立教大学専門塾【鬼管理立教大学塾】の代表菅澤です。
このページでは、立教大学法学部の英語入試問題の傾向や特徴を解説しております。
立教大学に合格するには学部別の対策と同時に、科目別の対策も必要になってきます。立教大学法学部に合格したい方は「日本史」の特徴や傾向を理解したうえで勉強に励みましょう。
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立教大学法学部とは
立教大学法学部についての情報は別途コチラに記載しております。
立教大学法学部を知りたい方はコチラより閲覧してください。
立教大学法学部「日本史」の前提情報
試験時間 | 60分 |
大問数 | 2題 |
解答形式 | マークシート・記述式 |
頻出単元 | 近世・近代史 |
例年全体的には標準的な難易度の問題で構成されており、癖の強い問題もないです。
例年問題数が多いので、スピードを意識して解いていきましょう。
史料問題や論述問題が出題される可能性もあります。
普段から史料問題や論述問題用の問題集を解いて対策するようにしましょう。
また、これは法学部に限った話ではありませんが、近世・近代史が頻出単元となっています。
近現代は受験生がおろそかにしてしまいがちな分野ですので、対策を怠らないようにしましょう。
立教大学法学部「日本史」の傾向
立教大学法学部の問題は、大きく分けて5つの問題が存在します。
❶空欄補充問題
❷正誤問題
❸並び替え問題
❹組み合わせ問題
❺史料問題
❻論述問題
以上の問題が存在します。
■空欄補充問題
例:
空欄補充問題とは、空欄の中に入る単語を記述する問題を指します。
空欄補充問題の多くは難易度は高くありません。標準的と言えます。
ただし、選択式ではないので、答えが分からなかった場合にまぐれで正解するということもありません。
普段勉強している中で「何となく難しいな」「漢字で書けなそうだな」と感じた単語は漢字の書き取り練習を繰り返ししておきましょう。
せっかく答えが分かっているのに、その漢字が書けなくて不正解になってしまっては非常に悔しい思いをしてしまうでしょう。
そのようなことがないようにしましょう。
上に書いたように空欄補充問題の難易度はそこまで高くないです。
(これより難易度の高い問題は1問ごとに個別に出題されることが多いのです。)
ここで何問正解できるかが勝負になります。
■正誤問題
例:
正誤問題とは、傍線部に関して正しい記述、もしくは間違った記述を選択する問題のことです。
ここもできる限り正解したい問題になります。
何故なら難易度があまり高くないからです。
立教大学法学部の日本史の正誤問題は、他大学と比べて選択肢の文章が短いのです。
文章が短いということは、それだけ文章中の間違った箇所が見つけやすいということです。
明らかに間違いの箇所が分かれば、後は消去法で答えを導き出せます。
■並び替え問題
例:
並び替え問題とは、複数の記述を古いものから順に並び変える問題のことを指します。
立教大学法学部の日本史の場合、並び替え問題の選択肢は3つか4つになります。
4つの場合は少し難易度が高くなります。
選択肢の内容が「~事件」や「~の乱」という出来事の名称の場合もありますし、そうではなく、「○○が~した」という出来事の内容を記述した書き方の場合の両方あります。出来事の内容を覚えた上で、見た瞬間に年号が出てくるようにしましょう。
年号をすぐに思い出せるのがベストではありますが、仮に年号を思い出せなかったとしても、歴史の流れさえ覚えていれば、正解することができます。
何がどう影響してその出来事が起こったのか、出来事と出来事の関係を1つ1つ意識して勉強していれば、年号が分からなくても順序は分かることがあります。
■組み合わせ問題
例:
組み合わせ問題とは、傍線部に関する記述や空欄の穴埋めでや正しい組み合わせを選ばせる問題を指します。
2つの空欄に入る単語の組み合わせを選ばせるタイプの問題と、複数の文章の中から正しいものの組み合わせを選ばせるタイプの2つがあります。
当然ながら、片方だけ合っていても正解にはなりません。
両方とも合っていて初めて点数がもらえます。
慎重に答えを選びましょう。
■史料問題
例:
史料問題とは、歴史上の史料に関しての問題を指します。
立教大学法学部の日本史で出題される史料問題のほとんどは市販の史料問題集をこなしていれば十分に対策ができるものです。
普段から対策を怠らないように。
もしどうしても史料問題の対策へ回す時間が足りない場合には、有名な史料の名前とキーワードだけでもチェックしましょう。
また、初見となる史料が出題されることもあると思います。
時間が余っていない中で初見の史料が出てきたら焦ると思いますが、不安にならなくて大丈夫です。
史料の中に手掛かりとなる単語が必ず含まれています。
それさえ見つけられれば何の史料なのかは絶対に分かるはずですので、まずはそこに集中しましょう。
■論述問題
例:
論述問題とは、出題された何かしらのテーマに沿って40~50字程度で論述する問題を指します。
論述問題で問われるテーマは、歴史上の出来事に関しての詳細や因果関係、用語の説明がほとんどです。
もちろんテーマによりますが、論述問題は基本的には対策は必須の分野となります。
機関などの用語の説明はぶっつけ本番でもできる可能性がありますが、歴史上の出来事の流れや因果関係を規定の字数以内で説明するには相応の練習が必要になります。
論述問題の中にも頻出のものはありますので、論述問題用の問題集を1冊やり込んでおくことをお勧めします。
練習のためにも記述模試でも論述問題を選んでみると良いのではないでしょうか。
■全体的な傾向のまとめ
全体的には標準~やや難くらいの問題であります。
問題数が多いですので、スピード重視でサクサク解いていきましょう。
1問にかけていられる時間はあまり長くないです。
時間がない中で配点が高いであろう論述問題を白紙で提出してしまったとなったら大ダメージとなることでしょう。
解きにくい問題はスキップして解ける問題をテンポよく解いていきましょう。
大事なのは、制限時間内に得点を最大化することです。
また、なにも初めから順番通りに問題を解かなければいけないルールなど存在しないのです。
過去問をやっていく中で、史料問題や論述問題にかける時間がいつも足りなくなってしまうのでしたら、最初にそれらを解いてしまうのも1つの作戦です。
自分に合った解き方を見つけて、得点を最大化できるように工夫していきましょう。
立教大学法学部「日本史」の攻略法
続いて、立教大学法学部の日本史攻略法を記します。
ここに該当してない場合、合格は厳しいです。
しかし、これらに該当している場合は合格の可能性が高いと言っていいでしょう。
❶正確なインプット、大量のアウトプット
立教大学法学部日本史攻略法1つ目、「正確なインプット、大量のアウトプット」をすることです。
受験生のみなさん、普段どのように日本史の学習を行っているでしょうか?
ひたすら教科書や参考書を読み込んで内容を暗記しようとしていませんか?
実はそれは、非効率な勉強方法なのです。
教科書や参考書を読んで内容を頭に入れるインプットの作業は絶対に必要ではありますが、
確実に実力を付け、正答率を上げるには、それ以外にもう1つやらなければならないことがあります。
それは、アウトプットです。
勉強で言い換えると、問題演習のことです。
成績を上げたいなら、絶対に問題演習も大量に行うべきです。
1度頭にいれた内容を思い出して書いてみるということは想像以上に効果があるのです。
皆さんもやってみれば分かってもらえると思います。
教科書や参考書の内容をインプット→問題演習でアウトプット
この流れを何度も繰り返していけば、はっきり言って覚えられないことなどないです!
これなら何でも、いくらでも覚えることができます。
「繰り返し」、「大量に」というのがポイントです。
人間は繰り返し引き出した記憶は長らく忘れないように出来ています。
同じ問題を何度も解くのも意味があります。
何回も何回も繰り返しアウトプットをすることで着実に暗記していきましょう。
❷原因・概要・結論を説明できるようにする
立教大学法学部日本史攻略法2つ目、「原因・概要・結論を説明できるようにする」ことです。
極論ですが、教科書や参考書の内容を完全に暗記してしまえば、おそらくどの大学にでも合格できるでしょう。しかし現実にはそれは限りなく不可能に近いですよね。
そこで、要点だけを押さえましょう。
その要点とは、歴史上の出来事の
原因・概論・結論の3つです。
この3点以外を入試で問われることはほとんどないと思います。
これらを押さえていけば、どの大学入試問題にも対応できることでしょう。
これら以外を問う問題は、正直に言って「捨て問」と言えます。
その場合には、不正解してしまっても仕方ないと思います。
きっと自信を持って答えられる受験生はほとんどいないことでしょう。
大事なのは、受験生の多くが正解できるであろう問題を確実に正解することです。
受験生の多くが解けない問題を解けることよりもこちらを優先しなければなりません。
そのためにも、歴史上の出来事の原因・概要・結論は絶対に押さえておきましょう。
学習すること全てを覚えることは難しく感じることでしょう。
しかし、この3点だけ覚えれば良いと思えば、できる気がしませんか?
むしろ、立教大学法学部に合格するためには、できるようにならなければいけません!頑張りましょう!
❸史料問題への慣れ
立教大学法学部日本史攻略法3つ目、「史料問題への慣れ」です。
立教大学法学部の日本史では、史料問題が出題されやすい傾向にあります。
そのため、史料問題への対策の有無によって結果が大きく分かれることは想像に難くありませんね。
時間に余裕がない中で素早く解くためにも史料問題の対策は必須です。
まずは市販の史料問題用の問題集を1冊やり込んでおくことが望ましいです。
有名な史料の名称とキーワードはすぐに頭に浮かんでくるようにしたいですね。
初見の史料が出題されることもありますが、有名なものが出題されれば儲けものと考えて普段から対策を怠らないようにしましょう。
❹論述問題への慣れ
立教大学法学部日本史攻略法4つ目、「論述問題への慣れ」です。
論述問題は必ず出題されるという訳ではありませんが、出題される可能性の方が高い傾向にあります。
当然ながら入試では何を問われるのはその時になってみなければ分かりませんし、何が出題されても文句は言えません。
対策をしておくに越したことはないのです。
それに前述したように、論述問題は普段から練習していなければ中々うまくいかない分野です。
ぶっつけ本番でやるのは怖くありませんか?
対策していれば怖くありません!
論述問題用の問題集をこなすのはもちろん必須ですが、それ以外にも論述問題の練習の仕方はあります。
それは、友人に日本史の質問をたくさんしてもらうことです。
「これって何?」、「これってどういう事件?」といった日本史関連の質問をしてもらい、一定の文字数以内で説明できるようになりましょう。
このような方法を用いて論述問題に慣れましょう!