青山学院大学専門塾【鬼管理青山学院大学塾】の代表菅澤です。
このページでは、青山学院大学合格に必要な「共通テスト現代社会」の傾向や特徴を解説させていただきます。
青山学院大学に合格するには、共通テストの対策もしないといけません。
青山学院大学に合格するための解説を行いますので最後までご覧いただけますと幸いです。
無料説明会・1ヶ月返金保証制度の
受講が可能です!
無料説明会・1ヶ月返金保証制度の受講が可能です!
青山学院大学受験における注意点
青山学院大学の入試は大きな変更点がございます。
変更点については、コチラの動画にすべてまとめておりますのでご確認いただけますと幸いです。
青山学院大学専門塾/予備校として、
青山学院大学の全ての情報をまとめております。
共通テスト「現代社会」の前提情報
試験時間 | 60分 |
大問数 | 5題 |
解答形式 | マークシート |
頻出単元 | 政治、経済、環境問題、労働 |
共通テストの現代社会では、センター試験の現代社会と比べて問題数が減りました。しかし、問題文が長くなり読ませる量が増え、考えさせる問題も増えたため、解答時間に余裕がないと感じる人が増えたでしょう。
単純な知識だけでなく、思考力や国語力が必要とされる共通テスト現代社会も他の科目と同じで、基本事項をしっかり学習しておけば高得点が狙えるはずです。
「センター試験の過去問は古いからやらなくていいや!」なんて思っていませんか?そんなことはありません。
共通テストは始まってからまだ日が浅いです。そのため過去問がほぼありません。ですから、センター試験の過去問を使って学習することが有効な対策になります。
共通テスト「現代社会」の傾向
共通テストの現代社会の出題形式の傾向は4つあります。
①一問一答問題
②正誤判定問題
③キーワード探し問題
④会話文・ノート問題
一つ一つ見ていきましょう。
① 一問一答問題
単純な用語の知識を問う問題が、共通テストでも引き続き出題されています。
用語と用語の意味を結びつける問題は、センター試験現代社会でも出題されていました。その出題形式が、共通テストでも続いています。
つまり、センター試験現代社会の過去問はまだ対策に使えるということです。「共通テストとセンター試験は全然違うから、センター試験の過去問をやっても意味がない」なんて思わないでくださいね。
もう一つの対策としては、一問一答形式の参考書を使うことが有効でしょう。
一問一答形式の参考書に取り組むときのコツは、まず「すでに知っているもの」と「まだ知らないもの」を分けることです。
知っているものを何度読んでも学習効果は低いです。「知らないこと」を「知っていること」に変えることが勉強ですから、知らないものだけを何回も繰り返し覚えれば良いのです。
その際、繰り返し学習することも忘れないようにしましょう。
繰り返し学習することで、脳が「これは重要な情報だ!」と認識してくれるようになります。そうすれば暗記しやすくなりますから、繰り返し取り組むことを大切にしてください。
②正誤判定問題
正誤判定問題とは、「正しいものを選べ」「誤っているものを選べ」という問題形式です。各選択肢が正しいのか誤っているのかを慎重に吟味する必要があります。
正誤判定問題は、共通テストの前身であるセンター試験でも頻出でした。
誤っている選択肢は同じようなものが何度も出題されています。つまり、センター試験の過去問をベースにした学習が非常に有効だということです。
過去問を使って学習する場合は、まず参考書や模範解答を見ずに、時間を測って演習をしましょう。
その後、丸付けをしてください。丸付けをせずに解きっぱなしにしておくと、問題を解いた意味がなくなりますので注意してください。
丸付けが終わったら解答解説を読んで、各選択肢の吟味をしましょう。その選択肢のどこが間違っていたのかを問題のコピーの上に書いたり、ノートにまとめたりしてください。
そしてそれを通学時間や隙間時間などに見るようにしてください。
そうすれば、出題されやすいポイントを効率よく学習することができます。
③キーワード探し問題
課題文の中からキーワードやキーフレーズを探し出して、解答の根拠にする出題形式です。
課題文の中から鍵となる言葉やフレーズを探し出す必要がある問題形式です。
共通テストが施行されてからよく見るようになった問題形式であるため、受験生には正確な知識ととっさの対応力が求められていると言えます。
上の問題では「リデュース」「リユース」「リサイクル」という用語を事前に知っておく必要があります。そのうえで問題文を読解し、すでに自分が持っている知識と問題文の内容を結びつける必要があります。例えばこの問題では、「削減」という言葉に反応し「これはリデュースだ!」とピンとくることが求められています。
2021年度の共通テスト現代社会の第1問の回答番号1でも同じ形式の問題が出題されました。そこでは「民権」というキーワードを課題文から探し出して「中江兆民」と結びつけたり、「貴賤上下の区別なく」というキーフレーズを課題文から探し出して「福沢諭吉」と結び付けたりすることが求められていました。
問題冊子を開いて一番最初の問題がこの形式の出題だったため、面食らった受験生も多かったことでしょう。
みなさんはこの問題形式が共通テスト本番で出てきても驚かないように、今のうちから準備をしておきましょう。
会話文・ノート問題では、架空の人物の会話やノートの内容をのぞき見して、その人の論理をおさえつつ現代社会の知識を使って正解を導くことが求められています。
共通テスト現代社会では、他の人の会話やノートを読まされる出題形式が頻出です。
これは、共通テストの現代社会に限らず、共通テストの国語や英語などでも同じような出題がなされています。
出題者の狙いとしては、単純な知識だけではなく読解力や思考力をはかりたいということでしょう。
国語や英語に限らず、現代社会でも文脈を把握する力が求められていると言えます。
このタイプの問題を解くためには国語力をつけるしかないのですが、受験生の皆さんは国語も現代社会も並行して勉強しないといけませんよね。
「現代社会をやる前に国語の勉強を頑張れ!」とアドバイスされても困ってしまうと思うので、具体的な解き方を伝授します。
現代社会で会話文・ノート問題が出たときにまずするべきことは、「その人になりきる」ことです。
その内容をしゃべっている人、そのノートを書いた人の考え方をそのまま自分の頭の中で追跡してください。
ここでは自分のオリジナルな考え方や発想力は求められていません。他の人の論理をトレースすることができるかが問われています。
その人になりきった上で問題を読むと、どの知識を引用すればその人の考え方がより強化されるかがわかってくると思います。
このようにして解けば、会話文・ノート問題は恐れることなくクリアできるでしょう。
共通テスト「現代社会」の攻略法
❶正確なインプット・正確なアウトプット
共通テスト現代社会の攻略法一つ目は、正確なインプットとアウトプットです。
正確なアウトプットをするためには、正確なインプットが必要だからです。
ではなぜ、正確なアウトプットが必要なのでしょうか?
それは問題に正解するためです。テストで得点するためには、正確にアウトプットする必要があるのです。
では、正確なインプットとアウトプットができているかを確かめるにはどうすれば良いのでしょうか?
ここで役立つのが一問一答形式の参考書です。テスト形式で一問一答を進めて、間違えた問題や答えられなかった問題に関する事項がまだ暗記できていないのだと知ることがまずは大切です。
自分ができるところとできないところを知っておかないと、勉強って前に進みませんよね?
だから、まずは一問一答を使って「すでに暗記できているもの」と「まだ暗記できていないもの」を分けることが重要なのです。
「まだ暗記できていないもの」だけ繰り返し学習すれば、それはとても効率が良い勉強法ということになります。
❷原因・概要・結論を説明できるように
共通テスト現代社会の攻略法二つ目は、物事の原因と結果、そして概要を説明できるようにすることです。
物事には必ず原因と結果がありますよね。
例えば、その施設の近隣住民には○○という共通の悩みがあったとします。それで近隣住民みんなでその施設を相手に取って裁判を起こすことにしました。その裁判の結果、△△という結論が出ました。
このように、物事には原因と結果があるわけです。
この原因と結果を説明できなければ、その出来事を本当に理解しているとは言えませんよね。そして本当に理解していなければ、テストで正解することはできません。
ですから、普段の学習の時から「自分は本当にこの出来事の原因と結果を説明することができるか?」ということを問いかけて学習を進めてください。
物事の概要を説明できることの重要性は言うまでもないと思います。
例えば、「2015年のパリ協定とはどういう内容ですか?」と聞かれて説明できますか?
このような概要を説明することができなければ、知識問題を解くことはできませんよね。
現代社会という科目では特に知識問題が多いですから、物事の概要を説明できるようになっておくことが特に重要なのです。