始めに:英検準1級に合格するための理想的な時間配分とは?
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本日はどのような記事になりますか?
本日は英検準1級に合格するための理想的な時間配分とは?
というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
英検準1級の試験内容と時間配分
英検準1級:筆記テスト
英検準1級の筆記試験は、試験全体で42問が設定されており、90分の中でこれらの問題を解かなければなりません。このテストでは、語彙に関する問題が25問、長文を読んで空欄を埋める問題が6問、長文の内容を理解して問題に答えるものが10問、そしてライティングの問題が1問と設定されています。この構成から分かる通り、英語の総合的な理解と表現能力が求められます。
語彙問題 | 文脈に合った正しい語句を4つ選択肢から選択 | 25問 |
長文語句問題 | 長文を読んで空欄を埋める | 6問 |
長文内容問題 | 長文の内容に関する質問に対する答えを選択肢から選択 | 10問 |
ライティング | 質問に対する答えを英作文する | 1問 |
英検2級と比較すると、いくつかの変更点が見られます。試験時間が以前より5分延長され、語彙問題が5問増え、長文内容問題が2問減少しています。これらの変更は、語彙力のさらなる強化と、内容理解の効率化を目指していると解釈できます。
英検2級との違い
・試験時間が5分増
・語彙問題が5問増
・長文内容問題が2問減
総じて、英検準1級の筆記試験は、高度な語彙知識と長文読解能力、さらには正確な英文作成能力が求められる試験です。各問題を解くための平均時間は約2分14秒と計算されており、これは受験者が各問題に迅速かつ正確に対応する能力を持つことを前提としています。この試験を通じて、受験者は自身の英語力を総合的に証明する機会を得ることになるのです。
筆記試験において目指したい時間配分
効率的な時間管理は、英検準1級の筆記試験において極めて重要です。特に、受験者の個々の能力や強みに応じて、最適な時間配分を見つけ出すことが成功への鍵を握ります。過去問を解く際に実際にタイマーを使用して時間を計測することで、自身に適したペースが明確になります。
一般的なガイドラインとしては、各セクションの推奨される時間配分があります。例えば、語彙問題には15分、長文の空所補充問題には20分、長文の内容理解問題には25分、そしてライティングには20分から25分を割り当て、残りの時間で見直しを行うのが望ましいです。
語彙問題 | 15分 |
長文語句問題 | 20分 |
長文内容問題 | 25分 |
ライティング | 20分~25分 |
見直し | 0~5分 |
これを具体的に調整する際には、個々の学習進度や習熟度に応じて柔軟に対応することが可能です。例えば、もし語彙問題において非常に高いスキルを持っている場合は、この部分で節約した時間を長文問題やライティングの解答に回すことができます。語彙問題は、既知の単語かどうかを判断するシンプルな形式のため、過剰に時間を割く必要はありません。
結論として、英検準1級の筆記試験における時間配分は、一般的なガイドラインを基本にしつつ、個々の能力に応じて柔軟に調整することが重要です。こうすることで、試験全体を通じて最大の効率と成果を実現することが可能になります。
英検準1級:リスニングテスト
英検準1級のリスニングセクションは、総計30分の試験時間で29問を解かなければいけません。
このセクションでは、具体的に会話内容の確認から実際のリアルライフシナリオまでの問題が含まれます。会話内容確認では12問、文の内容確認でも12問を解答し、さらに実生活に即したリスニング内容を確認する問題が5問出題されます。このような構成は、聞き取り能力だけでなく、情報の処理能力と即応性を評価する目的があります。
会話内容確認 | 聞いた会話情報と一致するものを選択 | 12問 |
文の内容確認 | 聞いた文の情報と一致するものを選択 | 12問 |
Real-Life形式の内容問題 | 実生活で起こり得るリアルなリスニング内容と一致するものを選択 | 5問 |
以前の英検2級と比較して、リスニングテストにおける変更点は顕著です。試験時間が25分から30分に延長され、会話内容問題と文の内容問題の数がそれぞれ15問から12問に減少しました。これに加え、現実の生活状況を模した「Real-life形式」の問題が新たに導入され、実用的な英語理解力の試金石となっています。
英検2級との違い
・試験時間25分→30分
・会話内容問題15問→12問
・文章内容問題15問→12問
・Real-life形式の問題が初登場
これらの変更は、リスニング能力の評価をより実践的で現実に即したものにするための努力の一環です。例えば、実生活形式の問題では、リスナーが日常生活や職場で直面する可能性のあるシナリオを聞き、それに応じた理解力を示さなければなりません。これは、言語が実際にどのように使われるかを反映しており、聞き手の適応力を測るのに適しています。
最終的に、英検準1級のリスニングテストの目的は、受験者が実際の英語使用状況で適切に反応し、情報を処理できるかどうかを確認することにあります。テストの構成や問題の種類がこれを支援するよう設計されており、これにより受験者の真のリスニングスキルが評価されるわけです。
英検準1級のスピーキング試験では、受験者は自己表現の能力を広範囲にわたって試されます。面接形式で進行するこの試験は、日常会話やさまざまなトピックに関する意見発表が求められるため、受験者の英語を流暢に話す能力だけでなく、思考を明確に伝える能力も評価されます。
この試験のセクションは、自由会話から始まり、物語のナレーション、イラストや社会的トピックに基づく意見表明まで多岐にわたります。具体的には、面接官との自由会話を通じてコミュニケーションスキルが試され、次にイラストを使ってストーリーを説明するナレーションがあります。さらに、イラストやカードに基づいて自己の意見を述べる問題が複数設けられています。
自由会話 | 面接官と日常会話 | N/A |
ナレーション | イラストの物語の展開を英語で説明 | 1問 |
自身の意見について(イラスト) | イラストに関連する質問に答える | 1問 |
自身の意見について(カード) | カードに書かれたトピックに関連する質問に答える | 2問 |
自身の意見について(社会) | カードのトピックに関連した社会的内容の質問に答える | 1問 |
このような多様な問題形式は、受験者が現実のコミュニケーションシーンで遭遇する可能性のある状況を模倣しており、即興での反応力や適応力を測ることができます。例えば、社会的内容に基づいた質問に答える際には、広い視野と深い洞察が必要とされ、受験者は自分の意見を論理的に、かつ説得力を持って表現する必要があります。
面接の試験時間はおよそ7分間とされていますが、受験者のスピードや能力によって若干時間が前後することがあります。
最後に:英検に合格をするには?
ここまで英検準1級に合格するための理想的な時間配分とは?
について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映