始めに:【英検準2級】リーディング対策|おすすめの対策法と解き方のコツを4つの軸で解説!
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
【英検準2級】リーディング対策|おすすめの対策法と解き方のコツを4つの軸で解説!というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
英検準2級の筆記試験は単語力で7~8割決まる
英検準2級の筆記試験では、豊富な単語知識が非常に重要です。この試験で成功するためには、まず基本となる単語力を充実させることが必須となります。
筆記試験の多くは、幅広い単語を正確に理解し、適切に使いこなす能力を測ることに重点を置いています。例えば、読解問題では、文章の意味を正確に捉えるために必要な語彙の理解が求められます。また、空所補充問題では、文脈に合った適切な単語を選ぶことが必要です。
準2級受験者にオススメしたい単語の覚え方
英検準2級の受験を控えている方には、効果的な語彙学習ツールとして特定の単語帳を推奨します。私自身が英検1級を取得する過程で用いた経験に基づき、累計15,000語を網羅する単語帳の使用が非常に役立ちました。
この単語帳は、特に英検準2級のレベルに適合しており、「でる順パス単」というものです。この単語帳の最大の利点は、過去問に頻出する単語を統計データに基づいて選定している点です。このため、受験生は試験で高頻度で出題される語彙を効率的に学ぶことができます。
英検準2級筆記試験の構成内容
英検準2級の筆記試験は5つのパートに分けて構成されています。
語彙問題 | 文脈に合った正しい語句を4つ選択肢から選択(20問) |
会話問題 | 文脈に合った正しい会話フレーズを4つの選択肢から選択(5問) |
長文語句問題 | 長文問題内にある空所の語句を埋める(5問) |
長文内容問題 | 長文の内容に関する質問に対する答えを選択肢から選択(7問) |
ライティング | 質問に対する答えを英作文する(1問) |
リーディング大問1「語彙問題」の概要・解き方・コツ
英検準2級の試験における語彙問題は、特に重要な部分を占めています。このセクションでは主に、一人の登場人物が関与する文の穴埋めと、二人の登場人物が会話を行う文の穴埋めの二つのタイプから成り立っており、計20問が出題されます。
この構成は英検3級の試験形式と同様ですが、3級では語彙問題が15問のみであったのに対し、準2級では5問も増えています。この増加は、準2級での語彙力の要求レベルが高く、受験生にとってより広範な語彙の習得が求められることを意味しています。
語彙問題は、適切な準備をすれば得点源となり得るセクションです。必ず押さえておきましょう。
リーディング大問2「会話問題」の概要・解き方・コツ
大問1と大問2の決定的な違い
英検の筆記試験で会話形式の問題が登場すると、多くの受験生が驚くかもしれません。確かに一見、似ている「語彙問題」と「会話問題」がありますが、これらの問題形式の違いを理解することが重要です。
語彙問題は文章に基づいて単語の意味や適切な用法を問うものです。一方で、会話問題は実際の会話の流れを模した形で、会話の中で用いられる表現や反応を試すものです。表面的には似ているように見えますが、会話問題は実際のコミュニケーションスキルを試す点で異なります。
話問題は単に単語や熟語の知識を超えて、実際の会話で使用されるフレーズや言い回し、そしてそれらがどのように組み合わさって会話の流れを形成するかを評価します。例えば、ある受験生が会話問題で成功したのは、日常会話でよく使われるフレーズや状況に応じた適切な反応を学んでいたからです。この受験生は、実際の会話シナリオを想定して練習を重ね、試験で流暢に会話を構築することができました。
英検での筆記試験においては、単なる語彙力だけでなく、会話フレーズの使用能力も重要となります。これらの問題を通じて、受験生は単語を知っているだけでなく、それをどのように活用するかを示す必要があります。このような能力は、言語の実用性を高め、試験だけでなく実際のコミュニケーションにおいても役立ちます。
英検準2級の会話問題の解き方
会話問題においては、与えられた文脈内での会話の流れを正確に把握することが非常に重要です。これは、選択肢が提示された部分の前だけでなく、特にその後の文脈にも注意を払う必要があるからです。
多くの場合、選択肢は文脈の前半部分に適合するように見えますが、実際に正解を導くためには、後半の文脈がどのように進展するかを理解することが不可欠です。例えば、ある会話問題で、キャラクターがある行動を起こす意図を尋ねる質問が出された場合、選択肢が提供する情報は文脈上の前半部分では理にかなっていても、全体の会話の流れと矛盾することがしばしばあります。
会話問題を解く際には、全体の流れを考慮に入れることが求められます。特に問題の後半の部分に注意を払うことで、正しい選択肢を選びやすくなります。このように、会話の全体的な流れを理解することが、正確な回答へと導く鍵となります。
リーディング大問3「長文語句問題」の概要・解き方・コツ
長文語句問題の概要
英検準2級の試験では、長文語句問題として大問3Aと大問3Bが出題されます。これらは一般的に短編物語形式の読みやすい文章で提供されることが特徴です。長文内容問題のようにEメールや掲示板の問題は出てきません。
英検準2級の長文語句問題の解き方
各段落の空所の前後関係をしっかりと読み取ろう
英検準2級の長文語句問題には、各段落に一つの問題が設定されるという特徴があります。この形式では、適切な文を空所に挿入することが求められるため、特定の段落内の文脈を正確に把握することが非常に重要です。
この問題形式は、文の流れと脈絡を理解することに重点を置いています。空所の前後の文を読むことで、空所に適した語句や文を選ぶ手がかりを得ることができます。これにより、単に語彙力だけでなく、文の流れを理解する能力も試されるのです。
長文語句問題では問題の先読みはしなくてもいい
英検準2級の長文語句問題においては、一般的な長文読解問題と異なり、事前に問題を読む必要性がそれほど高くありません。この問題形式は、文章中の空所に適切な文を挿入する形式で構成されているため、先に選択肢を見ることは解答に直接的な助けになるとは限らないのです。
長文語句問題では、与えられた文の流れと脈絡を把握し、空所が自然にフィットする文を選ぶ能力が試されます。選択肢を先に見ても、それが文脈に適合しているかどうかを正しく判断するには、空所の前後の文をしっかり理解することが不可欠です。
一気読みは厳禁
英検準2級の長文語句問題においては、問題が段落ごとに割り振られる形式を採っています。このため、それぞれの段落を個別に扱い、段落内の文脈を正確に把握しながら解答を進めることが重要です。
最悪わからない時は消去法を使う
英検準2級の長文語句問題は、文法の理解を要する複雑な問題が含まれており、直感的に答えが浮かばないことも少なくありません。このような状況では、深く考え込むよりも、効果的に答えを導き出す方法として消去法を利用することが推奨されます。
消去法は、特に文法や語句の適用に関する疑問が生じた際に有効です。不適切や文脈に合わない選択肢を除外していくことで、残された選択肢から最も適切な答えを選びやすくなります。この方法は、直接的な解答が思いつかない時に特に役立ちます。
リーディング大問4「長文内容問題」の概要・解き方・コツ
英検準2級長文内容問題の出題パターン
大問3との簡単な違い
長文語句問題=長文内の空所に適切な文を選ぶ
長文読解問題=長文全体の内容に関する質問に対して適切な答えを選ぶ
試験では、長文問題が二種類に分かれており、それぞれ異なるスキルが試されます。この点は、一括りの長文問題のみを扱っていた英検3級とは大きく異なります。理解することが重要です。具体的には、長文語句問題では文法的要素が強調され、適切な語句を文中の空所に挿入する能力が求められます。これに対して、長文内容問題は読解力が主に試される部分で、文章全体の理解や主旨を把握することが重要になります。
例えば、語句問題であれば、文脈に合った適切な単語や熟語を選ぶために、空所の直前や直後の文を詳細に分析する必要があります。一方、内容問題では、文章全体を通じて登場人物の動機や主題の展開を追いかけることが求められます。
英検準2級の長文内容問題で扱われる内容は2種類
英検準2級の試験では、長文内容問題が二つの異なる文章、大問4Aと大問4Bから成り立っており、それぞれが試験の重要な部分を占めています。これらは、長文語句問題に似ており、各々の文章に対して複数の問題が割り振られています。
通常、大問4Aには3問、大問4Bには4問が配されることが多いです。この配分は、受験生が各文章の内容をしっかりと理解し、それに基づいて詳細な質問に答える能力を測るためのものです。問題の数が多いほど、その文章の理解が詳細に求められることを示しています。
英検準2級の長文内容問題の解き方
英検準2級の長文読解問題、特に大問4では、問題を効果的に解くためには問題文の先読みが非常に重要です。これは、以前に長文語句問題について述べたアプローチとは異なりますが、長文内容問題においてはこの手法が必須となります。
長文内容問題では、文章全体の構造と内容を理解する必要があります。先読みを行うことによって、受験生は問題がどの部分に焦点を当てているのか、どの情報が重要かを事前に把握し、その情報を探す準備ができます。このプロセスは、読解速度と効率を向上させ、時間を有効に活用することを可能にします。
英検準2級の長文読解セクションを効率的に解くためには、問題文の先読みが非常に重要です。このプロセスでは、特に問題文からキーワードを事前に抽出することが重要となります。これにより、本文を読む際にキーワードが出現した瞬間にその部分に注意を集中できるため、関連情報を迅速に把握し回答へと結びつけることが可能になります。
キーワードの抽出は、長文の大まかな内容や論点を事前に掌握し、読解時の効率を大幅に向上させる手法です。たとえば、テキストがある科学的な現象について説明している場合、その現象の名称や関連する科学用語がキーワードになり得ます。これらのキーワードを先に抽出しておくことで、該当する段落や文に即座に反応し、問題の回答に直結する情報を素早く見つけることができます。
(例)
数字、人物名、名称、色、時間、値段 など…
英検準2級の長文内容問題は、しばしばライティングセクションの直前に位置しており、多くの受験生がこのセクションに多くの時間を費やしてしまうことがあります。特に試験時間の管理に苦労している場合、効率的な読解戦略が必要になります。
そのため、時間が限られている場合に特に有効なアプローチは、各段落の最初の一文を読むことです。一般的に、段落の最初の一文ではその段落の主要な内容や主題が要約されていることが多いため、これを利用すると全体の物語や論文の流れを迅速に把握することができます。
各段落の最初の一文だけを読むというアプローチは、長文読解問題を効率的に解くための強力な戦略です。この戦略を採用することで、限られた時間内に問題の大部分に対処し、試験全体のパフォーマンスを向上させることが可能になります。
英検準2級の試験では、特にちらしや張り紙などの具体的な情報を含む問題が出題された際には、問題文の先読みと同時にキーワードを特定することが非常に重要です。これは、文章全体を理解する前に、特定の情報や用語に注目することで、効率的に正解へと導くことができるためです。
このアプローチは、情報が多く、時間が限られている試験の状況下で特に有効です。ちらしや張り紙には通常、重要な情報が簡潔にまとめられているため、そこに登場するキーワードを把握することで、問題の解答を素早く行うことができます。
●注目すべき内容
数字、人物名、名称、色、時間、値段
英検準2級リーディング超対策法
大問1「語彙問題」に特化したおすすめ対策法
初歩的なステップとして、英検準2級に対応する単語帳の使用が非常に有効です。特に「でる順パス単」という単語帳を利用することを私は強く推奨しています。この単語帳を使うことで、単語の暗記が進み、それが直接的に語彙問題の成績向上につながるからです。実際、単語学習を増やすことは、語彙力の向上という明確な結果をもたらします。
単語の知識が豊富になると、それはただ語彙問題に限らず、英検の他のセクションにも大きな影響を与えます。例えば、リスニングやライティングのテストで使われる表現や構文の理解が深まります。これは、具体的な言葉を知っていることで、より複雑な文章や会話にも対応できるようになるためです。さらに、文章を読む際や会話を聞く際のスムーズな理解が、試験のパフォーマンス向上に直接結びつくのです。
初歩的なステップとして、英検準2級に対応する単語帳の使用が非常に有効です。特に「でる順パス単」という単語帳を利用することを私は強く推奨しています。この単語帳を使うことで、単語の暗記が進み、それが直接的に語彙問題の成績向上につながるからです。実際、単語学習を増やすことは、語彙力の向上という明確な結果をもたらします。
大問2「会話問題」に特化したおすすめ対策法
英検準2級の会話問題では、しばしば一人が何かを質問し、もう一人がそれに対応するというやり取りが見られます。このやり取りをスムーズに行うためには、質問された内容を正確に理解し、適切に反応するスキルが求められます。あらかじめ疑問詞ごとの応答パターンを練習しておくことが効果的です。
How long~(どれくらいの時間、期間を聞いている)→期間を回答
When~(いつ)→物事がいつ起こったのか回答
Do you~ Does he~など→YesかNoで回答
What time~(時間)→3pm、4o’clockなど時間で答える
英検準2級の会話問題に取り組むには、単に対話の形式に慣れることだけでは不十分です。このレベルの試験で求められる単語、熟語、フレーズの理解と使用能力が、会話問題の正解率を高める重要な要素となります。つまり、十分な語彙力がなければ、実際の会話の場面で適切に反応することは困難です。
試験対策として、まず基本的な単語やフレーズの学習から始めることが重要です。これには、「パス単」と呼ばれる単語帳が非常に役立ちます。この単語帳は英検準2級の試験範囲に特化しており、必要な語彙だけを効率良く学ぶことができます。たとえば、会話の中でよく出てくるフレーズや特定の状況で使う表現が豊富に含まれており、これを習得することで、試験の会話問題に対する対応力を格段に向上させることが可能です。
大問3、4「長文問題」に特化したおすすめ対策法
多くの日本人学習者が直面しているのは、英語と日本語の語順の大きな違いです。この違いが原因で、英語を日本語に訳しながら読むことが一般的な習慣になっており、これがしばしば理解を妨げる要因となっています。
英語の文をそのままの語順で理解することは、効率的な英語読解能力の鍵となります。このスキルを身につけることで、文の意味を素早く捉え、英語のリズムや文化的なニュアンスもより深く理解することができます。例えば、英語の文を読む際に、主語から始めて動詞、そして目的語という順番で読むことは、文の構造を直感的に把握する上で非常に重要です。
スラッシュリーディングという技術は、このような語順の理解を助けるために開発されました。この方法は、文を小さな意味の単位に分割して読むことを奨励します。実際に、英語の長文を読む際に、句読点の位置で短く止めてその節の意味を確認することは、非常に役立つ練習となります。これにより、文を後ろから読んだり、前後に行ったり来たりする悪癖を矯正し、より流暢で自然な英語読解が可能になります。
英語の読解力を向上させるには、速読技術の習得が非常に重要です。これは、英検準2級の試験だけでなく、あらゆる英語の長文読解において効果を発揮します。速読は文字通り、テキストを迅速に読み進める能力を指し、これをマスターすることで、大量の情報を短時間で処理できるようになります。
速読の技術は多くの学習者からの要望が高く、その効果を最大限に引き出すためにはいくつかの方法があります。例えば、読む際には指やペンを使って行を追うことで、目の動きをスムーズにし、読み速度を上げることができます。また、視野を広げて一度に多くの単語を認識する訓練も速読には効果的です。
英検準2級 英文速読のコツ
・返り読みしない
・指や鉛筆で追う
・1ワードずつ読まない
・頭の中で声に出して読まない
・問題の先読み
すべての試験において、特に英語の試験では、実際の試験問題の形式と難易度を事前に把握することが重要です。そのためには、過去の試験問題を解くことが非常に有効な手段とされています。これは、問題集を用いるよりも実際の試験に近い環境で練習することができるからです。
過去問を解くことには複数の利点があります。第一に、試験のフォーマットや出題される内容の傾向を理解することができます。また、時間管理の練習にもなり、本番でパニックになることなくスムーズに問題に取り組むことが可能です。例えば、実際に英検の過去問を解いた受験者は、試験のリーディングセクションで時間内に問題を解き終えることができ、リスニングでは聞き取りの練習が十分にできたと報告しています。
最後に:英検に合格をするには?
ここまで【英検準2級】リーディング対策|おすすめの対策法と解き方のコツを4つの軸で解説!について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映