【1級ないと合格不可能】~早慶上理で英検利用ができる学部を徹底解説します【難易度・英検スコアの基準】〜

はじめに

菅澤

こんにちは!

「鬼管理専門塾」という大学受験塾を運営しております、代表の菅澤です。

稲葉

スタッフの稲葉です!

菅澤孝平

今回は「【1級ないと合格不可能】~早慶上理で英検利用ができる学部を徹底解説します【難易度・英検スコアの基準】」

という形で記事を書いていこうと思います。

この記事を見ている皆さんは、早慶上理を目指す受験生ですか?

稲葉

「早慶上理に行きたい!」

と思っている受験生の中で、多くの受験生が受験制度をきちんと調べずに勉強に先走っている印象があります。

菅澤孝平

今回の記事を読むと・・・

■早慶上理の英検利用できる学部がわかります。
■早慶上理の英検利用のスコアの基準がわかります。
■早慶上理の英検利用の難易度がわかります。

菅澤孝平

ぜひ最後までご覧ください!

稲葉

どうぞ!

菅澤孝平

それでは、大学ごとに解説していきます。

早稲田大学

引用先:早稲田大学入学センター
菅澤孝平

早稲田大学で一般選抜で英検利用できる学部は

■文学部

■文化構想学部

■商学部

■国際教養学部

です。

しかし、

■文学部・文化構想学部

■商学部・国際教養学部

でスコア基準が異なりますので、分けて説明しようと思います。

文学部・文化構想学部

引用先:早稲田大学入学センター
引用先:日本英語検定
菅澤孝平

2つ上の画像(利用基準)のスコアの数字は英検のCSE2.0というものに基いて考えます。

■CSE2.0スコアとはなんでしょう!?(上記の画像を参考に。)

CSE2.0は、総合的な英語力を知ることのできる値です。

また、各技能ごとに自分の実力を確認することもできます。

この表の見方として、

例えば、準1級の場合…

2304点以上取れば合格となり、満点は3000点です。

稲葉

それでは、文学部・文化構想学部の

CSE2.0スコア2200以上

を具体的に見ていきましょう。

出願するためには、CSE2.0スコアで2200点以上取れば良いのですから、

極端な話、

英検3級を満点を取る

でも出願することができます。

 

しかし、それではケアレスミスなどのなんらかのミスで減点してしまった場合、

出願することが不可能となってしまいますよね。

 

となると、

英検2級を受け、2200点以上のスコアを取ること

をお勧めします。

この2学部の英検利用基準は…

各技能で

500点以上

を取り、総合で

2200点以上取る必要があります。

ということは、全ての技能で

500点ずつ

取ったとしても総点の2200点に到達しませんから、

各技能で500点を超えるかつ全体で2200点以上のスコアを取る

必要があることを確認しておいてください。

一般選抜と一般選抜(英語4技能テスト利用方式)はどちらが受けやすい!?

菅澤孝平

結論、一般選抜(英語4技能テスト利用方式)の方が倍率が低いことが多いです。

これは後に出てくる商学部も同じです。

  

その理由として、英検はスピーキングやライティングの対策も必要な分、

必要な対策が増えるということからも嫌厭されがちだからです。

 

しかし、最近は

立教大学や青学などでも英検を利用しなければ受験できない

という大学も出てきました。

 

早稲田受験者はこれらの大学を併願してきますので、

今後、早稲田大学の(英語4技能テスト利用方式)の倍率が高くなる可能性もあります。

 毎年の動向を確認していきましょう。

また、この方式では

■国語75点

■選択科目50点

の合計で合否を出します。(他の方式と各科目の配点は同じ)

よって、早稲田の英語は苦手だが、選択科目や国語が得意だという人

おすすめの出願方式となります。

商学部・国際教養学部

引用先:早稲田大学入学センター
引用先:早稲田大学入学センター
稲葉

続いて、商学部・国際教養学部を見ていきましょう。

この2学部は

■何級を持っているかによって加点の点数が変わってくる

学部です。

■商学部

1級は5点加点されますが、1級を目指して勉強することはお勧めしません。

なぜなら、5点の加点を狙って、1級を取ることは非効率的だからです。

1級は準1級と比べても難易度にも差があります。

商学部のポイントとしては…

☆準1級を取得後、商学部が実施する試験(英語・国語・選択科目)

の方の点数を伸ばす方が効率的だと思います。

菅澤孝平

■国際教養学部

国際教養学部も商学部同様、1級を狙うことをお勧めしません。

理由も同様で、非効率的だからです。

よって、準1級を取得するのが良いでしょう。

しかし、国際教養学部は

■入試問題の英語の難易度が高い

■入学後に留学が必須であるなど

英語ができないと入る前も入った後も苦労する学部です。

そのことも考慮すると、英検2級よりも英検準1級の方が良いかと思います。

慶應義塾大学

稲葉

慶應義塾大学は一般入試での英検利用を行っていません。

しかし、一般入試以外の入試

■PEARL入試(9月入学)【4技能成績必須】(経済学部)

■AO入試(4月・9月入学)【4技能成績加点】(総合政策・環境情報)

では、TOEFL iBTやIELTSの結果を用いた試験も行なっています。

(英検利用は行なっていません。)

これらの入試を考えている受験生は調べてみてください。

上智大学

菅澤孝平

上智大学の英検利用はかなり複雑です。

上智大学は

■学部学科試験・共通テスト併用型

■共通テスト利用型

で英検利用ができます。

稲葉

以下の画像をもとに加点されていきます。

(学部学科試験・共通テスト併用型、共通テスト利用型)

実際の英検を受けた際に、何点スコアを取ったかが重要になります。

引用先:上智大学入試案内
引用先:上智大学入試案内

学部学科試験・共通テスト併用型

稲葉

上記の画像をもとに加点されていきます。

(学部学科試験・共通テスト併用型、共通テスト利用型)

実際の英検を受けた際に、何点スコアを取ったかが重要になります。

(2つ上の画像の実用英語技能検定1〜3級の見ながら読んでください。)

例えば、英検準1級を取ったとしても、スコアが2280点だった場合は、CEFR (縦軸)がB1となりますよね。

B1は上記画像(英検利用加点基準)を見ると、10点加点にしかなりません。

これらのことから、

英検を受験する際は、◯級に合格する!という目標よりも、

「どれくらいのスコアを出すのか」という戦略の方が大切になります。

英検準1級を受けるのだとしたら、総合得点が2300点以上取って、加点20点を狙った方が有利となるでしょう。

菅澤孝平

ここからは注意点をお話ししていきます。

それは、「上限付き加点:最大200点」ということです。

例えば、

■共通テスト170点+加点10点=180点

■共通テスト200点+加点20点=200点(最大200点換算なので加点なし)

このような場合もあることを覚えておいてください。

共通テスト利用型

引用先:上智大学入試案内
稲葉

英検でスコア2300点以上(英検準1級以上)取れば、共通テストの得点が

上記画像のスコアとなります。

ただし、

■共通テストで200点、しかし英検は準1級を取得(スコア2300以上)の場合

は共通テスト200点が採用されます。

つまり、高い方の得点が使われる訳です。

菅澤孝平

このようにみてくると、上智大学は

英検準1級

以上を取得しておくことをお勧めします。

なぜなら、上智大学の受験で有利となるからです。

共通テスト利用では、共通テスト英語で本番低かったとしても、英検を使えばみなし得点として180点貰えます。

また、学部学科試験・共通テスト併用型でも、加点10点より20点の方が有利ですよね。

このようなことから英検準1級を取得しておくことをおすすめとします。

東京理科大学

引用先:東京理科大学入試要項
稲葉

注意!

東京理科大学はCSEスコア1400以上でないと出願することができません。

東京理科大学はグローバル方式のみ英検利用をすることができます。

早稲田大学は

英検利用方式が倍率が低くなる傾向がある

というお話をしましたが、

東京理科大学はそうではないのです。

東京理科大学は他の受験方式に比べて、グローバル方式の倍率が高くなる傾向にあります。

理由としては、

東京理科大学独自試験の受験科目が同じならば2学科まで併願可能

■A方式、B方式と併願可能

という受験機会が増えるということからです。

また、グローバル方式は数学や理科の配点が高くなります。

例えば…

工学部B方式は

■数学100点

■理科100点

なのに対し、

工学部グローバル方式は

■数学150点

■理科150点

となります。

このことからも、数学や理科が得意な人は、グローバル方式がおすすめです。

早慶上理に合格するためにやらないといけないこと3選

1.間違えた問題を放置しないようにしよう。

菅澤孝平

みなさんは

「いかに間違えた問題を2度と間違えないようにしているか」

という意識を持って勉強していますか?

これができていない受験生は成績が上がっていないです。

なぜなら、

■できることが増えていない

■できないことがそのまま放置されている

からです。

第一志望校に受かる受験生は

「一度間違えた問題を二度と間違えないように工夫」

しています。

だから成績が上がるのです。

稲葉

では、工夫とはどのようなことをしたらいいのでしょうか?

例えば、英単語なら…

■語呂合わせ

■駄洒落

などを駆使するということです。

このように、

一度間違えた問題を放置しない

■何かしらの工夫をして覚える

ことをすることによって、

できることが増えていくため、成績が上がっていくのです。

2.とにかく素直に取り組もう。

菅澤孝平

みなさんは、YouTubeなどで勉強法や参考書の使い方を学んだ時、

すぐに行動に移していますか?

多くの受験生が「良い情報を得たなあ」と満足して終わっています。

しかし、それでは成績が上がっていかないのです。

なぜなら、その正しい勉強法や参考書の使い方を駆使して

勉強していないからです。

成績を上げていくためにはどうしたら良いか?

稲葉

それは、

■とにかく素直に実行すること

です。

例えば、ゲームが上手な友達がいたとして、その子から攻略法を聞いたとします。

その時は、必ず自分もその友達の真似をするはずです。

その真似をすることによって、強くなっていく訳ですよね。

勉強も同じなのです。

YouTubeで勉強法のやり方を学んだのなら、

それをすぐに実行に移すべきなのです。

こうすることで、成績が上がり、結果として第一志望校に合格できます。

3.昨日より得たものがあるか確認しよう。

菅澤孝平

皆さん、昨日より成長していますか?

昨日と同じ勉強をしている、昨日よりも得られら物がないのであればそれは勉強ではありません。

「タダの作業」になります。

重要なのは、成績を上げることです。

成績を上げるには、

出来ることが増える

■出来ないことが出来るようになる

ことが重要です。

しかし昨日よりも出来ることが増えてない勉強をしているうちは、申し訳ないですが成績は上がりません。

それではどうすれば良いか?

稲葉

例えば、セルフテストをしてみるというものがあります。

セルフテストとは…

自分で今日勉強した範囲が完璧に理解できているかを何も見ずに解説してみるということです。

また、英単語なども

ただボケーっと眺めているだけでなく、

本当に定着しているのかテストしてみるのです。

このように、昨日よりも覚えていることが増えているかを確認しながら勉強しなければ、せっかく暗記したことが定着していかないのです。

稲葉

この3つの勉強法や考え方を駆使し、第一志望校合格を掴みとってください!

菅澤孝平

ここまで『【1級ないと合格不可能】~早慶上理で英検利用ができる学部を徹底解説します【難易度・英検スコアの基準】』という内容を書いてきました。

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少しでも合格可能性を上げたい方は最後まで見てくださいね!

この記事を書いた人

Goda Shinnosuke