【必見】立教大学専門塾/予備校が解説する立教大学 経営学部 日本史の入試傾向と対策

菅澤孝平

立教大学専門塾【鬼管理立教大学塾】の代表菅澤です。

このページでは、立教大学経営学部の日本史入試問題の傾向や特徴を解説しております。立教大学に合格するには学部別の対策と同時に、科目別の対策も必要になってきます。立教大学経営学部に合格したい方は「日本史」の特徴や傾向を理解したうえで勉強に励みましょう。

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立教大学経営学部とは

菅澤孝平

立教大学経営学部についての情報は別途コチラに記載しております。

立教大学経営学部を知りたい方はコチラより閲覧してください。

立教大学経営学部「日本史」の前提情報

試験時間60分
大問数2題
解答形式マークシート・記述式
頻出単元近世・近代・戦後史
菅澤孝平

立教大学経営学部の日本史の入試問題は、2題で構成されています。
2題どちらもテーマ史問題になっている傾向にあります。
つまり、1つのテーマに関して通史的な問題が出される可能性があります。
特集されているテーマも、教育史や租税史といったものから、疫病史や馬の歴史など、特殊なものまで幅広くあります。


また、近世・近代・戦後史の問題も多く出題される傾向にあります。
戦後史というと、「歴史」らしさが薄まってやる気がなくなってしまう受験生が少なくないです。
そのような受験生は特に戦後史の学習が手薄になってしまいがちなので、戦後史対策を怠らないようにしましょう。


まとめると、立教大学経営学部の日本史の対策をするうえで「不要な分野」は存在しないということです。
日本史を学んでいると、「こんなもの本当に知る必要があるのか?」と思えるものが出てくることがあるでしょうが、そういったものこそ、立教大学経営学部の日本史では出題される可能性があるということです。
そのような問題が出題されると受験生間で差がつきやすいので、油断することないように。
「どんな問題が出てきても文句は言えない」ということを常に頭に入れてながら勉強していきましょう。

立教大学経営学部「日本史」の傾向

菅澤孝平

前提として、立教大学経営学部には

立教大学経営学部の問題は、大きく分けて3つの問題が存在します。

❶正誤問題

❷空欄補充問題

❸組み合わせ問題
並び替え問題
史料問題
論述問題

以上の問題が存在します。

■正誤問題

例:

正誤問題とは、傍線部に関して正しい記述、もしくは間違った記述を選択する問題を指します。

菅澤孝平

一見、選択肢の内容に見覚えのないものが出てくることもあり、「勉強不足だったのではないか」と不安になることもあると思いますが、大丈夫です。
冷静に選択肢を吟味し、消去法で考えていけば、確実に正解にたどり着けます。

空欄補充問題

例:

空欄補充問題とは、空欄に入る単語を記述する問題のことです。

菅澤孝平

選択式の問題であれば、最悪答えが分からなかった場合に適当に選んで運任せにすることができますが、この手の記述問題はそうはいきません。
確実に正解を知っていないと、正解することはあり得ないからです。
そのため、「答えを知っているのに漢字が書けない」という状況が起きる可能性があります。
普段勉強している中で、「これを漢字で書かされたら自信がないな」と感じたものは、複数回漢字の書き取り練習をすることを勧めます。


立教大学経営学部に日本史の入試問題では、この空欄補充問題で問われる問題の難易度はそこまで高くないです。多くは標準的と言えるレベルです。
(難易度の高い問題は空欄補充ではなく、単体で問われることが多いのです。)
そのため、この空欄補充問題をどこまで正解できるかが1つの合格の分かれ道となります。
この問題を大量に間違えているようでは、合格への道はまだ遠いでしょう。

■組み合わせ問題

例:

組み合わせ問題とは、傍線部に関する記述や空欄の穴埋めで正しい組み合わせを問う問題を指します。

菅澤孝平

これは正しいものの組み合わせを選ばせることが多いです。


「組み合わせ」ですので、片方だけが合っていてももう片方が違えば当然不正解となってしまいます。慎重に答えを選びましょう。

■並び替え問題

例:

並び替え問題とは、複数の記述を古いものから順に並び変える問題のことを指します。

菅澤孝平

立教大学経営学部の日本史の場合、並び替え問題の選択肢は3つか4つのどちらかになります。


選択肢は「~の乱」や「~事件」という名称ではなく、「○○が~した」といった出来事の内容を記述したものが多い傾向にあります。
歴史の出来事を見たらすぐに年号を思い出せるレベルまで持っていきたいところです。

■史料問題

例:

史料問題とは、歴史上の史料に関しての問題を指します。

菅澤孝平

史料問題の多くは史料問題用の問題をこなしていれば十分に対策できるものです。
史料名やキーワードを押さえておきましょう。



ただ、立教大学経営学部の日本史の問題では、市販の史料集には記載されていない、受験生にとって初見となるであろう史料が出題されることもあります。
しかしそれでも諦めないことはありません。
余っている時間を使ってその史料を読み込んでください。
必ず、ヒントとなる単語や記述が含まれているはずです。
きっと、正解者の多くも同じく初見なので、あきらめずに時間内にできることは全てやりましょう。

■論述問題

例:

論述問題とは、何かしらのテーマに沿って40~50字程度で論述する問題を指します。

菅澤孝平

ここで論述を求められるテーマはその時で様々ですが、多くの場合は歴史上の出来事に関しての流れ・因果関係や機関の説明などが多いです。


論述問題は、普段から対策していないと本番で高得点を取るのは難しいでしょう。
時間が余っていない状況下でぶっつけ本番で良い論述を書くのは不可能に近いです。
ですので、論述問題用の問題集などを1冊やりこんでおきましょう。
論述問題にも頻出のものはありますので、それは確実に押さえておきたいですね。

■全体的な傾向のまとめ

菅澤孝平

全体としては、標準~やや難程度の問題で構成されています。
多くの問題は標準的な難易度と言えます。

問題数が多いうえに史料問題や論述問題が出題される可能性もありますので、スピード重視で解いていきましょう。
特にそこまで難易度の高くない空欄補充問題を素早く終わらせることを優先しましょう。

出題される分野は毎年異なりますが、近現代・戦後史が頻出ということはお忘れなく!

立教大学経営学部「日本史」の攻略法

菅澤孝平

続いて、立教大学経営学部の日本史攻略法を記します。

ここに該当してない場合、合格は厳しいです。

しかし、これらに該当している場合は合格の可能性が高いと言っていいでしょう。

❶正確なインプット、正確なアウトプット

菅澤孝平

立教大学経営学部日本史攻略法1つ目、「正確なインプット、正確なアウトプットをすること」です。

菅澤孝平

受験生のみなさん、普段どのように日本史を勉強しているでしょうか?
教科書や参考書の内容を暗記することばかりに労力を使ってしまっていませんか?
そのようなインプットをひたすら行う勉強法は、効率的とは言えません。


日本史の成績を効率的に伸ばすには、アウトプットにも時間をかけなければなりません。
つまり、覚えた・理解した内容を確認するべく、問題演習を行う必要があるということです。
この2つを両立させることで、初めて効率的かつ密度の高い学習ができるというものです。

菅澤孝平

ある分野を勉強した直後にその分野に関する問題演習を行ってみてください。
問題は多ければ多いほど良いです。できるだけ多くの問題を解いてください。
すると、驚くほど学んだ内容が頭に定着するのが分かると思います。
インプットとアウトプットを連続して行うと、このように大きな効果を生みます。

教科書や参考書の内容をインプット→問題演習でアウトプット


この流れを何度も繰り返して勉強していきましょう。
1つ1つの内容を頭に定着させられるはずです。

❷原因・概要・結論を説明できるようにする

菅澤孝平

立教大学経営学部日本史攻略法2つ目、「原因・概要・結論を説明できるようにする」ということです。

菅澤孝平

極論を言ってしまえば、教科書の中身を100%暗記すれば大体の大学は合格できてしまう訳ですが、実際にそれを行うのは不可能と言えるでしょう。
そこで、「必要な部分」だけ理解・暗記することに全集中しましょう。
その「必要な部分」というのが、

原因・概要・結論

の3点です。
選択式の問題であれ、論述問題であれ、入試で問われるのはこの3点のみです。
これらさえ押さえていれば、どんな問題にも対応できるのです。
これら以外のことを問う設問が出題されたとしても、受験生の多くは解けないでしょう。
そのような問題は解けなくても仕方ないと言えます。
大事なのは、受験生の多くが解けるであろう問題を絶対に落とさないことです。

教科書の全てを暗記はできなくても、この部分だけ理解・暗記するとなればできそうな気がしてきませんか?
できるはずです!
むしろ、立教大学経営学部に合格したいのであれば、頑張ってやりましょう!

❸史料問題への慣れ

菅澤孝平

立教大学経営学部日本史攻略法3つ目、「史料問題への慣れ」です。

菅澤孝平

先ほど書いたことと一部重なってしまう部分がありますが、史料問題の多くは史料問題集をやりこめば十分に対策可能なものとなっています。

しかし、そういった史料問題集にも載っていない問題が出題されることもあります。
その際には史料を読み込んでヒントを見つけろと上に書きました。
ですが、普段から初見の史料で練習するのも良いと思います。

具体的には、史料集に記載されている史料を解説なしに読んでみて何の史料か当てる練習をオススメしています。

そもそも入試で出題される史料は必ず受験生が名前と簡単な内容だけは最低限知っているもののはずなのです。
名前と内容の知識を駆使して、普段から初見の史料を読んでそれが何の史料なのか当てる練習は効果的だと思います。

❹論述問題への慣れ

菅澤孝平

立教大学経営学部日本史攻略法4つ目、「論述問題への慣れ」です。

菅澤孝平

これも上に書きましたが、論述問題は普段から練習していなければ本番で高得点を取るのはかなり難しいです。
学んだ内容を他人に説明できるように練習しておきましょう。

具体的には、論述問題用の問題集を1冊以上仕上げておくことと、他人に日本史の出来事について質問してもらうことが良いでしょう。
頻出の論述問題はもちろん押さえておかなくてはいけませんが、入試では何を問われるかわかりまん。
「~って何?」という質問に逐一答えられるように、また出来事や機関について既定の文字数以内で説明できるように学習していきましょう。

この記事を書いた人

Goda Shinnosuke