始めに:【英検準2級】ライティング対策|時間配分・勉強方法と合格するためのコツを3つの軸で解説!
英検合格に特化した
鬼管理英語塾を運営しております
代表の菅澤です!
鬼管理英語塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?
本日は【英検準2級】ライティング対策|時間配分・勉強方法と合格するためのコツを3つの軸で解説!
というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
英検準2級の試験概要
英検準2級の英作文は、一次試験の大問5として、わずか1問が出題されます。出題数は少ないですが、この1問において高得点を獲得することが、一次試験合格の鍵となります。試験時間は75分間であり、その中にはリーディング問題も含まれます。そのため、リーディングとライティングの解答を効率的に進める必要があります。
ライティングの要件は厳しく、与えられたテーマに対して自分の意見と理由を2つ書く必要があります。さらに、指定された50〜60語の範囲内で内容を表現する必要があります。準2級では、3級と比べて書くべき量が増えるため、指定された範囲内で的確な意見を述べることが求められます。この試験では、単なる知識だけでなく、英語で的確に意見を表現する力が試されます。
ライティングの採点基準・合格点
ライティングの問題数は一大問につき1問ですが、その1問には16点の配点があります。ライティングの合格点は、16点満点のうち9点以上とされています。
筆記試験は合計83点満点ですが、分野別にみると以下の配点となります
リーディング(37問):37点
ライティング(1問):16点
リスニング(30問):30点
ライティングは文章を記述する形式の問題ですが、評価は採点ポイントに基づいて行われます。具体的には、4つの要素が考慮され、それぞれ4点ずつの配点で合計16点満点で評価されます。採点の基準は以下の4つです。
採点の4つのポイント
文章の内容
構成
語彙
文法
各ポイントにつき、0から4点の5段階で得点がつき、その合計がライティングのスコアとなります。英検の公式ホームページによると、以下のポイントとして採点基準が明記されているため、参考にしてみてください。
観点1:内容→課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由2つ)が含まれているかどうか
観点2:構成→英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか
観点3:語彙→課題に相応しい語彙を正しく使えているか
観点4:文法→文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか
難易度
英検準2級は、中級レベルの高校に相当し、3級が中学卒業レベルであるのに対し、2級は高校卒業レベルに位置づけられます。ライティング問題では、高校で習得した知識を活用することが求められます。
英検準2級の試験では、高校1〜2年生レベルの語彙や文法・表現を適切に使用して高得点を狙うことが重要です。中学校で学習した英語の基礎をしっかりと身につけつつ、新たな語彙や表現を取り入れて解答することで、準2級の試験に効果的に対応できます。
時間配分
ライティングは、試験の中核をなす筆記試験の一環です。試験時間内に、語彙問題や長文問題との時間配分をうまく行うことが肝心です。75分の試験時間のなかにリーディングも含まれているため、ライティングは15分で仕上げるようにしましょう。
これらの時間配分は、英検準2級だけでなく、英検1級までの試験にも適用されます。
多くの人にとって、15分でライティングを完成させるのは難しいことです。しかし、練習を積むことで、文章をスムーズに書く能力を身につけることができます。慣れてくると、試験当日にはライティングに優先度を置いて早めに終わらせることが有効な戦略となります。ライティングを速やかに終わらせることで、残りの60分をリーディング問題に集中する時間を確保できます。
英検準2級の頻出テーマ例
ライティングテストでは、受験者の日常生活や学校生活、将来に関するテーマがよく出題されます。
準2級試験全体の題材としては、以下のようなテーマが出題範囲として挙げられます。
・学校
・趣味
・旅行
・買い物
・スポーツ
・映画
・音楽
・食事
・天気
・道案内
・海外の文化
・人物紹介
・歴史
・教育
・科学
・自然・環境
英検準2級ライティングの英文の書き方
ライティングをする際は、以下の内容を確認しましょう。
・自分の意見
・理由が2つあることを示す
・理由1つ目
・具体例①
・理由2つ目
・具体例②
・まとめ(自分の意見を再主張する)
英検準2級ライティングの決まり文句
これらの表現をマスターすることで、文章の起承転結がスムーズになります。表現のバリエーションを豊富に持っていれば、様々なアイデアを効果的に伝えることができます。
自分の意見でつける決まり文句
・In my opinion…
・To my mind…
・In my view…
・Personally, I believe…
・I think that…
・It seems to me that…
・I strongly feel that…
・I am of the opinion that…
・From my perspective…
・If you ask me…
“I think that〜” も定番ですが、さまざまな書き出しを覚えておきましょう。
理由を述べるときに使える表現
・That’s because…
・The reason for this is…
・The main factor is…
・It can be attributed to…
・The primary cause is…
・The underlying cause is…
・The primary reason is…
・It is due to…
・The explanation is…
・The rationale is…
やや難しい表現も入っていますが、“First” などのディスコースマーカーでも十分です。
具体例を述べるときに使える表現
・For instance…
・To illustrate…
・For example…
・As an illustration…
・Such as…
・Specifically…
・To provide an example…
・Namely…
・Let me give you an example…
・To demonstrate…
まとめを述べるときに使える表現
・All in all…
・Summing up…
・To conclude…
・In conclusion…
・In a nutshell…
・To sum up…
・To summarize…
・All things considered…
・In short…
・In summary…
英検準2級ライティング対策のコツ
QUESTIONをしっかり読み解く
ライティングにおいて、与えられたテーマに沿った答えをすることは不可欠です。テーマがスポーツに関するものであれば、勉強に関する話題で迷子になることは避けなければなりません。最初に、問題文を正確に理解するために、丁寧な和訳を行うことが肝要です。
問題を理解したら、答えるための理由や具体例を考え始めますが、その過程でテーマから逸れないように注意が必要です。
また、答えを書き終えた後には、見直しを怠らずに、全体の文章が与えられたテーマにしっかりと関連しているかを確認することが重要です。
簡単な英単語や文法を使う
ライティングでは、スペルミスや時制、変化系の誤りが減点対象となります。文章が単調だと、高得点を獲得するのが難しくなりますが、逆に難解な表現や理解できない表現を無理に使うと、大きな減点のリスクがあります。自分が理解している範囲の単語や文法を使って、簡潔な表現を心がけることが重要です。
時間配分を意識する
ライティングでは、時間をかけてもより高い完成度の解答を目指すと、解答作成に時間がかかり過ぎることがあります。しかし、リーディングやリスニングの問題の解答時間を削ると、全体のスコアが低下する可能性があります。加えて、解答の見直しにも十分な時間を確保する必要があります。
準2級のリスニングが開始される前に、ライティングに割くべき時間は合計75分の中で、約20分が推奨されています。20分の間に、問題を理解する時間、回答を考える時間、答案用紙に記述する時間、最後に見直す時間を確保しましょう。
英検準2級ライティング対策におすすめの勉強法
準2級のライティングでは、文章の構成を考慮し、テーマとその理由を50〜60語以上で明確に表現することが求められます。以下では、おすすめの勉強法について解説します。
語彙を増やす
ライティングの向上には、語彙力の重要性が欠かせません。英検準2級では、3,800語〜4,000語の語彙が求められます。まずは英検3級レベルの語彙や熟語を十分にマスターすることが必要です。
また、効果的なライティングトレーニング方法として、サマリー(要約)の書き方があります。これは、英検準2級の長文問題を読んだ後、その内容を要約することです。難しければ、段落ごとに重要な文を抜き出してつなげるだけでも構いません。この練習を通じて、リーディングとライティングのスキルを同時に向上させるとともに、語彙力も飛躍的に向上させることができます。
日本語のメモを取る
アイディアを出す際には、日本語でメモをとりながら構想を練りましょう。慣れてきたら、英語でもメモを取ることが有効です。ただし、すぐに英文を書き始めたり、意見を即座に決めることは避けましょう。
特に、「〜するべきか否か」といった問いに対しては、賛成や反対の理由や具体例を総合的に考えることが重要です。そのため、両方の主張を並行して検討し、バランスの取れたアイディアを出しましょう。
模範解答を参考にする
英文での自由な作文に慣れていない場合、ライティングの方法を学ぶことが必要です。自由記述の形式ではありますが、英語のエッセイを書く際には一定のルールが存在します。
最初は、過去問や問題集に付属している解答例を参考にしながら、自分なりの解答を作成してみることが大切です。
さまざまなトピックの問題を解く
英検準2級のライティング問題は、様々な分野からの出題が予想されます。例えば、環境問題や教育に関するテーマなど、試験によって幅広いトピックが取り上げられる可能性があります。
対処できる能力を高めるためには、様々なテーマについての練習を行い、柔軟な対応力を身につけることが重要です。また、日常から様々な分野に興味を持ち、自分の考えを日本語で整理することから始めると良いでしょう。
最後に:英検に合格をするには?
ここまで【英検準2級】ライティング対策|時間配分・勉強方法と合格するためのコツを3つの軸で解説!
について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映