
「いい大学に行った方がいい」とよく言われますが、「いい大学」って結局何を基準に決まるんですか?偏差値が高ければいいんでしょうか?














先に結論を言います。「いい大学」を測る物差しは一つではなく、①偏差値・共通テスト得点率、②旧帝大・早慶・MARCH・関関同立・日東駒専といった大学群、③学部数(学べる分野の広さ)の3つに分けて見るのが実用的です。この記事では大学受験パスナビ(旺文社)掲載・河合塾提供のデータをもとに、東京大学の法学部偏差値67.5から日本大学の45.0〜55.0まで18大学を並べ、「いい大学」の中身を具体的な数字で説明します。
「いい大学」という言葉は便利ですが、そのぶん中身が曖昧なまま使われがちです。偏差値の高さだけを指すのか、世間的な知名度を指すのか、学べる分野の広さを指すのかによって、同じ「いい大学」でも当てはまる大学は変わります。本稿では感覚的な評価ではなく、パスナビに掲載された偏差値・共通テスト得点率という一次データと、各大学のパスナビ掲載学部数という実数だけを使い、「いい大学」の基準と、そこに行く利点を整理します。
目次
「いい大学」を判断する3つの物差し
| 物差し | 何を見るか | 確認する情報源 |
|---|---|---|
| 偏差値・共通テスト得点率 | 入試の難易度そのものを数値で見る | 大学受験パスナビ掲載・河合塾提供データ |
| 大学群(旧帝大〜日東駒専) | 同じ括りで語られる大学同士を比べる | 受験業界で慣用的に使われる区分(大学公式の分類ではない) |
| 学部数(学べる分野の広さ) | 入学後に選べる分野がどれだけあるか | 各大学のパスナビ掲載学部一覧 |
この3つは互いに矛盾するものではなく、同じ大学を別の角度から見ているだけです。偏差値・共通テスト得点率は「入るのが難しいかどうか」、大学群は「同じレベル帯として語られる大学の集まり」、学部数は「入ってから何を学べるか」を示します。「いい大学」を1つの言葉で片づけず、この3つに分解してから自分にとっての優先順位を決めると、志望校選びで迷いにくくなります。














偏差値が高い大学が「いい大学」で決まりだと思っていました。それだけでは足りないんですか?














偏差値は入りやすさ・入りにくさの指標であって、自分に合うかどうかの指標ではありません。同じ偏差値帯でも学部数が多い大学と少ない大学がありますし、大学群として括られていても大学ごとに学べる分野は違います。偏差値だけで「いい大学」を決めると、入学後に学びたい分野がなかった、という食い違いが起きやすくなります。
偏差値・共通テスト得点率の実データを確認する → 大学群のランク構造を知る → 学部数という利点を数字で見る → 自分の現在地からどの大学群を狙えるか位置づける → 偏差値を伸ばす手順を知る、という順に読むと、「いい大学とは何か」を自分の受験計画に落とし込めます。
偏差値・共通テスト得点率で見る「いい大学」の目安【18大学】
大学受験パスナビ(旺文社)掲載・河合塾提供データ(第2回全統共通テスト模試ベース、更新日2026-09-09)から、法学部を設置する18大学の偏差値・共通テスト得点率を並べました。法学部はほぼすべての大学に設置されているため、学部を揃えた比較がしやすい学部です。東京大学の法学部(文科一類)は偏差値67.5・共通テスト得点率86%、対して日本大学の法学部は偏差値45.0〜55.0・得点率60%〜71%です。同じ「大学」でも、偏差値だけで20ポイント以上の幅があります。
| 大学群 | 大学名(パスナビへリンク) | 法学部の偏差値 | 法学部の共通テスト得点率 |
|---|---|---|---|
| 旧帝大クラス | 東京大学 | 67.5 | 86% |
| 旧帝大クラス | 一橋大学 | 65.0 | 83% |
| 旧帝大クラス | 大阪大学 | 65.0 | 81%〜82% |
| 早慶クラス | 早稲田大学 | 67.5 | 90% |
| 早慶クラス | 慶應義塾大学 | 65.0〜67.5 | データなし |
| MARCHクラス | 明治大学 | 60.0〜62.5 | 80%〜85% |
| MARCHクラス | 立教大学 | 60.0〜62.5 | 78%〜83% |
| MARCHクラス | 中央大学 | 57.5〜62.5 | 79%〜88% |
| MARCHクラス | 法政大学 | 57.5〜62.5 | 73%〜84% |
| MARCHクラス | 青山学院大学 | 60.0〜62.5 | 77%〜83% |
| 関関同立クラス | 関西大学 | 57.5〜60.0 | 70%〜75% |
| 関関同立クラス | 関西学院大学 | 52.5〜55.0 | 71%〜83% |
| 関関同立クラス | 同志社大学 | 60.0 | 80% |
| 関関同立クラス | 立命館大学 | 55.0〜57.5 | 76%〜84% |
| 日東駒専クラス | 日本大学 | 45.0〜55.0 | 60%〜71% |
| 日東駒専クラス | 東洋大学 | 40.0〜55.0 | 58%〜85% |
| 日東駒専クラス | 駒澤大学 | 45.0〜52.5 | 70%〜72% |
| 日東駒専クラス | 専修大学 | 47.5〜55.0 | 75%〜81% |
出典: 大学受験パスナビ(旺文社)掲載の河合塾データ(第2回全統共通テスト模試ベース、更新日 2026-09-09)https://passnavi.obunsha.co.jp/ 。慶應義塾大学法学部のみ、同ページに共通テスト得点率の記載がないため「データなし」としています。偏差値そのものはすべての大学で具体的な数値を記載しています。














偏差値と共通テスト得点率、両方見る必要があるんですか?偏差値だけでは駄目なんでしょうか?














偏差値は模試の中での相対的な位置、共通テスト得点率はその大学に受かった人が本番で取っていた得点の目安です。東京大学は偏差値67.5・得点率86%、日本大学は偏差値45.0〜55.0・得点率60%〜71%と、この表では両方が同じ方向に動いています。片方だけでなく両方を確認すると、模試の判定と本番の得点目標を結び付けて考えられます。
この章の結論は、「いい大学」を偏差値という1つの数字だけで語らないことです。共通テスト得点率まで見ると、合格者が本番でどれだけの得点を取っているかが具体的に分かり、自分の今の得点との差を測りやすくなります。
大学群で見る「いい大学」のランク構造【旧帝大〜日東駒専】
「旧帝大」「早慶」「MARCH」「関関同立」「日東駒専」は、大学が公式に名乗る分類ではなく、受験業界で慣用的に使われてきた括りです。それでも、含まれる大学の偏差値帯を実際に並べると、上から下まで段階的な構造になっていることが、上のH2-2の表からも確認できます。各大学群の偏差値帯は、上の表に載せた法学部hensachi_rangeの最小値〜最大値をそのまま示しています。
| 大学群 | 含めた大学(本稿) | 法学部の偏差値帯(最小〜最大) |
|---|---|---|
| 旧帝大クラス | 東京大学・一橋大学・大阪大学 | 65.0〜67.5 |
| 早慶クラス | 早稲田大学・慶應義塾大学 | 65.0〜67.5 |
| MARCHクラス | 明治・立教・中央・法政・青山学院 | 57.5〜62.5 |
| 関関同立クラス | 関西・関西学院・同志社・立命館 | 52.5〜60.0 |
| 日東駒専クラス | 日本・東洋・駒澤・専修 | 40.0〜55.0 |
📚 用語解説
旧帝大:東京大学・京都大学・大阪大学・東北大学・名古屋大学・九州大学・北海道大学の7つの国立大学を指す慣用的な呼び方。旧制の帝国大学に由来する。本稿では法学部データがある東京大学・大阪大学に加え、同水準の一橋大学も並べて紹介している。
📚 用語解説
早慶:早稲田大学と慶應義塾大学をまとめて呼ぶ慣用表現。私立大学の中では最上位の偏差値帯とされる。法学部の偏差値は本稿の集計で65.0〜67.5と、旧帝大クラスと同水準の帯に入る。
📚 用語解説
日東駒専:日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学の頭文字を組み合わせた慣用的な呼び方。学部数が多く学べる分野が幅広い一方、法学部の偏差値帯は本稿の集計で40.0〜55.0とMARCH・関関同立より広い範囲に分布する。
- 旧帝大クラス: 法学部偏差値65.0〜67.5(東京・一橋・大阪)














旧帝大クラスと早慶クラスが同じ偏差値帯なんですね。国立と私立でそんなに変わらないんですか?














少なくとも法学部の偏差値帯で見る限り、東京大学・一橋大学・大阪大学の65.0〜67.5と、早稲田大学・慶應義塾大学の65.0〜67.5は同じ範囲に入ります。ただし国立は共通テストと複数科目の個別試験、私立は科目数が絞られることが多く、試験の形はまったく違います。偏差値帯が同じでも、対策の中身は別物だと考えてください。
大学群という括りは、志望校を大まかに絞り込むときには便利ですが、群の中でも大学ごとに偏差値・共通テスト得点率・学部数は異なります。「MARCHだから全部同じ」ではなく、群の中でどの大学のどの学部かまで、H2-2の表で個別に確認してください。
利点①学べる分野の選択肢が広がる【学部数の実データ】
「いい大学に行く利点」としてよく挙げられるのが、学べる分野の選択肢の広さです。感覚的な話になりがちなので、ここではパスナビに掲載された学部の数という実数で見ます。学部数が多いほど、入学後に興味の変化があっても同じ大学内で選べる幅が広がりやすいという、単純だが具体的な利点です。
| 大学名 | 大学群 | パスナビ掲載の学部数 |
|---|---|---|
| 東京大学 | 旧帝大クラス | 11 |
| 一橋大学 | 旧帝大クラス | 5 |
| 大阪大学 | 旧帝大クラス | 11 |
| 早稲田大学 | 早慶クラス | 13 |
| 慶應義塾大学 | 早慶クラス | 10 |
| 明治大学 | MARCHクラス | 10 |
| 立教大学 | MARCHクラス | 13 |
| 中央大学 | MARCHクラス | 11 |
| 法政大学 | MARCHクラス | 15 |
| 青山学院大学 | MARCHクラス | 12 |
| 関西大学 | 関関同立クラス | 14 |
| 関西学院大学 | 関関同立クラス | 14 |
| 同志社大学 | 関関同立クラス | 14 |
| 立命館大学 | 関関同立クラス | 17 |
| 日本大学 | 日東駒専クラス | 16 |
| 東洋大学 | 日東駒専クラス | 15 |
| 駒澤大学 | 日東駒専クラス | 7 |
| 専修大学 | 日東駒専クラス | 8 |














一橋大学は5学部しかないんですね。学部が少ないのは「いい大学」として不利になりませんか?














不利ではありません。一橋大学は社会科学系に絞った少数精鋭の構成で、その分野を深く学びたい人には強みになります。逆に立命館大学のように17学部と選択肢が多い大学は、入学後に興味が変わっても転部・転コースの余地が広がります。学部数の多い・少ないは優劣ではなく、自分が「決め打ちで学びたい分野があるか」「まだ決めきれていないか」で選び方が変わる項目です。
学部数という利点は、偏差値の高さとは別の軸で「いい大学」を測る材料になります。偏差値だけで大学群を絞ったあと、志望校候補それぞれの学部数も確認すると、入学後の選択肢まで含めた比較ができます。
利点②近い学力の仲間と切磋琢磨できる環境
偏差値の高い大学に「いい大学」としての利点があるとすれば、その一つは、同じように高い得点を取ってきた仲間が集まる環境です。H2-2の表で見たとおり、旧帝大・早慶クラスの法学部偏差値帯は55.0〜72.5(大阪大学の55.0〜慶應義塾大学・一橋大学・東京大学の72.5)、日東駒専クラスは35.0〜65.0(日本大学の35.0〜65.0)です。集まる母集団の学力レベルそのものが違います。














同じくらいの学力の人が集まると、具体的にどう「いい」んですか?














入試という同じ土俵を突破してきた人が周囲に多いと、授業の進度やレポートの水準、就職・大学院進学に向けた情報のやり取りが、自分と近いレベルで進みやすくなります。逆に言えば、これは偏差値そのものの価値ではなく、「集まる人の傾向」という副次的な利点です。偏差値だけを目的にするのではなく、こうした環境面の利点として理解してください。
同じ大学群でも学部・サークル・住む地域によって出会う人は変わります。「偏差値が高い大学=自動的に良い出会いがある」と単純化せず、あくまで確率的な傾向として捉えてください。
今の自分の偏差値から狙える大学群の目安
「いい大学」の基準が分かっても、今の自分の偏差値とかけ離れた大学群を目標にすると、計画倒れになりやすくなります。H2-2の表の数値を偏差値35.0〜72.5の範囲で位置づけると、大学群ごとの目安がひと目で分かります。
📚 用語解説
MARCH:明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学の頭文字を組み合わせた慣用的な呼び方。本稿の集計では法学部の偏差値帯は57.5〜62.5で、旧帝大・早慶クラスと日東駒専クラスの中間に位置する。
📚 用語解説
関関同立:関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学の頭文字を組み合わせた、関西圏の私立大学を指す慣用的な呼び方。本稿の集計では法学部の偏差値帯は52.5〜60.0。














今の模試の偏差値が50前後なんですが、この図だとどのあたりを目指せばいいんでしょうか?














偏差値50前後であれば、関関同立クラス(法学部偏差値目安60.0前後)や日東駒専クラス(同45.0前後)が現実的な射程に入ってきます。ここから偏差値を10ポイント近く伸ばせば、MARCHクラス(同62.5前後)も見えてきます。大事なのは、いきなり早慶クラスを目指すか、着実にMARCHクラスを目指すかを、今の偏差値との距離で判断することです。
この図はあくまで法学部という1つの学部で揃えた目安であり、学部によって偏差値は変わります。志望学部が決まっている場合は、H2-2の表でその学部の数値を個別に確認してください。
「いい大学」の思い込みに注意【偏差値と学部数は別軸】
偏差値が高いほど学部数も多い、というイメージを持っている人がいますが、実際のデータはそうなっていません。偏差値と学部数を2軸で並べると、一橋大学のように偏差値は最上位クラスでも学部数は5つに絞られている大学もあれば、日本大学のように偏差値帯は中位でも学部数が16と多い大学もあります。
- 一橋大学: 偏差値最上位・学部数は少数精鋭
- 東京大学: 偏差値最上位・学部数も比較的多い
- 日本大学: 学部数は18大学中で上位














偏差値が高ければ学部数も多いと思っていました。一橋大学は意外です。














その思い込みが、志望校選びで見落としを生みます。「偏差値が高い方がいい大学」という1軸だけで判断すると、一橋大学のように専門性を絞った大学の価値を見落としたり、逆に学部数の多さだけで偏差値を軽視したりします。偏差値・大学群・学部数の3つを同時に見て、自分が重視する軸を先に決めることが、思い込みを避ける方法です。
同じ大学群でも大学ごとに学部数・学べる分野は異なります。「MARCHだから」「日東駒専だから」という括りだけで判断せず、志望する大学・学部の個別データをH2-2・H2-4の表で必ず確認してください。
偏差値帯から「いい大学」の候補を絞り込む手順
ここまでの物差しを、実際の志望校選びの手順に落とし込みます。大学受験パスナビに掲載された大学群全体から、自分の偏差値が届く大学群を絞り込み、さらにその中で学びたい学部がある大学まで絞り込む、という段階的な作業です。
📚 用語解説
共通テスト得点率:パスナビに掲載された、その大学・学部の合格者が大学入学共通テストで取っていた得点の目安を示す数値。偏差値が模試内での相対順位を示すのに対し、共通テスト得点率は本番の得点イメージに近い指標として使う。














絞り込むときに、偏差値だけで大学群を決めてしまってもいいんでしょうか?














偏差値だけで大学群を決めると、H2-7で見たような「学部数が少ない大学を見落とす」「学びたい分野がない大学に絞ってしまう」ということが起こります。大学群で射程を絞ったら、必ずH2-2の偏差値・共通テスト得点率の表とH2-4の学部数の表に戻り、大学ごとの個別データで最終確認してください。
偏差値を伸ばして「いい大学」に近づく手順
今の偏差値と、目指す大学群の偏差値帯との差が分かったら、次はその差を埋める手順です。偏差値は一度の勉強量の多さだけでなく、模試で失点した箇所を特定し、同じ失点を繰り返さない仕組みを継続できるかで伸び方が変わります。














偏差値を伸ばすには、とにかく勉強時間を増やせばいいのでしょうか?














時間を増やすだけでは、同じ間違いを繰り返している場合に伸びが鈍くなります。H2-2で見た共通テスト得点率は、合格者が本番で実際に取っていた得点の目安です。今の自分の得点との差を科目別に確認し、差が大きい科目から優先して演習することで、限られた時間でも偏差値を効率的に伸ばせます。
「いい大学に行く」ことを目標にするなら、大学群を決めた後は、その大学群の偏差値帯・共通テスト得点率という具体的な数値を基準に、日々の演習を積み重ねる段階に入ります。
「いい大学」への偏差値アップは「普通の対策」では届かない
結論から言います。旧帝大・早慶クラス(法学部偏差値65.0〜67.5)やMARCHクラス(同57.5〜62.5)を目指すなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の対策」では届きません。日東駒専クラス(同40.0〜55.0)から1つ上の大学群を目指す場合でも同様です。必要なのは情報を集めることではなく、今の偏差値と目標の大学群の差を、毎日の演習と答案改善へ落とし、実行を続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、大学群ごとの優先順位が崩れやすい
独学でもパスナビの偏差値データや参考書は入手できます。しかし、H2-2の表にある大学群ごとの偏差値差を踏まえ、今日どの科目のどこを直すかまで決め、遅れを自分だけで修正し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に表れます。
映像授業・アプリだけでは、失点の分解まで届きにくい
映像授業は理解の助けになりますが、視聴後にH2-9で示した「失点理由を科目別に記録する」ところまで毎回確認する仕組みではありません。万人向けの講義を受けるだけでは、自分が目指す大学群の偏差値帯と、自分の失点を結ぶ個別の行動計画が弱くなります。
集団授業の大手予備校では、平均的な計画になりやすい
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、旧帝大・早慶クラスを狙う受験生と、MARCHクラスを狙う受験生へ同じ密度で対応することは困難です。大学群ごとに偏差値帯が10ポイント以上違う中で、自分の答案だけに残る弱点を埋めるには、平均的な進度とは別の個別計画が必要です。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行まで追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、H2-9の「演習期」「直前期」で必要な毎日の演習量まで追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、失点は同じ場所に残ります。














教材や授業の種類より、大学群の差を毎日の演習に変えて続けられる仕組みが重要なんですね。














その通りです。目指す大学群の偏差値帯はH2-2・H2-3の表で分かります。差がつくのは、その情報を今日の問題数、復習、答案の修正へ変え、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾は、そこを一日単位で設計し、毎週の確認へつなげます。
だからこそ、「いい大学」と呼ばれる大学群を本気で目指すなら、偏差値データを毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、志望する大学群の偏差値帯と現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口まで、固定の六つの特徴を「いい大学」を目指す対策へどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、目指す大学群によって何が変わるのでしょうか?














旧帝大・早慶クラスなら共通テストと複数科目の個別試験、MARCHや日東駒専クラスなら科目数が絞られる私立型の対策というように、大学群ごとに必要な準備は変わります。そのうえで「今日は何をどこまで直すか」を数値化し、確認テストと答案で定着を確かめます。大学名だけの一般論ではなく、選ぶ大学群と失点に合わせて行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
目指す大学群で必要な科目を整理し、共通テストを含む学習を一日ごとの実行量へ落とします。何をするか迷う時間を減らし、答案改善に使う時間を確保します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ大学群志望でも、旧帝大・早慶クラスが課題の人とMARCHクラスが課題の人では行動が違います。偏差値データと現在の答案を結び、生徒ごとに優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
偏差値を伸ばす演習を後回しにせず、共通テスト科目と個別試験科目を並行して進めます。日々の進捗と毎週の確認で、計画の遅れや同じ誤答の繰り返しを早めに修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
大学群ごとに求められる読解・論理・表現を答案から確認するには、指導者側にも難関大学受験への理解が必要です。専属科目に強い講師が、改善点を具体的な行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、目指す大学群の偏差値帯に合わせた学習計画をまとめられます。総合型選抜や英語資格とは混同せず、一般選抜の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、どの大学群を目指しているか、どの科目の答案に不安があるかから相談できます。入会前に管理方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、目指す大学群と、共通テストを含めてどの科目から整えるかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
目指す大学群への偏差値アップを無料説明会で相談できます
まとめ|「いい大学」は偏差値・大学群・学部数の3つで見る
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 偏差値・共テ得点率 | 東京大学法学部67.5・86%から日本大学法学部45.0〜55.0・60%〜71%まで幅がある |
| 大学群 | 旧帝大・早慶クラス(65.0〜67.5)からMARCH(57.5〜62.5)・関関同立(52.5〜60.0)・日東駒専(40.0〜55.0)まで段階がある |
| 学部数の利点 | 一橋大学5学部から立命館大学17学部まで、学べる分野の広さは大学ごとに異なる |
| 環境面の利点 | 大学群によって集まる学力レベルの母集団が異なる(概念図として提示) |
| 最初の行動 | 今の偏差値をH2-6の位置図で確認し、狙う大学群と学部を決める |














「いい大学」を漠然と目指すより、偏差値・大学群・学部数の数字で見た方が、次にすることが明確になりますね。














それがこの記事の結論です。旧帝大・早慶クラスからMARCH、関関同立、日東駒専クラスまで、偏差値帯には段階があります。今の自分の偏差値を確認し、狙う大学群を決め、共通テスト得点率という具体的な目標を持って演習する。数字を行動へ変えれば、曖昧な「いい大学」という言葉は具体的な計画になります。
「いい大学」を検索して出てくる情報だけで結論を出さず、大学受験パスナビのような一次情報で偏差値・共通テスト得点率を確認し、自分の模試結果と照合してください。そのうえで、大学群と学部数の両方から志望校の候補を絞り込むことが、納得できる進路選択につながります。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 「いい大学」の基準 | 3つの物差し |
| 偏差値・共テ得点率 | 18大学の実データ |
| 大学群の意味 | 旧帝大〜日東駒専のランク構造 |
| 行くとどんな利点があるか | 学部数・学習環境の章 |
Q. 「いい大学」の基準は何ですか?
A. 本稿では①偏差値・共通テスト得点率、②旧帝大・早慶・MARCH・関関同立・日東駒専といった大学群、③学部数(学べる分野の広さ)の3つに分けて考えます。偏差値の高さだけで判断せず、この3つを合わせて確認することをおすすめします。
Q. いい大学に行くとどんな利点がありますか?
A. 本稿で扱った具体的な利点は、①学部数が多い大学ほど入学後に学べる分野の選択肢が広がること、②旧帝大・早慶クラスのように高い偏差値帯の大学群では、同じように準備してきた学力レベルの近い仲間が集まりやすいこと、の2つです。
Q. 旧帝大・早慶・MARCH・関関同立・日東駒専とは何ですか?
A. いずれも大学が公式に名乗る分類ではなく、受験業界で慣用的に使われている大学群の呼び方です。本稿の集計では、法学部の偏差値帯は旧帝大・早慶クラスが65.0〜67.5、MARCHクラスが57.5〜62.5、関関同立クラスが52.5〜60.0、日東駒専クラスが40.0〜55.0でした。
Q. 偏差値が高い大学ほど学部数も多いのですか?
A. いいえ、必ずしも比例しません。一橋大学は偏差値が最上位クラスでもパスナビ掲載の学部数は5つに絞られています。逆に日本大学は偏差値帯が中位でも学部数は16と多く、偏差値の高さと学部数の多さは別の軸として確認する必要があります。
Q. 今の自分の偏差値から、どの大学群を目指せばいいですか?
A. 本稿の位置図では、偏差値目安45.0前後で日東駒専クラス、60.0前後で関関同立クラス、62.5前後でMARCHクラス、67.5前後で早慶クラス、72.5前後で旧帝大最上位クラスが目安になります。今の模試の偏差値と照らして、現実的な目標から決めてください。
Q. 偏差値の数値はどこで確認できますか?
A. 本稿の数値はすべて大学受験パスナビ(旺文社)掲載・河合塾提供データ(第2回全統共通テスト模試ベース、更新日2026-09-09)によります。最新の数値は志望大学名でパスナビを検索し、各大学の難易度ページで確認してください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





