【英検5級】レベルはどれくらい?気になる試験内容を2つの軸で解説!
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本日は
【英検5級】レベルはどれくらい?気になる試験内容を2つの軸で解説!というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
英検5級のレベルや必要な単語数はどのくらい?
英検5級は、主に英語の初学者向けに設計されており、日本の中学1年生レベルの英語能力を対象としています。このレベルでは、基本的な単語や簡単な文構造に焦点を当て、日常生活で頻繁に使用される表現が主な出題内容となります。
英検5級の試験は、英語4技能すなわち読解、作文、リスニング、そしてスピーキングを包括的に評価します。この級では、主に日常会話において必要とされる300から600語の語彙力が求められ、例えば家族や友人との会話、学校生活、趣味や自己紹介など、親しみやすいトピックスに関する問題が出されます。
これらの語彙や表現は英語の基礎となるもので、学習者が英語の土台を固めるために重要です。これにより、英検の更なる上位級に挑戦する際にも、5級で習得した知識が直接役立つことになります。4級以上では、これらの基本的な語彙や表現をより深く、詳細に理解し適用する能力が求められますが、5級がその出発点となります。
英検5級の一次試験について解説!出題形式や概要は?
短文の語句空所補充
英検試験における短文の空所補充問題は、基本的な語彙力を試されるセクションです。このパートでは、全15問提供され、それぞれの空所に最も適切な語句を選ぶ必要があります。この種の問題は他のセクションと比較して、一つの単語を選ぶだけのシンプルな形式なので、解答時間も短く、全体の時間配分において比較的余裕をもって取り組むことができます。
具体的には、1問につき約30秒を目安に設定し、全問を約7から8分で解答する計画を立てることが推奨されます。これにより、試験の他の部分により多くの時間を割り当てることが可能となります。
この問題形式は、特に語彙力の確認が目的であり、学習者が頻繁に使う基本的な単語から選択することが多いです。例えば、日常生活で使われる単語が多く含まれており、実際の英語使用環境で役立つ語彙が中心となっています。このようにして、受験者は試験を通じて自身の基本的な英語力を測定し、さらなる学習の指針を得ることができます。
会話文の文空所補充
会話文を用いた空欄補充問題は、リスニングとリーディングの両方のスキルを組み合わせて評価するセクションです。ここでは、会話の流れを理解し、適切な単語やフレーズを選ぶ能力が求められます。問題数は5問設定されており、それぞれに1分の時間を割り当てるのが適切です。
具体的には、このタイプの問題では、短い対話の断片を聞き、空欄に入る最も自然な選択肢を選ぶ必要があります。対話は日常生活で起こりうるシンプルなものから、少し複雑な状況を示すものまで様々です。この問題を解く際には、全体の文脈を捉え、それに合った選択肢を選ぶことがポイントとなります。
例えば、ある対話が「Where are we meeting tomorrow?」と始まり、空欄がその返答部分に設定されている場合、文脈に合った場所や時間を指定するフレーズを選ぶことが必要です。このような問題は、実際の英語使用状況を模倣しているため、日常会話の理解を深める良い機会となります。
日本文付き短文の語句整序
この問題では、与えられた日本語の指示に基づいて、英単語の並べ替えを行います。具体的には、提示された英語の語群を適切な順序に配置し、特に1番目と3番目に来る単語の組み合わせを正確に選ぶ必要があります。
このタイプの問題は、単語の理解だけでなく、文法的な構造にも注意を払う必要があります。それぞれの単語が文中でどのような役割を果たしているのかを把握し、適切な順序で配置することが重要です。受験者は、これらの問題に対して計画的に時間を配分し、1問あたり1分から2分を目安に解くことが推奨されます。5問全体で約10分以内に完成させることが目標です。これにより、試験全体の時間管理も効率的に行うことができます。
会話の応答文選択
まずは、会話の応答を選ぶ問題に注目しましょう。ここでは、2人が異なる状況で対話していることが描かれた絵が提示され、一方のキャラクターが言う一文を聞いた後、3つの英文の中から適切な応答を選ぶことが求められます。
全体として10問が設定されており、それぞれの英文は2回ずつ繰り返し放送されます。この形式の特徴として、各問題に対する反応時間が限られており、1問あたり約10秒で答えを出す必要があります。
このタイプの問題を解く際の一つの戦略として、問題が始まる前にイラストを注意深く見て、どのような状況が描かれているかを予測することが有効です。この準備をすることで、実際に会話が始まった際に迅速に状況を把握し、適切な応答を選ぶための判断材料を確保できます。このアプローチは、リスニング力を鍛え、迅速な反応を可能にするためにも役立ちます。
会話の内容一致選択
会話文の内容確認問題では、参加者が交わす対話を聴き、その直後に出される質問に対して、複数の選択肢から正しい回答を選ぶ形式です。この問題形式では、対話の詳細とそれに関連する質問の内容を明確に理解する能力が求められます。全体で5問提供され、各問題に対する反応時間は約10秒とされています。
対話と質問を効果的に処理するためには、放送される対話に集中することが不可欠です。対話中の情報は即座に必要とされるため、対話が始まる前に集中力を高め、細部に注意を払うことが重要です。リスニング技能を高めるためにも、日常的に英語の聞き取り練習を行うことが有益であり、これにより迅速に情報を処理し、適切な選択肢を選ぶ能力を養うことができます。
イラストの内容一致選択
最終的なイラストベースのリスニング問題では、具体的な絵を使って詳細を理解し、それに関連する英語の説明を聞く形式です。このセクションでは、一つのイラストに対して関連する3つの説明が音声で提供されます。受験者は、これらの説明を聞き、どれがそのイラストを最も正確に描写しているかを判断し選択する必要があります。
この問題形式では、特にイラストの細部に注目し、それぞれの説明がイラストのどの要素に言及しているかを正確に把握する能力が求められます。場所、登場人物の持ち物、天候など、イラストの具体的な詳細を捉えることが重要です。各問題で英語の説明は二回繰り返されるため、最初のリスニングで把握しきれなかった情報を二度目のリスニングで補うことができます。解答時間は各問題10秒と限られており、迅速な判断が求められます。
任意で受けられる英検5級のスピーキングテストってなに?
2015年以降、英検4級・5級を受ける学生には新たなスピーキングテストが導入されました。このテストは、学習者の口頭表現能力を測ることを目的としており、特に日常生活で使用される基本的な英会話スキルの習得を促進することを意図しています。
このスピーキングテストは、特定の場所に行く必要なくインターネット接続が可能なデバイスを使用してどこからでも受けることができる点が特徴です。これにより、多忙なスケジュールを持つ学生や遠隔地に住む受験者も容易にアクセスし、試験に臨むことが可能となります。
試験の形式は、受験者が事前に準備した内容を録音して提出するもので、試験結果が英検の合否に直接影響しないため、試験へのプレッシャーが軽減され、より実践的なスキル向上に集中できます。しかし、英検の資格を完全に獲得するためには、このスピーキングテストだけでなく、筆記試験とリスニングテストの合格が必要です。
最後に:英検に合格をするには?
ここまでに【英検5級】レベルはどれくらい?気になる試験内容を2つの軸で解説!について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映