【英検準2級】面接対策|面接に落ちる人ってどんな人?合格するコツを4つの軸で解説します!

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【英検準2級】面接対策|面接に落ちる人ってどんな人?合格するコツを4つの軸で解説します!
菅澤

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オニ坊

鬼管理英語塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?

菅澤

本日は
【英検準2級】面接対策|面接に落ちる人ってどんな人?合格するコツを4つの軸で解説します!というテーマで記事を書いていきます。

受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!

英検準2級の面接

英検準2級の面接
菅澤

英検準2級のスピーキングテストについての詳細をご説明します。このスピーキング試験は、一次試験をクリアした受験者が対象となる二次試験の一部として行われます。この試験の所要時間は約6分で、最高得点は33点と設定されています。

採点基準は以下の7つです。
受け答えの内容
発音
アクセント
語彙力
情報理解能力
コミュニケーション能力
態度

面接の流れ(括弧内は配点)出題内容
パッセージの音読(5点)カードに50語程度の英文が書かれており音読する
パッセージについての質問(5点)音読した内容について英語で質問される、文中から探し回答する
イラストについての質問(5点)イラスト内の人物が何をしているか説明する
イラストについての質問(5点)イラスト内の人物の気持ちや行動を説明する
受験者自身の意見など(5点)カードの内容についての質問に、受験者自身の意見を答える
受験者自身の意見など(5点)日常生活をテーマにした質問に、受験者自身の意見を答える
アティチュード(3点)面接中の態度が評価される

英検準2級の面接合格率

英検準2級の面接合格率
菅澤

英検準2級の面接試験の合格率についての情報は、2011年を最後に公開が終了していますが、その期間における合格率は一貫して高い水準を保っていました。具体的には、2007年から2011年の間に、約82%から84%の受験者が面接試験を通過しています。

オニ坊

これに対して、一次試験の合格率は約35%となっており、面接試験に進む受験者は一次試験の難関を突破した者たちです。例えば、2009年に一次試験に合格したAさんは、その後の面接試験でも合格しています。この傾向は、一次試験をクリアする受験者が高い英語能力を有しているため、面接試験にも対応しやすいことを示しています。

菅澤

これらのデータから、英検準2級の面接試験は一次試験に合格した受験者にとって比較的合格しやすい部分であると言えます。したがって、一次試験を突破した受験者は、自信を持って面接試験に臨むことが重要であり、実際に多くの受験者が面接試験で良い成績を収めています。この傾向を理解することで、面接試験の準備に対するモチベーションを高め、具体的な対策を立てることが可能となります。

英検準2級の面接に落ちる人の特徴

英検準2級の面接に落ちる人の特徴
対策をしていない

対策をしていない

菅澤

英検準2級の面接試験には、多くの受験者が特に重点を置いて対策を行うことが重要です。一次試験を通過しても、二次試験である面接に十分な準備がなければ、実際の能力が十分に発揮されない可能性があります。特に、スピーキング試験は多くの受験者が苦手と感じる部分であり、適切な対策を怠ると望む結果を得ることが難しいです。

オニ坊

たとえば、一次試験の後、Bさんは面接のための具体的な準備を怠り、試験当日に緊張から思うように話すことができませんでした。これは、面接の流れや評価基準を事前に理解し、模擬面接などを通じて対策をしていなかったためです。反対に、Cさんは面接前に友人と英語でディスカッションを重ね、評価されるポイントを把握して実践的な練習を行ったため、自信を持って試験に臨むことができました。

菅澤

これらの例から明らかなように、面接試験は英語力のみならず、試験の形式や採点基準に慣れることが成功への鍵です。受験者は、一次試験の結果が出た後に残された時間を利用して、面接の流れを理解し、実際の環境を想定したトレーニングを行うことが勝利への近道となります。これにより、実際の試験で自信を持って最高のパフォーマンスを発揮することができるでしょう。

バーチャル二次試験をしていない

バーチャル二次試験をしていない

菅澤

英検公式サイトには「英検バーチャル二次試験」というユーザーにとって大変有益なツールが提供されています。このツールを利用することで、実際の面接試験の流れや形式をアニメーションで事前に体験することが可能です。特に英検準2級の受験者にとって、このサービスは面接の準備において非常に役立ちます。

オニ坊

このサービスを活用することで、面接試験の流れや難易度を事前に理解し、より効果的な準備を行うことができます。結論として、英検の成功を目指す受験者は、このバーチャル二次試験を積極的に利用して、面接でのパフォーマンス向上を図るべきです。

面接の流れを把握していない

面接の流れを把握していない

菅澤

面接試験の進行を事前に理解していない場合、試験中の緊張が原因で思うように話せないリスクが高まります。試験の質問内容を把握していても、どのように答えを展開すべきか不明確であれば、実際の能力を発揮できず、結果的に評価が落ちてしまう恐れがあります。しかし、事前に英検の公式サイトやバーチャル二次試験を利用して面接の流れを確認することで、試験当日に何を求められているのかを明確にし、自信を持って挑むことができます。

オニ坊

面接試験の流れを事前に学び、準備することは、緊張を軽減し、失点のリスクを最小限に抑えるために非常に有効です。それによって、試験の場で最高のパフォーマンスを発揮することが可能になります。

積極性が足りない

積極性が足りない

菅澤

英検準2級の面接試験で不合格となる原因の一つに、受験者の積極性の欠如が挙げられます。面接の配点にはアティチュードの項目があります。

下記の2項目が評価されるポイントです。
・態度
・姿勢

減点対象
・挨拶をしない
・積極性が足りない

オニ坊

英検の面接試験では、語彙力や文法の正確性、そして発音のクリアさが重視されることは確かですが、それだけでは不十分です。面接官は受験者がどれだけ積極的にコミュニケーションを取るかを非常に重視しています。面接試験は言語の知識だけでなく、その言語を使ってどのように思考を表現し、交流するかを見る場でもあるため、自信がない場合でも前向きに話す努力が評価されるのです。

沈黙してしまう

沈黙してしまう

菅澤

英検の面接試験では、受験者が質問にすぐに答えられない場合、緊張のせいで一時的に言葉が出てこないことがあります。このような状況では、迅速に対応できないことが評価に悪影響を与える可能性があります。実際、面接官が質問を投げかけた後に受験者が沈黙を保つ時間が長引くと、その受験者の意欲やコミュニケーション能力に疑問が持たれることが一般的です。

オニ坊

たとえば、Hさんは英検の面接で特に緊張してしまい、いくつかの質問に即答できずに沈黙してしまいました。その結果、面接官は彼の返答を待たずに次の質問に進んでしまい、彼はその質問に対して点数を得られませんでした。このような沈黙が評価を下げ、最終的に彼の合格に影響を与えたのです。

菅澤

このような状況を避けるためには、事前に「少々お時間いただけますか?」や「その点については少し考えさせてください」といった時間稼ぎのフレーズを準備しておくことが役立ちます。これにより、沈黙を避けつつ、答えを整理するための貴重な時間を確保できます。また、このようなフレーズを用いることで、受験者が積極的にコミュニケーションを図ろうとしている姿勢を面接官に示すことができ、ポジティブな印象を与えることが可能です。

質問に対して正しく答えていない

質問に対して正しく答えていない

菅澤

英検の面接でしばしば生じる問題の一つが、面接官の質問の意味を正確に理解できずに不適切な回答をしてしまうことです。このような状況は、特に英語が第二言語の受験者にとっては非常に一般的です。質問の意味がはっきりと理解できなかった場合、受験者はしばしば緊張して適切な反応ができず、これが結果的に評価の低下を招く原因となります。

オニ坊

質問を理解できなかった際には「Could you please repeat the question?」や「I’m sorry, could you clarify what you mean by that?」といったフレーズを用いて質問を再確認することが推奨されます。また、「I’m not sure I understand the question. Could you explain it a little more?」と尋ねることも有効です。これらの表現を使うことで、受験者は自分が質問の意図を完全に理解していないことを認めつつ、積極的に解決を試みる姿勢を示すことができます。このようにして、評価を保ちつつ、面接官とのコミュニケーションを円滑に進めることが可能になります。

日本語を話してしまう

日本語を話してしまう

菅澤

英検の面接において、受験者が質問に答える際に無意識に日本語を使ってしまうことがあります。これは評価に非常に悪影響を与えるため、英語の面接では極力避けるべき行動です。英語での反応が遅れる場合、無意識に母国語に頼ってしまうことが一因です。これを防ぐためには、英語での思考を促すトレーニングが効果的です。

オニ坊

たとえば、Bさんは面接の準備中に特定のフィラーワード(「Ah…」、「Hmm…」、「Well…」など)を使う練習を積極的に行いました。彼はこれらの言葉を使って思考時間を稼ぎながら、自然な英語での応答を心掛けるようにしました。面接本番では、これらのフィラーワードを使ってスムーズに英語で回答を行い、結果として高評価を受けることができました。

菅澤

このように、事前にフィラーワードの使用に慣れることで、無意識のうちに日本語を口にすることを防ぎ、面接でのパフォーマンスを向上させることが可能です。したがって、英語の面接においては、母国語への依存を減らし、英語のフィラーワードを積極的に使用する練習をすることが推奨されます。

声が小さい

声が小さい

菅澤

面接中に緊張して声が小さくなると、評価者に対して自信がない印象を与えがちです。このような状況は不利な印象を与えるだけでなく、発言内容が聞き取りにくいため評価者の判断にも影響を及ぼします。そのため、明確で聞き取りやすい発言が求められる面接では、意識的に声の大きさを保つことが重要です。

オニ坊

例えば、Cさんは過去の面接で声が小さいことが自己評価に影響した経験から、次回の面接では意識的に声のボリュームを上げる練習を行いました。彼は特に面接前のウォーミングアップで声の強さを確認し、練習中は友人に聞き取りやすさを評価してもらいました。本番の面接では、この練習のおかげで自然と大きな声が出せるようになり、評価者からも明瞭に発言が伝わり、自信のある態度として評価されました。

菅澤

このように、声の大きさを意識することで、内容が正確に伝わり、評価者に自信を持っているという印象を与えることができます。したがって、面接の際は、自信を持って、はっきりとした声で話すことが成功の鍵です。

体調が悪い

体調が悪い

菅澤

面接試験では、単なる言語能力だけでなく、受験者の態度や精神的な姿勢も重要な評価基準となります。試験当日に疲れた様子ややる気のない態度を見せてしまうと、面接官に悪い印象を与え、パフォーマンスの低下にも繋がります。これは、体調不良が原因で集中力や反応速度が鈍るため、通常の能力を発揮できない可能性があるからです。

オニ坊

面接試験では健康管理も重要な要素となります。十分な睡眠と適切な準備をして、最高のコンディションで試験に臨むことが求められます。また、面接会場ではトイレの混雑も予想されるため、早めに到着して余裕を持って準備することも大切です。これにより、精神的な余裕も生まれ、より良いパフォーマンスが期待できるでしょう。

英検準2級面接に合格するコツ

英検準2級面接に合格するコツ
①パッセージについての質問のコツ
菅澤

試験でよく見られるのは、文章の中から「なぜ」や「どのように」に答える質問です。これらは一般に、「Why」と「How」で始まる質問形式で出題され、解答を文章内の特定の部分から見つけ出す必要があります。解答する際には、文章が示す理由や方法を明確にすることが求められます。例えば、「How」の質問には「…することで」と答えることが多く、「Why」の質問には「なぜならば…」と答えるのが一般的です。

オニ坊

これらの質問に対処するには、文章を丁寧に読み、特に「so」や「in this way」といった語句が示す文脈を理解し、それに基づいて論理的に答えることが重要です。このような練習を積むことで、読解力だけでなく、試験での回答の精度を向上させることができます。

②イラストについての質問(1問目)のコツ

イラストについての質問(1問目)のコツ

菅澤

試験では視覚資料に基づいての問題がしばしば出題され、その中でもイラストを使った質問があります。このタイプの問題では、イラスト内の活動を正確に説明する能力が試されます。具体的には、イラスト中の人物がどのような行動をしているかを、現在進行形を用いて表現する必要があります。この形式を用いる理由は、進行中の活動を時間的な流れとともに描写するためです。

オニ坊

イラストを詳細に観察し、それぞれの人物の行動を正確に現在進行形で表現することで、問題に対する理解と解答の質が高まり、結果として良いスコアを獲得することが可能です。

③イラストについての質問(2問目)のコツ

イラストについての質問(2問目)のコツ

菅澤

試験における視覚資料を基にした問題では、描かれているシーンの詳細な説明が要求されます。特に英検準2級のようなテストでは、イラストの中の人物が何をしているのか、またはどのような状態にあるのかを、2つの文を用いて表現する必要があります。このとき、文を効果的につなげるために接続詞を使用することが推奨されます。

オニ坊

例えば、図書館で本を読む女性のイラストが示された場合、「The woman is reading a book in the library」と説明し、彼女が読んでいる理由やその結果を加えることで、更なる詳細を提供します。ここで、「She is reading because she needs to prepare for her upcoming exam」という文を使い、その後に「and she looks very focused」と付け加えることで、その行動の動機と現在の様子が明確になります。

菅澤

このようにして、イラストの観察から得られた情報を論理的に結びつけ、説明することで、詳細かつ正確な回答を作成することができます。そして、このプロセスを通じて、より高い評価を得ることが可能になります。この方法は、描かれたシナリオを深く理解し、それを適切に表現する能力を評価するために有効です。

④受験者自身の意見のコツ

受験者自身の意見のコツ

菅澤

試験中、意見を表明する問いに対しては、明確な立場を取ることが求められます。立場が賛成か反対かをはっきりさせ、その理由を少なくとも二つ述べる必要があります。この際、詳細な説明を通じて自己の見解を補強します。ただし、表現する際には自分の感情を直接反映させるのではなく、英語で表現しやすい選択肢を選ぶのが賢明です。

オニ坊

試験官は受験者が論理的思考を持っていると認識しやすく、また、言語を効果的に使用していると評価される可能性が高くなります。受験者は、自らの意見を簡潔に、しかし説得力を持って伝えることで、高い評価を得るための基盤を固めることができます。

英検準2級の面接の流れ

英検準2級の面接の流れ
菅澤

面接の時間は約6分間と設定されており、入室から退室までの流れが決まっています。実際の面接の流れは以下のとおりです。

1入室し面接カードを渡して、着席
2氏名や級などの確認と挨拶
3問題カードを受け取り、パッセージの黙読
4パッセージをタイトルから音読する
5パッセージについての質問に回答
6イラストについての質問に回答
7問題カードを裏返し、受験者自身の意見を問う質問に回答
8問題カードを返却し、退室
オニ坊

二次試験に進む際は、特に面接試験の流れに慣れることが重要です。具体的な面接のプロセスに慣れることで、当日のパフォーマンスが格段に向上します。面接の初めに行う挨拶や問題カードを受け取る際の対応も、評価の対象となるため、これらの瞬間に自信を持って対応できるよう準備をすることが効果的です。

最後に:英検に合格をするには?

英検に合格をするには?
菅澤

ここまで【英検準2級】面接対策|面接に落ちる人ってどんな人?合格するコツを4つの軸で解説します!について見てきましたが…。

オニ坊

1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。

菅澤

そんな英検に合格するためには?
と考える受験生のために現在、鬼管理英語塾という塾を運営中。
もし少しでも「英検に合格したい」と考える受験生は共に英検合格を目指しましょう。

「受かりたいという気持ち」が少しでもあるなら
アナタの合格を鬼管理英語塾が応援します。

本記事監修者 菅澤 孝平

シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。

出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映

この記事を書いた人

Goda Shinnosuke