始めに:【英検3級】ライティングEメール問題への完全ガイド:攻略法と注意すべきポイントの解説
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本日はどのような記事になりますか?
本日は「【英検3級】ライティングEメール問題への完全ガイド:攻略法と注意すべきポイントの解説」というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
新しい英検3級のライティング試験
2024年から始まる第一回の英検では、3級のライティングセクションが全く新しい形になります。具体的には、これまでの試験に加えて以下の変更が導入されます。
- 問題の増加: 従来の1題のみだったライティング問題が、今後は2題出題されるようになります。これにより、受験生はより多くの書き方を学ぶ必要が出てきます。
- 試験時間の延長: これまでの試験時間が50分だったのに対し、新しい制度では65分間となります。これは、追加された問題を解くための時間として考慮されています。
新設される問題の一つに「Eメール」ライティングがあります。これは、実際の生活やビジネスシーンで頻繁に使われるコミュニケーション形式を試験に取り入れることで、より実用的な英語力を養うことを目指しています。
対策は必要不可欠
新制度では、これまで以上に多岐にわたる技能が求められることになるため、初めての受験者も再受験者もしっかりとした準備が必要です。特に新しい「Eメール」問題は、日常的なメールの書き方だけでなく、ビジネスシーンでの適切な表現も押さえる必要があります。
これからの英検3級では、ただ英語を書くだけではなく、様々なシチュエーションに応じた書き分けができる能力が試されることになります。そのため、事前の対策と練習を重ねることが、成功への鍵となります。
出典: 2024年度 実用英語技能検定(英検)の問題形式更新情報|公益財団法人 日本英語検定協会
英検3級ライティングの基本:意見論述問題
英検3級のライティング試験における意見論述問題は、2023年以前から続いており、受験生は個人の見解とその理由を述べる必要があります。
例えば、「一番好きな季節は?」という質問に対して、自分の好きな季節を選び、その理由を二つ述べる形式です。この形式は、受験生の思考力と表現力を試すためのものであり、以下のように採点されます。
採点基準と詳細
採点は以下の4つの基準に基づいて行われます。
- 内容: 質問に適切に答えているか
- 構成: 論理的な構成で書かれているか
- 語彙: 十分な語彙が使用されているか
- 文法: 文法的に正しいか
各項目は0から4点で評価され、合計で16点の満点が与えられます。これらの得点は、全体の評価に影響を及ぼし、英検のCSEスコアに反映されます。
攻略のポイント:適切な内容
最も重要なのは、質問に対して適切な内容で答えることです。質問の意図を理解し、その質問に対する明確な回答を提供することが重要です。例えば、「一番好きな季節は冬です。なぜなら、毎年の新年に父と一緒にスキーを楽しんでおり、クリスマスのプレゼントが楽しみだからです」というように具体的で個人的な理由を述べることが加点されます。
攻略のポイント:構成の重要性
効果的なライティングには適切な構成が不可欠です。基本的な構成は以下の通りです。
- 自分の意見: 明確に意見を述べる
- 理由1: 第一の理由を提供
- 理由2: 第二の理由を提供
この流れで書くことで、読み手にとって理解しやすく、整理された答えとなります。一方で、「理由→理由→結論」という順番で書くと、伝えたいことが後から来てしまうため、推奨されません。
攻略のポイント:簡潔な表現を心掛ける
時には単語が思いつかない場合がありますが、その際は既に知っている単語で可能な限り表現することが推奨されます。例えば、「休み」という単語が出てこない場合は、「学校に行く必要がないから」と書くことで、同じ意味を伝えることができます。この柔軟な思考が、ライティングスキル向上にもつながります。
語数を増やすテクニック
ライティングで語数が足りない場合は、「いつ」「どこで」「誰と」の詳細を加えることで語数を増やすことができます。例えば、「夏に友達と海で泳ぐ」と簡単に書く代わりに、「夏休みに友達と地元の海で毎週泳ぎに行く」と具体的に書くことで、より多くの情報を含むことができます。このように情報を加えることで、よりリッチな内容の文章が完成します。
英検3級の新しいEメールライティング対策
2024年から導入される新しい英検3級のEメールライティング問題は、実際の生活に近いコミュニケーションスキルの評価を目指しています。
受験生は、友人からのEメールに対して適切に返信するタスクに挑戦します。例えば、友人がパーティーの話題を振ってきた場合、その質問に対して具体的な回答を英語で行う必要があります。
採点の観点と満点の解説
この問題形式では、以下の三つの観点から採点されます。
- 内容の適切性:送られてきた質問に対して、適切かつ完全に答えているか。
- 語彙の豊富さ:適切で多様な語彙が使われているか。
- 文法の正確性:文法的に正しく、多様な表現が使われているか。
これらの観点はそれぞれ0〜3点で評価され、全体で9点が満点となります。これにより、総合的な英語力が評価されるわけです。
Eメール問題への効果的な対策
Eメール問題では、友人との自然なやり取りを模倣することが求められるため、以下の点に注意して準備しましょう。
応答の順序と内容
Eメールで尋ねられたことに対して、具体的かつ順序よく返信することが重要です。まずは全般的な印象や感想を述べ、その後で具体的な質問(例:パーティーの参加人数や食事について)に答えていきます。
この流れを守ることで、より自然な英語のEメールが完成します。
語彙と表現の選択
自分の得意な、またはよく知っている語彙を使って答えることで、誤りの少ない自然な英文が書けます。無理に難しい単語を使うよりは、確実に正しく使える単語を使うことがポイントです。
簡潔で明瞭な文の構造
Eメールは短く、明瞭であるべきです。長すぎる文や複雑な文法構造よりも、シンプルでわかりやすい表現を心掛けましょう。文法の正確性も重要ですが、無理に難しい文法を使う必要はありません。
時制の一貫性
問題文で使用されている時制に注意して、返信も同じ時制を用いることが大切です。この一貫性が、文法評価のポイントとなります。
これらのポイントを意識しながら、実際に友人に返信するような感覚で練習を重ねることで、Eメールライティング問題に効果的に対応することができるでしょう。
ライティング試験で避けるべきミス
英検3級のライティング試験では、得点を落とさないために注意すべきポイントがいくつかあります。ここでは、特に避けるべきミスをいくつか挙げて解説します。
注意!機械読取エラーを防ぐ書き方
英検の答案は全て機械で読み取られるため、機械が誤認識しやすいような文字の書き方は避ける必要があります。
特に、数字や似た形のアルファベット(例:数字の「1」と小文字の「l」、数字の「2」と大文字の「Z」)は、明確に区別して書くことが重要です。また、書いた後に消した文字が機械に誤読されないよう、消しゴムのカスをしっかりと払って、きれいな答案を保ちましょう。
日本語のローマ字表記はNG
英検は英語の技能を測る試験であるため、回答に日本語をローマ字で書くことは避けましょう。
例えば、「寿司」を “sushi”、”tempura” など、国際的に知られている日本語以外は英訳して記述する必要があります。「フランスパン」を “france pan” と書くのではなく、正確な英語表現 “baguette” を使用しましょう。不確かな単語については、他の簡単な英語で表現を探ると良いです。
語数不足は致命的
英検のライティングでは、問題ごとに指定された語数を満たすことが求められます。語数が規定値を下回ると、内容が不十分とみなされ減点の対象となります。ライティングで求められるのは、問題文にしっかりと答えること。
指定の語数に満たない回答は、その要求を満たしていないと判断されがちです。回答をする際は、必ず語数を数え、指定の範囲内で完全な答えを用意しましょう。
英検3級ライティングの効果的な学習方法
英検3級のライティング試験に向けた準備はどのように進めればよいのでしょうか? ここでは、英検3級のライティング対策のための効果的な学習方法を紹介します。
継続的な練習の重要性
ライティングスキルは、継続的な練習によってのみ磨かれます。まずは、英検の過去問題や市販の参考書、さらには塾や学校で提供される練習問題を活用して、問題に取り組むことの習慣をつけましょう。
定期的な練習を通じて、様々なトピックに対する回答の構成や表現の仕方を身につけ、試験の際にも慌てることなく、確実に解答を形成できるようになります。
専門家による添削とフィードバック
自己採点だけでは見逃してしまう点が多いため、ライティングの練習では専門家の目による添削が非常に有効です。英語が堪能な教師や、経験豊富な指導者に定期的に文章を見てもらい、文法的な誤りや表現の改善点について具体的なアドバイスを受けましょう。
このプロセスを通じて、実際の試験で求められる表現技術や、評価基準に沿った答え方を学ぶことができます。
これらの取り組みを積み重ねることで、英検3級のライティング試験に向けての準備が整い、自信を持って試験に臨むことができるでしょう。
最後に:英検に合格をするには?
ここまで「【英検3級】ライティングEメール問題への完全ガイド:攻略法と注意すべきポイントの解説」について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映