【共通テスト】数学の時間が足りないときの攻略法。5つの理由と対処法を紹介します!

始めに:【共通テスト】数学の時間が足りないときの攻略法

菅澤

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オニ坊

鬼管理専門塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?

菅澤

本日は
【共通テスト】数学の時間が足りないときの攻略法。5つの理由と対処法を紹介します!!
というテーマで記事を書いていきます。

受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
難関大学志望のみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!

【共通テスト】数学の時間不足の5つの理由と攻略法

数学の時間不足の理由と攻略法①計算に時間がかかる
菅澤

数学において計算に時間がかかる主な理由は、基本的な四則演算の速度に課題があることです。

多くの人は1桁の加算、減算、乗算ができますが、これらの計算を迅速かつミスなく行うのは案外難しいものです。

オニ坊

具体例としては、たとえば1桁の数の加算や乗算を行う際、一見単純な作業に見えますが、これが連続して行われる場合、少しの計算速度の遅れが積み重なっていきます。

菅澤

たとえば、複数の数の足し算で一つ一つに数秒余分にかかってしまうと、最終的な計算結果に至るまでにはかなりの時間が必要になります。

これは、数学の問題がほとんどが基本的な四則演算の組み合わせで成り立っているため、各ステップでの計算速度が全体の解答時間に大きく影響するからです。

数学の計算で時間を節約するためには、基本的な四則演算のスピードを上げることが重要です。計算速度を上げるためには、日常的に練習を積むことが必要で、これにより全体の計算時間を短縮し、数学問題の効率的な解答が可能になります。
基本的な計算スキルの向上は、数学の問題解決において大きなアドバンテージをもたらします。

攻略法:継続的な練習と適切な参考書を活用

菅澤

計算速度の向上には、継続的な練習と適切な参考書の使用が効果的です。数学の問題を解く際に計算に時間がかかってしまう主な原因は、計算速度の遅さにあります。これを改善するためには、計算練習に専念することが重要です。

オニ坊

具体的な対策としては、日常の勉強中に計算をいつもより速く行うことを意識する、100マス計算などの速度を意識した練習を行うなどが挙げられます。

例えば、数学の勉強を始める前に100マス計算をウォーミングアップとして行うことで、計算スピードを自然と上げることができます。

菅澤

また、計算速度を効率的に上げるための参考書として「合格る(うかる)計算」という書籍が推奨されます。この参考書は、時間を節約するための計算方法を提供し、計算速度の向上に役立ちます。

計算速度の向上を目指す場合、単に練習するだけでなく、適切な方法や参考書を活用することが効果的です。計算練習に加えて、「合格る計算」のような参考書を使用することで、計算速度が向上し、数学問題の効率的な解決が可能になります。これにより、数学の問題を解く際の時間節約につながり、全体的なパフォーマンスの向上が期待できます。

数学の時間不足の理由と攻略法②適切な解法の特定に苦労する
菅澤

数学問題を解く際に時間がかかる一つの原因は、適切な解法の特定に苦労することです。問題の解き方がすぐに分からない場合、異なるアプローチを試みるために時間がかかることがあります。

オニ坊

たとえば、特に数学の大問では、問題の後半に難易度が高まる傾向があります。最初のアプローチで解法が見つからない場合、別の方法を考え出すまでにかなりの時間を要することがあります。

この過程で、多くの時間を費やすことになり、全体の試験時間に影響を与えることがあります。さらに、難しい問題に直面した時、効果的な解法を見つけ出すことができず、時間が経過するだけで問題が解決しないことも珍しくありません。

数学問題を解く際には、適切な解法を迅速に見つける能力が試験のパフォーマンスに大きく影響します。難易度が高い問題に遭遇した場合、異なるアプローチをすばやく試みることが、時間を効率的に使う鍵となります。

攻略法:参考書や過去問を徹底的に理解すること

菅澤

解法の早期特定を目指すための対策として、参考書や過去問を徹底的に理解することが重要です。解法を迅速に見つけるためには、類似の問題に多く触れ、それらを完全に理解しておく必要があります。

オニ坊

この対策の実施には、大量の問題を解くことが必要ですが、ただ問題を解くだけではなく、それらを深く理解することが鍵です。
具体的な方法としては、「他人に解説できるほど問題を理解する」というアプローチが有効です。

例えば、参考書の難しい問題を解いた後、単に解答を見て終わらせるのではなく、なぜその解法が適用されるのか、他の解法ではなぜ不適切なのか、その解法を使うべき他の状況は何かなどを深く考えることです。

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このように深く考えた後、解答を見ずに問題を再度解くことで、実際に理解が深まっているかを確認します。このプロセスを通じて、類似の問題に対する理解を深め、解法を素早く特定する能力を高めることができます。

解法を早く見つけるためには、参考書や過去問をただ解くのではなく、それらの問題を深く理解することが重要です。他人に説明できるほどの理解を目指し、問題を再度解いて理解を確認することで、解法の早期特定能力を高めることができます。これにより、数学問題を迅速に解決することが可能になります。

数学の時間不足の理由と攻略法③問題読解に時間がかかる
菅澤

数学の問題文が複雑で理解しにくいことは、多くの受験生にとって一般的な課題です。問題文の意図や求められている解答を正確に理解するためには、しばしば国語力が要求されます。

オニ坊

この状況では、問題文を正しく解釈するためには、落ち着いて丁寧に読む必要があります。しかし、試験では時間が限られているため、問題文の理解に多くの時間を費やすことは避けたいところです。

菅澤

たとえば、数学の問題文で「図形の面積を求める」という要求があった場合、必要な情報を抽出し、それに基づいて計算を進めるためには、問題文の正確な理解が不可欠です。

しかし、その理解に時間がかかりすぎると、計算に割くべき時間が不足してしまう可能性があります。

数学の問題文の複雑さに対処するためには、効率的な読解戦略が必要です。問題文を素早くかつ正確に理解する能力を養うことで、問題解決に必要な計算に集中することができます。

攻略法:設問を先に読む

菅澤

数学問題を解く際に効率的な時間管理を実現するためには、まず設問を読むというアプローチが有効です。この方法は、問題文を先に読むのではなく、解答すべきポイントを把握することに重点を置いています。

オニ坊

具体的には、数学問題に取り組む前に設問を読むことで、求められる答えの種類や重要な記号、図形などが何であるかを予め把握します。
たとえば、サイコロの確率を求める問題に取り組む際、設問を先に読むことで、問題文内の関連する情報を迅速に特定し、解答に必要な計算に素早く着手できます。

これにより、問題文を読む際の混乱を避け、より効率的に問題の核心に迫ることが可能になります。

設問を先に読むことは、数学問題の解法を迅速に理解し、時間を節約するための効果的な戦略です。問題文の全体を理解する前に、解答すべき具体的なポイントを把握することで、問題解決に必要な時間を短縮し、全体の試験時間内でより多くの問題に取り組むことが可能になります。

数学の時間不足の理由と攻略法④すべての処理を脳内だけで行う
菅澤

数学問題を解く際、すべての処理を脳内だけで行おうとすることは、時間を浪費してしまう原因になります。特に共通テストのような試験で、問題文に図形の誘導や説明が含まれている場合、この傾向は顕著になります。

オニ坊

具体的には、問題文で「〇〇と△△の交点を××とする」といった説明がある場合、これを紙上で描かずに脳内で処理しようとすると、暗算での間違いや図形の正確なイメージがつかめないなどの問題が生じます。

例えば、図形問題を解く際に、脳内でイメージを形成しようとすると、実際の図形と異なる構造を想像してしまうことがあり、結果として誤った解法に辿り着くことがあります。

攻略法:誘導や説明を紙に書く

菅澤

数学問題を解く際の有効な対策として、「誘導や説明を紙に書く」ことが推奨されます。この方法は、簡単かつ効果的なアプローチであり、数学問題の解決を容易にします。

オニ坊

具体的には、問題文で与えられた誘導や説明を紙に書き出すことで、問題解決のプロセスを明確にできます。例えば、図形問題においては、問題文で提供された情報を図に描くことで、問題の構造を直感的に理解できます。

また、数値計算の問題では、計算過程を紙に記録することで、計算ミスを減らし、どのステップにいるかを容易に追跡できます。

菅澤

この方法を実践することにより、「次にどの計算を行うべきか」「どの公式を使用すべきか」など、次のステップが明確になります。計算の途中で迷うことが少なくなり、結果的に問題解決の速度が向上します。

数学問題における時間の節約には、紙に誘導や説明を書き出すという対策が効果的です。このシンプルな方法により、思考が整理され、問題解決のプロセスがスムーズに進むため、全体的な時間短縮に大いに貢献します。計算ミスの減少と解決手順の明確化は、数学の問題解決における効率を大きく向上させます。

数学の時間不足の理由と攻略法⑤試験に慣れていない
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試験に慣れていないことが、時間を無駄にする一因となることがあります。これは、学習時と試験時の環境の違いによるものです。

オニ坊

通常の勉強では、特定の種類の問題に集中し、深く考えることが可能です。しかし、試験の場では、限られた時間内に多様な問題に対応する必要があります。

たとえば、数学試験では、幾何学、代数学、統計学など、さまざまな分野の問題が出題され、それぞれに異なる解法やアプローチが必要になります。

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さらに、勉強中はノートや参考書などに自由に書き込むことができますが、試験では限られたスペース内で解答をまとめる必要があります。例えば、数学の図形問題を解く際、学習時には大きな紙に詳細な図を描くことができますが、試験では問題用紙の小さな空白部分に図を収めなければなりません。

攻略法:過去問の利用と模擬試験の受験

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試験に慣れるための対策として、過去問の効果的な利用と模擬試験の受験が有効です。試験で時間を適切に使うためには、実際の試験環境に慣れることが不可欠です。

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一つの方法は、過去問を本番の試験に近い状況で解くことです。これを実現するために、過去問を冊子形式にして解く、解答に使用できるスペースを制限するなどの工夫をすることが推奨されます。

たとえば、実際の試験では解答用紙の限られたスペースに解答を記入する必要があるため、同様の制限を設けて練習することで、試験の状況に慣れることができます。

菅澤

二つ目の方法は、実際の模擬試験を受けることです。模擬試験は、他の受験生との競争環境、試験会場のノイズ、時間管理など、実際の試験環境を再現します。実際の試験環境を模した状況で試験に取り組むことで、試験本番の緊張感や集中力が養われます。

試験に慣れるためには、過去問を効果的に利用し、模擬試験を積極的に受験することが重要です。このような練習を通じて、本番の試験環境に慣れ、時間を適切に使う能力を高めることができます。これにより、試験のパフォーマンスが向上し、より良い成績を収めることが可能になります。

共通テストで焦らないように時間配分を考えておく

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共通テストのような試験では、多くの問題を限られた時間内に解く必要があります。そのため、無計画に問題に取り組むよりも、事前に戦略を立てて解き始める方が、効率的に問題を解決することができます。

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戦略の立て方には様々なアプローチがあります。例えば、問題を1番から順に解く際に、各問題に制限時間を設定し、その時間を過ぎたら未解決でも次の問題に移るという方法です。これにより、一つの問題に時間を取られすぎることを防ぎます。

また、各大問の最終問題は難易度が高い傾向にあるので、すぐに解けそうにない場合は一時的に飛ばして、最後に解くことも有効です。さらに、選択問題においては、自分の得意な分野を優先するが、問題の難易度に応じて戦略を柔軟に変更することも重要です。

菅澤

適切な戦略を見つけるためには、過去問を解きながら様々な方法を試してみることが有効です。このプロセスを通じて、自分に合った最適な戦略を見つけることができます。

共通テストのような試験において、自分に合った戦略を見つけることは非常に重要です。事前に戦略を立てておくことで、試験への取り組みやすさが向上し、より効果的に時間を管理し、高得点を狙うことが可能になります。自分に合った戦略を見つけることは、試験の成功に不可欠な要素です。

模試を有効利用する

菅澤

共通テストの数学で時間不足に陥らないためには、模擬試験を利用し、追加の対策を行うことが重要です。

模擬試験は、実際の試験環境を再現し、時間管理の実践に役立ちます。例えば、模擬試験を通じて、各問題にかける時間の割り当てや解答プロセスを練習することができます。これにより、試験時の時間圧迫感に慣れ、効率的な時間管理を学ぶことができます。

オニ坊

しかし、模擬試験だけに依存すると、対策が不十分になる可能性があります。そのため、模擬試験以外にも様々な対策を実施することが重要です。

例えば、過去問を解く際に時間制限を設けて練習する、特定の問題タイプに焦点を当てて練習する、試験戦略を立てて実践するなど、様々な方法を試してみることが有効です。

共通テストの数学で時間不足にならないためには、模擬試験を積極的に活用し、それ以外の追加の対策も行うことが重要です。様々な対策を組み合わせて試験に臨むことで、時間管理のスキルを高め、数学問題の解答効率を向上させることができます。これにより、試験本番での成績向上が期待できます。

最後に:志望大学に合格をするには?

最後に:志望大学に合格をするには?
菅澤

ここまで共通テストの数学の時間について見てきましたが…。

オニ坊

1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が必要です。

菅澤

そんな志望大学に合格するためには?
と考える受験生のために現在、鬼管理専門塾という塾を運営中。
もし少しでも「志望大学に合格したい」と考える受験生は共に志望大学を目指しましょう。
現状のレベルが「偏差値30~40」でも大丈夫。

「受かりたいという気持ち」が少しでもあるなら
アナタの合格を鬼管理専門塾が応援します。

本記事監修者 菅澤 孝平

シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。

出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映

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