始めに:【英検®︎5級・4級・3級・準2級・2級・準1級】リスニング対策のコツ・勉強法まとめ|3つのポイントを徹底解説!
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本日はどのような記事になりますか?
本日は【英検®︎5級・4級・3級・準2級・2級・準1級】リスニング対策のコツ・勉強法まとめ|3つのポイントを徹底解説!
というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
基本的な英検リスニング対策の流れ
過去問や参考問題を解いて、スコアを記録する
始めに、リスニングセクションの模擬試験や過去の問題を解いてみることからスタートし、それにより自分の現在のリスニング能力を評価してみましょう。このプロセスは、実際の試験環境を模倣することで、現実に即した力試しを意図しています。
特に、英検への初挑戦の際には、すべての問題を一気に解くのが困難に感じることがあります。そのような場合、一つの大問をピックアップし、その問題集中して取り組む方法が有益です。
解答後は、自分自身の進捗を追跡し、今後の学習計画に活かすため、得点と解答日を記録しておくことが推奨されます。この方法により、自分の成長を可視化し、どの分野においてさらなる練習が必要かを判断する基礎を作ります。
このような手順を踏むことで、リスニング能力の現状把握という目的が達成され、効果的な対策の立案につながります。始めに行う自己評価は、学習プロセスにおいて極めて重要であり、このステップを基にして、自身の弱点を特定し、それを克服するための具体的な学習計画を立てることができるようになります。このアプローチによって、リスニング能力の向上を図り、英検における成功へと近づくことが期待できます。
スクリプトを読んで英文の内容を理解する
「スクリプト」とは、英語の音声内容を文字に起こしたものを指します。このスクリプトを利用する学習法は、まずテキストを読むことから始めます。読み進める過程で理解できない単語や文法構造に遭遇した場合は、それらにマークをしておき、その後で日本語訳を参照し、その意味を理解します。この手法により、マークした単語やフレーズの意味を学び、次第に語彙力を拡大していくことができます。
このアプローチでは、リスニングとリーディングのスキルを同時に鍛えることができ、特にわからなかった単語や表現に焦点を当てることにより、効率的に語彙を増やすことが可能です。例えば、スクリプトを読んでいる際に不明な単語に出会ったとき、それを辞書で調べて意味を理解し、さらにその単語を使った例文を書くことで、学んだ語彙を実際の文脈で使用する練習にもなります。
このようにして、スクリプトを使ったリスニング対策を行うことで、リスニングの理解力はもちろん、リーディング能力や語彙力も同時に向上します。この方法は、リスニング能力の向上を目指すと同時に、英語全般のスキルアップにも効果的であり、より高度な英語力の獲得が期待できます。この学習戦略を取り入れることで、リスニングにおける理解の幅が広がり、英検などの試験においてもより良い成績を収めることができるようになるでしょう。
音声を流しながら「シャドーイング」に取り組む
シャドーイングという学習法は、オーディオで聞いた英語の音声を模倣して発声することで、聞く力と発話能力の両方を同時に向上させる効果的な手法です。
この方法をリスニングの練習に応用することにより、耳で捉えた英語のリズムやイントネーションを体で覚えることができます。以下の段階に従ってシャドーイングを行うことで、リスニングのスキル向上につながります。
初めに、英語の音声を聞きながら、そのまま音声に合わせてスクリプトを読み上げる「同時シャドーイング」を行います。次に、一度聞いた音声の発音を記憶に頼り、オーディオなしでスクリプトを読み上げる「音読」に挑戦します。最後に、「無声シャドーイング」として、スクリプトを見ずに、記憶した音声の発音とリズムで話してみます。
この一連のプロセスを通じて、英語の音声に対する聞き取り能力が鍛えられるだけでなく、正確な発音で英語を話す能力も自然と高まります。また、シャドーイングは、英語のリズム感やイントネーションを体得するのにも有効で、英語を自然な流れで話すための基礎を築くことができます。
このようにシャドーイングを継続することで、リスニング能力だけではなく、英語発話能力の向上も期待でき、実際の会話や試験場面でのパフォーマンスが向上することに繋がります。従って、シャドーイングは英語の総合的なスキルアップを目指す上で、非常に効果的な学習法と言えるでしょう。
【級別】英検リスニング対策のコツ
英検5級リスニング対策
英検5級のリスニングセクションでは、中学1年生の英語レベルに相当する比較的シンプルな問題が出題されます。スコア向上のためには、以下の戦略を採用することが効果的です。
まず、【大問1】については、質問の最初の部分に注目して聞くことが重要です。多くの場合、質問の冒頭部分にキーポイントが含まれており、これを正確に聞き取ることで、正解を導き出すことが可能になります。
次に、【大問2】では、提供された選択肢の中で最後に聞こえたものを選択することで、高確率で正解にたどり着くことができます。この方法は、選択肢を効率的に絞り込むための有効なテクニックです。
さらに、【大問2・3】では、筆記試験で余った時間を利用して、リスニングセクションの問題を事前に読むことが推奨されます。これにより、実際の音声を聞く前に問題文の内容を把握し、何に注目して聞くべきかの事前準備ができます。
この3つの戦略を駆使することで、英検5級リスニング試験における聞き取りの正確性を高め、スコアアップを目指すことができます。質問の冒頭を聞き取ること、最後に聞こえた選択肢を選ぶ戦略、そしてリスニング問題を事前に読む習慣は、リスニングセクションの効果的な対策となり、結果的に英検5級の合格に大きく貢献するでしょう。これらのアプローチにより、リスニングセクションにおける理解度と反応速度が向上し、全体的な成績の改善に繋がるはずです。
英検4級リスニング対策
英検4級のリスニングセクションは、中学2年生の英語学習レベルに相当し、5級のものより若干難易度が上がります。試験に臨む際には、以下の三つの戦術を取り入れることで、より効率的に問題に取り組むことが可能です。
まず、筆記試験終了後に残った時間を使って、リスニングの問題文を予め目を通しておくことが有効です。これにより、実際に音声が流れる前に問題の概要を把握し、どのような情報に注意を払うべきか事前に知ることができます。
【大問1】に関しては、最初に登場するスピーカーの二度目の発言に特に注意を払うことが重要です。特に、発言の最初に出てくる疑問詞は、問題の答えを導き出す手がかりとなるため、しっかりと聞き取る必要があります。
【大問2・3】では、音声が最初に流れた際は、話の大まかな流れや質問の内容に集中し、二度目に音声が流れる時には、その答えに注目することが勧められます。この方法により、全体のコンテキストを理解した上で具体的な詳細を捉えることができるため、問題の正解に近づけるでしょう。
これらのアプローチを実践することで、英検4級のリスニング問題に対する解答精度を高めることが可能になります。問題文の予習、キーポイントへの集中、そして詳細への注目は、リスニングスキルを効果的に向上させるための基本的な戦略と言えるでしょう。これにより、英検4級のリスニングセクションにおける成功率が向上し、全体としてのスコアアップに貢献することが期待できます。
英検3級リスニング対策
英検3級のリスニング試験は、中学校最終学年の英語力を想定しています。このレベルでは、リスニングの難易度が若干高くなりますが、効果的な準備方法は英検4級の時と大きく変わりません。
試験に臨む前に、問題の選択肢を事前に確認し、出題される内容や質問の傾向を把握しておくことが重要です。この先読み戦略によって、試験中に何に注意を払うべきか、どの情報が鍵となるかを予測することができます。
【大問1】では、最初に話すスピーカーの二度目の発言に特に注意を払います。発言の始まりにある疑問詞が、正解への重要な手がかりになるため、これらの部分を確実に聞き取ることが求められます。
【大問2・3】の場合、音声が初めて流れた際は、話の大枠と質問の内容に注目し、その後二度目に流れる音声で具体的な回答を捉えるようにします。この二段階のアプローチによって、より詳細な情報の聞き取りが可能になり、問題への正確な回答につながります。
このような対策を実施することで、英検3級のリスニングセクションにおける理解度を向上させ、全体的な成績の改善に寄与します。選択肢の先読みから始まり、キーポイントへの集中、そして具体的な情報の把握に至るまで、この一連のプロセスは、効率的なリスニング力の向上に必要不可欠です。これらの準備方法により、リスニングセクションでの成績アップを目指すことができるでしょう。
英検準2級リスニング対策
英検準2級のリスニングセクションでは、高等学校の中級レベルに達する複雑な英語が出題される傾向にあります。しかし、これまでの英検3級等で習得したリスニングの基本スキルがあれば、この段階の挑戦も乗り越えることが可能です。
まず、筆記試験終了後に余った時間を活用し、リスニングパートの問題について選択肢を事前に確認しておくことが大切です。これにより、何に注目して聞くべきか事前に把握でき、効率的に正解を導くことができます。
【大問1】では、特に最初に発言する人物の二度目の発言に注意を払うことが重要です。この部分で発言される内容が問題の解答に直結することが多いため、細かいニュアンスまで正確に聞き取ることが求められます。
さらに、音声を聞く際には、直接的な和訳を試みるのではなく、話されている内容を頭の中でビジュアル化し、イメージするように心がけます。このアプローチにより、英語をより自然な形で理解し、実際の会話やリスニングの流れを追うのに役立ちます。
このようにして、英検準2級のリスニングに臨む際には、事前の選択肢の確認、発言のキーポイントへの集中、そして内容のビジュアル化といった戦略を講じることで、リスニング力を最大限に活かし、試験において高い成績を目指すことができます。これらの対策を実践することで、高度なリスニングスキルの習得と英検準2級での成功が期待できるでしょう。
英検2級リスニング対策
英検2級のリスニング試験は、高等学校を卒業したレベルの英語聞解能力が問われます。試験の得点を向上させるためには、まず問題の選択肢を事前に読み、出題される可能性のある本文や質問の内容について予測します。このプロセスは、音声が2回流れる機会を利用して実行されるため、初回のリスニングで全体の流れを掴み、2回目で細部に注意を払うことができます。
次に、音声を聞き取る際には直接的な和訳を試みるのではなく、話されているシナリオや情景を頭の中で描き、内容をビジュアル化することが推奨されます。この方法により、リスニングの内容をより直感的に理解し、記憶に残りやすくなります。
また、ある問題の正解がすぐに思いつかない場合でも、時間を過度に費やさず、迅速に次の問題へ移行し、可能な限り多くの問題に解答を試みることが重要です。これにより、解ける問題を逃すリスクを減らし、トータルでのスコアを向上させることが可能になります。
このようなアプローチを採用することで、英検2級リスニング試験でのパフォーマンスを大きく改善することができます。事前の選択肢の確認による内容予測、内容のビジュアル化による直感的な理解、そして効率的な時間管理は、試験全体を通じて高得点を目指す上での鍵となります。これらの戦略を実践することにより、リスニングセクションでの成績向上に繋がるでしょう。
英検準1級リスニング対策
英検準1級のリスニングセクションは、大学進学後の英語学習レベルに相当し、ここでは高度な聞解能力が要求されます。このレベルでのリスニングに効果的にアプローチするためには、初めに全ての問題に共通して、問題の選択肢を事前にチェックし、その内容や出題される条件について予測します。特に、大問1と2では出題される情報や話題を予測し、大問3では出題される条件を特定することが重要です。この先読み戦略により、聞き取りの際に注意を払うべきポイントが明確になり、効率的に正解を導き出すことができます。
次に、音声を聞く際には、直接的な和訳を試みるのではなく、話されている内容や情景を心の中で描くことを心がけます。これにより、聞き取った情報をより具体的に理解しやすくなり、記憶にも残りやすくなります。
最後に、特に大問3においては、問題に設定されている条件を頭に入れた上で、消去法を用いて不適切な選択肢を順に排除しながら音声を聞くことが勧められます。この方法により、残された選択肢の中から正解を選びやすくなります。
これらの戦略を適用することで、英検準1級リスニングで求められる複雑な聞解タスクに対応し、高いスコア獲得へとつなげることが可能になります。事前の選択肢チェックから内容のビジュアル化、そして消去法の適用まで、これらの準備とアプローチは、高度なリスニング技能を習得し、英検準1級のリスニングセクションにおける成果を最大化するために不可欠です。
英検のリスニング対策に関するよくある質問
リスニング対策中も問題文は先読みした方がいい?
英検の準備過程においては、試験問題を先読みする技術を磨く前に、まずは先読みなしで問題を迅速に解ける能力を養うことを目指すことが推奨されます。このアプローチは、実際の試験において時間的な余裕を持って問題に取り組むことができるようになるため、非常に効果的です。先読みをせずに問題を解くことは一見するとより困難に思えるかもしれませんが、この方法によって、リスニングやリーディングの速度および理解力を高めることができます。
実際に、先読みをしないで解く練習を積むことで、試験の本番において問題文を迅速に理解し、効率的に解答を導き出す能力が向上します。たとえば、リスニングセクションでは、音声を聞きながら即座に重要な情報を把握し、理解するスキルが鍛えられます。また、リーディングセクションでは、文章を速くかつ正確に読み取り、問題の要求する答えを素早く見つけ出すことが可能になります。
このような訓練は、試験でのパフォーマンスを大幅に向上させることができるため、英検対策として非常に有効です。試験問題を迅速に解く能力を身につけることができれば、その後に先読み技術を導入する際にも、より大きな効果を期待できます。結果として、この戦略は英検の各セクションにおける速度と精度の向上に貢献し、全体としてのスコアアップに繋がるでしょう。
途中で音声のスピードについていけなくなったら?
試験中に特定の問題で立ち止まってしまい、答えに確信が持てずに次の設問へと進む必要がある場合、選択肢のいずれかを速やかに選んで解答欄に記入することが肝心です。これは回答シート上での誤りによる連鎖反応を防ぐために不可欠です。解答を一つ飛ばしてしまうと、その後の全ての問題で解答が一つずつずれてしまい、正確な成績を反映できなくなる恐れがあります。
例えば、ある問題に対して答えを即座に決定できない場合、直感や部分的な知識に基づいて最も可能性が高いと思われる選択肢を選んで、解答欄にマークします。この対応により、時間を有効に活用し、全ての問題に対して何らかの解答を提供することが可能になります。特に時間制限のある試験では、未回答の問題が存在すること自体がスコアに悪影響を及ぼすため、解答欄を空白にしないことが重要です。
このようにして、全ての問題に対して解答を記入する習慣を身につけることで、試験終了時に解答シートが正確に記入されていることを保証し、自身の真の実力が正しく評価される機会を確保します。したがって、迅速な判断と解答記入は、試験での成績を最大化するために非常に重要な戦略となります。
最後に:英検に合格をするには?
ここまで【英検®︎5級・4級・3級・準2級・2級・準1級】リスニング対策のコツ・勉強法まとめ|3つのポイントを徹底解説!について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映