【英検2級】リスニングの攻略法4選|リスニング問題の構成も紹介します!

始めに:【英検2級】リスニングの攻略法4選

菅澤

英検合格に特化した
鬼管理英語塾
を運営しております
代表の菅澤です!

オニ坊

鬼管理英語塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?

菅澤

本日は
「【英検2級】リスニングの攻略法4選|リスニング問題の構成も紹介します!」というテーマで記事を書いていきます。

受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!

菅澤

英検2級のリスニング部分で高得点を目指す方、またはリスニングが苦手と感じている初心者に向けた効果的な学習方法をお伝えします。こちらの情報は2018年4月の試験情報に基づいています。

英検2級のリスニングの構成

菅澤

英検2級のリスニングは、2つのパートに区分され、各パートで15問ずつ、全体で30問から成り立っています。

第1部

菅澤

第1部では、対話をベースとした問題が出題されます。このセクションでは、男性と女性の間で交わされる2回の応答を含む会話を聞きます。

その後、質問が提示されます。様々なテーマでの会話が取り上げられますが、特によく見られるパターンは3つあります。

第1部①個人宅への電話

個人宅への電話

菅澤

電話での個人宅訪問を主題とした対話では、通常、会話が始まるとすぐに特定の人物が呼び出されます。この際、要求された人物が応答できない場合には、その理由が述べられるのが一般的です。

オニ坊

特に注目すべきは、呼び出された人が応答できない理由と、電話をかけた側がその情報を受けてどう行動するかです。

例えば、「Is [person] there?」や「Can I speak to [person]?」といったフレーズが使われ、その後で相手の返答を耳にすることになります。このパターンを理解していれば、電話に関する英検2級のリスニング問題に対処する際に役立つでしょう。

菅澤

実際の英検2級の問題では、このようなシナリオが頻繁に登場します。たとえば、ある人物が外出中であるために電話に出られない、という状況が設定されることがあります。

この場合、電話をかけた人はメッセージを残すか、後で再度かけ直すかといった選択を迫られることになります。

特に、対話中に提示される情報から、出られない理由やそれに対する適切な反応を把握することが求められます。このアプローチを取ることで、英検2級のリスニング問題においても高得点を目指すことができるでしょう。

第1部②施設の担当者と、客との会話

施設の担当者と、客との会話

菅澤

施設での担当者と顧客間の交流には、電話や直接の会話の形態があります。

これらの対話では、担当者が「May I help you?」や「How can I help you?」といったサービスを提供する際の基本的な質問を投げかけることから始まります。顧客の応答は多岐にわたり、その後の対話の流れを決定づけます。

オニ坊

重要なのは、この初期の質問に対する顧客の回答と、その会話がどのように進展し、最終的に顧客がどのような決定を下すかです。

第1部③勧誘や依頼

勧誘や依頼

菅澤

依頼や提案を受けた際、「提案を受ける」→「断る理由を説明する」→「別の提案をする」→「最終決定を下す」という流れが一般的です。

オニ坊

最初に提案や依頼がなされ、これに対して受け手が何らかの理由でそれを断り、その上で別の解決策や代替案を提示することが重要です。

この交渉の過程で、断る理由と最終的な結論に至る過程に焦点を当てることが肝要です。

第2部

菅澤

第2部では、約50から60語の独白があり、主に3つの主題に分けられます。

第2部①アナウンス

アナウンス

菅澤

これには、店舗や学校の放送、イベントのスケジュール案内、スピーカーの紹介、ツアーの説明、ラジオの広告やプログラム案内が含まれます。

アナウンスが行われる場所、対象者、そして内容の明確化が重要です。多くの場合、様々な情報が提供されるため、時間、場所、トピックを混同しないように注意しながら聞く必要があります。

第2部②個人的なエピソード

個人的なエピソード

菅澤

物語が一般的に導入、展開、転換、結末の構造を取ることが多いです。”But”や”However”などの接続詞が用いられる箇所は、話の方向転換を示し、それに続く情報が解答に直結する可能性が高いため、特に注意を払うべきです。

第2部③社会的・科学的な主題

社会的・科学的な主題

菅澤

世界各地の文化、歴史、科学の発展、環境問題、医療情報などの教養が深いテーマが扱われます。未知の固有名詞や専門用語が含まれることがあっても、冷静に受け止め、聞き取れたキーワードやフレーズを基にして内容を理解しましょう。

【英検2級】リスニングの攻略法4選

英検2級リスニングの攻略法①単語の習得は必須

単語の習得は必須

菅澤

単語の習得は英検2級の成功への鍵です。推定で約5500語の語彙がこのレベルの試験で要求されるとされています。

単に辞書で単語の意味を調べるだけでなく、その単語が使われている例文も見ることで、単語がどのような文脈で活用されるのかを深く理解することが可能になります。

オニ坊

例えば、「sustain」のような単語を学んだ時、単に「持続させる」という意味を覚えるだけでは不十分です。

辞書に掲載されている例文を読むことで、「環境を保護するために持続可能な方法で生活する」という具体的な使い方を学ぶことができます。このように例文を通じて単語を学ぶことは、単語の理解を深め、実際の会話や作文で適切に使えるようになるためには非常に有効です。

単語学習において例文を活用することは、単語の意味を超えた文脈的な理解を促進し、英検2級の合格に向けて効果的な学習方法であると言えるでしょう。

英検2級リスニングの攻略法②解答選択肢を先に確認する

解答選択肢を先に確認する

菅澤

解答選択肢の先行確認は英検2級リスニング対策の鍵です。この試験では、各リスニング問題が一度だけ放送され、次の問題への移行も迅速に行われます。

そのため、放送後に選択肢をじっくり読んでいる時間は非常に限られています。この状況で放送内容をしっかり理解し、素早く正確な解答を選ぶためには、放送文を聞く前に選択肢を予め確認しておくことが有効です。

オニ坊

この方法を取り入れることで、問題の内容をある程度予想し、放送される内容により集中して耳を傾けることができます。

例えば、選択肢に「公園でのイベント」「図書館の新サービス」「学校の授業変更」といった異なるトピックがあった場合、事前にこれらのキーワードを頭に入れておくことで、実際の放送文を聞いた際に重要な情報をピックアップしやすくなります。

菅澤

具体的には、まず選択肢を確認し、可能な内容を予測します。その後、実際の放送文を聞き、予め予想していた内容と照らし合わせながら重要な情報を拾い上げ、迅速に解答を選びます。そしてすぐに次の問題の選択肢へと目を移します。

選択肢の先読みは、限られた時間内での情報処理能力を高め、試験全体を通してのパフォーマンス向上に寄与する戦略といえるでしょう。

英検2級リスニングの攻略法③冒頭の部分に耳を傾ける

冒頭の部分に耳を傾ける

菅澤

冒頭の部分に耳を傾けることが英検2級リスニング成功の鍵です。放送される内容の最初の数文は、話の設定、登場人物の関係性、および話題についての手がかりを提供します。

この初期段階で提供される情報が、正答を導くための決定的な手がかりになり得るため、最初から注意深く聞くことが重要です。

オニ坊

特に、英検のリスニング問題では、問題の背景や話者間の関係、進行する話題の性質が初めの部分で設定されます。例えば、放送の最初に「最近の映画についての話」や「予定の調整」などの話題が挙げられた場合、これらの情報が問題解決の鍵となります。このような情報を捉えるためには、放送の開始と同時に集中する必要があります。

菅澤

練習方法としては、過去問を用いた一連の問題解答を行い、その際に特に放送の冒頭に注目する習慣を身につけることが推奨されます。

一問一問を解いた後すぐに答え合わせをするのではなく、複数の問題に取り組み、その後で回答を確認することで、冒頭部分への注意を強化し、実際のテスト状況での時間管理能力も向上させることができます。

リスニング問題の冒頭で話される内容への注意を高めることは、英検2級のリスニングセクションで良好な成績を達成するために不可欠です。放送の最初の部分に集中することで、問題全体のコンテキストを正しく把握し、効率的に正解へと導くことが可能になるでしょう。

英検2級リスニングの攻略法④音読練習を積極的に行う

音読練習を積極的に行う

菅澤

問題集や過去問を使って勉強していると、直感的に選んだ答えがたまたま正解だったという経験があるかもしれません。

しかし、そのような場合でも、理解できなかった単語やフレーズがあれば、放送文のスクリプトを確認することが肝心です。ただ問題に答えるだけでなく、その内容をしっかり理解することなくリスニング力を高めることはできません。

オニ坊

英語には、特に日本人の耳には聞き取りにくい音、単語が連なった時の音の変化や、発音されない音などが存在します。これらの特徴に慣れるには、何度も聞き返し、その後で実際に自分で音読してみる練習が有効です。音読を通じて自然とリスニングスキルが向上します。

菅澤

効率的な練習方法は、まずスクリプトを手に入れて内容を確認し、そのテキストを見ながらもう一度音声を聞くことから始めます。そして、聞いた発音を真似て音読し、最終的にはスクリプトなしでも内容を聞き取れるように練習します。

放送文のスクリプトを利用しての音読練習は、リスニング能力の向上に非常に効果的です。この練習を繰り返すことで、聞き取りにくい音にも慣れ、より自然な英語のリスニングが可能になります。音読を行うことで、実際の英語の音声に対する理解を深め、英検2級のリスニングセクションで高い成績を目指すことができるでしょう。

最後に:英検に合格するには?

英検に合格するには?
菅澤

ここまで英検2級のリスニングの攻略法について見てきましたが…。

オニ坊

1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。

菅澤

そんな英検に合格するためには?
と考える受験生のために現在、鬼管理英語塾という塾を運営中。
もし少しでも「英検に合格したい」と考える受験生は共に英検合格を目指しましょう。

「受かりたいという気持ち」が少しでもあるなら
アナタの合格を鬼管理英語塾が応援します。

本記事監修者 菅澤 孝平

シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。

出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映

この記事を書いた人