「SMART(スマート)」はどの程度の人気がある? 他の注目の大学群も紹介します。

始めに:「SMART(スマート)」はどの程度の人気がある?

「SMART(スマート)」はどの程度の人気がある? 他の注目の大学群も紹介します。
菅澤

志望大学合格に特化した大学受験塾
鬼管理専門塾
を運営しております
代表の菅澤です!

オニ坊

鬼管理専門塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?

菅澤

本日は
「「SMART(スマート)」はどの程度の人気がある? 他の注目の大学群も紹介します。」というテーマで記事を書いていきます。

SMARTや他の大学群は受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
難関大学志望のみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!

「SMART(スマート)」はどの程度の人気がある?

「SMART(スマート)」はどの程度の人気がある?
菅澤

上智、明治、青山学院、立教、東京理科で構成されるSMART、は流行らないと言われています。
本当に人気を集めないのか。その背後にある要因を探ることにしましょう。

「SMART」が人気を集めない理由5選

「SMART」が人気を集めない理由①偏差値に違和感

偏差値に違和感

菅澤

SMARTという新たな組み合わせの5大学、上智、明治、青山学院、立教、東京理科が集まったこのグループ。
しかし、この5校が一緒になった背景について明確に語れる人は意外と少ないかもしれません。

何より、偏差値を基にすると、上智大学が一段高い位置にあり、他の4校との間にギャップが感じられます。
さらに、早慶上智をSMARTに変更する必要性や、東京理科大がこのグループ内での位置付けが少し不自然に思えるのも事実です。

オニ坊

過去の大学群、例えば早慶上智やMARCH、関関同立といった組み合わせは、偏差値の面でバランスが取れていたため、その存在意義が理解されていました。

しかし、SMARTの場合、その偏差値のバランス感覚が崩れているようにも見えるので、その存在に少し疑問を感じる人もいるのかもしれません。

「SMART」が人気を集めない理由②大学側にメリットがない

大学側にメリットがない

菅澤

「SMART」という大学群が一般的な知名度を獲得していないのは、人々が「早慶上智」や「MARCH」のような既存の組み合わせにすでに慣れており、それぞれのグループがどのような学力を持つ学生を対象としているのかを瞬時に理解できるからです。

例を挙げると、「MARCHレベル」と言われると、多くの人々がそのグループ内の大学の位置付けや難易度をある程度把握しています。

オニ坊

しかし、新たに現れた「SMART」には、そのような一般的な認知度や共通認識がまだ形成されていない。
大学側から見れば、既に確立されたブランドとしての「早慶上智」や「MARCH」の名称を放棄して「SMART」を採用するメリットは限定的です。

菅澤

その結果、大学側が積極的にこの新しい大学群を推進しないため、一般の人々には「SMART」という名称が浸透しづらいのではないでしょうか。

「SMART」が人気を集めない理由③学歴フィルター

学歴フィルター

菅澤

多くの大学は、学生を社会に即戦力として送り出すための教育や研修を強化しています。
これは、卒業後の学生が企業において高く評価され、スムーズに職場に適応できるようにするための取り組みです。

一方、多くの企業は厳しい学歴フィルターを設けており、特定の大学や学部の卒業生のみを重点的に採用する傾向にあります。

オニ坊

例えば、「MARCH」というグルーピングに所属する大学でさえ、このフィルターに引っかかることがある。

そこで、新たに「SMART」という大学群が提案されたとしても、その中身が基本的に「MARCH」の大学で構成されている限り、企業側の学歴フィルターを変える要因とはなり得ないでしょう。

「SMART」が人気を集めない理由④作為的であるため

作為的であるため

菅澤

大学群の名称は、多くの場合、予備校が提唱する形で広まっています。
これは、受験生を惹きつけるためのマーケティング戦略として考えられています。

「SMART」という名前。
この名前の選定は一見ランダムに思えるかもしれませんが、上智大学を本来Jであるのに「S」のソフィアとして取り上げたり、またMARCHの中にTで始まる大学の東京理科大学を取り入れるなど、特定の意図を感じることができます。

オニ坊

このような意図的な命名は、新しい世代の若者たちには違和感を与えることがあります。彼らは、このようなマーケティング手法に対して疑問を持ち、胡散臭さを感じてしまうことがあるのです。

「SMART」が人気を集めない理由⑤現状で特に問題がない

現状で特に問題がない

菅澤

既存の大学のカテゴリー分けは、多くの人にとって合理的に感じられており、それに疑問を感じる人は少ないと思います。
これは、長い間の経験と実績に基づいて形成されてきたものだからです。

例えば、MARCHは、それぞれの大学が持つ伝統や学問の方向性が似ているため、一つのグループとして位置づけられてきました。

オニ坊

しかし、新しい大学群として提案されるSMARTは、これまでの常識や慣習とは異なるため、違和感を感じる人が少なくないでしょう。

結論として、現行の大学群が多くの人にとって有効であると感じられている以上、新しいものを受け入れるのは難しいと言えます。

今のところ「SMART」の人気はない

菅澤

現代の受験生や社会全体で、早慶上智やMARCHという言葉は広く認知されており、これらのグループを指して特定の大学群を示すときに多くの人が頼る指標となっています。

これに対し、SMARTという言葉はまだ新しいもので、一般的にはあまり浸透していないと考えられます。

オニ坊

考えてみれば、過去数十年にわたり、受験生たちは早慶上智やMARCHという大学群を目標としてきました。
このため、受験の教材や予備校の広告などでこれらの言葉を頻繁に目にすることができます。

しかし、SMARTという名称は、それほど多くの場面で聞かれるものではありません。
この現状を鑑みると、SMARTがまだ一般的には受け入れられていない、つまり流行っていないと考えるのは自然なことと言えるでしょう。

「MARCH」「SMART」に次ぐ他の注目の大学群5選

「MARCH」「SMART」に次ぐ他の注目の大学群
菅澤

MARCHやSMARTのような有名な大学群の他に、どのような大学群が存在するのか、特に新たに注目される大学群に焦点を当てて詳細に説明いたします。

注目の大学群①同学立法中

同学立法中

菅澤

関関同立やMARCHを補完する形で構築された「同学立法」という大学組合が存在します。この大学群は同志社、立命館、法政、中央、そして学習院の5つの大学から成り立っています。

多くの人が関関同立とMARCHを偏差値的に似た集団と認識しており、この観点からすると、彼らが一緒になって新しい大学グループを作るのは納得がいく。

オニ坊

しかし、学習院大学がこの大学群に加わることで、より高度な私立大学群としての位置付けが強化されているように感じられます。

注目の大学群②関関成成明

関関成成明

菅澤

関関成成明は、SMARTや同学立法中よりもの下位に位置することが一般的に認識されています。
この大学群は、関西と関西学院という2つの大学を中心に、かつては成成明学と称されていた成蹊、成城、そして明治学院の3つの大学が加わって形成されています。

オニ坊

もちろん、その知名度や認知度は、MARCHのような他の有名な大学群に比べるとやや劣るかもしれません。

ただ、これらの大学たちが新しい連携を築くことによって、彼ら自身のブランド価値や存在感を高める試みとして、この新しい大学群が形成されたのだと理解することができます。

注目の大学群③TOCKY

TOCKY

菅澤

TOCKYは、一部のYouTubeチャンネルを中心に広まりを見せている新しい国立大学の大学群です。
この大学群には、筑波、お茶の水女子、千葉、神戸、そして横浜国立が含まれており、これらの大学は旧帝大に次ぐ高い評価を受けています。

オニ坊

実際、この新しいグループの成立の背景には、旧帝大と同等の質を持つ大学をもっと注目してもらいたい、という動機があるのではないかと思われます。

たとえば、以前から知名度があった「築横千」というグループに、さらに神戸とお茶の水女子が加わることで、さらなるブランド力を持つことを目指しています。

このように、TOCKYの大学群は、これらの大学の質や評価をさらに高めるための試みと捉えることができるでしょう。

注目の大学群④MUSYC

MUSYC

菅澤

大学の入試事情を取材しているAERAでは、、近年の大学受験のトレンドとしてMUSYCという新しい大学群が提案されています。

この大学群の目的は、今後の時代に必要とされるデータサイエンスの学部を持つ大学を注目することです。

オニ坊

具体的には、武蔵野大学、滋賀大学、そして横浜市立大学がこのカテゴリーに含まれます。
一見、これらの大学は偏差値の面で大きな違いがあるかもしれませんが、データサイエンスという共通の学部を持つことで、これらの大学が一つのグループとして特定の受験生や学生に注目される可能性が高まるでしょう。

データサイエンスの専門性を強化したい受験生にとって、MUSYCは非常に魅力的な選択肢となり得ると言えるでしょう。

注目の大学群⑤早法明日東近

早法明日東近

菅澤

日本の大学ランキングにおいて、新たなグループ名として「早法明日東近」というカテゴリーが登場しています。
このグループは、早稲田、法政、明治、日本、東洋、そして近畿大学の6校で形成されています。

その成立の背景には、これらの大学が学生からの人気や注目度が高いことが挙げられます。

オニ坊

例えば、大学の入試事情を取材しているAERAがこの新しい大学群の提案を行っており、それが示すように、これらの大学は伝統的な偏差値だけでなく、学生からの注目度や人気という観点での価値も持っていると言えるでしょう。

しかしながら、実際に「早法明日東近」というグループが長く受験生の間で認識され、定着するかどうかは、SMARTなどの先行する大学群と比較しても、まだ予断を許さない状況です。この新たなカテゴリーが今後、どれだけの影響を持つのか、注目していく必要があると思います。

最後に:志望大学に合格をするには?

最後に:志望大学に合格をするには?
菅澤

ここまで「SMART」と注目の大学群について見てきましたが…。

オニ坊

1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が必要です。

菅澤

そんな志望大学に合格するためには?
と考える受験生のために現在、鬼管理専門塾という塾を運営中。
もし少しでも「志望大学に合格したい」と考える受験生は共に志望大学を目指しましょう。
現状のレベルが「偏差値30~40」でも大丈夫。

「受かりたいという気持ち」が少しでもあるなら
アナタの合格を鬼管理専門塾が応援します。

本記事監修者 菅澤 孝平

シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。

出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映

この記事を書いた人