始めに:【英検®️準1級】一発合格するための効率的な勉強法を5つの軸で解説!
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鬼管理英語塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?
本日は【英検®️準1級】一発合格するための効率的な勉強法を5つの軸で解説!
というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
英検®️準1級の試験概要
試験内容
一次試験
試験は、まず90分の筆記試験から始まり、リーディングとライティングのセクションで構成されています。続いて、約30分間のリスニング試験が行われます。筆記試験では、リーディングとライティングが含まれ、リーディングとリスニングでは四つ選択肢の問題が、ライティングセクションでは120から150語の範囲のエッセイと要約問題がそれぞれ出題されます。
二次試験
面接試験は、およそ10分間にわたって完全に英語で実施され、個別に行われます。このセクションでは、4コマのイラストに基づくストーリーを2分間で説明した後、そのイラストや特定のカードトピックに関連する質問がなされ、受験者には自己の見解を述べる機会が与えられます。
討論されるテーマは社会的な問題に触れるもので、過去にはリモートワーク、レストランでの喫煙規制、子供用の安全シート、地域活動、ドアツードアセールス、セルフディフェンスなどが取り上げられました。
英検®️準一級の難易度
英検準1級は1級に次ぐ難易度で、大学の中級レベルの英語能力を測る試験です。このレベルでは、日常生活や社会で遭遇する高度な話題についての理解や、自己の見解を英語で表現する能力が求められます。
準1級をTOEICやTOEFLのスコアに例えると、スピーキングとライティングでの合計スコアがおおよそ300点、リスニングとリーディングでは700から800点の範囲が相当するとされています。TOEFLにおける相当スコアは約60から80点と見積もられます。
しかし、TOEICがビジネス英語に、TOEFLがアカデミックな英語にそれぞれ焦点を当てているため、これらのスコア換算はあくまで目安としてのみ利用すべきです。
したがって、英検準1級は、日常生活や社会で英語を使用する上で必要な高度な言語能力を持っているかを評価する試験であり、TOEICやTOEFLといった他の英語能力試験と比較して自身のレベルを把握する際の一つの基準となります。これにより、受験者は自己の英語学習の進捗を測り、必要なスキルアップに向けた学習計画を立てることが可能になります。
英検®️準1級の勉強スケジュール
模試や過去問を受けて問題傾向を知る
実践的な試験対策として、模擬試験や過去の試験問題に取り組むことは、自身の英語力を正確に評価し、それに基づいた学習計画を策定する上で非常に有効です。これにより、試験の形式や出題傾向に慣れることができ、特に試験に初めて臨む受験者にとっては、実際の試験環境を事前に体験する貴重な機会となります。
試験問題を解く過程で、もし問題文が難解であると感じた場合、それは受験するレベルが現在の英語能力に対して高すぎる可能性を示唆しています。このような場合、より基礎的なレベルへの挑戦を検討することが賢明です。
一方、問題をスムーズに解ける場合でも、解答過程で苦労したセクションやトピックがあれば、それらは自身の弱点として特定し、集中的に改善に取り組むべきポイントです。例えば、過去問を解いてリスニングセクションで苦戦した場合、聞き取り能力を強化するための追加学習が必要となるでしょう。
この戦略を通じて、受験者は自らの学習をより目的意識を持って進めることができます。過去問を解くことで得られる具体的なフィードバックは、学習プロセスをより効率的かつ効果的にするための重要な手がかりとなり、最終的には試験での成功へと繋がります。
単語力を補強する
英検準1級では、通常の日常英会話を超える高度な語彙が頻繁に登場します。このため、特に語彙に対する準備が重要となります。ただ闇雲に語彙を記憶するよりも、準1級向けの単語集や過去の試験問題を活用して、特に出題頻度の高い語彙を重点的に学習することが、より効果的な対策となり得ます。
語彙力の向上に対する戦略的なアプローチとしては、後ほど紹介する具体的な学習方法を採用することが推奨されます。たとえば、英検準1級の過去問を解析することで、試験において頻出する単語や表現を特定し、それらに焦点を当てた学習を行うことが可能です。
実際に、特定のテーマに関連する高度な単語が集中して使用されている過去問を通じて学習することで、受験者は試験で遭遇する可能性のある語彙に対する理解を深め、自身の語彙力を効率的に強化することができます。
この方法を取り入れることで、受験者は試験で求められるレベルの英語能力を効果的に獲得することができます。具体例として、過去問を利用した学習では、経済や環境など特定のテーマについて頻繁に使用される専門用語や表現を習得することができ、これが受験者が試験で直面する複雑なテキストや質問に対応する能力を高めることに直接的に寄与します。
したがって、英検準1級を目指す際には、日常会話を超えたレベルの語彙力が求められるため、特に準1級向けの学習資料を用いて戦略的に語彙を強化することが重要です。このアプローチにより、受験者は試験での成功に不可欠な高度な英語力を身につけることができます。
苦手分野を強化する
全てのスキルセットを網羅する学習は、時間的にも実践的にも困難です。そのため、効率的に合格を勝ち取る戦略としては、模擬試験や過去の問題を解いて自分の弱点を特定し、そこに焦点を当てて学習を進めることが推奨されます。
具体的な合格基準は公開されていないものの、一般的には全体の70%程度の正解率が合格に近づくための目安と考えられています。この情報を踏まえると、70%未満の得点を記録した分野やタイプの問題を特定し、それらの領域を中心に学習を強化することが合格への鍵となります。
例えば、過去問を解いた際にリスニングで苦戦した場合、日常的に英語の音声に触れる練習を増やす、特定のリスニング教材を用いるなどの対策を講じることが有効です。
このようなアプローチを取ることで、限られた時間とリソースの中で、最も効率的に試験の準備を進めることが可能になります。特に、自分の弱点を客観的に分析し、それを改善するための具体的な策を実施することにより、試験全体のパフォーマンスを向上させることができます。
従って、4技能全てに等しく時間を割くのではなく、自己の苦手とする領域に集中して取り組むことが、試験合格への最も確実な近道であると言えます。この戦略に従えば、試験で求められるスコアの70%を達成し、目標とする試験の合格に一歩近づくことができるでしょう。
英検®️準1級の各パートの勉強法とおすすめ参考書
単語の勉強法
英検準1級の試験では、日頃の会話では使用されない高度な語彙が頻出します。そのため、単語学習のためには、専用の語彙集のほか、多岐にわたるトピックを扱う英語メディアに触れることが不可欠です。
語彙を身につける際には、その意味を理解することに加え、適切な発音とその語が用いられる一般的な文脈(コロケーション)も同時に学習することが重要です。これにより、習得した単語をライティングやリスニングの実践に効果的に応用することが可能になります。
さらに、単語の学習は繰り返しによって初めて効果を発揮します。一度見たり聞いたりしただけでは、長期記憶に定着しにくいため、単語帳や学習アプリを使って、日常生活の中で継続的に復習することが推奨されます。例えば、通勤中や待ち時間を利用して単語のリビューを行うことで、効率的に学習時間を確保することができます。
このような学習法を取り入れることで、英検準1級で求められる高度な英語能力を身に付けることができます。実際に、英字新聞を読むことで出会った新しい語彙を、正しい発音と共に学習し、それを日々の学習の中で繰り返し練習することにより、試験だけでなく実際の英語使用の場面でもその知識を活かすことが可能となります。
結果として、高度な語彙の習得には、単語集の利用、英語メディアへの曝露、そして繰り返しによる復習が不可欠であり、これらの方法を組み合わせることで、英検準1級の高い英語力を確実に構築することができるでしょう。
【おすすめ参考書】
英検®️準1級 でる順パス単 5訂版
内容と特徴
・単語と熟語を1900語収録
・過去問分析に基づき「でる順」で掲載
・音声付き
・チェックテスト付き
過去の試験問題を解析して出題頻度の高い単語を集めたリストと、旺文社が提供するリスニング学習用アプリ「英語の友」を通じてそれらの単語の正確な発音を学べるため、効果的な学習を求める人にとって理想的なリソースです。
リーディングの勉強法
試験の特性や適切な時間管理に慣れるためには、過去の試験問題を利用した学習が不可欠です。試験時間内で効率的に文章を読み解き、問題に答える能力を身につけるには、日頃から複雑な長文読解に取り組むことが重要です。
エッセイの基本的な構造への理解もまた、試験対策において重要な要素です。一般的に、エッセイでは「対立点の提示」、「状況の変化」、「話題の展開」などが取り上げられます。
試験においては、文章を読み始める前に問題文を先に確認し、その問題に対してどのような答えが求められているのか、予想しながら読むことが推奨されます。また、文章内での「対比」や「重点」を示す語彙やフレーズ、例えば「however(しかしながら)」や「moreover(さらに)」といった接続副詞に注目することで、読解の鍵となるポイントを見逃さずに済みます。
結論として、試験の形式や時間管理に慣れ、効果的な読解技術を身につけるためには、過去問を用いた練習が極めて重要であり、エッセイの構造理解やキーワードに対する注意が、読解力向上のための効果的な戦略であることが分かります。これらの方法を実践することで、読解セクションのスコアを向上させることが可能になります。
【おすすめ参考書】
英検®️分野別ターゲット 英検®️準1級リーディング問題 改訂版
内容と特徴
・リーディング(長文読解)問題に特化
・試験形式と過去問分析 / 長文の読み進め方 / 問題の解き方 / 学習法などを解説
・短めの長文(10) / 本番同様の長さの長文(21)、模擬テスト2回分(10)の41長文を収録
・単語リスト付き
この教材には41篇の長文読解問題が含まれており、易しい短文から始まり、徐々に本試験と同等の難易度の長文へとレベルアップしていく段階的な学習が可能です。さらに、実践的な模擬試験も提供されています。
ライティングの勉強法
エッセイライティングにおいては、序論、本文(2つの主要段落)、そして結論の順で構成されるべきです。この形式に従った練習を、特に過去問を用いて行うことが、効率的な学習方法となります。
ライティング技術を向上させるためには、自作の文章が適切に構成されているかの確認が必要です。もし自己評価に自信が持てない場合、英検に精通した専門家や経験者に作文を見てもらい、そのフィードバックを受け入れることが、スキルアップへのショートカットとなります。
適切なエッセイ構成が身に付いたら、次は実際の試験と同じ時間制限の中でエッセイを仕上げる練習に移行します。例えば、実際の試験時間を設定し、その制限時間内に完全なエッセイを書き上げるトレーニングを重ねることで、時間管理の能力も同時に養うことができます。
この段階的なアプローチにより、ライティングスキルの全面的な向上を図ることができます。具体的には、初めに過去問を用いて基本的なエッセイ構成に慣れ親しむことから始め、次に専門的なフィードバックを通じて自身のライティングの質を向上させ、最終的には実際の試験時間内でのエッセイ完成を目指す練習を行います。
結論として、序論、本文、結論の順序で構成されるエッセイの書き方を学び、それを適切な時間内で完成させる能力を身につけることが、英検などの試験で高得点を目指す上での鍵となります。このプロセスを通じて、ライティング能力を総合的に高めることが可能になります。
【おすすめ参考書】
英検®️準1級ライティング大特訓
内容と特徴
・型が身につく
・文法・語法の頻出ミスランキング
・類語の使い分け重要度ランキング
・キーアイディア作成練習
・必須用語400を収録
この参考書は、エッセイライティングの基礎から応用までを網羅しており、文章構造、接続詞の使用法、さらには実践的な演習問題まで、全てが一冊にまとめられています。
リスニングの勉強法
試験のリスニングセクションで効果的に対処するためには、まず問題文を予め読んでおくことが重要です。これにより、具体的な単語の意味を一つ一つ追うのではなく、話の大枠を捉えることに集中できます。このアプローチは、音声が速くてもパニックにならずに済むだけでなく、未知の語彙に出会った際の混乱を最小限に抑えることができます。
リスニングの際には、話の要点をつかむために、話者の強調点やイントネーションに注目することが求められます。これは、問題集や過去問に限らず、日々の生活で耳にするアナウンスや公共施設での案内放送などでも実践できます。例えば、駅のアナウンスやスーパーマーケットでの販売促進の説明など、日常生活で聞こえてくる英語をリスニングの練習に活用することが有益です。
さらに、聞き取りにくい箇所を特定し、その理解を深めるためには、過去問を利用してディクテーション(聞いた内容を書き取る練習)を行うことが推奨されます。実際に、過去問を使ったディクテーション練習を通じて、聞き取れなかった部分を明確にすることができ、リスニング能力の向上につながります。
結果として、試験のリスニングセクションで成功するためには、問題文を先に読む、話の大枠を捉える、話者のイントネーションや強調を理解する、そしてディクテーションを活用するなど、複数の戦略を組み合わせることが重要です。これらの戦略を効果的に実践することで、リスニングセクションにおけるパフォーマンスを最大限に引き上げることができます。
【おすすめ参考書】
最短合格! 英検®️準1級 リスニング問題 完全制覇
内容と特徴
・過去5年分のデータを分析
・出題傾向を元に作成された160問のオリジナル問題
・練習問題と模試の2段階構造
・苦手意識の克服法
この教材は、実践的な問題演習に加え、試験の全体像や個々の学習者が難しさを感じる部分に対する詳細な説明及びそれらの問題をどのように解決できるかについての指導も含んでいます。特にリスニングに自信がない人にとって役立つ内容が盛り込まれています。
スピーキングの勉強法
4コマ漫画の説明では、過去時制や過去進行形の適切な使用、さらには接続詞を駆使する技術が必要とされます。過去問を利用する際には、単に行動を述べるだけでなく、キャラクターの感情や心理状態を詳細に表現することが推奨されます。
さらに、社会的なテーマに対する洞察力も試されるため、幅広い一般知識に基づく回答を準備することが望まれます。自分の見解とその根拠を明確に示すことができれば、文章の複雑さは二の次です。
加えて、自身のライティングスキルの盲点を発見し、改善するには、他人に自分の書いた文章を読んでもらい、その意見を聞くことが非常に有効です。特に、英検に詳しい人からの具体的なフィードバックは、自己の書き方に潜む問題点を修正するための重要な手がかりとなります。
このような練習を積むことで、受験者は4コマ漫画のシナリオを正確にかつ生き生きと説明する能力、社会的な話題についての理解と表現力、そして自己のライティングスタイルを客観的に評価し改善する能力を養うことができます。実際に、これらの練習を通じて、多くの受験者が英検で高い成績を収めることができました。
結論として、4コマ漫画の説明を行う際には過去時制の適切な使用や接続詞の活用が求められ、また社会的なテーマに対する見解を述べることも重要です。そして、自身のライティングに対するフィードバックを得ることで、英検準備における効果的な学習戦略を実行することができるでしょう。
【おすすめ参考書】
14日でできる! 英検®️準1級 二次試験・面接 完全予想問題 改訂版
内容と特徴
・14日で完結
・動画で面接の様子を確認
・試験の流れ、出題内容などの音声が聞ける
・問題カード付き
・ウェブ模試付きでCBT形式の「スピーキングテスト」にも対応
14回分の面接試験が含まれており、それぞれのセットを日々の学習に取り入れることで、2週間で総復習が可能です。試験の具体的な内容の理解はもちろんのこと、試験当日の会場での手続きや流れについても知ることができるため、試験本番への不安を軽減することができます。加えて、このプロセスは動画コンテンツを通じて視覚的にも把握できるため、より実践に近い形での準備が行えます。
英検®️準1級の勉強法に関するQ&A
英検®️準1級に合格するために必要な勉強時間は?
英語能力に応じて必要な準備期間は変わるため、一律に必要な学習時間を定めることはできませんが、日々の1時間の勉強を基準にすると、約1から3ヶ月の期間が適切とされています。
時間が限られている受験者や、短期間で集中的に学習したい方は、英検®️準1級対策に特化した短期集中型の学習教材を利用することが効果的です。例えば、「DAILY25日間 英検®️準1級 集中ゼミ」や「7日間完成 英検®️準1級 予想問題ドリル 5訂版」などの問題集が、限られた時間の中での効率的な学習に役立ちます。
また、オンライン英会話スクールの利用は、特にスピーキングやリスニングの強化において、短期間で顕著な成果を期待できる方法として推奨されます。オンラインでの学習は、柔軟なスケジュール管理が可能であり、特に英検®️のような試験を控えた忙しい受験者にとって、効率的にスキルを磨ける環境を提供します。
このように、個々の英語レベルや具体的な学習条件に応じて、日々の学習時間の確保、短期集中型の学習教材の活用、オンライン英会話スクールの利用といった異なるアプローチを組み合わせることが、英検®️準1級の効果的な準備には欠かせません。これらの戦略を駆使することで、効率よく学習を進め、試験での成功を目指すことが可能です。
最後に:英検に合格をするには?
ここまで【英検®️準1級】一発合格するための効率的な勉強法を5つの軸で解説!について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映