はじめに
こんにちは!
「鬼管理専門塾」という大学受験塾を運営しております、代表の菅澤です。
スタッフの稲葉です!
今回は「青山学院大学のお勧めしない入試方式・学部を徹底的に解説します!」
という形で記事を書いていこうと思います。
この記事を見ている皆さんは、青山学院大学を目指す受験生ですか?
言わずと知れた難関大学なので、どの学部にも十分な対策は必要ですが、
青学の入試は近年、大変複雑化してきているので注意が必要です。
青山学院大学を狙いたい受験生は必見ですね。
今回の記事を読むと・・・
■青山学院大学の合格しにくい学部・入試方式がわかります。
■青山学院大学の受験に必要な心構えを確認できます。
ぜひ最後までご覧ください!
どうぞ!
【驚】青学の入試は超ややこしいというお話
そうなんです。
開始早々、青山学院大学の受験を考えている方には大変申し上げにくいですが、
結論、私たちは基本的に青学をオススメしていません・・。
理由は「入試方式が超ややこしい」
加えて共通テストに資格の対策も必要になるところがあります。つまり青学は
併願で受験するにはかなりリスキー
になります。ですので
青学の受験自体を基本的には、正直あまりお勧めしていません。
そもそも前提としては、青山学院大学の入試方式は全部で
①全学部統一入試
②個別学部入試
③共通テスト利用入試(共テのみ)の3つがあります。
今回は「この入試方式はキケン!!」という事を特に押し出したいと思います。
そうですね。
では一つずつ見ていきましょう。
おすすめしない受験方式と学部学科(個別学部入試ver)
まず個別学部入試が合格しにくく、おすすめできない理由を紹介します。
ですがその前に、
そもそも基本的によくある個別入試はどういうものでしょうか?
結論、学部ごとに行われる入試ですよね。(経営学部なら経営学部の入試)
基本的には私立は3教科で独自問題などが課されますよね。
そうですよね。しかしこの青学に関しては、超異質なのです。
【前提】青山学院大学の個別学部入試には
・独自問題のみ(経済学部・文学部英米文学科B、C方式・理工学部A方式)
・独自問題+共通テスト
・独自問題+共通テスト+英語外部入試があります。
今回は特に
☆独自問題+共通テスト
☆独自問題+共通テスト+英語外部入試に絞って紹介させていただきます。
①特にこの入試方式はやめとけ!! 独自問題+共通テストver
☆独自問題+共通テスト方式
で特に対策がしにくい学部・学科(独自問題)と理由はそれぞれ
✅文学部比較芸術学科→論述アリ
✅文学部フランス文学科→国語系の論述アリ
✅教育人間科学部→小論文アリ
✅法学部→現世日政経複合問題アリ
✅国際政治経済学部→論述・総合問題アリ(2023年度から変更になった)
✅総合文化政策学部→現世日政経複合問題or小論文アリ
✅地球社会共生学部→論述アリ
✅コミュニティ人間科学部→論述アリ
結論、早期的な対策をしないと本番の得点が見込めない独自複合問題が出題されます。よって早稲田や他のGMARCHへの併願は難しいと思われるため、
専願の勢いで対策をしてほしいと思います。
ややこしいですねえ~。「複合問題」は青学発祥でしょうか。
となるとそれに対する対策も必然と多岐にわたり、時間を要します。
少なくとも「併願で青学」はやめた方がいいと考えられますね。
②特にこの入試方式はやめとけ!!
独自問題+共通テスト+英語外部入試ver
では続いて独自問題+共通テスト+英語外部入試verを見ていきましょう。
ここに関しては、非常に広範囲な対策が必要となるので
中でも特にお勧めできません、が紹介します。
☆独自問題+共通テスト+英語外部入試方式
で受験可能な学部
✅総合文化政策学部
・英語資格が出願条件(英語CSEスコア2100以上)
・共通テスト(現:100/地歴公民数:100)
・独自総合問題(現代文地歴公民の複合問題:100)
✅国際政治経済学部 国際政治学科・国際コミュニケーション学科
・英語資格が出願条件(英検準1級)
・共通テスト(現:40/英:60)
・独自総合問題:100(■国際政治学科→論述総合問題(英語日本語)■国際コミュニケーション学科→英語の総合問題)
こんなに複雑な配点見たことがありません。
やはりお勧めできませんね、なぜなら
独自問題の対策+共通テスト用の対策+英検のための対策。
この三拍子をそろわせていると、他の併願校への対策に手が行き届きにくくなるからです。
すべてが中途半端になってしまうと、最悪行く当てがなくなってしまうケースもあります。
ですので大変リスキーな入試方式といえますから、基本的にお勧めできません。
※何度も言いますが、
結論、総じて青学はおすすめしません。
①特にこの入試方式はやめとけ!! 共通テストのみver
共通テストのみの入試方式
=9割以上の得点が見込めなければ、お勧めできません。
ここに集まるのは難関国立や早慶志望なので、ワンランク以上高いレベルの競争になります。ですのでやはり共通テストのみの入試もお勧めできません。
ただここに関しては、私大の全体的な傾向ではあります。
青山学院大学にも当然あてはまるという事ですね。
じゃあ、受験するならどの方式がお勧め?
結論、青山学院大学を受験するならば。
強いて言うならば全学部入試をお勧めします。
※ただ非常に狭き門になるので、そこの解説をよろしくお願いします。
☆全学部統一入試の難点
①合格最低点が高い
(例:経済学部経済学科→283/350点)
ご自分ででも確認してみてほしいのですが、基本的に80%以上の得点率が求められます。
というのも青山の全学部統一入試は、奇問が少なく標準的な難易度の出題になります。ですので「基礎」の精度がかなり求められる入試だと言えます。
よって基礎が完成されていない受験生にとっては、
厳しい戦いになることが予測されますね。
②独自問題onlyなのがこの全学部入試だけ
なので
✅それに伴い人が集まる→その分偏差値が高くなり
✅学力自慢が集う激戦区になる
よって全学部日程は「非常に狭き門」となります。
③全学部入試では一日で複数の学部に出願できるのが一般的ですが、青学の場合できない。そこも気を付けていただきたいポイントです。
ですが、
実際は2022年度の全学部入試は昨年よりも増加しています。(+2677人)
青学の人気は落ちる様子がありませんね。
✅もし青学が第一志望出ない場合は
→全学部入試のみ受験する
✅青学が第一志望の場合は、
→全学部入試と個別学部入試を受験することをおすすめします!
【補足】青学全学部入試と被る他大学の入試日程(GMARCH編)
2/6
✅青山学院大学全学部統一入試
✅明治大学理工学部学部別入試
✅法政大学文学部、経営学部、人間環境学部、グローバル教養学部(GIS)
A方式(個別日程)入試Ⅰ日程
まとめ
やはり近年の入試改革により、青山学院大学の受験のしずらさが顕著に
出ていました。
青山を目指すのであれば
高1高2の段階から時間をかけた対策と、専願のつもりで受験勉強をしなくてはなりませんね。
そうですね。ただ問題は
✅「青学にどれだけ強い思いがあるか」
✅「どれだけ青学に受かりたいという意志があるか」
にかかっているとも言えます。
青学へ気持ちを最後まで持ち続けた受験生が、結果的に受かる構造になっています。現在受験を考えている方は、早めに「覚悟」を決めて対策をしましょう。
ぜひ今回紹介した情報を踏まえて、
戦略的な受験対策を行ってください!
では、本日はこれで終わります。
ありがとうございました!
他にも青山学院大学合格のために有益な情報はまだまだたくさんあります。
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