【英検3級】リスニング対策|合格するための対策と解答のコツを5つの軸で解説します!
英検合格に特化した
鬼管理英語塾を運営しております
代表の菅澤です!
鬼管理英語塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?
本日は
【英検3級】リスニング対策|合格するための対策と解答のコツを5つの軸で解説します!というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
英検3級はリスニング問題を何点取れば合格できる?
英検の合格基準は、受験者が試験中に獲得した正答数に基づき、英検CSEスコアを用いて評価されています。
このスコアは、個々の受験者の正解数だけでなく、平均スコアや他の受験者の成績と比較して統計的に算出されるため、受験者が個別に計算することは不可能です。過去の傾向として、正答数が非常に高いか極端に低い場合、その点数がCSEスコアに与える影響が大きいことが知られています。
合格するために最も効果的な戦略は二つあります:すべてのセクション(リーディング、リスニング、ライティング)で少なくとも40%の正解率を達成すること、そして特に得意なセクションで高得点を目指すことです。特に英検3級を目指す受験者にとって、リスニングは得点源となりやすいパートです。3級のリスニングセクションで出題される語彙はリーディングよりも比較的容易であるため、適切な練習を行えば90%以上の正答率を達成することは十分に可能です。これは特に若年層の受験者にとって有利で、リーディングやライティングよりも高得点が得やすい傾向にあります。リスニングで点数を取りこぼした場合は、リーディングやライティングで得点を補う必要があるでしょう。
英検3級一次試験全体
満点 | 目標点 | 得点率 |
76点 | 49点 | 64%以上 |
英検3級リスニング
満点 | 目標点 | 得点率 |
30点 | 27点 | 90%以上 |
一次試験の合否を早く知る方法とは
英検3級の一次試験終了後、迅速に自己の成績を把握するためには、英検協会提供の解答速報を活用することが有効です。英検では、試験中に問題用紙への書き込みが許可されており、さらに試験終了後にその問題用紙を持ち帰ることが可能です。ただし、試験終了時刻前に試験会場を退出してしまうと、問題用紙を持ち帰ることができなくなるので注意が必要です。
試験中に問題用紙に解答を記録しておくと、後で簡単に解答速報と照らし合わせて答え合わせができます。これにより、リーディングやリスニングのセクションでの正答率を把握し、一次試験の合格可能性を早期に評価することができます。
特にライティングセクションでは自己採点が困難ですが、リーディングとリスニングのスコアから一次試験の合格の見込みを推測することが可能です。合格の見込みがある場合は、二次試験のスピーキング対策を早急に始めることが推奨されます。一次試験の正式な結果は試験日から約2週間後に公開されるため、解答速報を活用することで、二次試験対策の準備期間を最大限に確保することができます。
英検3級を受験するのはどんな人?
英検3級は、特に中学3年生にとって人気の試験です。多くの高校で、英検3級の取得が内申点や入試における加点の対象となるため、このレベルの試験が特に重要視されています。
この試験は、中学での英語の学習成果を測る一つの基準としても利用されており、多くの生徒が自分の英語力がどれだけ学習期間中に定着したかを確かめるために受験します。また、中学1年生や2年生、さらには小学生も英語の先取り学習の一環としてこの試験に挑戦しており、近年は受験者の年齢層が下がる傾向にあります。
さらに、英語の基礎を再学習したいと考える高校生や大人の間でも、英検3級は入門レベルとして選ばれることが多いです。これは、このレベルが中学卒業時の英語の学習範囲をカバーしているため、英語の基本をしっかりと身につけ直したい人にとって適切なスタート地点となるからです。
英検3級のリスニング問題の構成を解説
問題番号 | 問題形式 | 設問数 | イラスト | 放送回数 | 選択肢 |
第1部 | 会話の応答文選択問題 | 10 | あり | 1回 | 音声 |
第2部 | 会話の内容一致選択問題 | 10 | なし | 2回 | 印刷 |
第3部 | 文の内容一致選択問題 | 10 | なし | 2回 | 印刷 |
試験の第1部では、提供される図を参考にしながら、二人の登場人物の会話を聞いて答えを選びます。この会話は、家族間、友人同士、教師と学生、あるいは店員と客といった様々な関係性で展開されます。具体的には、一連の会話がAから始まりBが応答し、再びAが話す形式で進みます。そして、Aの最後の発言に対するBの応答として最も適切なものを、3つの音声オプションから選ぶ形式の問題が出されます。
これらの選択肢は、問題用紙には印刷されておらず、すべての選択肢が音声でのみ提供されます。したがって、Aの最後の発言に特に注意を払い、適切な応答を選ぶために集中力を高める必要があります。放送は一度だけなので、聞き逃さないように注意しましょう。
試験の第2部では、会話を聞いてその内容に基づいた質問に答える形式の問題が出されます。このセクションでも、家族間、友人同士、教師と学生、そして店員と顧客といったシナリオでの会話が扱われますが、ここでは各キャラクターが二度ずつ発言するパターンが展開されます。
その後、それぞれの会話に関連する質問が提示され、受験生は会話の特定の詳細について尋ねられます。質問は会話の主要なポイント、話の展開、または話が行われている環境に関するものが含まれることがあります。
試験では、音声が再生される前に、問題用紙に記載されている四つの選択肢を見て、どのような質問が出されるかを予測しておくことが推奨されます。音声は二度再生されるため、最初の聞き取りで不明確だった部分は二度目の再生で重点的に聞くことができます。
試験の第3部では、単一のナレーターによる英語の語りとそれに関連する質問を聞き、最も適切な答えを選ぶ問題が出されます。
このセクションでは、ナレーターが語るシナリオの後、具体的な質問が提示されます。受験生は、問題用紙に提示された四つの選択肢から、話の内容に最も合致する答えを選択する必要があります。
内容としては、日常生活での出来事や、ショッピングモール、鉄道駅などの公共場所でのアナウンスが含まれます。これらの話題はリアルな状況を反映しているため、具体的なシナリオの理解が求められます。また、各音声は二度再生されるため、初回の聞き取りで不明瞭だった部分を再確認する機会が与えられます。聞き取りの際は、誰が話しているのか、その出来事がいつ、どこで起こったのか、そして何が行われたのかを明確にすることが重要です。
リスニング問題を解くコツ
英検3級の一次試験においては、筆記部分(リーディングとライティング)を終えた後にリスニング試験が行われます。試験用紙は一つにまとめられているため、筆記試験で余った時間を利用して、リスニングセクションの選択肢を事前に確認することが重要です。
事前に選択肢を確認することで、放送されるリスニング内容の概要をある程度予測することが可能です。初めの部分では、会話の状況を示すイラストを参照しながら、どの応答が最も適切かを選ぶ問題が出されます。この時、詳細な分析よりも全体的なシチュエーションの把握に集中します。
次に、会話の内容一致を問う選択肢と、文の内容一致を問う選択肢を見極める際には、選択肢に現れる共通点を探ることが役立ちます。例えば、選択肢に複数の人名が列挙されている場合は、その問題が特定の人物に関する情報を求めていることが明白です。同様に、時間に関連する語句が選択肢に並んでいれば、その問題が時間を特定することを要求していると理解できます。
第1部の対話問題では、特に会話の最後にあたる一人目の発言に集中することが重要です。この部分で、疑問詞を含む質問が頻繁に用いられるため、それに注意を払う必要があります。
会話で提起される質問は、しばしば「5W1H」(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)という形式の疑問詞を含んでいます。これらの疑問詞がどのように使われているかを正確に聞き取ることが求められます。それに応じて、提供された選択肢の中から、疑問詞に適切に答える解答を選ぶことが必要になります。
第2部と第3部の試験では、音声が各々二度ずつ再生されます。この再生回数を活用するために、最初の再生では主要な話の流れと出される質問に集中し、話の概要を理解することが重要です。
二度目の再生時には、具体的に選択肢と内容を照合しながら、最初に聞いた質問に対する正確な答えを特定するための詳細な聞き取りに注力します。これにより、選択肢との一致を確認し、正しい解答を選ぶことができます。
英検のリスニング試験では、レベルごとに有効な解答戦略が異なる場合がありますが、全ての級で通用するテクニックも存在します。
受験級によっては特定のテクニックが役立たなくなることがある一方で、「選択肢を事前に読む」という方法はどの級においても有効です。この方法を繰り返し練習することで、試験時に素早く適切な答えを見つける能力が向上します。また、全級に共通して推奨される重要なテクニックが「英文のビジュアル化」です。これは、聞いた英文をその場で映像として心に描くことにより、直接的な理解を助ける方法です。
例えば、「He is speaking.」というフレーズを聞いた際に、直接そのシーンをイメージすることで、無駄な和訳を省略し情報処理を迅速化します。このアプローチは、特にリスニングで音声が速く感じられる場合に有効で、英語を直感的に理解する助けとなります。
英文イメージ化の練習
英語のリスニングにおいて、直接的なイメージングを行いながら聞く練習をします。これには、まず日常生活で頻繁に耳にする簡単な英語から始めて、その英文を直接イメージ化する訓練を行うことが有効です。
このプロセスでは、具体的な状況や話題に基づいて英語の文を聞き、それを和訳せずにどのように頭の中でビジュアルとして再現できるかに焦点を当てます。例えば、日常会話やおなじみの場面からのフレーズを使って、その場面を直接的に想像する練習を積み重ねることで、英語の聞き取り能力が向上します。
過去問や問題集を繰り返し解く
英検の公式ホームページでは、最新の3回分の過去問題集、それに伴うリスニング音源およびスクリプト、そしてその解答が提供されています。これらの資料を利用して試験のフォーマットや出題パターンを理解することが重要です。
また、市場には多種多様な英検3級向けの学習教材が存在し、これらの教材はCDやデジタルフォーマットでリスニング練習が可能です。これらを活用して、繰り返し練習することでリスニングスキルが向上し、試験における聞き取り能力が自然と養われます。
問題を解いた後は答え合わせをして間違った問題をチェックする
問題集や過去問での練習後、解答を確認し、誤答した問題には特に注意を払うことが重要です。間違えた部分を明確にし、それぞれの問題に対する詳細な解説を読み、正しい解答のプロセスをしっかりと把握しましょう。
このプロセスを通じて、理解が不十分な部分を再確認し、試験本番で確実に正解できるよう知識を深め、理解を深く定着させることが求められます。
最後に:英検に合格をするには?
ここまでに【英検3級】リスニング対策|合格するための対策と解答のコツを5つの軸で解説します!について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映