【必見】中央大学専門塾/予備校が解説する中央大学文学部の国語の入試傾向と対策 

菅澤孝平

中央大学専門塾/予備校CHU-PASSの代表菅澤です。

このページでは、中央大学文学部の国語入試問題の傾向や特徴を解説しております。

中央大学に合格するには学部別の対策と同時に、科目別の対策も必要になってきます。

中央大学文学部に合格したい方は「国語」の特徴や傾向を理解したうえで勉強に励みましょう。

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中央大学文学部とは

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菅澤孝平

中央大学文学部についての情報は別途コチラに記載しております。

中央大学文学部を知りたい方はコチラより閲覧してください。

中央大学文学部「国語」の前提情報

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試験時間60分
大問数3題
解答形式記述・マークシート併用型
頻出単元現代文・古文・漢文
菅澤孝平

中央大学文学部は13の学科があり、様々な学問について学ぶことができます。入試形態としては全ての学科において共通の問題を解答する仕組みとなっております。また、一般選抜は学部共通形式、個別学力試験の二つの方法がありますが、この記事では個別学力試験の問題を解説していきます。

問題の難易度は他の大学と比較しても標準のレベルでありそれほど難しくはない内容となっています。そのため、確実に点数をとることが求められているので安易なミスは避けるようにしましょう。

時間は60分で大問の数は三つとなっています。時間に見合った問題の量なので解き終わった際には見直しの時間も確保できるようにし確実に高得点を目指していきましょう。

中央大学文学部「国語」の傾向

菅澤孝平

それでは、中央大学文学部「国語」の特徴・傾向を見ておきましょう。

■現代文の特徴

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中央大学文学部の現代文の問題は、大きく分けて3つの問題が存在します。

■漢字書き取り問題
説明問題

理由問題

■内容合致問題

慣用句・四字熟語書き取り問題

以上の問題が存在します。

配点は現代文が50点となっており、点数の配分が高いため慎重に解いていきましょう

■漢字書き取り問題

例:

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漢字書き取り問題は問われた漢字を書き取る問題のことです

菅澤孝平

中央大学文学部国語の問題では毎年4題ほど、漢字の書き取り問題が出題されます。どのように出題されるか説明すると、本文中の傍線部の漢字を書き取ります。難易度としては標準のものが多く出題されます。

【学習方法】

漢字の学習法として大切なってくるポイントは一つの参考書を完璧にすることです。受験生の中では多くの問題集、参考書に手を出してしまう人も見受けられますが、一冊をしっかりと取り組めば入試に対応できます。

そのため、一冊の問題集を何周もすることが大切です。

■説明問題

例:

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「説明問題」は文章で線が引いてある言葉の言いかえを正しく選択する問題のことです。

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中央大学文学部の論説には説明形式の問題が毎年3題ほど出題されます。
説明問題は本文を正しく言い換えられている選択肢を選ぶ問題です。

【解答のコツ】

本文のキーワードをしっかりと把握しておく必要があり、類義語や、それに似た意味について本文を読む際に慎重に見つけていきましょう。問題文を読んでいて「重要そうだ」と感じた箇所には印を付ける等、強調しておくと良いでしょう。そして、重要な単語に当たるのは少し難しいものや、考えさせられるものが多いです。

そのため、自分の中の語彙力を高めるのが良い対策法となります。攻略法①で語彙力を上げる文章の読み方の説明してますのでぜひ参考にしてください。

また、本文の前後の部分は解答のヒントとなっている部分が多いです。注意して精読していきましょう。

■理由問題

例:

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理由問題は本文の傍線部に対して「なぜこうなるのか」と正しく説明できている選択肢を選ぶ問題のことです。

菅澤孝平

中央大学文学部の論説文の問題の中に上の画像のような説明問題は毎年2題ほど出題されます。
理由問題は本文の特定の場所がどのような理由で書かれているのか正しい文章を選択する形となっています。

そのため、理由を考えるためには論理的に考えることが大切なこととなってきます。従って、下の文章で説明しているのでご覧ください。

■論理的に考えられるようになるトレーニング

①結論から考える

話をする時にまず結論から考えることは、論理的思考力を身に着けるために手軽に取り入れられる方法です。

結論から考えることで自分の頭の中を整理しながら文章を理解できるようになります。

論理的に考えることに苦手意識をもっている方は、結論を最初に考えることから始めることをおススメします。


②「なぜ?」を繰り返す

結論を最初に伝えることで、最終的なゴールが明確になります。次は、結論にたどり着くまでの過程が必要です。「なぜその結論になったのか」その理由を深掘っていきましょう。

「なぜ?」を何度か繰り返すことで、因果関係を把握しやすくなります。

③ロジックツリーを書いてみる

「なぜ?」を何度も繰り返していると、頭の中でパンクしてしまい、考えられなくなってしまう時もあると思います。そのような場合には、紙に書いてみましょう。入試本番では難しいですが問題の演習の際に取り組んでみるのが良いです。

ある問題をツリーのように分解して、解決方法を見付けるロジックツリーを使えば思考を段階的に可視化できます。頭で考えて行き詰まってしまったら、まずは紙に書いてみましょう。

このように日頃から論理的に考える訓練はできるものです。皆さんも是非実際に考えてみてください。

■内容合致問題

例:

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「内容合致問題」の問題は言葉の通り、その文章が本文の内容に合致するか見極めるものです。問題の多くは大問の最後に出題される傾向が多いです。

菅澤孝平

本文合致問題は、本文全体を読解して正しい文章を見分ける問題となっています。

したがって、本文を全体的に正しく読解できる能力が必要です。問題の形式としては五つの選択肢の文章があり、その中から正しいものを選ぶ形となっています。


【解答のコツ】

そして特に中央大学文学部の本文合致問題は選ぶ選択肢の問題文が非常に長いです。しかし、以下の点が答えとなるヒントとなるでしょう。

・選択肢のすべてに共通して記載されている単語

・接続詞

・否定(~ではない、~出来ない、など)

以上の部分はそれぞれの選択の特徴となる部分やほかの選択肢との差が出やすい場所となっています。そのため、その違いや特徴をしっかり把握して、本文を読み返して正しいものを選ぶ流れで取り組むと良いでしょう。

■慣用句・四字熟語書き取り問題

例:

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慣用句・四字熟語書き取り問題は本文中の空欄に適切四字熟語や慣用句を当てはめる問題のことです。

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中央大学文学部の論説文の問題において、このような国語の知識を問う問題は一つの特徴となります。
問題を解く際には、基本的な四字熟語の働きや、どのような場面で慣用句が使われているのか意味も併せて把握しておくことが必須となります。国語の知識についての効率的な学習方法はこの記事の攻略法①で説明してありますので参考にしてください。

【問題解く際のコツ】

慣用句や四字熟語のすべてが空欄になっていることは少なく、一部空欄になっていることが多いです。そのため、空欄の前後をヒントとして考えられる選択肢を絞っていきましょう。絞ることができたら空欄の前後を文脈で判断して合うものを考えましょう。

■古典の特徴

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中央大学文学部の国語の問題には古文、漢文の二つが出題されます。配点は古文が30点、漢文が20点となっています。

中央大学文学部の古典の問題は、大きく分けて3つの問題が存在します。

■知識問題
本文解釈問題

本文理解問題

以下の問題が存在します。

■知識問題

例:

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知識問題は問われている古典の知識について正しいものを選ぶ問題のことです

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知識問題では単語や文法などにおいて、基本的な部分を問う問題が出題されています。ここでの問題は基本問題が多いので正答率が高いことが予想されます。従って、ここで点を落としてしまうとほかの受験生との差をつけられてしまいます。

中央大学文学部の古典の問題には古文、漢文双方に古典の知識問題が出題されます。出題される内容としては


・古文の漢字の読み

・古文作品に関連する問題

・漢文の読み

・漢文の返り点をつける問題


などが挙げられます。このような知識問題は知っているか、知らないかによって解答できるか決まってきます。そのため、普段から古文の単語や漢文の読みなどは繰り返し学習し、脳に定着させましょう。

また、古典作品に関する知識ですが、勉強の合間などに、作品がどのような時代背景でどのような役割を果たしたなど資料集を眺めてみるのをおススメします。

■本文解釈問題

例:

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本文解釈問題は本文中の傍線部について正しい解釈を選択する問題のことです。

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このような形式の問題は古文だけですが、毎年4題ほど出題されます。解釈する部分が単語の一問一答のように短くはないので一つの単語がどのように働き意味をもたらしているのかじっくり考えていくことが大切です。

【必要な知識】

・単語

・文法

・文脈判断

また、文章の流れによって意味が変わってくる単語も存在しますので文脈で判断する場合もあります。

単語と文法の効率のいい学習方法は後の攻略法①で、文脈を判断できるようになる学習方法は攻略法②で説明します。

■本文理解問題

例:

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本文理解問題は本文について正しいものを選択する問題のことです。

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中央大学文学部の古典の問題において上の画像のような本文理解問題は古文、漢文双方に2題ほどずつ出題される傾向があります。


古文においては、主語、動作の主体がどれなのかを聞かれる問題も出題されます。そのため、常に主語を把握しておくことがこの問題を解くポイントとなります。

そこで、主語を把握する際に役に立つのが敬語になります。

古文では主語が省略されていることがほとんどです。それなので一文一文「誰が」ということに意識をして読み進めましょう。

古文の世界では人物関係がはっきりとしています。登場人物が身分の高い人なのか、男性か、女性か、老人か、それとも子供なのか内容を把握できることで文章をスムーズに読み進めることができます。
そのため、敬語は一通り把握しておきましょう。

中央大学文学部「国語」の攻略法

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菅澤孝平

続いて、中央大学文学部の国語攻略法を記します。

ここに該当してない場合、合格は厳しいです。

しかし、これらに該当している場合は合格の可能性が高いと言っていいでしょう。

現代文と古文のやり方は共通することが多いため攻略法は同じ記述をいたします。

❶1文を徹底的に読み理解すること→読解に必要な知識を定着させる

菅澤孝平

中央大学文学部国語攻略法1つ目、「読解に必要な知識を定着させる」です。

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現代文においても、古典においても単語の意味や文法の用法を知らなければ文章を読み進めることができません。一つの文章には様々な要素が組み立てられ成立していますが、その要素を理解できていなければ誤った認識をしてしまう可能性が高いです。

そこで、国語でまだ点数が安定できていない人は、以下のことを中心に読解に必要なポイントをまとめたので取り組んでみてください。


【現代文】

・意味の分からない単語を減らす

・接続詞の働きを確認する


【古典】

・古文単語を覚える

・漢文の読みを徹底的に身につける

・文法を覚え、他人に説明できるようになるまで理解する

古文単語や、漢文の読みなど一問一答形式の勉強法として以下のことに取り組んでみると効率よく学習できます。

定着する単語帳、熟語集の読み方】

一周目は意味も考えなら、使い方と共に読む

②二周目は反復で読んでいき英単語を見た瞬間に意味が出るようにする。

そうでない場合は該当箇所に付箋をつける

③三周目は付箋が張ってあるところを中心に読み直す

❷1文と文との関係性を把握すること

菅澤孝平

中央大学文学部国語攻略法2つ目、「1文と1文との関係性を把握すること」です。

菅澤孝平

現代文の「理由問題」や「説明問題」では正確な読解力が必要とされます。

理由を説明すると、文章の因果関係、全体の読解は一つ一つの文章がどのような役割を果たしているか把握することで理解が深まるからです。

その役割を把握するためには接続詞に注目することが大事です。その接続詞が逆接なのか、順接なのか、見極めることが大切となってきます。

問題を解く際には「○○だから」や「なぜなら○○」の部分に注意して読んでみましょう。多くの理由の説明問題はこの接続詞付近が解答のポイントとなります。

従って、接続詞は問題を解く上で見逃してならない重要なものであると言えます。普段の演習から接続詞をないがしろにせず注意深くチェックしながら読み進めていきましょう。

❸本文全体が要約できること

菅澤孝平

中央大学文学部現代文攻略法3つ目、「本文全体が要約できること」です。

菅澤孝平

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以上で中央大学文学部の国語の解説を終わりますが、他の学校・学部の国語の記事も掲載してありますのでぜひご覧ください!

この記事を書いた人

Goda Shinnosuke