に当たり外れがある」というのは本当ですか?
A. 面接委員の性格や相性についての公式データはありません。英検協会公式サイトによれば、採用前トレーニング・採点基準の外部有識者監修・録音(ICレコーダー)・面接時間をチェックする担当という複数の仕組みで、面接委員間のばらつきを抑える設計になっています。
Q. 面接ではどんな観点で採点されますか?
A. 公式サイトには級ごとの評価の観点が明記されています。共通するのは「応答の内容・語い・文法・発音」で、準1級以下はさらに「情報量」「積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度」も観点に含まれます。
Q. 面接の採点に納得できない場合、再採点してもらえますか?
A. 英検協会公式サイトによれば、再採点についての記載があるのはライティング(英作文)のみで、「協会の定めた基準に基づき必要と判断された答案には再採点を行い」とされています。スピーキング(面接)には同様の記載はありません。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
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