始めに:世界で最もシンプルな解説!英検®️CSEスコアの全てを明らかにします!
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代表の菅澤です!
鬼管理英語塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?
本日は
「世界で最もシンプルな解説!英検®️CSEスコアの全てを明らかにします!」というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
英検®︎準1級リスニング強化ガイド
英検®︎準1級のリスニングセクション攻略のための最適な学習方法を細かく解説します。
英検®︎長年の実績とグローバルな挑戦
英検®︎とその歴史
日本で最も人気があり、受験者数が多い英語能力試験である英検®︎は、50年以上の長い歴史を持ちます。主に中高生が受験し、英語学習の指針として利用されてきました。5級から1級まであり、各レベルで異なる試験内容が設けられています。従来は合格か不合格のみの結果が出されていましたが、英語学習のグローバル化の流れに伴い、新たな挑戦が求められています。
国際標準と英検®︎の進化
世界的に英語能力の評価基準としてCEFRが採用されており、TOEFLやIELTSなどの国際的な英語試験がこれに準拠しています。英検®︎も、この国際標準に対応するための改革を進めており、特に4技能(読む、聞く、書く、話す)の測定を強化しています。
英検CSEスコアの導入とメリット
CSEスコアとは何か?
英検®︎が新たに導入したCSEスコアは、CEFRに準拠した独自の評価システムです。これにより、受験した級の結果だけでなく、各技能を詳細なスコアで表現することが可能になりました。これは全受験回に共通する基準であり、受験者は自身の英語能力をより具体的に知ることができるようになります。
CSEスコアの利点
CSEスコアの導入により、英検®︎は合否結果に加えて、個々の英語技能を点数化し、受験者の能力を明確に示すことができるようになりました。これにより、受験者は自分の強みと弱みを客観的に把握し、効果的な学習計画を立てやすくなります。さらに、CEFRとの対応関係が明示されるため、国際的な英語試験との比較が容易になります。
これらの情報を踏まえ、英検®︎準1級のリスニングセクションに向けた効果的な対策を立てることができます。CSEスコアの理解を深めることで、英検®︎のグローバルなスタンダードに対応した学習を進めることが可能です。
英検®︎CSEスコアの基本理解
英検®︎に新たに導入されたCSEスコアシステムについて、その特性と詳細を分かりやすく解説します。
CSEスコアによる均等な技能評価
均等配分のスコアシステム
英検®︎の各技能に割り当てられるスコアは、問題数にかかわらず均一に設定されています。例えば、英検1級の場合、リーディングセクションが41問、リスニングセクションが27問でも、両セクションのスコア配分に差はありません。これにより、各セクションがテスト全体の評価に平等に寄与するようになりました。具体的には、各級で次のような満点スコアが設定されています。
- 1級:各技能850点
- 準1級:各技能750点
- 2級:各技能650点
- 準2級:各技能600点
- 3級:各技能550点
英検準1級の例では、リーディング、リスニング、ライティングの3技能で合計1792点以上を獲得することが一次試験の合格条件となっています。
同一正答数でも異なるスコア
CSEスコアは、統計的手法(Item Response Theory)を用いて算出されるため、同じ正答数であっても受験する回によってスコアが変動することがあります。これにより、各回の試験の難易度調整が可能となり、より公平な評価が実現しています。
技能バランスの重要性
技能間のスコアバランス
2016年度から導入されたCSEスコアシステムでは、各技能のスコアが均等に配分されるようになりました。この変更により、特定の技能だけに偏ったスコアでは合格が難しくなり、全技能をバランス良くマスターすることが重要になります。例えば、準1級の一次試験では、リーディング、リスニング、ライティングの3技能で合計1792点を目指す必要があります。
過去の試験結果との比較
新しいCSEスコアシステム導入以前に英検を受験した人々も、過去の受験データを用いて自分のCSEスコアを確認できます。これにより、以前の受験結果を現在の基準に照らし合わせることが可能となり、今後の学習計画の参考にすることができます。
CSEスコアシステムの導入は、英検®︎が国際的な評価基準に沿った、より公正で透明性の高い評価を目指していることを示しています。各技能を均等に評価し、技能間のバランスを重視するこの新システムによって、受験者は自身の英語力をより正確に把握し、効果的な学習戦略を立てることができるようになります。
英検®︎CSEスコアで何が変わった?
英検®︎の評価システムにCSEスコアが取り入れられたことにより、試験の受験生にとって大きな変化がありました。
目標設定が明確に
従来の英検では、結果が合格か不合格の二択でした。そのため、不合格を受けた受験生はどの程度まで合格に近づいていたかを具体的に知る術がありませんでした。
しかし、CSEスコア制度が導入されたことで、合格基準に至るまでの具体的な得点や、それぞれの技能ごとの詳細な得点を把握することが可能になりました。これにより、不合格であっても次回の試験に向けた具体的な目標設定や学習計画の立案が容易になり、モチベーションの維持にも繋がります。
他の英語試験との比較が容易に
CSEスコア導入のもう一つの大きなメリットは、TOEICやTOEFLなど、他の英語能力試験との成績を直接比較できるようになった点です。CSEスコアはCEFRとの互換性を持っているため、異なる試験間での能力の相対的な位置づけを確認することができます。
これは、自分の英語力が国際的な基準でどのレベルに位置するのかを把握する上で非常に有効です。さらに、複数の英語試験を受験することを検討している受験生にとって、どの試験が自分の英語力を最も適切に評価できるのか、あるいは自分のキャリア目標に最も役立つのかを判断するための貴重な情報源となります。
これらの変化により、英検®︎はただの国内試験から、受験生が自身の英語能力を国際的な視野で評価し、将来のキャリアや学習の方向性を考えるためのツールへと進化しました。
英検®︎CSEスコアの成績表上での表現
英検®︎のCSEスコアシステム導入後、受験生の成績表にどのような情報が表示されるかを詳しく見てみましょう。
一次・二次試験の成績詳細
成績表では、受験した英検の一次試験と二次試験の結果が明記されます。
CSEスコアの内訳
- 一次試験のCSEスコア:例として、1545点
- 二次試験のCSEスコア:例として、478点
- 合計CSEスコア:上記の合計で2023点
この場合、英検2級の合格基準である1980点を43点上回るスコアを獲得していることから、十分な合格水準であることが確認できます。
英検®︎バンドスコア
英検®︎バンドは、CSEスコアを基に算出され、合格基準との距離を段階的に示します。各バンドは25点を単位として設定されており、成績表上では合格ラインからの距離が直観的に把握できるようになっています。例えば、「-2」は合格基準まで26~50点以内、’+3’は合格基準を51~75点上回っていることを意味します。
成績表上の「G2+1」は、英検2級で合格基準を1バンド分(1~25点)上回ったことを指し、「G」は級、「P」は準級を示す略称です。これにより、合格していればその水準、不合格であっても合格にどれだけ近づいたかが明確になります。
不合格であっても、前回の試験から成績が改善されているかどうかを確認できるため、自身の英語力の向上を具体的に実感することが可能です。たとえば、以前G1-3の評価だった受験生が、今回G1-1と評価された場合、合格ラインにかなり近づいていることが数値でわかります。
最後に:英検に合格するには?
ここまで「世界で最もシンプルな解説!英検®️CSEスコアの全てを明らかにします!」について見てきましたが…。
主にライティングセクションで変更があることがわかりましたね。
これからは更なる対策が必要になりますね。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映