始めに:【英検1級】合格率と合格ラインを解説
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
「【英検1級】合格率と合格ラインを解説|高校生の合格率も紹介します!」というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
【英検1級】合格率
英検1級の合格率に関する話題は常に多くの受験者にとって注目のポイントです。多くの場合、受験者は合格率が非常に低いという情報に接します。
特に2016年以前のデータでは、合格率が10%以下であるという記録があり、これが一般的に知られています。
実際、英検公式からは2016年以降、合格率に関するデータの公開が停止されています。これにより、現在の正確な合格率は外部には明かされておらず、推測に頼るしかない状態です。
ただし、過去のトレンドを見る限り、合格率が大きく変動することは少ないと考えられます。例えば、2015年のデータを最後に合格率はほぼ一定であり、大幅な変動が観察された例はありません。
この情報から、英検1級が求める英語力の水準は非常に高く、その難易度が一定で保たれていることが窺えます。
具体的には、2015年のデータでは合格率が10%を少し下回るとされており、これが現在においても変わっていない可能性が高いです。この合格率は、英検準1級と比べても、およそ5%の差があることからも、1級の難易度がいかに高いかが理解できます。
英検1級に挑む受験者は、高いレベルの英語力を持っている必要があるという結論に至ります。そして、過去の合格率が安定していたという事実は、テストの質と難易度が一定であることを示しており、受験者はこの難易度を前提に準備を進めるべきです。
【英検1級】二次試験の合格率は約65%を下回る
英検1級の面接試験、すなわち二次試験は、過去に比べると非常に合格が難しいとされています。筆記試験をクリアした上での次の挑戦となる面接試験の難易度は、それ以前の級とは一線を画しています。
例えば、1級の二次試験の合格率が公式に発表されていた2012年以前では、約65%を下回るとされています。これは、準1級や他の級と比較しても非常に低い割合であり、このことからも1級の面接試験の厳しさが伺えます。
具体的な状況として、1級を受験する候補者は筆記試験をパスしても、その後の面接で約3割しか合格できないという状況が想定されます。
これは、準1級の合格者が面接で約9割が合格することと比較すると、約30%ポイントもの大きな下げ幅があるということを意味しています。
英検1級の二次試験が如何に要求レベルが高いかを示しており、面接試験の対策を充分に行うことの重要性を物語っています。二次試験に臨む受験者は、この合格率の厳しさを理解し、それに見合った準備を整える必要があります。
【英検1級】高校生の合格率は、およそ10%
英検1級の高校生における合格率は、一般の推定合格率10%に比べて驚くほど高い数字を示しています。
公式に公開された2016年のデータでは、一次試験の合格率が23.0%、二次試験の合格率が66.2%となっており、これは英検1級全体の統計と比較しても非常に高い水準です。
この高い合格率の背景には、高校生で英検1級に挑戦する学生は非常に少なく、その中で受験するのは英語に非常に強い層、例えば帰国子女やバイリンガルなど、日常的に高いレベルの英語を使用している学生が多いと推測されます。
また、これらの学生は通常、よりシステマティックな学習環境や質の高い教育を受けていることが多く、英検1級の難易度をクリアするための準備が整っています。
特に2016年と2015年のデータを見比べると、一次試験の合格率に大きな差が見られます。これは受験者の絶対数が少ないことから、年による受験者の質や構成の違いが合格率に直接影響している可能性があります。
これにより、高校生の合格率が一般の推定値とは大きく異なることが明らかになります。
高校生の英検1級受験者は特定の条件や背景を持つ限られたグループであり、その結果、合格率が全体平均と比べて非常に高い傾向にあります。この事実は、高校生が英検1級に挑戦する際の準備の重要性と、質の高い教育の影響を示しています。
【英検1級】合格ライン
英検1級の評価基準は最近変更されました。日本英語検定協会の公式ホームページによると、以前のように全点の70%を合格基準とする方式は廃止され、現在はリーディング、リスニング、ライティングの3つの技能領域にわたるスコアを合算して合否を決定しています。これにより、試験ごとに一貫した合格基準が設けられ、試験の公平性が保たれています。
英検1級の合格基準
英検1級を目指す受験者は、合格基準の理解が不可欠です。
具体的な数値で見ると、一次試験では2550点満点中2028点、二次試験では850点満点中602点が必要となります。これは、一次試験で約80%、二次試験で約70%の正答率が求められることを意味しています。ただし、これらは単なる計算上の割合であり、実際の合格判定プロセスはもっと複雑です。
英検では、各受験回ごとに受験者の解答を集めてから、Item Response Theory(IRT)という統計的手法を用いてスコアを計算します。
この方法では、テストの形式や難易度が異なる場合でも受験者の能力を公平に評価することが可能になります。このため、同じ数の問題に正解しても、試験回によって得られるスコアは異なることがあります。
このような評価方法を採用しているため、受験者は試験終了後に自己採点を行っても、自分のスコアや合否を正確に把握することはできません。
具体的な正答数に基づいて合格を予想することは困難です。この点を理解し、試験に臨むことが大切です。
最後に:英検に合格をするには?
ここまで英検5級に落ちたときの対処法について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映