【必見】法政大学専門塾/予備校が解説する法政大学デザイン工学部英語の入試傾向と対策 

菅澤孝平

法政大学専門塾/予備校HO-PASSの代表菅澤です。

このページでは、法政大学デザイン工学部の英語の入試問題の傾向や特徴を解説しております。

法政大学に合格するには学部別の対策と同時に、科目別の対策も必要になってきます。

法政大学デザイン工学部に合格したい方は「英語」という科目の特徴や傾向を理解したうえで勉強に励みましょう。

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法政大学デザイン工学部とは

菅澤孝平

法政大学デザイン工学部についての情報は別途コチラに記載しております。

法政大学デザイン工学部を知りたい方はコチラより閲覧してください。

法政大学デザイン工学部「英語」の前提情報

試験時間90分
大問数7題
解答形式マークシート式
特徴的な頻出単元不要文排除問題
菅澤孝平

同じ法政大学といえども各学部ごとに出題形式や傾向は大きく異なります。

この記事で扱う法政大学デザイン工学部の英語は、上記の通り試験時間は90分・大問数は7題で、全問マークシート式の問題です。

つまり法政大学デザイン工学部の英語では、記述による解答を求められることが一切ありません

そのため、英作文はもちろん英文和訳問題などの対策も基本的にはする必要はないので、幾分か記述式がある他大学や他学部に比べると楽な印象を受けると思います。

しかし、記述が全くないからと言ってその分難易度も下がるのかというとそんなことはありません。
特にこの法政大学デザイン工学部では、大問が7題もあるので、事前に過去問を解いて対策を練っておかなければ、試験本番で時間配分がうまくいかずに、自分の力を発揮できないまま終わってしまうなんてことになりかねません。
そうならないために、本記事を参考にして出題傾向を掴み、どの大問に何分ほどかけて解いていくのかをあらかじめ決めておきましょう。
時間配分は人ぞれぞれなので、ここで明確にこの大問には〇分というような書き方はしませんが、一般的に後半の大問の方が時間がかかりやすいという傾向はあるので、そのことを頭に入れながら自分なりに時間配分を決めるようにしてみてください。

ここからはいくつか特徴的な問題を取り上げて、詳しく解説していきます。

法政大学デザイン工学部「英語」の傾向

菅澤孝平

それでは、法政大学デザイン工学部「英語」の特徴・傾向を見ておきましょう。

菅澤孝平

法政大学デザイン工学部の問題は、前半が文法や語彙を問われる知識問題が中心で、中頃に差し掛かると情報を読み取りそれを反映したグラフなどの資料を選ぶ問題が出題され、後半では一般的な長文問題が出題されるという流れになっていることが多いです。

長文問題は語彙力を確認する問題と長文の内容を問う問題の二つが出題されますが、それほど特徴的な傾向でもないので、過去問を解くことで慣れていくようにすれば対応可能です。

そのため、ここでは以下に挙げる特徴的な出題傾向について触れていきたいと思います。

■会話文補充問題
取り除くべき文を選択する問題

グラフ問題

これらの問題について、ここから詳しく見ていきましょう。

法政大学デザイン工学部を受験する予定がある方は是非参考にしてください。

■ 会話文補充問題

例:

「会話文補充」の問題は、会話文の中の一部が空欄になっていてそこに当てはまる文を選択肢の中から選んで解答する形式の問題のことです

菅澤孝平

この形式の問題は、会話文の空所補充なので選択肢の英語も会話で使われるものが多くなっており、よく勉強しておかなければなかなか意味が分からない選択肢も出てきます。

ただ、この問題は空欄の前後が会話文となっているので文脈から空欄に入る英語の意味を推測することが可能です。

後半の大問に比べると比較的、時間をあまりかけなくても解ける大問だと思うので、選択肢の英語がよくわからなくても、知っている単語から意味を類推したうえで、空欄に当てはまる意味になりそうなものを選択するという形で解答し、なるべく早く通過できるように練習しておきましょう。

このあたりの前半の大問を処理するスピードが速く正確であればあるほど、後々楽になるので過去問を使うなどしてしっかり対策しておいてください。

■取り除くべき文を選択する問題

例:

「取り除くべき文を選択する」問題は、パラグラフ全体のまとまりをよくするために取り除いた方が良い文を選択肢の中から選んで解答する形式の問題のことです。

菅澤孝平

この形式の問題は、共通テストの前に一次試験として行われていたセンター試験の英語では必ず出題されていた形式の問題です。

パラグラフの大まかな内容を掴むだけではなかなか解答が導き出せない場合もあるので、具体的にこのパラグラフでは何について述べられているのかを考えながら読み進めていくようにしましょう。

どの問題でもそうですが、慣れることが一番大事なので、センター試験の過去問からこの形式のものだけを解くなどして、出題形式に慣れておきましょう。

■グラフ問題

例:

「グラフ」の問題は、本文中で述べられているデータに基づいて作られたグラフを選択肢の中から選んで解答する形式の問題のことです。

菅澤孝平

この問題は、本文中のグラフに関する記述から実際のグラフとして適切なものを選択する形式ですが、この形式も過去のセンター試験では頻出のものでしたので、慣れるにはセンター試験の過去問を解くことをお勧めします。

%の表現として、数字を英語でいう表現に注意するのはもちろん、4分の1を表すquarterなどの表現にも注意して読むようにしましょう。

たくさんのデータが出てきてうまく整理できない場合は、それぞれのデータが何についてのものなのかがわかるように、丸で囲っておくなどの印をつけるようにすると良いと思います。

これらの対策をしたうえで、試験本番に臨むようにすることで幾分か解きやすくなりますし、自分が慣れているものが出題されればそれだけで冷静に解いていけると思うので、事前の準備を万全にしておいてください。

法政大学デザイン工学部「英語」の攻略法

菅澤孝平

続いて、法政大学デザイン工学部の英語の攻略法を記します。

ここに該当してない場合、合格は厳しいです。

しかし、これらに該当している場合は合格の可能性が高いと言っていいでしょう。

該当していなかった方も是非この機会に以下の勉強方法を実践し、合格に近づくことができるように頑張ってみてください。きっと効果があるはずです。

❶英語の認識速度は0.1秒 英語を英語として認識できるまで英単語帳をやりこむ

菅澤孝平

法政大学デザイン工学部英語攻略法1つ目、「英語を英語として認識できるまで英単語帳をやりこむ」ということです。

菅澤孝平

英語学習の基礎中の基礎と言われれば、ほとんどの人が「英単語学習である」と言うと思いますが、なかなか単語帳一冊を完璧にすることは難しいと思います。

何度覚えようとしてもなかなか頭に残りにくかったりして、結局試験本番直前になっても学習しきれておらず、焦ってしまうなんてことはよくある話です。

その原因の一つとして考えられるのが、誤った単語学習です。
具体的には、単語帳の中の英単語を横の日本語訳とのみ対応させて覚えようとするやり方のことですが、この学習方法で進めてしまうと、英語を日本語に変換することで覚えようとしているため、実際の試験では英語の意味を理解するまでに時間がかかり、使いにくいですし、単語の意味自体も頭に残りにくいです。

そうではなく、本当にするべきなのは最終的に日本語を介することなく英語が理解できるようになるために、英語を英語のままで理解するという学習法です。

最初はその単語の意味を掴むために日本語を見ても構いませんが、そのあとはその単語の動作や情景を頭に思い浮かべながら、英単語だけでその単語が持つ意味を連想できるようにしましょう。

例えば誰かに「Happy Birthday!」と言われたら、反射的に「ありがとう!」と返すと思います。

この単語を理解するときに、いちいち「Happy Birthday!」を「誕生日おめでとう!」という日本語に訳したりはしていないはずです。

このレベルの理解を、単語帳に載っているすべての英単語に対しても同じようにしてほしいのです。
何度も繰り返し単語帳で学習することに加え、その英単語の意味を表すようなイラストを単語帳に描くなどすると覚えやすくなると思います。

イラストはネットでその単語の画像検索をすれば簡単に見ることができるので、試してみてください。

ここまで紹介した方法で学習することができれば、長文問題であろうと何であろうと瞬時に英単語の意味を理解できるようになるので、問題を解くスピードも上がります。

問題を解くスピードが上がれば見直しに使える時間も増えるので、ケアレスミスも減り、テストの点数も上がります。
この勉強方法を実践し、英語を英語のままで理解できるようにしてください。

❷英文法は解説できるように 基礎的な英文法問題が出題されます。

菅澤孝平

法政大学デザイン工学部英語攻略法2つ目、「英文法を解説する」ということです。

菅澤孝平

この記事で紹介している法政大学デザイン工学部の英語では、前半の大問で基礎的な英文法問題が出題されることに加え、長文問題では英文法は理解している前提で進んでいくので、英文法の知識がなければ全く歯が立ちません。

その英文法を勉強するときに気をつけるべきなのは、英文法問題を解いてそこで満足してしまわないようにすることです。

英文法の問題がすべて合っていても、その問題が違った角度から聞かれたときに対応できるのかはわかりません。

そこで、是非やっていただきたいのが英文法の問題を自分で何も見ずに解説してみることです。

自分が解答を出す際に、「何を根拠に解答を出したのか」、そして「他の解答ではどうして正答にはなり得ないのか」というところまで解説できれば、どのような問われ方をしても難なく解答できる普遍的な英語力が身につきます。

このように勉強することで、英文法の力は飛躍的に伸びていくので、是非やってみてください。

❸精読&音読による英語長文問題集の徹底的な理解

菅澤孝平

法政大学デザイン工学部英語攻略法3つ目、「精読&音読による英語長文問題集の徹底的な理解」です。

菅澤孝平

精読と音読は、読解力を上げるうえで非常に効果のある学習方法です。

ここからは具体的にどのように精読・音読するのが良いのかについて説明していきます。

まずは精読からですが、精読は英文を精密に、かつ丁寧に単語のみならず文法事項や構文まで完全に理解しながら読み解いていくことを言います。

この目的は、当然英文の徹底的な理解ですが、この読み方は復習の段階でするようにしてください。

要するに、自分が演習の時に一度読み終えた状態の英文を精読するということです。

そうすることにより、自分が演習していた時には見落としていた、あるいはわからなかった部分を完璧に理解することができます。

もし精読をせずに放置しているのであれば、せっかく自分の弱点が炙り出された英文を無視してしまうことになりますので、自ら成長の機会を捨ててしまっているのと同じことです。

演習の結果の良し悪しに関わらず、必ず精読するようにしましょう。

そして次に音読ですが、これは文字通り英文を声に出して読むことを言います。

ただ、音読を行う英文は先ほどの精読を終えたものを使うようにしてください。

精読を終えてすべての英文の意味が分かった状態のものを音読することで、音読のスピードで英文を理解することができるようになります。

数回では十分に音読の効果を得られないと思うので、10回前後を目安に音読するようにしてみてください。

音読をする際には日本語も介在しないですから、英単語学習のところでも触れた、英語を英語のまま理解する練習もできます。

この精読をしてからくりかえし音読をするという復習を実践できれば、飛躍的に読解力は上がり、同時に速読力もつくので、かなり英語の点数も安定していくと思います。是非実践してみてください。

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この記事を書いた人

Goda Shinnosuke