始めに:英検準1級の難易度とは?
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
「英検準1級の難易度とは?試験のレベルや問題パターン、合格率について詳しく解説します」というテーマで記事を書いていきます。
英検を受験するみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に合格したいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
そもそも英検ってなに?
実用英語技能検定試験、通称英検は、日本で最も広く知られる英語能力を測定するテストです。この試験は、1級から5級までの7つのレベルが設けられており、子供から大人まで、あらゆる年齢層の人々が年3回の機会を得て挑戦することができます。英検はリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つの英語スキルを総合的に評価することに焦点を当てており、その信頼性は文部科学省の後援を受けていることからも窺えます。
例えば、準一級の受験料は9800円と設定されており、検定試験は全国各地で実施されています。小学生から社会人まで、学歴や職歴に関係なく誰もが受験する機会を持てるようになっているのが特徴です。
このように、英検は日本における英語能力を示す重要な指標として機能しています。その広範なレベル設定と、4つの言語スキルを総合的に測るテスト内容は、受験者が自身の英語能力を正確に把握するのに役立っています。そして、全国規模で広く実施されていることは、英検が日本で最大規模の英語機能検定であることを裏付けています。
英検準1級の概要
英検準1級のレベルは?
英検準一級から一級にかけてのレベルは、リーダーシップを発揮するための英語能力を測定すると英検協会の公式サイトに記載されています。これはリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つの言語技能を包括的に評価することを意味しています。特に準一級に関しては、大学での中級レベルの英語能力が求められるとされています。
このレベルの英検は、主に高校生や大学生、さらには社会人にとっても難関とされています。実際、難関大学の入試に匹敵するとも言われており、多くの受験者が英語力の証明としてこの試験に挑戦しています。
このことから、英検準一級から一級にかけてのレベルは、英語を使ったリーダーシップの発揮に不可欠な高度な言語技能を測るものであり、その難易度は高い教育レベルに達していることが分かります。したがって、これらの級を目指す受験者は、あらゆるスキルを均等に磨き上げる必要があると言えるでしょう。
英検準1級の試験内容
英検準一級の試験は二段階にわたって行われ、まず初めのステージとして筆記試験とリスニング試験があり、次いでスピーキング試験が続きます。
初めの筆記試験では、リーディングとライティングの能力が90分の時間内で試され、続くリスニング試験では25分間で耳からの情報処理能力が測定されます。これら三つの技能が、英検準一級の一次試験の柱となっています。
次に、スピーキング試験では、受験者のコミュニケーション能力が試されます。即座に意見を言い表す能力や、円滑なコミュニケーションを取ることができるかが、重要な評価ポイントです。
これらの情報から、英検準一級はリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングといった4つの英語の基本技能を幅広くカバーしていることが明らかになります。したがって、英検準一級に合格するためには、これらの技能を均衡良く鍛えることが不可欠です。
英検準1級の合格点
英検準一級に合格するためには、総合得点の70%(86点中60点)を目指す必要があります。
リーディングでは41点中24点(約59%)、ライティングでは16点中11点(約69%)、リスニングでは29点中25点(約86%)が、それぞれのセクションの合格基準とされています。ただし、これらは目安であり、変動することがあるため、常に最新の情報を確認することが大切です。
これらの情報を踏まえると、英検準一級に合格するためには、各セクションの目安を上回る得点を目指し、特にリスニングセクションで高い得点を確保することが重要です。実際、リスニングは他のセクションに比べて合格基準得点率が高いため、この部分に特に集中して対策を行うことが望ましいでしょう。
英検準1級の対策と学習時間の目安をご紹介
多くの英検準1級志望者は、すでに英検2級をクリアしています。ここでは、英検2級取得者が次のステップとして英検準1級に到達するための推奨学習時間をお伝えします。
英検2級合格者が英検準1級合格のために必要な対策と時間
英検準一級の取得は、日本における英語学習者にとって、英語能力の高い水準を示す重要な指標です。このレベルを目指す受験生は、大学中級レベルの英語力、特に語彙力の強化が不可欠です。そのため、8000語から9000語の広範な単語知識が求められるのです。
多くの合格者が証言するように、この段階で最も困難なのが語彙力の向上です。共通テストではお目にかかれないような高度な単語が頻出し、受験生を困惑させます。この難易度を理解するには、過去の問題を実際に解いてみることが非常に有効です。
なお、英検二級保持者が準一級の合格に至るまでに必要な平均学習時間は、約1800時間とされています。この時間を日々の学習に分割すると、毎日1時間勉強しても5年間は必要になります。これを踏まえると、いかに時間を効率的に使い、継続的に学習に取り組むかが、英検準一級合格への鍵となると言えるでしょう。
英検準1級一次試験の対策
英検準一級のリーディングセクションは、総合的な読解能力を問われる試験項目です。具体的には、このセクションは三部構成で構築されています。最初のパートでは、いくつかの短文における語句空所補充が問われ、次に、より長めの文章を読み解くための語句空所補充が出題されます。最後のパートでは、長文を読み、その内容と一致する選択肢を選ぶ問題が設定されています。
ここで最も肝要なのは、幅広い語彙力の養成です。このリーディングセクションを攻略するには、少なくとも7,500語から9,000語程度の英単語を覚えておく必要があります。もちろん、同じ問題が再度出題されることはありませんが、過去問に取り組むことによって問題の傾向や解法のテクニックを掴むことが可能になります。したがって、過去問の練習を熱心に行うことは、英検準一級のリーディングパートを制覇するために不可欠なのです。
英検準一級のライティングセクションは、試験受験者の英語による表現力を試す項目です。ここでは、あらかじめ定められたトピックに基づいて、自らの考えを英語で表現することが求められます。例としては、あるシナリオに基づくEメールの応答文を書くといった形式が挙げられます。
このライティングセクションで重要視すべきポイントはいくつかありますが、特に注目すべきは自分の意見や立場を明確に示し、それを2つの論点で裏付けることです。また、一般的なエッセイの構成としては、序論、本論、結論の3部構成を意識することが重要です。更に、書くべき文章の目安としては120〜150語程度とされていますが、この範囲内でいかに効果的に自分の主張を展開し、2つの論点でそれを支持するかが、このセクションを攻略する鍵となります。
英検準一級のリスニングセクションでは、3つの異なるパートにより構成されています。その中でも、注目すべき点は受験者がどのようにして情報を効率良く処理し、正しい答えを導くかです。
最初のセクションでは、日常の会話に基づく12問を解くことになります。次に、様々なシナリオを題材とした文章に基づく12問のセクションが続きます。最後には、実生活に即した状況を反映した5問が出題されます。これらの問題群を解く上で、重要なのは2つのアプローチです。
まず、問題文と選択肢を事前に読むことで、これから聞かれる内容に対する予測を立てることができます。これにより、対象となる会話や文章の要点を把握しやすくなります。次に、聞き取ったすべての単語を和訳するのではなく、大事な情報を絵やイメージとして捉える訓練をすることです。この方法により、聞き逃しや聞いた内容の忘却といった問題を防ぐことができます。
これらのテクニックを駆使することで、リスニングセクションの難易度を下げ、正確な答えを導くことが可能になります。練習を積むことにより、最終的には無意識のうちに内容を理解し、迷いなく答えを選択できるようになるでしょう。
最後に:英検に合格をするには?
ここまで英検準1級について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映