始めに:【英検準1級】リスニング攻略:得点アップの秘訣と効率的な学習方法を解説
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
「【英検準1級】リスニング攻略:得点アップの秘訣と効率的な学習方法を解説」というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
英検準1級リスニング試験概要
英検準1級のリスニング試験は、全体で29問から構成され、試験時間は合計で30分です。このリスニング試験は、筆記試験の完了後に実施されます。以下に、試験の各セクションの特徴を紹介します。
対話の内容判定問題
このパートでは、2人の会話を聞いてその内容に基づいた12の質問に答えます。各会話の後には、それに関連する質問が提示され、受験生は提供された選択肢から正しい答えを選びます。選択肢は問題冊子に記載されています。
会話は比較的長く、また各キャラクターが複数回話すこともあるため、注意深く聞き続ける必要があります。質問が読まれた後、回答をマークシートに記入するために10秒の時間が与えられます。次の質問へ移る前に迅速に判断することが求められますが、質問自体は比較的理解しやすいものが多いです。
パッセージ内容判定問題
6つの異なるパッセージに基づく質問12問で構成されており、各パッセージに対して2つの質問が出されます。各パッセージは約1分間の音声で、その後に10秒の回答時間が設けられています。選択肢は問題冊子に記述されています。
パッセージの長さはリスニングセクションの中では長めですが、質問はパッセージ全体の大枠の理解に焦点を当てています。全ての詳細を記憶することは難しいので、パッセージの主な内容やテーマを掴むことが重要です。
日常シチュエーション判定問題
日常生活で起こりうる5つのシナリオに基づいた5問が出題されます。各問題には、シチュエーション、質問、そして選択肢が事前に問題冊子に記載されており、音声が流れる前にこれらの情報を10秒間確認する時間があります。パッセージの音声は約45秒で、その後回答のために10秒が与えられます。
音声を聞く前にシチュエーションと質問を確認できるので、何に注目して聞くべきか事前に整理することができます。これにより、特に難しいと感じることなく答えを見つけ出すことが可能になります。
英検準1級リスニング合格のカギ
英検準1級のリスニング試験での合格基準について、各セクションの得点を基に合否が決定される仕組みを詳しく説明します。総合得点とその計算方法に焦点を当てて、合格に必要なスコアについて解説します。
合格スコアの理解
英検準1級では、リスニングを含む各技能の得点合計からCSEスコアが算出され、そのスコアで合否が判定されます。各技能は最大750点で、一次試験全体では2250点満点中、合格に必要なスコアは1792点と定められています。
この合格スコアは一貫していますが、実際の評価は受験するたびに微妙に変動します。これは、全ての回答が採点された後、統計的な手法を用いてスコアが決定されるためです。そのため、同じ正解数であっても、受験回によってCSEスコアが変わる可能性があります。合格を目指すには、全体の8割程度の正解率を目安にすると良いでしょう。ただし、直接的な点数とCSEスコアは直結しないため、この点には注意が必要です。
CSEスコアの概要
CSEスコアは、英検がCEFR(共通欧州参照枠)に準拠して作成した独自のスコア体系です。CEFRがA1からC2までのレベルを示すのに対し、CSEスコアはこれをさらに細分化して、0から4000点の範囲でスコアを表現します。この体系により、英検の各級の成績がより詳細に、かつ国際的な基準に照らして評価されます。
英検準1級のリスニングセクションを含む全体の合格スコアについての理解は、効果的な学習計画を立てる上で重要です。CSEスコアの仕組みを知ることで、自分の学習目標を設定しやすくなり、試験準備をより戦略的に進めることができるでしょう。
英検準1級リスニング成功法
英検準1級のリスニング試験で高得点を目指すための戦略を具体的に紹介します。この試験での成功に向けて、以下のポイントに注目しましょう。
選択肢の事前チェック
リスニングのパート1と2では、問題文自体は事前に読むことができませんが、選択肢は試験冊子に記されています。これを活用して、聞き取り内容の予測と聞くべきポイントの特定を行うことができます。リーディングとライティングセクションを早めに終えることができれば、その余った時間でリスニングの選択肢を確認し、準備することが可能です。
全体の流れを掴む
受け取った情報をすべて細かく和訳するのではなく、会話や話の大枠を捉えることを心がけましょう。逐語訳を試みると、速度についていけなくなるリスクがあります。また、話の途中で未知の単語に遭遇しても、それに惑わされず全体のコンテキストを理解することが重要です。
ノート活用術
英検準1級では、メモを取ることが認められています。音声は一度きりの放送であり、内容が長いことが多いので、メモの取り方一つでリスニングの理解度が変わってきます。登場人物が複数いる場合には、彼らを区別するための記号を事前に決めておくなど、自分なりの効果的なメモの取り方を見つけ出しましょう。
ただし、メモを取りすぎて本来の聞き取りがおろそかにならないよう注意が必要です。メモがかえって集中を阻害する場合は、メモを取らずに集中する方が良い場合もあります。
不明点は素早く判断
リスニング試験では、全問正解を目指すよりも、分からない問題は迅速に判断して次に進むほうが得策です。特に、パート2では話が長くなる傾向にあるため、途中で内容を見失うことがあります。しかし、最後まで集中して聞き続け、選択肢と照らし合わせて最善の答えを選ぶことが大切です。完全に理解できなかった場合は、素早く次の問題へと移行し、得点機会を逃さないようにしましょう。
英検準1級リスニング高得点の秘訣
英検準1級のリスニングセクションで高得点を狙うための効率的な学習方法をご紹介します。
過去問で形式に慣れる
英検のリスニング問題は、出題パターンが一定しているため、過去問を活用することが極めて有効です。初めはじっくりと問題を理解することを目的に、ゆっくり取り組んでください。慣れてきたら、本番と同じように音声を一度だけ聴く条件で時間を計りながら挑戦しましょう。この繰り返し作業により、試験形式への慣れと速い情報処理能力が養われます。
シャドーイングでリスニング力アップ
発話された内容を直後に追って話すシャドーイングは、発音練習だけでなく聞き取り能力を高めるのに非常に有効です。自分が正確に発音できない部分は聞き取りにくいとされています。このトレーニングを通じて、自然な英語のリズムやイントネーションを身につけましょう。また、スピーキング力の向上にも直結します。
ディクテーションで聴き取りの精度を高める
聞いた内容を文字に起こすディクテーション作業は、聞き逃しや理解できなかった部分を明確にし、集中して聞く練習にもなります。文章の構造や頻出表現を学びながら、リーディングやライティングのスキルアップにもつながるため、リスニング全般の力を底上げします。
スラッシュリスニングで全体の流れを掴む
英語のセンテンスを区切りながら聞くスラッシュリスニングは、英語を英語のまま処理する能力を養います。音声スクリプトが手元にある素材を使い、聞こえてきた単位ごとにスラッシュを入れながら聴くことで、文章全体の構造や意味を素早く掴む訓練になります。長い文章や複雑な内容にも動じない、堅牢なリスニング力を身につけることができます。
英検準1級リスニング向上のためのベストアプリ
英検準1級のリスニング力を鍛えるために最適なアプリをご紹介します。これらのアプリは、効率的にリスニングスキルを高めるのに役立ちます。
英語耳を鍛える:旺文社リスニングチャレンジ
旺文社から提供されているこのアプリは、英検を含む多様な旺文社の英語学習書籍に対応しています。スマートフォンで手軽にリスニング練習ができ、学習進捗をトラックできる機能や、リスニングに特化した単語テストなどが特徴です。
月額課金制のプレミアムプランにアップグレードすることで、さらに多くの学習コンテンツを利用することが可能になります。詳細情報はアプリのウェブサイトでご覧ください。
英単語マスター:アルクのキクタンパス
アルクが提供するこのアプリは、英検準1級対策を含む、キクタンシリーズをはじめとする17種類の豊富なコンテンツが利用できます。自分に合ったレベルの単語帳を選んで学習が可能であり、自己の英単語力をチェックできる機能も搭載されています。このアプリでのレベル診断により、英検の級に換算したレベルがわかるのも魅力の一つです。フル機能利用には有料プランへの登録が必要となります。
- 月額プラン:1,600円
- 3ヶ月プラン:3,200円(プロモーション価格)
- 6ヶ月プラン:3,600円(プロモーション価格)
利用可能なプラットフォームはAndroidとiOSで、以下のリンクからダウンロードできます。
- Android用:Google Play Store
- iOS用:Apple App Store
これらのアプリを活用することで、英検準1級リスニングの対策をより効果的に進めることができるでしょう。
英検準1級リスニング学習の強力サポート参考書
英検準1級のリスニング試験対策に役立つ、厳選された参考書の紹介です。
英検リスニング攻略の秘訣
英検®︎準1級リスニングマスター 改訂版
- 充実の問題集:150のオリジナル問題を完備し、試験の実際の流れに沿った構成で、パート別に攻略法を解説。
- 実戦的な学習材料:92の練習問題と2セットの模擬テストで構成され、詳細な攻略ポイントと必須語句が網羅されています。
- ダウンロード可能な音声:実際の試験環境を再現した音声はダウンロード可能で、自宅や移動中でも効率的にリスニング力を養成できます。
最速で目指せ!英検®︎準1級リスニング完全マスター
- 充実したコンテンツ:実に160問の練習問題を収録し、最新の試験傾向を反映したオリジナル問題でリスニング力を強化。
- 段階別学習プラン:基礎から応用まで、段階別に設計されたトレーニングプログラムを通じて、効果的にリスニングスキルを向上させます。
- 実践的な模擬試験:リアルな試験環境を想定した模擬試験で、本番前の最終チェックとして利用でき、解答のコツや注意点が詳細に説明されています。
これらの参考書を利用することで、英検準1級リスニング試験の対策を効果的に進め、目指すスコア獲得に近づくことができるでしょう。
最後に:英検に合格するには?
ここまで「【英検準1級】リスニング攻略:得点アップの秘訣と効率的な学習方法を解説」について見てきましたが…。
主にライティングセクションで変更があることがわかりましたね。
これからは更なる対策が必要になりますね。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映