はじめに
こんにちは!
「鬼管理専門塾」という大学受験塾を運営しております、代表の菅澤です。
スタッフの稲葉です!
今回は「【ここは受験するな!】慶應義塾大学のお勧めしない入試方式・学部を徹底的に解説します!」
という形で記事を書いていこうと思います。
この記事を見ている皆さんは、慶應義塾大学を目指す受験生ですか?
慶應義塾大学に行きたいと思い、必死に勉強しても受験戦略に失敗すれば
超難関大学である慶應義塾大学には合格できません。
実際学力があっても戦略ミスで、慶應大学に合格できない受験生が多いです。
今回の記事を読むと・・・
■慶應義塾大学の学部ごとの違いや難易度がわかります。
■慶應義塾大学に合格できる戦略を立てられます。
ぜひ最後までご覧ください!
どうぞ!
【必見】合格しにくい学部・学科3選(医学部を除く)
慶應義塾大学経済学部
慶應義塾大学で入学しにくい学部として経済学部を紹介します。
どうして経済学部は入学しにくい学部なのでしょうか?
その秘密は経済学部一般入試のA方式にあります。
A方式で問われる入試科目は数1A・数2B、英語、小論文の3科目となっており、私立文系では珍しく社会が問われないのが特徴です。
社会が出題されないのは青山学院大学の経済学部でも見られる特徴ですよね。
菅澤先生、社会が出題されないことでどのような影響があるのでしょうか?
社会が課されないため、受験をできる受験生の層が広がることが考えられます。
例えば、慶應義塾大学の理工学部と併願する受験生や、東大や東工大などの難関国公立の受験生が滑り止めとして受験することが可能になるのです。
このように受験できる層が広がることで受験生のレベルが上がり、難易度が上がるのです。
他にも経済学部の数学には秘密があります。
実は経済学部の数学は理系有利な問題が出題されているんです。
数3の微積や複素数平面などの知識を持っていると即答できても、文系の知識では解くのに時間がかかってしまう問題など理系には有利な問題が多く出題されているんです。
数3までやっている学生とやっていない学生で全然知識量が違いますからね、文系と理系で相当差がつくでしょうね。
また英語も最難関レベルの出題がなされるんです。
・内容がハイレベルの長文問題(総語数2000語)
・直訳ではなく文を理解してニュアンスを伝え切る英文和訳
・高度なレベル長文を読んで、内容を把握して自分の考えを伝え切る自由英作
このように豊富な種類の英語の問題が出題されます。
自由英作文と英文和訳が共に出題される私立大学は珍しいですね。
そうなんです、そのため受験校の中で慶應経済のみでしか自由英作文が出題されず、慶應経済のためだけに自由英作を勉強するという事態になりうるんです。
そうなってしまうと偏った分野へ力をかけすぎてしまうという事態になってしまい、併願校も全て共倒れするという事態になりかねないので慎重に受験するかどうか検討しましょう。
小論文も出題されるので、志望校別対策に時間がかかる学部として慶應義塾大学経済学部を認識しておいた方がいいですね。
志望校別対策に時間がかかる学部は併願がしづらい学部であるので、そういった面からも考えても受験することをお勧めできないのです。
慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部(SFC)
次に紹介する入学しにくい学部は慶應義塾大学総合政策学部と環境情報学部(通称SFC)を紹介します。
どうしてSFCは入学しにくい学部なのでしょうか?
その理由はSFCの入試の特殊性にあります。
まず特殊なポイントとして挙げられるのは受験科目の少なさです。
小論文が必須で、そのほかには英語、数学、情報のうち一つを選択して受験をします。
2科目しか問われないため、受験科目が超得意科目であることが必須です。
SFCの河合塾での偏差値は72.5となっていることからもわかる通り、受験科目の偏差値が70を超える必要があるほど極める必要があるのです。
そこまで極めないといけないんですね、そこまで極めるにはものすごい勉強量が必要ですね。
また小論文の勉強時間もものすごく必要です。
ある小論文の先生が「SFCは小論文の東大だ。」と言うほどSFCの小論文はものすごく難関です。
どのように難しいのでしょうか?
例えば、総合政策学部では5種類以上の大量の資料を整理し、その資料をもとに設問に合わせて論理的な文章を組み立てることが求められます。
・短い時間で資料を整理する能力
・その資料を分析する問題発見能力
・その問題を解決する方策を立てる能力
・ここまでの発想を全て言葉で説明する論理的な文章を構成する能力
少なくとも、以上の四つの能力が求められるんです。
ここまでの力を鍛えるのは、小論文に多くの時間をかけないとできませんね。
そうですね、SFCに合格するには文章をできるだけ多く書いていたり、自分の分ん章をを添削してもらっていたり、新聞を毎日読んでいたりと普通の受験生ではしないような受験勉強をする必要があります。
またSFCの小論文は本当にSFCに行きたい人に有利な出題をする傾向にあります
SFCは穴場と言うイメージを持っている人は多いかもしれませんが、私はこの話を聞くとそのイメージが全く無くなりました。
SFCの受験生はSFCに特化した勉強が必要なんですね。
さらに、SFCは小論文で本当にSFCに行きたい人に有利な出題をする傾向にあるんです。
志望動機が固まっている人や、SFCのアドミッションポリシーをしっかり理解している人は突飛な話題の小論文の問題が出ても自力があるため良い文章を書くことができますが、そうではない人は苦しんで終わってしまうことがよくあるんです。
つまりSFCは併願校として考える大学ではありません、SFCは第一志望校として受験するべき大学なんです。
併願校で考えていると受かりにくい大学それが慶應SFCなんです。
慶應義塾大学法学部
最後に難しい学部として紹介するのは慶應義塾大学法学部です。
どうして慶應義塾大学法学部はどうして難関学部なんでしょうか?
これまで紹介した学部とは異なり単純に難易度が高いです。
問題がまず非常に難易度が高いです。
英語は語彙レベルや内容が高度な長文が出題され、解きにくい上に配点の半分を占めるためトップレベルの英語力がなければ不合格になってしまいます。
他の科目はどのような問題が出題されるんですか?
歴史は、日本史世界史共にトップレベルの難易度を誇ります。
全問マークシート方式であるにもかかわらず、平均点が5割を下回る年もあるほど難易度が高いです。
出題形式も多種多様で単順に用語を覚えているだけでは太刀打ちができないと思います。
奇問、難問も多く出題されるため、非常に細かく勉強しなければ合格点を取ることは難しいです。
偏差値は70に達する私立最難関の学部、慶應義塾大学法学部は間違いなく受かりにくい学部ということができますね。
まとめ
今回紹介した慶應義塾大学の合格しにくい学部はそれぞれ
✅経済学部
✅総合政策学部、環境情報学部(SFC)
✅法学部
でした。
慶應義塾大学は小論文が出題される学部が多く、特に今回紹介した学部は特化した対策が必要な学部ばかりです。
ですが、逆に言えば特化した対策を踏めば十分合格することは可能ですので自分だけのカルキュラムを作って最短距離で合格を目指しましょう。
小論文の対策は添削をしてもうことが必須であるので独学で学習することはないようにしましょうね。