【日本大学の穴場学部は…?】日本大学のプロが穴場学部を徹底解説【25年度入試】

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菅澤
オニ坊

日本大学専門塾/予備校NICHI-PASSアシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?

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本日は
「【日本大学の穴場学部は…?】日本大学のプロが穴場学部を徹底解説【25年度入試】」というテーマで記事を書いていきます。

日本大学を志望するならかなり気になるテーマですよね。
日本大学第一志望は必ずチェック!最後までご覧ください!

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日本大学の概要

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日大は日本大学の略称で、日東駒専に属する私立大学です。

医学部を除くと偏差値はおおむね50前後であり、中堅の私立大学として位置づけられています。

日本大学のキャンパス

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日本大学のキャンパスは、学部によって様々な場所に点在しており、その数は非常に多いです。

  • 法学部、経済学部:三崎町キャンパス
  • 文理学部:桜上水キャンパス
  • 商学部:砧キャンパス
  • 芸術学部:江古田キャンパス
  • 国際関係学部:三島キャンパス
  • 危機管理学部、スポーツ科学部:三軒茶屋キャンパス
  • 理工学部、歯学部:駿河台キャンパス
  • 理工学部、薬学部:船橋キャンパス
  • 生産工学部:津田沼キャンパス
  • 生産工学部:実籾(みもみ)キャンパス
  • 工学部:郡山キャンパス
  • 医学部:板橋キャンパス
  • 松戸歯学部:松戸キャンパス
  • 生物資源科学部:湘南キャンパス
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このように、多くのキャンパスが存在し、それぞれ異なる場所に位置しています。学部ごとに専用のキャンパスがあり、そのため「専門学校のよう」と言われることもあります。

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日本大学のキャンパスが多い理由は、学部ごとの専門性に特化した教育環境を提供するためです。例えば、法学部と経済学部が三崎町キャンパスに集まることで、法と経済の連携を強化し、学生が互いに学び合える環境を作っています。

一方、芸術学部は江古田キャンパスにあり、クリエイティブな学びの場を提供しています。さらに、医学部が板橋キャンパスにあるのは、近隣の病院との連携を強化し、実践的な医療教育を行うためです。

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また、国際関係学部が三島キャンパスに位置しているのは、国際的な視点を持った学びを提供するための環境作りの一環です。これにより、学生は国内外の多様な文化や価値観に触れることができます。生物資源科学部が湘南キャンパスにあるのは、自然環境を生かした実習や研究を行うための理想的な立地を提供しています。

日本大学の多様なキャンパス配置は、学部ごとの専門性と教育環境を最大限に活かすための戦略です。学生は、それぞれのキャンパスで専門的な学びを深めることができるため、日本大学は「専門学校のよう」と評されることもありますが、それはむしろ専門性の高さを示すものと言えるでしょう。

日本大学の受験方式を

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日本大学では、主に以下の3つの受験方式を実施しています。

  1. A個別方式:各学部が独自に実施する試験です。
  2. N全学統一方式:同じ試験日、同じ問題で複数の学部(学科)を併願できる方式です。学部間だけでなく、同一学部内の複数学科への併願も可能です。
  3. C共通テスト利用方式:大学入学共通テストの得点を利用して合否を判定する方式です。
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これらの受験方式の中で、確実に日本大学に入学するためには、希望する学部をしっかり選び、A個別方式での受験をおすすめします。

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日本大学に合格するためには、自分が入りたい学部を明確にすることが重要です。A個別方式は各学部が独自に実施する試験であり、学部の特性や出題傾向に合わせた対策が可能です。

例えば、法学部を志望する場合は、法律に関する基礎知識や論述力を重視した勉強が必要です。経済学部なら、経済理論や数学的な問題解決能力が問われます。

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また、N全学統一方式では、複数の学部を併願できるため、幅広い選択肢を持ちながら受験することができます。

この方式では、同一試験日、同一問題で複数の学部(学科)を受験できるため、効率的に受験機会を増やすことができます。特に、受験科目に自信がある場合は、この方式を活用することで、複数の合格を狙うことができます。

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一方、C共通テスト利用方式は、大学入学共通テストの得点を基に合否を判定します。共通テストで高得点を取ることで、個別試験を受けずに合格することが可能です。この方式は、共通テストに自信がある受験生にとって有利な選択肢となります。

日本大学への合格を目指すためには、まず自分の希望する学部を明確にし、その学部に合わせた受験方式を選ぶことが重要です。特に、A個別方式での受験は、学部の特性に合わせた対策が可能なため、確実に合格を狙うための効果的な方法と言えます。これにより、自分の目標に向けた最適な準備を行うことができます。

日本大学の穴場学部、受かりやすい学部4選

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それでは、日本大学で受かりやすい穴場学部を

  • 偏差値
  • 共通テスト得点率

の観点から見ていきましょう。

  • 法学部:共通テスト得点率 66%~77%、偏差値 47.5~57.5
  • 文理学部:共通テスト得点率 65%~80%、偏差値 47.5~57.5
  • 経済学部:共通テスト得点率 70%~74%、偏差値 50.0~55.0
  • 商学部:共通テスト得点率 70%~74%、偏差値 50.0~55.0
  • 芸術学部:偏差値 42.5~57.5
  • 国際関係学部:共通テスト得点率 71%、偏差値 45.0~52.5
  • 危機管理学部:偏差値 47.5~50.0
  • スポーツ科学部:偏差値 42.5~50.0
  • 理工学部:共通テスト得点率 65%~81%、偏差値 45.0~57.5
  • 生産工学部:共通テスト得点率 50%~66%、偏差値 40.0~47.5
  • 工学部:共通テスト得点率 40%~63%、偏差値 37.5~45.0
  • 医学部:偏差値 67.5
  • 歯学部:共通テスト得点率 80%、偏差値 50.0~55.0
  • 松戸歯学部:共通テスト得点率 69%、偏差値 45.0~52.5
  • 生物資源科学部:偏差値 40.0~60.0
  • 薬学部:共通テスト得点率 71%、偏差値 47.5~50.0
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文系の学部では、芸術学部とスポーツ科学部の共通テスト得点率と偏差値が比較的低めです。特に芸術学部は、偏差値が42.5から57.5の範囲であり、受験の難易度が幅広いことがわかります。スポーツ科学部も偏差値42.5から50.0で、比較的受かりやすいと言えます。

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理系の学部では、生産工学部と工学部の共通テスト得点率と偏差値が低くなっています。特に工学部はA方式での学科別最低偏差値が37.5とかなり低く設定されており、日大に入るためのハードルが低いことがわかります。

生産工学部も共通テスト得点率が50%から66%と低めで、偏差値も40.0から47.5と受験の難易度が比較的低いことが特徴です。

共通テスト得点率や偏差値の観点から見ると、文系では芸術学部とスポーツ科学部、理系では生産工学部と工学部が比較的受かりやすいと言えます。これらの学部は、他の学部に比べて偏差値や共通テスト得点率が低く設定されているため、比較的少ない労力で合格を目指すことができるでしょう。

【文系】日本大学の穴場学部2選

【文系】日本大学の穴場学部①芸術学部

芸術学部

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日本大学の芸術学部には、美術学科、音楽学科、写真学科などが設置されています。ここでは、美術学科を例にとり、受験に必要な科目について説明します。

美術学科A方式の受験科目は以下の通りです。

  • 2教科(500点満点)
    • 【国語】国語総合(漢文を除く)(100点)
    • 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III(100点)
    • 【実技】(300点)
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学科によって配点は異なるものの、必要な科目は主に国語と英語であり、その他の配点が高い実技と面接が大きなポイントとなります。そのため、偏差値と合わせて考えると、比較的受験しやすいと言えます。

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まず、美術学科の受験では、国語と英語の基礎学力が問われます。国語は国語総合(漢文を除く)で100点、英語はコミュ英I・コミュ英II・コミュ英IIIで100点が配点されています。

これらの科目では、基礎的な学力をしっかりと身につけておくことが重要です。日常的に教科書や問題集を活用し、基礎力を固めておくと良いでしょう。

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次に、実技試験が受験の大きな比重を占めています。美術学科の場合、実技試験は300点が配点されており、美術の技術と表現力が評価されます。このため、日頃から絵画やデザインの練習を積み重ね、技術を磨くことが不可欠です。

実技試験は自分の作品を通じて表現力や独創性をアピールする場でもあるため、独自のスタイルを確立することも大切です。

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さらに、面接も重要な要素となっています。面接は300点が配点されており、志望動機や将来の目標、自己PRなどを通じて自分自身をアピールする必要があります。

面接対策としては、自己分析を行い、自分の強みやアートに対する情熱を整理しておくことが重要です。また、模擬面接を行い、実際の面接に備えておくことも有効です。

芸術学部の受験においては、国語と英語の基礎学力をしっかりと身につけることが必要です。また、実技試験と面接に対する十分な準備を行い、自分の技術と表現力、そして自己PRを確立することが合格への鍵となります。偏差値とも相まって、比較的受験しやすいと言えるでしょう。

【文系】日本大学の穴場学部②芸術学部

芸術学部

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日本大学のスポーツ科学部にはスポーツ科学科のみが設置されており、受験方式も一つのみとなっています。

3教科(300点満点)

  • 【国語】国語総合(漢文を除く)(100点)
  • 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II(100点)
  • 【選択科目】(100点)
    • 《地歴》世B・日Bから選択
    • 《公民》政経
    • 《数学》数I・数A・数II・数B
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スポーツ科学部の入試は、国語と外国語、そして地歴、公民、数学の中から1科目を選択する形式となっており、合計3科目での受験となります。

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まず、スポーツ科学部の受験では、国語と外国語の基礎学力が問われます。国語は国語総合(漢文を除く)で100点、外国語はコミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現IIで100点が配点されています。

これらの科目では、基礎的な知識と理解力をしっかりと固めることが重要です。特に、読解力と語彙力を高めるために、日常的にテキストを読み込むことや問題集を解くことが効果的です。

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次に、選択科目として地歴、公民、数学の中から1科目を選ぶ必要があります。例えば、地歴では世界史Bや日本史B、公民では政治・経済、数学では数I・数A・数II・数Bから選択します。選択科目は自分の得意な分野を選び、その科目に集中して対策を進めることがポイントです。

例えば、地歴が得意な場合は、世界史や日本史の重要な年号や事件、人物をしっかりと覚えましょう。数学が得意な場合は、基本的な公式や問題の解法を確実に身につけることが重要です。

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さらに、スポーツ科学部の受験では、実技試験や面接はないため、筆記試験の対策に集中できます。これにより、他の実技重視の学部に比べて、学力を問われる部分に集中して対策を進めることが可能です。

スポーツ科学部の入試では、国語、外国語、そして選択科目の基礎学力をしっかりと固めることが合格の鍵となります。自分の得意な分野を選択科目にすることで、効率的に得点を稼ぐことができます。これにより、3科目での受験形式を活かして、合格に向けた準備を進めることができるでしょう。

【理系】日本大学の穴場学部2選

【理系】日本大学の穴場学部①生産工学部

生産工学部

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日本大学の生産工学部には、機械工学、電気電子工学、土木工学、建築工学、数理情報工学、応用分子科学、マネジメント工学、環境安全工学、創生デザイン学科が設置されています。それぞれの入試方式は以下のようになっています。

まず、機械工学、電気電子工学、土木工学、建築工学、数理情報工学科の入試方式について説明します。

3教科(300点満点)

  • 【数学】数I・数A・数II・数B(備考参照)・数III(100点)
  • 【理科】「物理基礎・物理」または「化学基礎・化学」から1つ(100点)
  • 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・英語表現I(100点)

次に、応用分子科学科の入試方式です。

3教科(300点満点)

  • 【数学】数I・数A・数II・数B(備考参照)・数III(100点)
  • 【理科】「物理基礎・物理」・「化学基礎・化学」・「生物基礎・生物」から1つ(100点)
  • 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・英語表現I(100点)

そして、マネジメント工学、環境安全工学、創生デザイン学科の入試方式についてです。

3教科(300点満点)

  • 【数学】数I・数A・数II・数B(備考参照)・数III(100点)
  • 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・英語表現I(100点)
  • 【国語】国語総合(古文・漢文を除く)(100点)または
  • 【理科】「物理基礎・物理」・「化学基礎・化学」・「生物基礎・生物」から1つ(100点)
  • ※選択科目として国語または理科から1科目を選択
オニ坊

このように、生産工学部では数学、英語に加え、自分の第一志望に合わせて理科3科目の中から選択する柔軟な方式を採用しています。特に機械工学科は偏差値が40と低めで、比較的受験しやすい学科と言えるでしょう。

日本大学の生産工学部では、基礎的な数学と英語の力を求められますが、選択科目を柔軟に選べるため、自分の得意科目で受験しやすい環境が整っています。特に機械工学科は偏差値が低めであるため、受験生にとって入りやすい選択肢となります。これにより、各学科の特性を理解し、自分の得意科目を生かした対策が重要です。

【理系】日本大学の穴場学部②工学部

工学部

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日本大学の工学部には工学科が設置されています。入試方式は以下の通りです。

3教科(200点満点)

  • 【数学】数I・数A・数II・数B(備考参照)(100点)
  • 【理科】「物理基礎・物理」・「化学基礎・化学」・「生物基礎・生物」から1つ(100点)
  • 【外国語】コミュ英I・コミュ英II・英語表現I(100点)

高得点の2科目を合否判定に使用します。

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この方式では、3科目の中で高得点を取った2科目の成績が合否に反映されるため、得意な2科目に集中して勉強することで、他の受験生に差をつけやすくなります。

菅澤

まず、日本大学の工学部の受験においては、3科目のうち最も得意な2科目に注力することが有効です。数学、理科、外国語の中から自分が高得点を取れる科目を見極め、特に重点的に勉強しましょう。

例えば、数学と理科が得意な場合、それらに集中することで、効率的に高得点を狙うことができます。

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次に、各科目の勉強方法について考えてみましょう。数学では、基本的な公式や問題の解法をしっかりと理解し、様々なパターンの問題に対応できるようにすることが重要です。

理科については、物理、化学、生物の中から1つを選択しますが、特に得意な分野を選び、基礎知識を固めた上で応用問題にも挑戦しておくと良いでしょう。外国語については、特に英語の基礎文法や語彙、読解力を高めることが求められます。英語表現Iの教材を使って、実践的な英語力を養いましょう。

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さらに、高得点を取るためには、過去問を活用することも重要です。過去問を解くことで、出題傾向や試験形式に慣れることができます。また、時間配分の練習も行い、実際の試験で効率よく問題を解けるように準備しましょう。

日本大学工学部の受験では、得意な2科目に集中して勉強することで、効率的に高得点を狙うことが可能です。自分の強みを活かし、重点的に勉強する科目を選び、しっかりと対策を練ることで、他の受験生と差をつけることができます。過去問を活用し、試験形式に慣れることで、万全の準備を整えましょう。

最後に:日本大学に合格をするには?

菅澤

ここまで日本大学に合格するために必要な勉強時間について見てきましたが…。

オニ坊

1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が必要です。

菅澤

そんな日本大学に合格するためには?
と考える受験生のために現在、日本大学専門塾/予備校NICHI-PASSという塾を運営中。
もし少しでも「日本大学に合格したい」と考える受験生は共に日本大学を目指しましょう。
現状のレベルが「偏差値30~40」でも大丈夫。

「受かりたいという気持ち」が少しでもあるなら
アナタの合格を日本大学専門塾/予備校NICHI-PASSが応援します。

オニ坊

日本大学対策方法を知りたい受験生はコチラのサイトをご覧ください。

本記事監修者 菅澤 孝平

シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。

出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映

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