始めに:【英検4級】合格点数、試験内容、学習アドバイスの詳細解説!
英検合格に特化した
鬼管理英語塾を運営しております
代表の菅澤です!
鬼管理英語塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?
本日は「【英検4級】合格点数、試験内容、および学習アドバイスの詳細解説!」
というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
英検4級の全体像
英検4級は、中学生レベルの英語力が求められる試験です。ここでは、試験の概要から単語の範囲、そして5級との比較まで詳しく解説します。
英検4級ってどんなレベル?
英検4級は中学校2年生レベルに相当します。英語の基礎力を問う試験で、中学生が習う基本的な文法と語彙が主な出題範囲です。英検4級を突破すると、日常会話が少しできる程度の英語力があるとみなされます。
4級の試験内容とは?
このレベルでは、読解とリスニングの能力が試されます。具体的には、35分間の筆記試験で35問、約30分間のリスニング試験で30問が出題されます。選択肢の中から正解を選ぶ形式が基本で、日常生活で使われる簡単な英単語やフレーズの理解が求められます。
必要な単語数と例
英検4級の出題範囲となる単語は約600〜1,300語。例えば、”take”(取る)、”tomorrow”(明日)、”hard”(難しい)などの日常生活で頻繁に使用する単語が含まれます。これらの単語をしっかりマスターしていないと、試験での合格は難しいでしょう。
英検5級と4級の主な違い
英検5級と4級の最大の違いは、要求される語彙数です。5級が約300〜600語であるのに対し、4級はそれを上回る約600〜1,300語が求められます。また、試験の問題数と時間も若干増えており、より高い理解力と速さが要求されます。
英検4級の単語テストと学習アドバイス
自分がどの程度のレベルにあるかを確かめるために、「5分でできる英検4級単語テスト」を試すことをお勧めします。この短時間テストを通して、自身の語彙力を把握し、不足している部分についての学習アドバイスを受けることができます。
英検4級の問題内容と形式
英検4級ではどのような問題が出題されるのか、具体的な詳細を見ていきましょう。
英検4級のテスト構成
英検4級では主にリーディングとリスニングのスキルが問われます。これらの試験を通じて、基本的な英語の読解力と聞き取り能力が評価されます。スピーキングテストは任意ですが、リーディングとリスニングの成績だけで合格することが可能です。
英検4級の合格基準
次に、英検4級の合格に必要な点数について説明します。この部分では、一次試験で求められる具体的な合格スコアに焦点を当てます。
合格点とその計算方法
英検協会は「622点(CSEスコア)」という特定の合格点を設けていますが、この点数が具体的にどのような意味を持つのかは一見分かりにくいかもしれません。CSEスコアは相対評価であり、他の受験者の成績によっても変動するため、直接的な合格ラインを理解するのは難しいです。
一般的には、リーディングとリスニングで必要とされる点数はそれぞれ異なります。リーディングは25問中10問正解、リスニングは25問中21問正解が合格の目安です。これは得点率としてはリーディングで40%、リスニングで84%に相当します。しかし、これはあくまで目安であり、実際の合格には柔軟な対応が求められます。
TOEICとTOEFLへのスコア換算
英検4級のスコアをTOEICやTOEFL iBTで考えると、TOEICでは約260〜269点、TOEFL iBTでは約12〜19点に相当します。このスコアレベルからも分かるように、英検4級では基本的な英語力が問われるものの、高度な英語コミュニケーション能力や留学に必要なレベルにはまだ達していないことが伺えます。留学を目指す場合には、TOEICで最低400点、TOEFL iBTで最低40点が必要とされていますので、さらなる英語力の向上が求められるでしょう。
英検4級の試験概要
英検4級ではどのような形式の問題が出題されるかを解説します。ここでは、試験の主要なパートであるリーディングとリスニングに焦点を当てます。
リーディング試験の構成
英検4級のリーディングセクションは、以下の4つのパートから成り立っています。
- 短文語句補充:基本的な語彙や文法の理解を試す問題で、適切な単語や熟語を空欄に埋める形式です。
- 会話文補充:実際の会話の一部が空欄になっており、文脈に合ったフレーズを選ぶ問題です。
- 日本文対応の英文整序:日本語の文を参考にして、英文の語句を正しい順序に並べ替える問題です。
- 長文読解:複数のパラグラフからなる長文を読み、内容に合った選択肢を選ぶ問題です。
それぞれのセクションで求められるスキルと問題数の詳細を見ていきましょう。
各リーディング問題の詳細
短文語句補充
- 単語や熟語に関する問題が12問、基本的な文法問題が3問出題されます。全15問です。
会話文補充
- 日常会話を模した問題で、会話の流れを理解し適切な文を選ぶ力が試されます。全5問です。
日本文対応の英文整序
- 文法の知識が必要な問題で、与えられた日本文に基づいて英文を正しく並べ替えます。全5問です。
長文読解
- 長文には3種類(掲示・案内、Eメール、説明文)があり、各長文に対して具体的な質問がなされます。合計10問が出題されます。
英検4級で求められる能力
このレベルでは、基本的な語彙と文法を理解し、短文から長文までの読解力が試されます。リーディングセクションでの成功は、英語の基本を固めることが重要です。各問題の難易度は高くなく、基本的な学習と練習を積めば十分に対応可能です。
長文の読解では、文章全体の流れを把握することが求められ、それに伴い、問題の選択肢を正しく理解し選ぶ能力が重要になります。長文の理解ができていれば、選択肢に簡単に対応できる形式となっています。
これらの問題に取り組むことで、リーディング能力だけでなく、総合的な英語力の向上も期待できます。英検4級のリーディングセクションは、基本的な英語力の確認だけでなく、さらなる学習の足がかりとしても機能します。
英検4級リスニング試験の全体概要
英検4級のリスニング試験では、具体的にどのような問題が出題されるのかを紹介します。試験は主に3つのセクションから成り立っています。
第1部: 会話応答の選択
このセクションでは、基本的な会話の応答を選択する問題が出題されます。具体的には、会話の一部が与えられた後、適切な応答を選択肢から選ぶ形式です。会話は通常、日常生活でよくある簡単なやり取りを含みます。
例えば、次のような問題があります:
- 1人目:「どこに行くの?」
- 2人目:「リサの家に。」
- 1人目:「そこで何をするの?」
- 2人目への適切な応答を選ぶ問題
このセクションは全10問で、音声は2回ずつ流れます。
第2部: 会話内容の一致選択
第2部では、流れる会話全体を聞いて、その内容に関する質問に答える形式の問題が出題されます。質問は、会話の終了後に提供され、内容を正確に理解することが求められます。
例の会話:
- 1人目:「どうしたの?」
- 2人目:「宿題が終わらないんだ。難しすぎる。」
- 1人目:「夕食後に一緒にやろう。」
- 2人目:「ありがとう、お母さん。」
質問:「男の子が抱えている問題は何ですか?」
このセクションも全10問あり、音声は2回流れます。
第3部: 単文内容の一致選択
最後のセクションでは、一つのスピーカーによるナレーションを聞き、それに基づいた質問に答えます。この部分では、ナレーションの内容を正確に理解し、適切な選択肢を選ぶ能力が試されます。
例のナレーション:
- 「私は料理が好きです。毎週金曜日にはお母さんを手伝って夕食を作ります。時々、姉とクッキーを作ることもあります。お父さんはそれをとても喜びます。」
質問:「この女の子は毎週金曜日に何をしますか?」
このセクションでは全10問出題され、こちらも音声は2回ずつ流れます。
リスニングのポイント
リスニング試験では、全セクションで音声が2回流れるので、初回は全体の流れを掴み、2回目で具体的な答えを確認することが重要です。英検4級のリスニングは基本的な日常会話の理解を試すレベルなので、事前の準備として頻出表現の学習が役立ちます。
英検4級のスピーキングテストってどんなもの?
英検4級のスピーキングテストについて解説します。このテストは、一次試験の成績に関わらず、追加で受けることができるオプションです。
スピーキングテストの受験方法
スピーキングテストは、自宅のパソコンを使用してオンラインで受けることができます。テストでは、録音された音声を用いて評価が行われ、受験者は特定のトピックについて話す必要があります。
スコアの扱い
このスピーキングテストの結果は、英検4級の合格基準には影響しません。つまり、スピーキングでどのような成績を収めたとしても、筆記試験で合格点を獲得していれば、英検4級として認定されるのです。
テストの内容と形式
スピーキングテストでは、イラストや短い文章が提示され、それに関連する質問に答える形式がとられます。質問は合計4問あり、日常生活に関するシンプルなものが中心です。これにより、受験者は身近なトピックに対して自然な反応を示すことが求められます。
準備と練習
英検協会の公式ウェブサイトには、実際のテストと同様の形式で練習できるサンプル問題が多数用意されています。これらのサンプルを利用することで、実際の試験に向けて効果的な準備が可能です。
このスピーキングテストは、筆記試験とは別に実力を試す絶好の機会となり、特に将来的にさらに上級の英語資格を目指す受験者にとって有益な経験となるでしょう。
英検4級合格に必要な勉強時間ってどれくらい?
英検4級の試験に合格するためには、どのくらいの勉強時間が必要かについて詳しく解説します。学生の現在の英語レベルによって変わるため、一般的な目安をご紹介します。
中学2年生レベルの英語ができる場合
英検4級は中学2年生レベルの英語能力を測る試験です。もしすでにこのレベルの英語を理解している場合、英検4級合格までに必要な学習時間は約15時間程度と見積もられます。これは、毎日30分を1ヶ月間続けるという計画に相当します。この期間で効果的に復習と演習を行えば、試験で成功する可能性が高まります。
英語が苦手な場合の追加勉強時間
英語が苦手な生徒や、中学2年生の英単語や文法に自信がない場合は、より多くの時間を勉強に割く必要があります。特に以下のような状況に当てはまる生徒は、15時間以上の勉強が必要になるかもしれません:
- 学校の定期試験で英語の平均点に届かない。
- 英単語の暗記が苦手で、中学2年生レベルの単語が覚えられていない。
- 学校でリスニングの訓練を受けていないため、リスニングが特に弱い。
これらの受験生は、基礎からしっかりと英語を身につけるために、より多くの時間を必要とします。
英検5級合格者が4級に進む場合
英検5級をすでにクリアしているが、中学2年生のカリキュラムを完全には終えていない生徒の場合、英検4級合格までには約100時間の勉強が推奨されます。この時間は、毎日30分の学習を約6ヶ月半続けることに相当します。この期間で、幅広い語彙の習得、文法の理解、リーディングとリスニングスキルの向上が求められます。
効果的な学習方法について
英検4級の学習計画を立てる際は、ただ長時間勉強するだけでなく、質の高い学習方法を選ぶことが重要です。例えば、実用的な文法書を使用したり、オンラインプラットフォームで実践的な演習を行ったりすることが効果的です。さらに、過去問を解くことで試験に慣れ、自信を持って本番に臨むことができます。
英検4級をクリアするための勉強法
英検4級を目指すあなたに、合格への近道となる勉強法を詳しく解説します。ここでは、単語学習、リーディング対策、リスニング強化の3つのアプローチを取り上げます。
毎日の単語学習がカギ
英検4級では、基本的な英単語や熟語をたくさん覚えることが求められます。効果的に語彙力を増やすためには、毎日コツコツと勉強することが大切です。単語帳やアプリを利用して、新しい単語だけでなく、その発音や使い方も同時に学ぶようにしましょう。実際に声に出して言ってみることで、記憶に残りやすくなります。
リーディングは速さも重要
英検4級のリーディングセクションでは、速読と正確な理解が求められます。特に、長文読解では先に質問を読んでおくと、どの情報に注目すべきかが明確になり、効率よく答えを見つけることができます。日頃からタイマーを使って時間を測りながら練習することで、試験本番でのパフォーマンス向上につながります。
リスニング力強化のためのシャドーイング
リスニングセクション対策には、シャドーイングが非常に有効です。これは、聞いた内容をすぐに繰り返して発言する訓練方法で、聞く力だけでなく、発音の正確性も同時に高めることができます。初めは音声とテキストを見ながら、次第にテキストなしで練習を行うように段階を踏んで進めましょう。音声の流れを自然に追えるようになると、実際の試験でのリスニングも格段に楽になります。
これらの勉強法を組み合わせて取り組むことで、英検4級の合格がより手に届くものとなるでしょう。毎日の努力が、確実な成果として現れるはずです。
最後に:英検に合格するには?
ここまで「【英検4級】合格点数、試験内容、学習アドバイスの詳細解説!」
について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映