【英検・TOEIC】どちらを受験するべき?!合格に導く勉強法から試験内容まで徹底解説します!
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
【英検・TOEIC】どちらを受験するべき?!合格に導く勉強法から試験内容まで徹底解説します!というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
英検とTOEICの目的とは?
英語の資格は、キャリア形成において重要な役割を果たします。特に日本では、英検とTOEICが最も知名度が高く、多くの人がこれらの資格試験を受験します。
これらの試験の選択は、将来の目標や職業によって異なるため、どちらが自分に適しているかを理解することが重要です。英検は一般的に英語の総合的な能力を測る試験であり、特に英語を教育や高度なアカデミックな環境で使用する予定のある人に推奨されます。一方、TOEICはビジネス英語のコミュニケーション能力を重視し、多くの企業が求職者の英語能力の指標としてTOEICスコアを要求します。
例として、国際的なビジネスを展開する企業では、従業員に対して一定のTOEICスコアを求めることが一般的です。これは、業務での英語使用が頻繁であり、電話会議やレポート作成など、具体的なビジネスシーンでの英語の流暢さが求められるためです。
このように、英検とTOEICはそれぞれ異なる目的と利点があり、受験する試験を選ぶ際には自身のキャリア目標とどのように連携するかを考慮することが必要です。どちらの試験も一定の効果がありますが、自分の将来の職業や目指す分野によって最適な選択が異なります。これを理解し、適切な試験を選択することで、英語能力の証明とキャリアの向上につながるでしょう。
英検
英検は、異なるレベルの英語力を持つ人々が自身の能力に合わせて受験できる、多段階の資格試験です。この試験は、最初のステップとして5級・4級・3級があり、これらは基礎的な英語スキルを向上させるためのものです。次に、準2級と2級があり、これらはより高度な英語力を求め、国際的な環境での活動に備えます。
そして、最も高い難易度のステップが準1級と1級です。これらの級位を取得することで、高い品位と確かな英語力を証明し、国内外での活躍が期待されます。
英検は、どの級位からでも受験可能であり、受験者は自分の英語力に合わせて受験レベルを選択できます。例えば、英語力に自信がある場合は、いきなり高いレベルから受験して、準1級や1級に一気に合格することも可能です。
この試験は、英語のさまざまな技能をバランスよく評価することを目的としており、スピーキング、ライティング、リスニング、リーディングの各セクションで、日常生活や社会に密接に関連した幅広いトピックが出題されます。これにより、受験者は実用的な英語能力を総合的に評価されることになります。
TOEIC
TOEICは、国際的なコミュニケーション能力を評価するための試験であり、その目的は英語を使用したコミュニケーションスキルを客観的かつ公平に測定することです。
この試験は、世界中で使用されており、ビジネスに関連する単語やフレーズが豊富に含まれていることから、ビジネスパーソン向けの試験としても知られています。
多くの社会人や学生がTOEICの受験を通じて英語力を証明し、就職やキャリアアップに役立てています。実際、企業の中には、採用時の基準としてTOEICのスコアを設定しているところもあります。
TOEICには、リスニングとリーディングのスキルを測定する「TOEIC Listening & Reading Test(TOEIC L&R)」と、スピーキングとライティングの能力を評価する「TOEIC Speaking & Writing Tests」の2つのセクションがあります。
TOEIC Speaking & Writing Testsは、英語を仕事で使用する人や、より高度な英語力を目指す人にとって特に適しています。そのため、この試験は上級者向けのTOEICと見なされています。
TOEICには他にもいくつかの種類があります。その中には、スピーキング能力を測定する「TOEIC Speaking Test」と、ライティング能力を評価する「TOEIC Writing Test」が含まれています。また、初級者や中級者向けのリスニング力とリーディング力を測定する「TOEIC Bridge Test」も存在します。「TOEIC Bridge Test」は、英語初心者向けの試験であり、基本的なコミュニケーション能力の評価に焦点を当てています。
英検とTOEICどちらを受験すれば良い?
高校・大学進学
高校や大学進学において、英検とTOEICの両方がAO入試や公募推薦において英語力を示すのに有効です。これらの資格を取得することで、入試の英語科目が免除されたり、AO試験での英語力を証明したりすることができます。
ただし、大学ごとに英検とTOEICの認定基準が異なるため、確認が必要です。例えば、高校進学の場合、英検では3級以上、TOEICでは400~500点以上が一般的な基準とされています。一方、大学進学の場合は、英検で2級以上、TOEICで500~600点以上が評価の基準とされています。
留学
海外留学を考える際に、有利な資格として挙げられるのは、TOEFLやIELTSです。これらの試験は、国際的なスタンダードとして広く認知されており、海外の大学や教育機関でもよく利用されています。
一方で、TOEICは海外での知名度が低いため、留学時に活用することは難しいかもしれません。しかし、一部の交換留学プログラムでは、相手校がTOEICのスコアを参考にすることもあります。具体的には、TOEICのスコアが500点以上を求める大学も多くあります。
また、英検も海外での知名度は低いですが、最近では英検を留学生の英語力を評価する基準として採用する大学が増えています。特に「英検留学」と呼ばれるシステムでは、オーストラリアや北アメリカなどの多くの大学が、英検を英語力の証明として受け入れています。
このシステムを利用することで、留学の選択肢がさらに広がるでしょう。英検留学を考える際には、2級以上の英検の級位が必要とされます。
就職・転職活動
英検は、長い歴史を持ち、企業の間で高い知名度があります。しかしながら、近年の就職活動では、TOEICを重視する企業が増えています。この動向から、将来の就職活動においては、TOEICの方がより有利に働く可能性があります。一般的に、履歴書に記載する際には600点以上が望ましいとされ、新卒採用時の目安としてTOEIC L&Rスコアの545点が挙げられます。
一方、英検についても、2級以上を取得していれば英語力をアピールすることができます。転職活動においては、現在のところTOEICと英検のどちらが有利かは一概に言えませんが、TOEICのスコアを評価する企業が増えている傾向があります。TOEICは昇進や海外赴任の選考基準としても利用されており、人事面での重要性が高まっていると考えられます。
英語力が不可欠な部署での中途採用の際、通常、必要とされるTOEIC L&Rスコアの平均は620点です。このような部署では、即戦力が求められるため、新卒採用と比べて高いスコアが要求されることが一般的です。
英検とTOEICの試験内容の違い
出題単語
英検の合格に必要な単語数は、各級位によって異なります。例えば、政治、経済、生物、科学、時事などの特定の分野に関連する単語も出題されるため、2級以上の級位では、TOEICよりも難しい英単語を覚える必要があります。
一方、TOEICでは、ビジネス英語とされていますが、専門的な語彙はほとんど求められません。TOEICの問題には、初歩的な日常会話やビジネス会話でよく使われる単語が主に出題される傾向があります。そのため、TOEICの学習には、TOEICに特化した専用の英単語教材を使用することが効果的です。
文法問題の有無
英検では、文法知識を単独で問う問題は設けられておらず、主に長文読解や英作文の中で文法の正確性が評価されます。一方、TOEICでは試験全体にわたって文法の理解が求められ、特にPart5で文法に関する問題が多く出題されます。TOEICのPart5は、リーディングセクションに属し、短文の穴埋め問題として設計されています。
さらに、TOEICリーディングテストでは、Part5のほかに長文の穴埋め問題や長文の読解問題も含まれています。英検とTOEICの両試験において、文法は基本的な要素として扱われ、高度な知識よりも中学・高校レベルの文法理解が求められます。
リーディング問題の量
TOEICのリーディングセクションでは、100問を75分で解答する必要があるため、迅速な読解能力が不可欠です。この速度で問題を解くためには、速読技術と効率的な情報処理能力を養う必要があります。
一方、英検では、問題の量はTOEICに比べて少ないものの、各問題が深い理解を要求するため、詳細な読解技術が求められます。英検のリーディング問題を効果的に解くためには、精読能力を高めることが重要です。また、両試験では文法知識と専門的な語彙の習得も重要で、これによって読解問題の理解が深まります。
リスニング問題の量
TOEICのリスニングセクションは、四つのパートに分かれており、それぞれが日常生活やビジネスシーンを模したシナリオで構成されています。このセクションでは、多数の問題を短時間で処理する能力が試されます。
一方で、英検のリスニングテストでは問題数はTOEICに比べて少ないものの、出題の範囲が広く、日常の会話からより専門的なアカデミックな内容までカバーされています。このため、英検はTOEICよりも難易度が高いとされることがあります。
スピーキング要素の有無
OEICでは、主にリスニングとリーディング能力が評価の対象となりますが、これは英語の話し方を直接評価しないため、会話能力がなくてもスコアを得ることができます。ただし、TOEICの「Speaking & Writing Tests」を受ける場合は、スピーキング能力が求められるため、音読やシャドーイングを通じた発音と流暢さの練習が必要になります。
一方、英検では、3級以上で実施される二次試験においてスピーキング試験が含まれます。この部分では、実際に試験官との対話形式で英語の会話能力が試され、実践的な会話訓練と模擬面接が不可欠です。
英検とTOEICはどちらが難しいの?
「英検とTOEICのどちらが難しいか」という議論はよく見られますが、実際には両方の試験にそれぞれ困難があります。しかし、総合的に見ると、英検の方が難易度が高いとされることが多いです。この違いは主に求められる語彙の範囲にあります。
TOEICは主にビジネスと日常生活に関連する語彙に焦点を当てていますが、英検はこれに加えて専門的な分野の語彙も求められるため、より広範な知識が必要です。また、英検では級位が高くなるほど、合格に必要な語彙数が増えます。
一方で、TOEICは多くの問題を限られた時間内に解答する必要があり、この速度が求められる点でも難易度は高いです。したがって、英検は語彙の幅と深さにおいて、TOEICは時間管理の面でそれぞれに挑戦があります。
英検とTOEICの勉強のコツ
一般的に、英検とTOEICの勉強を同時に進めることは推奨されません。これは、両試験の出題内容と形式が大きく異なるからです。英検は幅広い語彙と専門的な知識を要求し、スピーキング試験も含まれていますが、TOEICはビジネス英語に焦点を当て、リスニングとリーディングの速度が求められます。したがって、それぞれの試験に特化した学習方法を採用し、個別に対策を立てることが効果的です。
効果的な英語試験対策として、特定の試験に特化したプログラムを提供する語学スクールの利用が推奨されます。これは、各試験の特性を考慮した専門的な指導が受けられるため、より効率的に学習することが可能です。
たとえば、英検専用のクラスでは、スピーキング試験の実践や特定の語彙学習が強化され、TOEIC対策のクラスでは、ビジネス英語やリスニング、リーディングの速読技術に焦点を当てたカリキュラムが組まれます。
このように、専門的な指導を受けることで、試験ごとの要求に応じた効果的な学習が期待できます。
最後に:英検に合格をするには?
ここまでに【英検・TOEIC】どちらを受験するべき?!合格に導く勉強法から試験内容まで徹底解説します!について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映